掲示板イッキ読み!


  2008~2009年




坂本龍馬と清水の次郎長
投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月30日(水)14時27分46秒 返信・引用 編集済


慶応3年、大政奉還の後、新政府をどうするかが話合われている席で、坂本龍馬が出した官制案には西郷や大久保、木戸らの名はあっても龍馬自身の名前はありませんでした。怪訝に思った西郷がこれを問うと、
「(窮屈な役人よりも)世界の海援隊でもやりましょうかな」
と、答え、さすがの西郷も二の句もなかったといいます。
龍馬ファンなら、誰でも知っているエピソードですよね。
このやり取りを聞いていた陸奥宗光は後年、
「このときの龍馬こそ、西郷より二倍も三倍も大人物のように思われた」
と語っています。
ところで、先日読んだ本(藤尾秀昭著『小さな人生論』致知出版社)でこんな話を見つけました。

明治初期の話。
山岡鉄舟が清水の侠客次郎長親分に、「お前にはたくさんの子分がいるが、お前のために死ぬ子分は何人いるか」と聞いた。
「私のために死ぬ子分など一人もおりません。だが、子分のためなら私は死ねます」
これが次郎長の答えであった。

この言葉にはさしもの鉄舟も唸ったことでしょう。

龍馬と次郎長、相手に「一本取られた」と思わせる一言でした。

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株式投資レポート(25) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月28日(月)09時30分45秒 返信・引用 編集済
日経平均株価は先週から10500円をはさんで動いています。
今まで売られすぎたので、この年末年始はもう少し上がると予想しています。
なんとかの一振りを期待して、ある銘柄を持っています。
もし、30日までに相場になれば、年始に口座にあった額まで戻ります。
もし、相場にならなければ見切り売りするつもりです。

年始は大発会で100円前後の銘柄のストップ高で始まるような勢いを期待しています。
欧米がクリスマス休みだった時期に為替が1ドル=95円くらいの円安を期待してましたが、駄目でした。
日本が正月の3日間休んでいるので、この休んでいる間に円高に振れる懸念が残ります。

エス・バイ・エルが上がり初めています。
政府の住宅版エコポイント制度がようやく注目されはじめたのかもしれません。
政権交代し、株価が上がるようなテーマがなく、売られていたものが、売りつくされて、ようやく企業努力で新しい技術を開発している会社の株が注目される予感がしてます。

11月度鉱工業生産が2.3%予想から2,6%の上方修正されています。
12月も前月比3,4%プラスの予想で持ち直しを感じさせてくれます。
海外の動きと為替に影響されますが、この年末年始の日経の動き次第では、来年からの日本経済の持ち直しに期待できるかもしれません。


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印伝 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月24日(木)23時14分46秒 返信・引用 編集済
今日の日本経済新聞に、「日本創造会議ー地方企業こそ世界に挑めー」という奥山清行氏(スポーツカーのデザインを手掛けた人物)の文章がありました。
「イタリアといえばフェラーリにグッチ、プラダ。共通項はわかりますか?みな地方の中小企業だが、向いているのは世界ということ。首都ローマを経由してビジネスを考えたことなど一度もない」「その意味では、日本の企業も可能性がある。ネタになる技術は豊富だし、職人さんも多い」
きのうち君の「印傳屋の戦略」の書き込みに通ずるところがあるようで、双方楽しく読ませてもらいました。

ところで、きのうち君は「印傳屋の経営戦略」に興味がおありとのことですが、小生は“印伝”という伝統工芸品そのものに興味を持っています。きっかけになったのは白洲正子さんの『日本のたくみ』(新潮文庫・S59年12月)の「印伝ー甲府の皮職人」を数年前に読んだときのこと。
“印伝”とは、鹿皮に漆を施し加工したもの、と考えればいいと思います。
この本で、「戦国時代には、武田信玄の庇護のもとに、武具を作っていた。江戸時代に入ると、鎧は用がなくなったので、皮羽織や小物の類を作って、現在に至っている」と紹介されている“印伝屋 上原勇七”というお店こそが、きのうち君の書き込みにある“印傳屋”のことです。
小生は同社の合切袋(がっさいぶくろ)とカードケースを愛用しています。印伝の面白いのは、買った当初の漆のピカピカ感が使うほどにだんだん渋みを増してきて、更に使い続けると皮革独特の毛羽立ちがおこり、また違った風情を生み出すところにあります。伝統工芸品というのは使ってみて初めてわかる良さがあることに気づきます。

昔は“オジンくさい”と思ったものに、最近妙に惹かれるようになりました。
これを、成長したというのか、オジンになったというのか・・・。


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印傳屋の戦略 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月24日(木)09時41分14秒 返信・引用 編集済
わが国には300万の会社がありますが、創業400年以上はわずかの約150社らしいです。
老舗が廃業する理由は色々言われています。
消費者のニーズにあわせてこなかったので、衰退した。
大手メーカーや大手卸の言いなりになり、自らのブランドという付加価値を作りだしてこなかったために衰退した。など等です。

きれいで剥がれない摩訶不思議な布で印度伝来と語り継がれて「印傳屋」として天正10年に創業。
なんと約400年の歴史です。

はじめは武具、甲冑を作っていましたが、1582年ころから武将は衣装に強烈な美意識を持っていて、その当時としては消費者のニーズによく応えて繁盛する。
しかし元和えん武(漢字が出てきませんでした)により、武具、甲冑、衣装の需要が減ります。
そうなると財布などの袋物に製造を転換。
甲州商人が全国を印鑑をメインに行商で商っていて、印傳屋の印鑑入れ袋は重宝される。
行商人に卸して販売する家業から、昭和になり旅館やホテルのみやげ物やに置いてもらうようにする事業転換。
しかし、旅行は海外が主流になり、国内での売り上げが激減。
そこで都会の百貨店に置いてもらうことになる。
しかし売り上げに広がりが見られなかったので、みずから東京、青山に直営店を出店。
印傳屋は独自の模様をつける技法以外には手を出さない。
その技術が広く受け入れられて、現在では世界に通用するブランドとして有名になっています。
一時売り上げが激減したときに、メーカーや卸の言う通りにしていれば、売り上げの倍増は容易だったと思いますが、独自の技術を追求して、それをしなかったために400年の時を越えて今も光輝いているのかも・・・・

ライフワークというか人生のテーマにしている課題が2つあります。
その一つに経営戦略があります。
ちなみにもう一つは「株」ではありませんよ (笑)
今年も終わりそうになりましたが、年を越えるにあたり、そのテーマに如何に取り組んでこれたのかを検証する時期になりました。
反省しては年を越えの連続で、「これでいい」と感じれるのはいつのことやら・・・
完全に目標を達成しないのが人間なのでしょうね。


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3万丁度のカウター 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月21日(月)09時22分58秒 返信・引用
アクセスカウンターが3万に近づいていて、それを狙っていました。
先生が休講の掲示をされてから、アクセス数が減っていたので、今週の火曜日くらいかと
予想していましたが、今日、来て見たら30011になってました。
またまた大はずれでした。
日経平均株価はクリスマス休みで外国人の参加者が激減するので、総参加者が減ります。
二紫会も先生が参加されないと、先生の講義は難しいけれど、学生時代を思い出すので楽しみにしている会員が多いのではないかと分析しています。
(株で鍛えた勘ですが、外れているかもしれません。)
先生が参加されないと、先生の書き込みを楽しみにしている会員は参加しない、それで掲示板の参加者も減るのでしょうか?


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祝 3万の大台 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年12月20日(日)21時53分36秒 返信・引用
 このホームページを開いたら、ホームページのアクセスカウンターが3万の大台にのっていました。二紫会の皆さんや幹事の皆さんに、そして特にひろせ幹事に、感謝の意を表したいと思います。昨年の12月5に「祝 2万の大台」を書いたことを思い出しました。このホームページの順調な展開を喜んでいます。

 3年前にひろせ君が二紫会のホームページを開設してくれました。その年の9月に、ホームページのアドレスを会員の皆さんにオープンにしました。3年3ヵ月で3万の大台にのるまでになりました。しかも、アクセスカウンターは一日(多分)のうちならば同じパソコンで何度開いてもカウンターが計算してくれないという仕組みになっていますので、実質的な大台だと自慢できます。

 日経平均株価もこのように上昇することを期待しつつ、つぎの4万の大台に向けて、このホームページがますます発展していくことを祈っています。


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Re: 竜馬がゆく 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月20日(日)11時13分30秒 返信・引用 編集済
> No.1266[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。

>  本屋に「竜馬がゆく」がど~んと積まれているのに誘われて、最近通勤の行き帰りにこの小説を読んでいます。


小生も40歳過ぎてから『竜馬がゆく』を読み直してみました。初めて読んだ15歳の時に劣らずかなり感動しました。名作というのはそういうものなんでしょう。
昨年のクラブの同期会で、「3回目読んだよ。」と友人に言われました。負けた!もう一度読もうかな、と思っています。

ところで、先週の新聞に、寺田屋で龍馬を急襲した幕府側の報告書が新たに見つかったとの記事が載っていました。そこには、龍馬自身よりも薩長同盟の密約に関する書類の押収が主な目的だったと記されていたそうです(逃してしまった言い訳も多分に感じられますが)。
薩長同盟成立が慶応2年1月21日、寺田屋事件が同年1月23日、この報告書が1月24日ですから、龍馬の身辺はかなりマークされており、薩長同盟の密約に関する龍馬の動きも幕府側に知られていたことがわかります。
「酢屋」の近辺は常に密偵がうろついていたことでしょう。

さてさて、この掲示板へのアクセス数は今日中にも30000回に達しそうな勢いです。誰がその栄光を勝ち取るのでしょうか。


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Re: 静岡県沖地震 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月19日(土)18時32分59秒 返信・引用 編集済
> No.1276[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 昨日から静岡沖で地震が多発しているようですが、山崎先輩のお宅は大丈夫ですか?


御心配いただき、ありがとうございます。
震源地が伊豆の東側だということで、当地では揺れはほとんど感じられず、そういう意味では全く問題ありません。ただ、別の問題が・・・。

実は先の地震(震度5強)の直後、携帯電話が全然通じなくなるという事態に陥りました。先月、この問題を解決するために某警備保障会社の緊急時安否確認連絡システムを導入したのです。地震が起こると気象庁発表の地震情報が全社員に即時に配送されるとともに、安否の確認ができるというものです。
今回のような規模の小さな群発地震、一昨日よりこれがおこるたびに夜昼となく送信されること40数回。17日には夜中に二度起こされ、さらに昨晩は出張先のホテルで4回起こされました。
はっきり言って、迷惑です。寝不足です。不機嫌です。
今、このシステム導入を後悔しています。


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静岡県沖地震 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月18日(金)12時56分47秒 返信・引用
昨日から静岡沖で地震が多発しているようですが、山崎先輩のお宅は大丈夫ですか?


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株式投資レポート(24) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月18日(金)09時43分58秒 返信・引用 編集済
為替は89円台半ばで動いています。
95円くらいまで戻ってくれないのでしょうか?
BIS規制も昼から金融庁が否定をして、銀行株が一旦上がったものが、売られました。
何かチグハグになっているので、株式市場のテーマになるものが、なかなか明確になりません。

ドバイ・ショックによる下げが中途半端だったようです。
あのときに一気に下げて、その反動で上がって10500円くらいまで行くと予想してましたが、大はずれになってます。

6月に高値で買って、今は下がっていてる信用買いの売りはそろそろ通過しました。
今度は、例えば売却益で100万ある人は10万の税金が来ます。
もし含み益で20万損をしていたとすると、その人は税金を減らすために20万の含み益で損をしている銘柄を売ってしまう、12月独特の「節税売り」がそろそろ始まります。

政府の経済対策で住宅版エコポイントがあり、「エス・バイ・エル」を注目していますが、出来高が増えてきません。
つまり、誰も興味を示していないことになります。
民主党政権になり、株価が上がらない嫌な予感がしていましたが、今のところその予感が的中しています。
一般家計なら、無駄使いをしており、それを節約すれば、借金は減って貯蓄が出来、経済的には改善するかもしれませんが、国レベルになると、家計と同じようにはならないようです。
今朝の新聞を読みながら、ミクロ経済学、マクロ経済学を実際の日本経済で体験し、学ばせてもらっているような気がしました。

ただ、新日鉄やJFEは急激に業績を回復していて、鉄鋼輸出で中国を抜いて日本が世界のトップになりそうです。
市場予想では08年ピーク時の90%まで回復。
2010年の4月期の外需、内需ともに堅調との予測です。
鉄が回復してくれば、次は自動車、電池(環境エネルギー関連)、工作機械、半導体とドンドンと需給の関係が改善し、景気が良くなることを期待してます。


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Re: 坂の上の雲 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月16日(水)23時12分43秒 返信・引用 編集済
> No.1272[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 司馬遼太郎さんは以前
> 「私の考えでは、日露戦争は祖国防衛戦争でした。強い相手に対して、弱い自分が生き残るため、知恵を働かせる。知恵はむしろ弱い者が持っているものです。弱い者が持っている知恵を働かせ、べつに政府が宣伝したわけでもなくて、国民は結束した。そういう意味での祖国防衛戦争だったと思うのです。」
> と語っておられて、魂が揺さぶられるような感動を覚えました。
>
> 何故、日本が大国ロシアに勝利できたのか?


象のような大国ロシアに、蟻のような小国日本がなぜ勝てたのか?
日英同盟など色々な要素はあったと思いますが、司馬さんが言うように、「国民の結束」が一番だったと思われます。
陸軍、海軍の奇跡的な踏ん張りは勿論ですが、文民も活躍しました。資金集めに奔走した高橋是清だけでなく、ロシア革命を後方から支援した明石元二郎や絶妙なタイミングでアメリカに仲裁に入らせた金子堅太郎などが印象に残っています。
そして何より、右手にハンマー左手にオニギリと自らの意思で食事の間も惜しんで働いた呉のドックの人たちや、バルチック艦隊の航路を知らせるべく百数十キロの海を漕いで渡り、数十キロの山を走って無線局に飛び込んだ宮古島の漁師の人たち・・・。将に国のトップから末端の民衆たちが一致団結して戦い抜いた結果だと思います。

蟻が象を倒す、全員が結束すればそれも可能。

我々中小企業が生き残るための教えが、ここにあるような気がします。


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学生時代の思い出(12) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月16日(水)09時55分26秒 返信・引用 編集済
今朝の新聞で銀行のBIS規制(自己資本規制)10年延期の報道で銀行株が買われています。
為替も1ドル=90円にタッチしそうです。
公募増資すると値決めの日と株券の受け渡し日の翌日に下落する傾向があります。
三菱UFJは受け渡し翌日が狙い目かもしれません。



以前に「空手バカ一代」について書いていて思い出したことがあります。
中高生の時代に少年マガジンの「空手バカ一代」を毎週買って読んでました。
それで極真カラテに憧れて、習いに行こうとしましたが、当時はまだ極真の道場もすくなく、大阪球場で唯一やっていました。
そのときの師範が芦原英幸氏で、K-1の産みの親の石井館長の師匠になる人でした。

家のちかくで探したところ少林寺拳法の道場があり、極真カラテではなく、そこに通うことになりました。
高校卒業して浪人時代に辞めました。(一応勉学に励むため・・・笑)
石田先輩は5段まで続けておられるのですね、尊敬します。
入学してクラブの勧誘をされ、合気道の練習を見学に誘われて、行きました。
少林寺やっていて辞めて、やる気もないのに・・・・

勧誘は一人は細めでやさしいタイプ、もう一人はガッチリしていて強面。
ほとんどやさしいタイプの先輩が話しをして、強面の方は睨みを利かせているような様子でした。
合気道の練習を見て、「こんなママゴトみたいなことは嫌です。極真カラテがしたい」
と言うと、合気道部でも先月、部員が肋骨3本折って入院中。
とのこと。
「だから極真と同じくらい激しい練習ができるで~」と誘われましたが、なんとか入部せずでした。

あの勧誘のペアは誰がどのようにして決めていたのでしょう?
また、日本拳法部の友達は練習に無理やり連れていかれて、そのままコンパになって、無料で飲み食いさせてもらい、そのまま入部させられたというひともいたように思います。


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坂の上の雲 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月14日(月)09時50分55秒 返信・引用 編集済
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の放送が始まりました。

明治の日本という国レベルで弱者が強者のロシアに勝利する。
薩長が強者の時代に弱者の松山藩の3人が生抜き、偉業を成し遂げる。
という「二重の弱者逆転物語」ということになるのでしょうか。

司馬遼太郎さんは以前
「私の考えでは、日露戦争は祖国防衛戦争でした。強い相手に対して、弱い自分が生き残るため、知恵を働かせる。知恵はむしろ弱い者が持っているものです。弱い者が持っている知恵を働かせ、べつに政府が宣伝したわけでもなくて、国民は結束した。そういう意味での祖国防衛戦争だったと思うのです。」
と語っておられて、魂が揺さぶられるような感動を覚えました。

何故、日本が大国ロシアに勝利できたのか?
色々な背景があるようです。

「ユダヤが解ると世界が見えてくる」で宇野正美氏は
極東一の貧乏国が陸軍力世界1位、海軍力世界2位のロシアに戦い、どのように考えても勝てるわけがなかった。
高橋是清が資金集めに欧米を奔走しているときに「ヤコブ・シフ」から約2億円の資金援助を取り付けた。
ヤコブシフなる人物はユダヤ人で、国際ユダヤ資本が当時から米国、英国を裏で操作していた。
ウラジオストックから出た、バルチック艦隊はスエズ運河を渡ろうとしたが、英国が当時支配していたので妨害。
それで南アフリカの喜望峰を回ることになる。
日本海に来る前にインドに寄航しようとするが、インドも英国が支配していたので妨害。
バルチック艦隊の乗組員はフラフラの状態で日本海海戦を迎えることになり、当然のように日本が勝利する。
その後、ロシアではロシア革命(別名 ユダヤ革命)が起こり、帝政ロシアが倒されている。


日本は勝たしてもらったのか、利用されたのか?

日本が勝利した背景には色々なことがあると思いますが、「軍事戦略と経営戦略」「一社会人としての生き方」を考えるうえで、とても役にたちます。
某食品会社では管理職登用審査時に読書感想文を出さしているという、それだけの価値のある本です。
ただ、戦略の視点から見ると、ドロドロした部分が鮮明になるかもしれませんね。

様々な視点から分析できると思いますが、「生き方」という観点からみるならば、日本人はやっぱり凄いに尽きます。


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討ち入り 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月13日(日)23時00分25秒 返信・引用
12月14日は忠臣蔵の討ち入りの日、ということで最近仕入れたばかりのにわか情報をひとつ。

以下、池宮彰一郎著『義、我を美しく』より

赤穂では、四十七士説と四十六士説に真っ二つに割れている。大石家を神社にした大石神社では四十七士説、赤穂教育委員会では四十六士説というわけで、論争が果てしなく続いている。
(中略)
じつは、四十六士説を唱えた人たちの中に徳富蘇峰がいたのである。蘇峰が『近世日本国民史』の中で「寺坂吉右衛門は命欲しさで逃亡した。だから四十七士には入れない。四十六士である」と書いたものだから、のちに四十六士説を主張する人は「徳富蘇峰ですら書いている」と言うようになった。

いやはや、「四十六士説」というものがあったことも知らなければ、このことに我が同志社の大先輩の徳富蘇峰が関係していたことも知りませんでした。
もっとも池宮氏は、討ち入りの後、内蔵助の命により逃亡したとする、「四十七士説」ですが。


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富士の山 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年12月13日(日)13時23分34秒 返信・引用
 山崎君、すばらしい航空写真ありがとう。そして夫婦での清水訪問の誘いもありがとう。来年の1~3月の空気の澄んだ頃に是非実現させてもらいたいと願っています。

 忙しい山崎君の時間がとれる日と、富士山が見えるきれいに晴れた日という二つの条件が必要になります。問題は、最近の天気予報は、短期(1~2日)は良くあたりますが、中期(1週間)、長期(一月以上)はあまり当てにならないことにあります。また連絡しますのでよろしくお願いします。


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清水上空より 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月13日(日)10時05分33秒 返信・引用 編集済
こんな写真が送られてきました。

左下の緑の部分が日本平、そこから海に突き出ているのが三保です。緑のラインの“三保の松原”も写っています。そして、その内側が清水港。
「清水港(しみずみなと)は鬼より怖い大政、小政の声がする」
小生の勤める会社はその岸壁沿いにあります。
富士山はご存知日本一の高さ3776m、そして、駿河湾は日本一深い2500m。
その高低差、6000mを越える航空写真でした。

ということで、二村先生、そろそろ奥様と富士山を眺めに来られてはいかがですか?



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四国の県民性Ⅱ 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2009年12月12日(土)17時12分55秒 返信・引用
香川県民(生い立ちは福岡県民)から四国の県民性に一言(住宅業界における)。

・香川=なかなか新しいものには即飛びつかず、周りが使い出したら使いだす。
・徳島=ほとんど文化圏は関西であり、いち早く関西からの情報を取り入れる。
・愛媛=四国一の大都市の自負もあり、四国の市場をリードする。
・高知=南国の大らかさと人情が、すべての情報を受け入れる。
四国4県で営業をした経験からの私見です。
ちなみに、家内は南国育ちです。


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株式投資レポート(23) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月10日(木)10時12分44秒 返信・引用 編集済
NY原油先物が6日続落。
ムーディーズがドバイ政府系企業6社の格下げ。
ギリシャ国債がEBC担保基準に満たない。
などで、為替が要注意の87円10銭に近づいてきました。
日経平均株価も上がり始めると予想してましたが、ドバイやギリシャの問題が出てきて、一直線に行かないのが現実世界のようです。

今週は日経は膠着していますが、上にも行かない、下にも行かないときは、いつもの旧K氏銘柄が動いてました。
ルック、兼松日産農林、東日カーライフなど。
仕手筋が入ったのか、連想で買われたのかは不明です。

昨日、大和證券から電話があり、またまた三菱UFJの公募を買わないかと誘われました。
かなり、無理のある理由をつけて売ろうとしていました。
メガバンクが3行あるなかで、一番出遅れているので、次にはUFJが一番上がるとか。
出遅れは確か、みずほFGのはずですが・・・・?
来年の三井住友とみずほの公募増資については言及なし。
これだけ公募増資ラッシュになると、みなさん手が引っ込むみたいで、証券会社は公募株を売るのに苦戦しているようです。
企業も6ケ月前から公募増資の準備されているので、その当時は今のこの状況を予測できないのですから、一方的に責められないですが・・・・

政府の経済対策の中身を精査しようとしている向きと、どこに資金が流れるのか様子見している向きがあるようです。
住宅版エコポイントの導入で「エス・バイ・エル」が上がり始めると、政府の経済政策に株式市場が反応することになるので、しばらくは様子を見たほうが良さそうです。

街角景気は後退しているので、株式相場の舞台裏くらいは明るければ、先が明るい書き込みもできるのですが・・・・
しばらく、辛抱してみましょう。


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竜馬がゆく 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年12月 9日(水)12時54分27秒 返信・引用
 本屋に「竜馬がゆく」がど~んと積まれているのに誘われて、最近通勤の行き帰りにこの小説を読んでいます。
 今、3巻を読んでいますが、京都市役所の記述が出てきます。市役所は以前長州藩邸でしたが、150年前に坂本竜馬が訪ねてきていたのかと思うと不思議な感じがします。
 そういえば、昔「酢屋」の子孫の方と関係する仕事をしたことがあります。

 先生が休講の掲示を出されています。
 学生時代は、休講と聞くと喜んだものです。実は学費を損したと思わないといけなかったのに。
 今回の「休講」は、師走らしく、先生(師)が走り回るほど忙しいということで、先生もお元気な証拠ですし、別の観点から少しお喜びしたいと思います。

→ 山崎さん
 女性の局部については、学生ならずも男性なら皆関心を持っている事柄ですし、その構造やイメージは探り得ないとしても、せめて呼称くらいは調査したいと当時は考えたわけです。知らず知らずのうちに「日本全国○○○地図」を作ろうとしていたのだと思いますが、コレも同心円状に分布しているのかもしれません(笑)。
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ホームカミングデー(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 8日(火)09時47分57秒 返信・引用
今年のホームカミングデーの時の写真です。
デジカメのソフトをひろせ先輩に教えて頂きましたが、やはり無理でした。
携帯で取ったものです。
今までデジカメについてくるソフトをよく見ずに捨てていたので、勉強になりました。

今年は来栖ゼミや斎藤ゼミがゼミOB、OG会をされていたようです。
来年は二紫会もゼミをしてみては如何でしょう?
学生時代のようにレジメを作成してきて、先生のご指導を頂き、4年計画くらいで卒業後論文を書いてみては・・・
二紫会経済学の第30号発刊に向けて、動き出してみては如何でしょう?
至誠館の玄関に入ってみましたが、教室の様子などは全く忘れています。
卒年を超えた二村ゼミも面白いので、当時の様子も思い出すでしょう。

えっ、私は何をするかですって?
もちろん、「**と日本経済」です。
「戦国時代の武将の戦略と現代経営戦略」なんてのもあります。
これを出すと先生よりも、山崎先輩の厳しいチェックが入りそうで怖いです。



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静岡の県民性 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月 6日(日)22時59分41秒 返信・引用 編集済
「四国の県民性」を書き込んだ後、本を読んでいたらこれがまた実に偶然のことながら、静岡県の県民性について書いている文章に行き当たりました。

以下、池宮彰一郎著『義、我を美しく』(新潮文庫・H12年5月)より抜粋

静岡県人の特異性は、東西交通の要路であったため、異郷人の往来、交通が繁(はげ)しく、郷土意識を固執できなかったことと、温暖な気候とゆたかな地味で暮らし易く、加えて幕府天領が多く有力大名が存在しなかったため、克己心が乏しく、進取の気性に欠けるようだ。
維新後、第二次世界大戦の終結まで、首相はおろか各行政官庁の大臣も岡田良平、一木喜徳郎の兄弟以外一人も出さなかった。

多分そのとおりでしょう。
小生の父親が昔、こういわれたそうです。
「静岡は偉い人が出るところではなく、偉い人が住むところだ」
確かに、徳川家康や西園寺公望、井上馨が晩年この地に住みつきましたが、出身はすべてよそですよね。


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四国の県民性 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月 6日(日)10時38分18秒 返信・引用 編集済
京都人と大阪人などと書いていて、昔々高知に住んでいたころ聞いた四国4県の県民性についての話を思い出しました。

思いがけないお金が手に入った時にどうするか。
これは儲かったと、そっくりそのまま使ってしまう金銭に無頓着な香川県民。
これは儲かったと、そっくりそのまま貯金する質素倹約ガッチリ型の徳島県民。
これは儲かったと、そのお金を元に増やして貯金する商売上手な愛知県民。
これは儲かったと、そのお金に自分のお金を加えて酒を飲んでしまうお酒大好き高知県民。

この話、高知県民は誇るように自ら言いふらしている感がありましたし、実際大酒のみでした。
徳島に単身赴任中の渡辺君、そちらの県民性はいかがでしょうか?


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学生時代の思い出(17) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年12月 5日(土)16時59分46秒 返信・引用 編集済
「『ぶぶ漬けでも食べていかんか』と言われたら、そろそろお帰りくださいという意味や。間違っても『いただきます』なんて言うたらいかん。田舎もんてバカにされる。」
京都に来て早々、先輩からそう教えられました。なんとややこしい所に来たものだと思うと同時に、恥をかかないようにと真剣に聞いたものでした。
しかし、その後「ぶぶ漬けでも・・・」と言われたこともなければ、言われたとの話も聞いたことがありません。あれから三十余年、これが落語のネタだったと知ったのはつい最近のことでした。それにしても『京のぶぶ漬け伝説』、地方出身の学生の間にはまことしやかに伝えられ、信じられたものです。

それはさておき、清水からでてきた田舎者と都人とは歯車が噛合わず、色々齟齬をきたしました。
3回生の時、北白川の下宿に移って1ヶ月後のこと。突然大家さんに「下宿出てってもらいます。」と言われてしまいました。びっくりして訳を聞くと、
「朝、学校へ行かず(午前中の講義はほとんどとっていませんでした)、夕方になると居なくなり遅くまで帰ってこない(クラブ活動は午後6時からでした)。夜中になると人が集まりなにやら会合をしている(クラブの仲間と酒を飲んでいただけです)。絶対怪しい(そんなことありません)!」
当時まだ盛んだった学生運動の闘士と勘違いされたようです。木刀やバーベキュー大会の使い残しの“缶入り燃料”が押入れの中にあったのも疑われる材料だったかもしれません。いくら弁解しても信じてもらえず、最後の手段として二村先生にもご出動願おうかとまで考えました。結局、この下宿を紹介してくれた居酒屋の主人に出てきてもらい何とか追い出されずに済みましたが、その後も大家さんとの関係はしっくりいきませんでした。前の下宿先でも門限のことでネチネチ言われ続けましたし、京都人に対する苦手意識はいまだに消えません。

京都人と大阪人ですか?
上品でイケズな京都人より、下品でガサツな大阪人のほうが気が楽ですかね。


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「休講」の掲示 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年12月 5日(土)10時11分53秒 返信・引用
 12月に入って、急に忙しい用事ができてきました。そのため、アダム・スミス『国富論』(山岡洋一訳)の「読書会」を一時中断します。

 現在は、訳本の下巻194頁(「第4編 経済政策の考え方 第7章 植民地 第3節 アメリカの発見と喜望峰経由のインド航路の発見によってヨーロッパが得た利益」の途中)まで終わっています。新しい年から続きをはじめる予定です。
 僕の方はしばらく失礼しますが、皆さんの書き込みを読ませてもらうのを楽しみにしています。


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Re: 新規上場 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 5日(土)09時44分22秒 返信・引用 編集済
> No.1259[元記事へ]

アラハンいしてつさんの発言へのリプライです。

> 平成21年(1~12月)の新規上場が、どうやら19社で止まりそうです。
> 一時は200社を越える新規上場があった年もあったことを思えば、隔世の感があります。

色々な背景があると思いますが、何故そのようになってしまっているのでしょうか?
差し支えない程度でお教え頂けないでしょうか。


> そんな会社を誰よりも早く見つけて、誰よりも早く投資することが肝要ですが、「言うはやすし、西川きよし」で、なかなか難しいです。

最後はちゃんとオチをつけられるのは石田先輩らしですね。
脱帽です。


為替は1ドル=90円半ばで動いてます。
新聞紙上では雇用統計や米国の金利がどうの、こうのと書かれていますが、私個人的には
官房長官は否定していますが、日本が米国の国債を1000億ドル売却すると伝えられたことがかなり効いてるのではないかと思います。
事実として、日本政府が米国に脅しをかけたのか、どうかは問題ではなく、日本に米国債を売る準備があることが報道で伝えられたことで、投資家の手がひっこんだではないかと・・・

ドバイ・ショックの下げが底打ちの合図だったようです。
日経平均株価は来週から上がっていくと思います。
ただ、12月の期日売りの整理が完全に済んでないので、1,2回大きく下げることがあるかもしれません。
期日を通過した「富士火災」は今、95円を挟んで動いてますが、来週は***円あたりまで上がると予想してます。
(具体的な数字を書くと未来予測にあたり何とか法にひっかかるみたいなんで・・・)
GSユアサが息を吹き返したので、太陽電池関連が上がると思います。
厚さ3分の1、コスト4分の3の太陽電池を開発した三洋電機も注目してます。
企業努力によって開発された新技術に注目を集めて、株価がそろそろ上がりそうです。

(1)ドバイ問題の蒸し返し
(2)公募増資
が足かせにはなりますが、来週から期待してます。


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新規上場 投稿者:アラハンいしてつ 投稿日:2009年12月 4日(金)12時54分15秒 返信・引用
平成21年(1~12月)の新規上場が、どうやら19社で止まりそうです。
一時は200社を越える新規上場があった年もあったことを思えば、隔世の感があります。

「黒石つゆ焼きそば」のように、万人受けしないけれど、一部のマニアから強い指示を受けられる商品作りは、弱者の経営としては重要です。
 芸能人も万人に交換をもたれるタイプは長続きしないと言われますが、会社もアップル社のような「マック真理教」といっても過言ではない、信者のような強いユーザーがいる会社は、儲かるし、長続きします。

そんな会社を誰よりも早く見つけて、誰よりも早く投資することが肝要ですが、「言うはやすし、西川きよし」で、なかなか難しいです。


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黒石つゆ焼きそば 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 4日(金)09時45分42秒 返信・引用
青森県の「黒石つゆ焼きそば」を食べられた方はおられますか?

黒石はもともと「焼きそば」をよく食べる地域らしいのですが、それにどうも「つゆ」を足すことで子供の満腹を効率的に誘おうとしたようです。
子供の時に食べた「つゆ焼きそば」を思い出して、あるラーメン店主が再現。
それがテレビで取り上げられ、B級グルメブームに乗り、話題になった。

味の好みは個人差、地域差があるので、お聞きしてみたいところです。
東日本はしょうゆがしっかり効いてないと食べた気がしない。
一方、西日本は出汁をきかせた甘い味付けを好みます。

その感覚で行くと、「黒石つゆやきそば」は
うどんのダシにソース焼きそばが入っているような味で、衝撃的な味の組み合わせです。
でも日常的に食べたいかと問われると普通の「焼きそば」でいいように思います。
正直なところ、万人受けしないと思います。
誰からも愛される商品を作りたいのは、経営者や製作者の望みです。
しかし、万人受けを狙っていては、目立つことなく、強者に勝てる訳がない。
また、「つゆ焼きそば」で黒石が有名になることもなかった。
普通の焼きそばなら、B-1にエントリーすらできなかったと思います。

今のこの世相ですから、万人受けを狙っていては生き残れないとは思いますが、どちらを選択するのか、難しいところです。


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為替注意報(3) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 2日(水)09時26分27秒 返信・引用 編集済
今朝、起きて見ても1ドル=86円台半ばです。
やはり円高を狙っている人たちがいるようです。
為替の情報でお役に立てたらと思いましたが、ドルの動き、ユーロの動き、豪ドルの動き、ブラジルレアルの動きによって、何から攻めてこられるか分からなくなりました。
1ドル=87円10銭 より円安になるまでは警戒をよろしくお願いします。
やがてドバイ問題の蒸し返しも起こると思います。
為替の動きに関して、素人としては予測できないので、降参します。

政治的なことは分かりませんが、財務大臣と日銀総裁が常に会談することはできないのでしょうか?
会談の内容は正確に伝えられなくても、相談して何かを考えていると思わせれば、投資家にとっては政府が何をしてくるか分からないのが不安になるので、途中で投げてくると思うのですが・・・


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為替注意報(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 1日(火)13時25分23秒 返信・引用 編集済
14時から、日銀が臨時政策決定会合の予定のようです。
ドバイリスクによる、円高懸念は当面解消されましたので、お詫びして、再掲載いたします。


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為替注意報 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年12月 1日(火)09時43分3秒 返信・引用 編集済
中東株式市場暴落。
ユーロを売って、円を買う動きになると、再び円高に振れる可能性が出てきました。
為替が仕事に関係される方は注意してください。


製薬会社で営業していたころに、京都の料亭を予約してこいと言われ、(多分、木屋町あたり)一元さんお断りのところみたいで、断わられたのでしょうが、「ぶぶ漬でも食べて行きヨシ」と店の人から言われ、本当に食べてきたひとの話を聞いたことがあります。
料亭のお茶漬なので本当に美味しかったらしいです。


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おっとっと 投稿者:アラハンいしてつ 投稿日:2009年11月30日(月)19時15分2秒 返信・引用
7期生の石田でございます。
ちょっと見ないウチに、エライ書き込みが進んでいますね。

廣瀬さん!
 今年も「総会の様子」のアップを見させてもらいました。
 素晴らしいですね!
 ステキです!
 愛してます!


きのうち君!
>今年は幹事忘年会の予定はないのですか?
>どのようなものか一度乱入してみたかったのですが・・・
>7期生の石田先輩も乱入しますよね?

 乱入したい! 乱入しよう! 情報を仕入れて下さい!


山崎先輩!
 いくら先輩でも、京都のあの「幻の料理」は食べたことがないでしょう?
 落語のネタにまでなった「京のぶぶ漬け」です。
 同じようなものに「出前の寿司」というのもあります。

 私は、およそ40年前に、朝のラジオで中村鋭一氏が紹介してから、その存在を知りました。
 うっかり食べようとすると子々孫々まで「田舎者!」「礼儀知らず!」言われ続けるというものです。

 ウチの会社でも、田舎出身の営業マンが京都の会社に行き、やがて帰ろうとすると、相手の社長さんから、
 「まあまあ、今出前で寿司を頼んでるさかいに、ゆっくりしていっておくれやす。」
と言われ、本気にして、いつまでも出てこない寿司を待ってたなんて話があります。
 「騙された!」「恥をかかされた!」とその人はいまだに怒ってますが、京都人からすれば、「何のお構いもしませんで」という挨拶も知らない田舎モン!というくらいにしか思っていないのでしょう。

 まぁ、このような話から大阪人はそんな回りくどい京都人が嫌いだと言い、反対に京都人はそんなことも察しないがさつな大阪人が嫌いだと言います。

 それでも、京都 VS 大阪の対抗意識は、関ヶ原の合戦以来の関東への対抗意識ほど根は深くはありませんけど・・・


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花粉症 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月30日(月)10時28分53秒 返信・引用 編集済
もともとスギ花粉にアレルギーがありまして、スギ花粉が体内に入ってくると、風邪の細菌やウイルスが入ってきたと反応するようで、熱が出て、目がかゆくなり、鼻水が出て、多分白血球が増えて体の細胞も貪食しているのでしょう、体がダルイ。
つい最近にそのような症状になりました。
スギ花粉が飛ぶ時期でもないので、おかしいな~
と思ってました。
よくよく考えてみると、今年の3月くらいにスギ花粉が飛ぶ時期にエアコンを使っていました。
このエアコンの中にスギ花粉が残っていたようです。
最近寒くなり始めて、エアコンを使いだしたら、花粉症の症状が出始めたと推定。

それで窓を全開にしてエアコンをガンガンまわし換気。
それとフィルターを掃除して今はやっと花粉症から開放されたようです。
この世の中、意外なところに原因があるもんだな~
と関心します。
想定外の様々なことが起こるので、この世の中は面白いのでしょうね。


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鞍馬 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月29日(日)23時34分53秒 返信・引用
 今日は午後から鞍馬に行ってきました。
 「鞍馬は紅葉終わってるやろ」という御指摘もあるかと思いますが,そのとおりほとんど終わりです。でも,年末までのうち今週しか子供と予定が合わないのです。これでも嫁さんとは日程が合いませんでした。

 目的は,来年の干支の寅に関する事物の前で,年賀状用に子供の写真を撮りたかったのです。高校生と中学生である子供は,写真を撮るのをいやがっていますが,干支の事物の前で撮影して親類等に年賀状を送るのがここ数年恒例になっているため,仕方がないのだと考えてしぶしぶ付いてきます。

 さて,来年は寅年。阪神タイガースにちなんで甲子園でも行こうかと思いましたが,行ったところでおもしろい題材はなさそう。24年前の優勝翌年には掛布・バース・岡田のイラストなどを遣ったのですが。
 また,応挙や若冲の障塀画は撮影許可が下りるはずもありません。
 そこで,虎は毘沙門天のお使いであるということから,鞍馬寺へ行くことにしたのです。

 叡山電車「出町柳」駅の少し東にある「おむらはうす」で昼食。休日は行列ができるこの店にタイミングよく待ち時間なしで入れてお腹を満たし,駅の自転車預かり所に自転車を預けて駅に入るとホームは人であふれています。
 間が悪く,展望車の「きらら」がやってくる時間帯だったのです。しかし,乗車口に人が並んでいなかったために満員電車で座れてしまいました。

 鞍馬寺には仕事で行ったことがありますが,仁王門あたりまで。
 境内のケーブルカーにも乗ってみたかったので,子供は「つづれ折」を徒歩で,私はケーブルカー。
 ケーブルカーを降りると,多宝塔があり,少し歩くともう本殿。
 ありました。
 虎の狛犬,というか,狛虎[写真]。
 虎の前で写真を撮り,本殿にお参り。
 「阿吽」を示す虎のお守りを買いました。

 本殿から奥の院へ向かう道はなかなか厳しくなります。運動不足の私にはいい感じ。
 途中,霊宝殿があり,国宝の毘沙門天立像・吉祥天立像・善に師童子立像にお会いすることができます。他にも重文の毘沙門天立像等があります。
 ここはすばらしい空間です。伽藍のような趣はありませんが,仏像と間近に対面できます。セキュリティは大丈夫だろうかとも思いますが,このままの状態で公開が続けられるのであれば,それに越したことはありません。
 また,この寺に滞在したこともある与謝野鉄幹・晶子の歌碑もありますし,晶子の書斎「冬柏亭」が移設されています。

 さらに山道を進むと,「義経背比べ石」[写真]のあたりで峠のピークに達します。

 本殿から1キロ以上険しい山道を辿って,奥の院に到着しますが,ひっそりとしています。木の根道を通ってここまで来るのは一種の行のようなものなのでしょう。途中,「義経息継ぎの水」などという湧き水もあります。

 奥の院から奇木のゾーンを抜けて貴船へは600mくらい。
 貴船川の橋を渡ると,貴船神社の参道近くに出て,夕刻の料亭の看板に温かみを感じます。
 貴船神社は街道から100mほどのところ。今日はお神楽のようなライブをやっていました。
 「世界水フォーラム」以来,この神社は注目され,ここの宮司さんはメディアにもよく登場するようになりました。
 お参りをして,ここならではの「水おみくじ」を引きました[写真]。
 おみくじを境内の水場で浸すと,運勢が示されるというものです。

 貴船神社から叡山電車「貴船口」駅までは約2キロ。バスもありますが,歩きを楽しみながら駅へ向かい,叡山電車・自転車を叡山電車を乗り継いで帰宅したら,17:00でした。
 いいお出かけでした。





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辛勝だけど 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月29日(日)18時36分11秒 返信・引用
 今日は鞍馬方面に出かけ,5時ごろに帰宅しましたが,先程まで関西学生ラグビーAリーグ 同志社vs立命館をテレビ観戦(CSを録画)しました。
 最初は,エリアを取っていながらターンオーバーされてなかなか点数が取れず。ラックの玉際で立命館の厳しい攻めに苦しむ。
 でも,次第に個人技で突破して2トライと1PTで前半13-0でリード。

 後半も立命にリードを許さず,26-21で勝利。

 最後の最後で立命にトライを取られましたが,同志社のキックパスによるトライが見事。あんなキックパス・トライはそうそうありません。
 先週の天理戦は,インフルエンザで4人も欠場して散々でした。
 来週の関学戦に少し展望が出てきた感じです。


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『国富論』(46) 第4編 第7章 第3節 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月28日(土)19時57分48秒 返信・引用
 前回は、イギリスが植民地貿易を独占したことによって資本の利益率が上がり、そのためにヨーロッパの近隣諸国や地中海貿易に投ぜられていた資本が引き上げられたことをみました。
 スミスは、「国にとって、自国の資本のもっとも有利な使い道は、生産的労働を最大限に維持できるものであり、その国の土地と労働による年間生産物を最大限に増やせるものである。そして国内消費用の貿易に使われる資本が維持できる生産的労働の量は、第2編第5章で論じたように、資本の回転数に比例する」(188頁)という視点から以下のように論じています。
* 「『国富論』(27)第2編第5章 資本のさまざまな用途」、(2009年7月11日)参照。

 「第一に、植民地貿易の独占によって、すべての場合に、イギリスの資本の一部が強制的に、近隣諸国との間の国内消費用直接貿易から、もっと遠方の国との貿易に振り向けられる」(188頁)点を挙げています。
 第1編第9章でみたように、新植民地はつねに資本が不足していますので資本に対する需要があります。ところが、新植民地に投じた資本の回収は3年以内にできることはめったになく4~5年以上かかることもある、とスミスは言っています。このため、アメリカとの貿易では資本の回収に時間がかかるだけでなく不規則、不確実なので、その分、「国内でつねに維持される生産的労働の量、土地と労働による年間生産量はかならず少なくなる」(189頁)と言っています。
 *「『国富論』(10)第1編第9章 資本の利益」、(2009年3月6日)参照。

 「第二に、植民地貿易の独占によって、多くの場合に、イギリスの資本の一部が強制的に国内消費用の直接貿易 (direct foreign trade of consumption) から多角貿易 (round-about trade) に振り向けられる」(189~190頁)点を挙げています。
 列挙品目の例として、タバコを挙げて説明しています。イギリスはメリーランドとバージニアから毎年9万6千樽以上のタバコを輸入していますが、イギリスの国内消費は1万4千樽位なので、8万2千樽以上を近隣諸国に再輸出することになります。この多角貿易に向けられる資本がイギリスに戻ってくるには、アメリカからの回収期間と他国からの回収期間を合計したものになり、4~5年以内に回収できる可能性は低いと言っています。
 このような大規模な多角貿易がなければ、イギリスはもっと小規模な国内消費用直接貿易ができるので、「貿易の目的をすべて、もっと少量の資本によって達成できるので、大量の資本が余って他の目的に、つまりイギリス国内の土地を改良し、製造業を拡大し、商業を拡大するために使えるようになっていただろう」(191頁)と言っています。

 さらに、「植民地貿易の独占によって、イギリスの資本の一部が国内消費用の直接貿易や多角貿易から中継貿易 (carrying trade) に振り向けるように強制されている」(191頁)点を挙げています。
 これは、例えば8万2千樽のタバコの例のように、それで購入する商品はすべてイギリス国内で消費されるのでなく、一部は植民地に送られることになります。その結果、その部分はイギリスの産業を支えることにはならず、植民地や他国の産業を支えることになります。

 このように、植民地貿易の独占によってイギリスの資本が自然に任せた場合より高い比率で植民地貿易に振り向けられると、イギリスの産業で自然に保たれていた均衡が崩れてイギリスの商工業の全体的な構造が不安定になります、つまり、「イギリスの現状を身体にたとえるなら、器官の一部が肥大化しすぎたために、各器官の釣り合いがとれていれば避けられる危険な病気にかかりやすくなり、不健康になっているようなものだ」(192頁)ということになります。無理に太くした大きな血管があり、その血管が詰まればけいれんか脳卒中か死が避けられないと同じように、「植民地との関係断絶が予想されるようになると、イギリスではスペイン無敵艦隊やフランス軍の侵攻のとき以上に恐怖が広まった」(192頁)という事態になりました。
 このような状況の打開策として、スミスは、「植民地貿易の独占を定めた法律を少しずつ段階的に緩和していき、最終的には大部分を自由にすることが、将来にわたってこの危険をなくす唯一の方法だと思える」(193頁)とし、完全な自由があればかならず、「産業全体が自然で適切で健全な均衡 (natural, healthful, and proper proportion) を回復するようになる」(193頁)と言っています。
 イギリスは、1774年12月1日のアメリカの12植民地の不買協定 (non-importation agreement) で打撃を受けましたが、その打撃が大きくならなかったのは、(1)植民地が不買協定の準備の段階で商品を大量購入していたので、イギリスに在庫がなかったこと、(2)1775年にスペイン艦隊からの一時的需要があったこと、(3)ロシアとトルコが講和条約を結んだのでトルコ市場の需要が一時的に急増したこと、(4)北ヨーロッパ諸国のイギリス商品に対する需要が増加してきたこと、(5)1772年にポーランドが分割され混乱が治まって、ポーランドの一時的需要があったこと、などの予想外の幸運があったからだと言っています。


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「全国アホ・バカ分布考」 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月28日(土)17時26分11秒 返信・引用 編集済
> No.1244[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。


>  「アホ」「バカ」に関しては,よい文献があります(笑)。
>    松本修「全国アホ・バカ分布考」(1993年,大田出版)

こんな本が出版されていましたか。
名古屋を境に東側が「バカ文化圏」とばかり思っていましたが、そんな単純な話ではなかったのですね。岡山、広島あたりから西側、九州のほぼ全域が「バカ文化圏」で、その間が「アホ文化圏」かというと、「たわけ文化圏」や、北陸・山陰には「ダラ文化圏」があったり・・・。
これらの研究に、二村先生のおっしゃるところの「バツ」「ぺけ」を重ね合わせるともっと面白い結論が見出されるかもしれませんね。
(因みに静岡では「ぺけ」も使わないことはないけれど、ほとんどの人が「バツ」派と思われます。例えば「○×方式」と書かれていれば、「マルバツほうしき」としか読まないのでは。)

>  他の単語も同様の傾向にあるのは御推察のとおり。
>  学生時代,酔っ払っては,女性のアソコは何というのか聞き回りましたが,地方によって全く呼び方が違うんですね。

こんな馬鹿げた(アホげた?)ことをしていた学生が、小生以外にもいたとは驚きです。
小生の所属していたクラブの会員は北海道から九州、沖縄までほぼ全国を網羅しており、このての話題は尽きませんでした。
皆一様に恥ずかしそうに小声で教えてくれたものです。この答えるときの恥ずかしがる表情見たさに聞きまわったような気がします。
剣道の稽古のときは鬼のように恐ろしかった鹿児島出身の先輩は、顔をポッと赤らめて「ボ○」と囁いたり、福島出身の先輩は目を泳がせながら「チャ○ペ」と呟きました(雅語ではない?)。
そうそう、「ダラ文化圏」の鳥取では「メン○ョ」でしたよね、山崎雅道君。


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株式投資レポート(22) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月28日(土)09時51分13秒 返信・引用 編集済
話題は他にもあるのですが、大変動いているので、ついつい日本経済に行ってしまいます。
落ち着いたら「黒石つゆ焼きそば」や「花粉症」などで書きます。

金曜日に日経は暴落しました。
これは12月に期日がくる信用買いの投げのための整理で下がったのではなく、ドバイショックと円高による投げによるものと見ています。
月曜日は月末でドレッシング買いが入れば上がると思いますが、月曜日も暴落するとヤバイかもしれません。
ちなみに予想では高く始まると思います・・・(当たりますように)

水曜日にFOMCの議事録を見たときに、円高、ドル安を容認している内容でした。
日米が認めたとなると、同じ投資家の心理としては1ドル=88円から上がることを考えます。
政府が為替介入しないとなるとFXをしている人にとっては青天井になるので、もし私なら年初来高値の87円10銭の更新を目指して、87円ちょうどで半分売り、残りは86円半ばで売ろうと考えますので、86円台に突っ込むかもしれませんと書きました。
FXをしている人たちはもっと強気だったようですね、84円台まで行くとは・・・

多分、昨日日銀は為替介入していると思いますが、投資家の心理としては、反発して86円台に振れたのは一時的なものだから、88円台で買っている向きがまだ大量に売り物をもっていて、再度80円または80円割れを狙ってくると思います。
政府が為替介入して90円台に持っていかれるかもと投資家を不安にさせないと80円割れを狙っている人達に投げさせることは出来ないと思います。
どこかの国の財務大臣の円高容認発言は少し軽率だったかもしれません。

年明けに今度は、みずほFGが1兆8000億円、三井住友FGが1兆4000億円の公募増資の話が出始めました。
2行で3兆円です。
それだけのマネーが日本の株式市場から吸い上げられるので、12月の期日売りの整理さえ済めば、日経平均株価が上がるような楽観はしてられなくなりました。

日本経済は目に見えないところで、激動しています。
株から日本経済を勉強できて面白いのですが、心配の種を増やしてしまったようです。


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Re: 株式投資レポート(21) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月28日(土)09時36分16秒 返信・引用 編集済
> No.1245[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。
>
> (2)円高。1ドル=86円に突っ込みそうな勢いです。

>
来月海外からの仕入予定があり、今週中に十数万ドルの為替予約をすることになりました。87円台に突入したときに心が動きましたが、上記情報を見ていたので一日待ってみました。おかげで1円ほど安く押さえることができました。

きのうち君のレポートが21回目にして初めて実利に繋がりました。
感謝!!


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Re: 株式投資レポート(21) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月28日(土)05時22分5秒 返信・引用
> No.1245[元記事へ]

 大変な円高ですね。

 1ドル360円や308円の固定相場は本当に遠い昔になってしまいましたが,デフレに加えてこの円高,また不況,雇用不安傾向が強まるのでしょうか・・・。


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株式投資レポート(21) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月25日(水)10時52分45秒 返信・引用 編集済
日経平均が下がってきました。
理由は
(1 )公募増資懸念。三菱UFJが発表して、超大物が出てきたので、一服かと思いましたが、まだまだ株式市場はビクビクの状態です。

(2)円高。1ドル=86円に突っ込みそうな勢いです。

(3)環境税導入

(4)政府によるデフレ宣言

(5)12月に信用買いの期日がくること。GSユアサは6月に1200円くらいでしたが、今は半分になっています。6月の日経が高いときに買った人は追証が発生すると想像しただけで保有してられないと思います。

米国は低金利政策で株式市場にマネーが余っているので、NYダウは上がることはあっても下げにくい状況にあります。(そのかわりに、円高になってます)
中国も指標が一杯ありますが、上海総合指数は堅調です。
また、9月期の国内企業決算も良かったので、売って売って売りまくって、もう売り物が無いところまで行くと、今度は買われると推測しています。
(予想ですから外れるかもしれません)

そのためには大きな下げが来ると思います。

日経平均が今週か来週に9000円を割り込むかもしれません。
多分、新聞では「日本発大不況の始まり」などと書かれるかもしれませんが、セリング・クライマックスの合図ではないかと予想してます。
セリクラさえ終われば、また日経平均株価は上がり始めると思います。

今週と来週がヤマ場です。


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コメントシリーズ Re: 関西と関東 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月24日(火)22時37分56秒 返信・引用 編集済
> No.1232[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

 日曜日のニュース番組で,マグロの消費量第1位は静岡県と紹介されていましたが,2位以下も東の県が占めていました。
 テレビの分析によると,関東で明治以降に赤身のマグロが広く食べられるようになったのに,関西人はいまだに白身の魚が上等だと考えているためではないかということです。
 なるほど,関西では鯛を重視しています。祇園祭で食べるのも鱧(ハモ)です。
 偽関西人の私は,マグロもタイもイカもおいしくいただきますが(笑)。

> ①自分
> 「自分」は関東では一人称。京都の人間とはじめて話をしていて、京都では二人称として使うのだと気づくまで話がまるでかみ合わず、焦ったものでした。

 これは,最初聞いたとき「カチン!」と来ました。柔軟な思考ができない私には許せない言葉づかいでした。それだけに,京都弁が染み付いた今でも話し相手に「じぶんなぁ」などと話すことはできません。これだけは譲れないです(笑)。

> ②かしわ
> 京都のお肉屋さんで「かしわ」と書いてあるのを見て、京都の肉屋は柏餅も売っているのか、と驚いたものです。東京の肉屋で「かしわ下さい。」と言っても通じませんよ。

 実家のある福井でも「かしわ」とも言いますが,お年寄りしか使わないです。
 KBS京都ラジオで「鳥長」のCMソングが流れていますが,「かしわの・・・」などと歌詞でも使われています。昭和30年代を感じさせるAlwaysCMです(笑)。

> ③冷コ
> 喫茶店でウエイトレスに「れいこ」と言っているのを聞いて、彼女の名前が「れい子」かなと思いました。関東の「アイスコーヒー」も文法的にはおかしいのでしょうが、「冷コ」は品がないなあ。

 「レイコ」が略語だとすると,フルネームでは何でしょう?
 「冷蔵コーヒー」「冷製コーヒー」「冷コーヒー」「麗コーヒー」?
 実はウェイトレスのレイコさんが作った冷たいコーヒーというキャッチだったりして・・・。
 ちなみに,京都で有名な「イノダ」は「イノダコーヒ」であって,「イノダコーヒー」ではありません。

> ④豚まん
> 関東では肉まんですよね。「肉」は関東では牛肉、豚肉、鶏肉の総称ですが、関西では牛肉だけの意味?肉じゃがも牛肉だし(関東では豚肉が一般的)。そういえば京都で食べたカツサンド、とんかつではなくビーフカツだったのはうれしい驚きでした。

 確かに,関西では「肉」=「牛肉」ですね。
 東京の肉じゃがが豚肉だったのはショックでした。
 京都では「ビーフカツ」ではなく,「ビフカツ」です(笑)。
 志津屋というチェーン店が「ビフカツサンド」を売りにしており,京都駅八条口や主な地下鉄駅でも買えます。たま~に食べるとおいしいです。

> ⑤トコロテン
> こちらでは、酢醤油で食べるのが一般的。黒蜜をかけて食べるのには本当に驚きました。今でもかなり抵抗あります。

 トコロテン・・・,私は黒蜜しか食べたことがありません。
 先斗町の甘味処でも黒蜜でした。

> ⑥トースト
> パンの厚さが全然違います。関西の分厚いトースト、中がしっとりしていて大好きです。

 「ゴゴ」も確か厚切りのモーニングでしたね。5枚切りか4枚切りでした。
 「ゴゴ」のマスターは,河瀬さんでしたね。思い出しました。

> ⑦餅
> 関西の丸いお餅、新鮮でした。

 京都では,のし餅をあまり見かけません。断面が楕円になるのですが。

> ⑧アホ
> 「アホ」と「バカ」の境は何処なのでしょう。静岡は「バカ」で三重や滋賀は「アホ」だから、名古屋あたりかと思って友人に問い合わせたところ、名古屋では「たわけ」というそうです。・・・ここは別文化でした。

 名古屋の「たわけ」は「ターケ」という方がネイティブに近いような。
 「アホ」「バカ」に関しては,よい文献があります(笑)。
   松本修「全国アホ・バカ分布考」(1993年,大田出版)
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%82%A2%E3%83%9B%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AB%E5%88%86%E5%B8%83%E8%80%83%E2%80%95%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E6%97%85%E8%B7%AF-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E4%BF%AE/dp/4101441219

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0718.html
 アマゾンで見たら,文庫本にまでなっていますね。
 1991年に「探偵!ナイトスクープ」で,アホとバカの境界線を調査したことがきっかけで調査が深まりました(ちなみにこの番組はその年のテレビ番組賞を総なめ)。
 この本では,「アホ」「バカ」以外にも「タワケ」「ダラ」「ダボ」「ホンジナシ」「トロイ」などの蔑称を調査して日本地図に落としています。
 その結果,これらの言葉が京都を同心円の中心とした地域で分布しているというおもしろいことが出ています。同心円の一番外側の「ホンジナシ」系蔑称が北海道と鹿児島に分布していますし,「ダラ」は北陸東部と山陰地方に分布しているのに,間の近畿には分布していません。その他の別称も同様。言語が京都から広がっているのだということが推察できる結果です。
 そうすると,最先端の蔑称は「アホ」ということでしょうか?
 でも,今は同心円の中心が東京に移ってしまいましたし,テレビの影響で同心円的波及はなくなってしまっているものと思われます。

 他の単語も同様の傾向にあるのは御推察のとおり。
 学生時代,酔っ払っては,女性のアソコは何というのか聞き回りましたが,地方によって全く呼び方が違うんですね。
 関西で言う3文字は大学に入って初めて聞きました。放送されないために波及しにくいのでしょうね。
 福井の山奥には平家の落人が入り込んでいたために,雅語(みやびご)が残っています。女性の陰部の呼称も,実家付近では2文字の雅語が使用されています(あまり人前で言う言葉ではありませんが)。
 関東と九州で,この単語が「-チョ」で終わるという同心円現象を確認しています(笑)。

 「アホバカ分布考」には,柳田国男と新村出(広辞苑編者)の,「バカ」に対する見解も書かれています。
 柳田は「馬鹿考異説」という論文で,古代の京都人が「ヲコ」といったものを東国武士が「バカ」と聴いたと言っているそうです。
 我が家の近くに「新村出記念館」をもつ新村氏は,「漢訳梵語の和臭形たるバクカ又バツカ乃至ボカ等のいづれより転じたとみる方が言語史学上正当だと信ずる」と書いているようです。しかし,後に「梵語説」を否定したそうです。

> ⑨うどん屋
> 関東では蕎麦屋が一般的です。落語の演題も上方の「時うどん」は江戸落語では「時そば」ですよね。境目はどこか、名古屋の友人に聞けば「名古屋は“きしめん屋”だがや。」と答えるでしょう。

 大阪では「うろん」という言い方もあります(8年だけ大阪人でした)。

> ⑩その他
> 「ミックスジュース」というのも関西独特?そういえば、「木の葉丼」なんていうのもこちらにはありません。

 大阪に「みっくちゅじゅーちゅ」という飲み物がありました。
 大阪は独特の言語感覚ですね。英語も変化させてしまいます。
 大阪の家の近所にラムネ工場があり,クリスマス近くになると「シャンメリー」(子供用シャンペン)を山と積んでいます。「シャンメリー」を見ると製造工場の住所を確かめる癖があります。

> 考えれば、まだまだ出てくるのでしょうが、今日はとりあえずこの辺で。

 あー,ストレス解消になりました。
 今日は早く帰ったけれども,ハードな一日でした。
 明日もがんばります!


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コメントシリーズ Re: 湖東三山 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月24日(火)21時19分56秒 返信・引用 編集済
> No.1202[元記事へ]

hosokawaさんの発言へのリプライです。

> 今度の総会では、「悲しくてやりきれない」「イムジン河」をひろせ君と歌いたいです。

 タイトルからはずれた部分へのコメントですが(笑),
 私はカラオケは全くダメです。hosokawaさんのように歌を知らない。
 実は「悲しくてやりきれない」の頃以降,ほとんど歌謡曲を聴かなくなり,ここ10年は何が流行っているのかも全くわからなくなっています。一昨年,「紅白歌合戦」を25年ぶりくらいに観た記憶があります(去年また観ていません)。

 でも,i-PodにはCD400枚分くらいの音楽が入っています。これを連続再生したら1箇月では終わらないようです。歌謡曲は,長男がなぜか借りてきた石川さゆりのCD2枚分とかぐや姫1枚だけ入っていますが,やっぱり聴かないです。

 「イムジン河」は,小学校3年生くらいの頃に流行っていましたが,レコードはなかったといいます。兄がCカセットでよく聴いていたのですが,一時期「そんなテープがあるなら貸して欲しい」とよく言われました。たぶん,ラジオの録音だったと思うのですが。
 今はマスコミの表現の妙な自粛もなくなり,テレビでも放送されていますね。

 歌いませんが,以前,タイガースの「花の首飾り」をコンピューター・ミュージックで弦楽四重奏に編曲したことがあります。ビートルズがチェロ合奏や弦楽四重奏に編曲されたりしていますが,「花の首飾り」も弦楽四重奏にピッタリです。
 コンピューター・ミュージックによる編曲の演奏は,二村先生の紹介のページでも使用しています。ただし,「唄子・啓介のおもろい夫婦」のテーマですけど(笑)。
http://homepage3.nifty.com/lulu/futamura_pro.htm
 他にも「新日本紀行のテーマ」(富田勲),「信長」,「明るい農村のテーマ」(廣瀬量平),「きょうの料理のテーマ」,「キテレツ大百科のクッキング・マーチ」など,テレビ主題歌をコンピューターで再現しています。アホみたいですね(笑;私はアホ分布地域かな)。


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コメントシリーズ Re: ホームカミングデー 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月23日(月)22時30分46秒 返信・引用
> No.1209[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 昨日はホームカミングデーにて家族で母校に帰ってきました。
> 今年の記念品はツインフォトフレーム。
> 昼はM地下で食べ、「わびすけ」をのぞきましたが、一杯みたいだったのでやめました。

 私は近所なのにホームカミングデイに行けませんでした。来年こそ。
 今年は天候があまりよくなかったのでしたっけ。

> それから、以前ひろせ先輩が書き込みされていた国際マンガミュージアムに寄りました。

 御来場ありがとうございます(一応,教委の施設)。

> 写真をアップしようとしましたが、また失敗しました。
> 私のインターネット環境が1Mなので、写真は2M以上になり、アップできないようです。

 写真のアップは通信速度の制約ではなく,サイズの制約です。
 フォトレタッチ・ソフトや写真管理ソフトなどで,サイズを1MB以下にすれば,1発言につき3枚までアップロードできます。
 ソフトを買わなくても,vixやGoogleのpicasaでもサイズの変更ができます。デジカメの付属ソフトにも可能なものがあると思います。


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柿田川の湧水と貴船神社 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月23日(月)17時16分56秒 返信・引用 編集済
静岡県の三島市のすぐとなり、駿東郡清水町に柿田川湧水群があります。富士山の雪解け水が長い年月を経て柿田川に湧き出したもの。1日に70~100万トンという東洋一の湧水量を誇り、長良川、四万十川とともに日本三大清流の一つに数えられています。
先月、久しぶりに立ち寄り公園内を歩いていると、小さな社を見つけました。そこには何と貴船神社と書かれているではありませんか。貴船神社といえば京都の山奥にある神社、どういう関係があるのだろうか、と不思議に思い帰ってきました。
ところが、本日読んでいた本によると、貴船神社の祭神は降雨・止雨を司る水の神様。「京都の貴船神社が鎮座する貴船の地は鴨川の水源地にあたり、古来より大切に信仰されてき」たことが分かりました。まるほどなるほど、水源地つながりでしたか。

こんな所でも京都の神様とつながりがあることを知って、ちょっと面白かったですね。
この本『京の神さま仏さま』(らくたび文庫)によると、系列神社は全国に約500社もあるとのこと。島本町あたりにもあるのでは?


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『国富論』(46) 第4編 第7章 第3節 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月28日(土)19時57分48秒 返信・引用
 前回は、イギリスが植民地貿易を独占したことによって資本の利益率が上がり、そのためにヨーロッパの近隣諸国や地中海貿易に投ぜられていた資本が引き上げられたことをみました。
 スミスは、「国にとって、自国の資本のもっとも有利な使い道は、生産的労働を最大限に維持できるものであり、その国の土地と労働による年間生産物を最大限に増やせるものである。そして国内消費用の貿易に使われる資本が維持できる生産的労働の量は、第2編第5章で論じたように、資本の回転数に比例する」(188頁)という視点から以下のように論じています。
* 「『国富論』(27)第2編第5章 資本のさまざまな用途」、(2009年7月11日)参照。

 「第一に、植民地貿易の独占によって、すべての場合に、イギリスの資本の一部が強制的に、近隣諸国との間の国内消費用直接貿易から、もっと遠方の国との貿易に振り向けられる」(188頁)点を挙げています。
 第1編第9章でみたように、新植民地はつねに資本が不足していますので資本に対する需要があります。ところが、新植民地に投じた資本の回収は3年以内にできることはめったになく4~5年以上かかることもある、とスミスは言っています。このため、アメリカとの貿易では資本の回収に時間がかかるだけでなく不規則、不確実なので、その分、「国内でつねに維持される生産的労働の量、土地と労働による年間生産量はかならず少なくなる」(189頁)と言っています。
 *「『国富論』(10)第1編第9章 資本の利益」、(2009年3月6日)参照。

 「第二に、植民地貿易の独占によって、多くの場合に、イギリスの資本の一部が強制的に国内消費用の直接貿易 (direct foreign trade of consumption) から多角貿易 (round-about trade) に振り向けられる」(189~190頁)点を挙げています。
 列挙品目の例として、タバコを挙げて説明しています。イギリスはメリーランドとバージニアから毎年9万6千樽以上のタバコを輸入していますが、イギリスの国内消費は1万4千樽位なので、8万2千樽以上を近隣諸国に再輸出することになります。この多角貿易に向けられる資本がイギリスに戻ってくるには、アメリカからの回収期間と他国からの回収期間を合計したものになり、4~5年以内に回収できる可能性は低いと言っています。
 このような大規模な多角貿易がなければ、イギリスはもっと小規模な国内消費用直接貿易ができるので、「貿易の目的をすべて、もっと少量の資本によって達成できるので、大量の資本が余って他の目的に、つまりイギリス国内の土地を改良し、製造業を拡大し、商業を拡大するために使えるようになっていただろう」(191頁)と言っています。

 さらに、「植民地貿易の独占によって、イギリスの資本の一部が国内消費用の直接貿易や多角貿易から中継貿易 (carrying trade) に振り向けるように強制されている」(191頁)点を挙げています。
 これは、例えば8万2千樽のタバコの例のように、それで購入する商品はすべてイギリス国内で消費されるのでなく、一部は植民地に送られることになります。その結果、その部分はイギリスの産業を支えることにはならず、植民地や他国の産業を支えることになります。

 このように、植民地貿易の独占によってイギリスの資本が自然に任せた場合より高い比率で植民地貿易に振り向けられると、イギリスの産業で自然に保たれていた均衡が崩れてイギリスの商工業の全体的な構造が不安定になります、つまり、「イギリスの現状を身体にたとえるなら、器官の一部が肥大化しすぎたために、各器官の釣り合いがとれていれば避けられる危険な病気にかかりやすくなり、不健康になっているようなものだ」(192頁)ということになります。無理に太くした大きな血管があり、その血管が詰まればけいれんか脳卒中か死が避けられないと同じように、「植民地との関係断絶が予想されるようになると、イギリスではスペイン無敵艦隊やフランス軍の侵攻のとき以上に恐怖が広まった」(192頁)という事態になりました。
 このような状況の打開策として、スミスは、「植民地貿易の独占を定めた法律を少しずつ段階的に緩和していき、最終的には大部分を自由にすることが、将来にわたってこの危険をなくす唯一の方法だと思える」(193頁)とし、完全な自由があればかならず、「産業全体が自然で適切で健全な均衡 (natural, healthful, and proper proportion) を回復するようになる」(193頁)と言っています。
 イギリスは、1774年12月1日のアメリカの12植民地の不買協定 (non-importation agreement) で打撃を受けましたが、その打撃が大きくならなかったのは、(1)植民地が不買協定の準備の段階で商品を大量購入していたので、イギリスに在庫がなかったこと、(2)1775年にスペイン艦隊からの一時的需要があったこと、(3)ロシアとトルコが講和条約を結んだのでトルコ市場の需要が一時的に急増したこと、(4)北ヨーロッパ諸国のイギリス商品に対する需要が増加してきたこと、(5)1772年にポーランドが分割され混乱が治まって、ポーランドの一時的需要があったこと、などの予想外の幸運があったからだと言っています。


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「全国アホ・バカ分布考」 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月28日(土)17時26分11秒 返信・引用 編集済
> No.1244[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。


>  「アホ」「バカ」に関しては,よい文献があります(笑)。
>    松本修「全国アホ・バカ分布考」(1993年,大田出版)

こんな本が出版されていましたか。
名古屋を境に東側が「バカ文化圏」とばかり思っていましたが、そんな単純な話ではなかったのですね。岡山、広島あたりから西側、九州のほぼ全域が「バカ文化圏」で、その間が「アホ文化圏」かというと、「たわけ文化圏」や、北陸・山陰には「ダラ文化圏」があったり・・・。
これらの研究に、二村先生のおっしゃるところの「バツ」「ぺけ」を重ね合わせるともっと面白い結論が見出されるかもしれませんね。
(因みに静岡では「ぺけ」も使わないことはないけれど、ほとんどの人が「バツ」派と思われます。例えば「○×方式」と書かれていれば、「マルバツほうしき」としか読まないのでは。)

>  他の単語も同様の傾向にあるのは御推察のとおり。
>  学生時代,酔っ払っては,女性のアソコは何というのか聞き回りましたが,地方によって全く呼び方が違うんですね。

こんな馬鹿げた(アホげた?)ことをしていた学生が、小生以外にもいたとは驚きです。
小生の所属していたクラブの会員は北海道から九州、沖縄までほぼ全国を網羅しており、このての話題は尽きませんでした。
皆一様に恥ずかしそうに小声で教えてくれたものです。この答えるときの恥ずかしがる表情見たさに聞きまわったような気がします。
剣道の稽古のときは鬼のように恐ろしかった鹿児島出身の先輩は、顔をポッと赤らめて「ボ○」と囁いたり、福島出身の先輩は目を泳がせながら「チャ○ペ」と呟きました(雅語ではない?)。
そうそう、「ダラ文化圏」の鳥取では「メン○ョ」でしたよね、山崎雅道君。


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株式投資レポート(22) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月28日(土)09時51分13秒 返信・引用 編集済
話題は他にもあるのですが、大変動いているので、ついつい日本経済に行ってしまいます。
落ち着いたら「黒石つゆ焼きそば」や「花粉症」などで書きます。

金曜日に日経は暴落しました。
これは12月に期日がくる信用買いの投げのための整理で下がったのではなく、ドバイショックと円高による投げによるものと見ています。
月曜日は月末でドレッシング買いが入れば上がると思いますが、月曜日も暴落するとヤバイかもしれません。
ちなみに予想では高く始まると思います・・・(当たりますように)

水曜日にFOMCの議事録を見たときに、円高、ドル安を容認している内容でした。
日米が認めたとなると、同じ投資家の心理としては1ドル=88円から上がることを考えます。
政府が為替介入しないとなるとFXをしている人にとっては青天井になるので、もし私なら年初来高値の87円10銭の更新を目指して、87円ちょうどで半分売り、残りは86円半ばで売ろうと考えますので、86円台に突っ込むかもしれませんと書きました。
FXをしている人たちはもっと強気だったようですね、84円台まで行くとは・・・

多分、昨日日銀は為替介入していると思いますが、投資家の心理としては、反発して86円台に振れたのは一時的なものだから、88円台で買っている向きがまだ大量に売り物をもっていて、再度80円または80円割れを狙ってくると思います。
政府が為替介入して90円台に持っていかれるかもと投資家を不安にさせないと80円割れを狙っている人達に投げさせることは出来ないと思います。
どこかの国の財務大臣の円高容認発言は少し軽率だったかもしれません。

年明けに今度は、みずほFGが1兆8000億円、三井住友FGが1兆4000億円の公募増資の話が出始めました。
2行で3兆円です。
それだけのマネーが日本の株式市場から吸い上げられるので、12月の期日売りの整理さえ済めば、日経平均株価が上がるような楽観はしてられなくなりました。

日本経済は目に見えないところで、激動しています。
株から日本経済を勉強できて面白いのですが、心配の種を増やしてしまったようです。


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Re: 株式投資レポート(21) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月28日(土)09時36分16秒 返信・引用 編集済
> No.1245[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。
>
> (2)円高。1ドル=86円に突っ込みそうな勢いです。

>
来月海外からの仕入予定があり、今週中に十数万ドルの為替予約をすることになりました。87円台に突入したときに心が動きましたが、上記情報を見ていたので一日待ってみました。おかげで1円ほど安く押さえることができました。

きのうち君のレポートが21回目にして初めて実利に繋がりました。
感謝!!


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Re: 株式投資レポート(21) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月28日(土)05時22分5秒 返信・引用
> No.1245[元記事へ]

 大変な円高ですね。

 1ドル360円や308円の固定相場は本当に遠い昔になってしまいましたが,デフレに加えてこの円高,また不況,雇用不安傾向が強まるのでしょうか・・・。


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株式投資レポート(21) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月25日(水)10時52分45秒 返信・引用 編集済
日経平均が下がってきました。
理由は
(1 )公募増資懸念。三菱UFJが発表して、超大物が出てきたので、一服かと思いましたが、まだまだ株式市場はビクビクの状態です。

(2)円高。1ドル=86円に突っ込みそうな勢いです。

(3)環境税導入

(4)政府によるデフレ宣言

(5)12月に信用買いの期日がくること。GSユアサは6月に1200円くらいでしたが、今は半分になっています。6月の日経が高いときに買った人は追証が発生すると想像しただけで保有してられないと思います。

米国は低金利政策で株式市場にマネーが余っているので、NYダウは上がることはあっても下げにくい状況にあります。(そのかわりに、円高になってます)
中国も指標が一杯ありますが、上海総合指数は堅調です。
また、9月期の国内企業決算も良かったので、売って売って売りまくって、もう売り物が無いところまで行くと、今度は買われると推測しています。
(予想ですから外れるかもしれません)

そのためには大きな下げが来ると思います。

日経平均が今週か来週に9000円を割り込むかもしれません。
多分、新聞では「日本発大不況の始まり」などと書かれるかもしれませんが、セリング・クライマックスの合図ではないかと予想してます。
セリクラさえ終われば、また日経平均株価は上がり始めると思います。

今週と来週がヤマ場です。


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コメントシリーズ Re: 関西と関東 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月24日(火)22時37分56秒 返信・引用 編集済
> No.1232[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

 日曜日のニュース番組で,マグロの消費量第1位は静岡県と紹介されていましたが,2位以下も東の県が占めていました。
 テレビの分析によると,関東で明治以降に赤身のマグロが広く食べられるようになったのに,関西人はいまだに白身の魚が上等だと考えているためではないかということです。
 なるほど,関西では鯛を重視しています。祇園祭で食べるのも鱧(ハモ)です。
 偽関西人の私は,マグロもタイもイカもおいしくいただきますが(笑)。

> ①自分
> 「自分」は関東では一人称。京都の人間とはじめて話をしていて、京都では二人称として使うのだと気づくまで話がまるでかみ合わず、焦ったものでした。

 これは,最初聞いたとき「カチン!」と来ました。柔軟な思考ができない私には許せない言葉づかいでした。それだけに,京都弁が染み付いた今でも話し相手に「じぶんなぁ」などと話すことはできません。これだけは譲れないです(笑)。

> ②かしわ
> 京都のお肉屋さんで「かしわ」と書いてあるのを見て、京都の肉屋は柏餅も売っているのか、と驚いたものです。東京の肉屋で「かしわ下さい。」と言っても通じませんよ。

 実家のある福井でも「かしわ」とも言いますが,お年寄りしか使わないです。
 KBS京都ラジオで「鳥長」のCMソングが流れていますが,「かしわの・・・」などと歌詞でも使われています。昭和30年代を感じさせるAlwaysCMです(笑)。

> ③冷コ
> 喫茶店でウエイトレスに「れいこ」と言っているのを聞いて、彼女の名前が「れい子」かなと思いました。関東の「アイスコーヒー」も文法的にはおかしいのでしょうが、「冷コ」は品がないなあ。

 「レイコ」が略語だとすると,フルネームでは何でしょう?
 「冷蔵コーヒー」「冷製コーヒー」「冷コーヒー」「麗コーヒー」?
 実はウェイトレスのレイコさんが作った冷たいコーヒーというキャッチだったりして・・・。
 ちなみに,京都で有名な「イノダ」は「イノダコーヒ」であって,「イノダコーヒー」ではありません。

> ④豚まん
> 関東では肉まんですよね。「肉」は関東では牛肉、豚肉、鶏肉の総称ですが、関西では牛肉だけの意味?肉じゃがも牛肉だし(関東では豚肉が一般的)。そういえば京都で食べたカツサンド、とんかつではなくビーフカツだったのはうれしい驚きでした。

 確かに,関西では「肉」=「牛肉」ですね。
 東京の肉じゃがが豚肉だったのはショックでした。
 京都では「ビーフカツ」ではなく,「ビフカツ」です(笑)。
 志津屋というチェーン店が「ビフカツサンド」を売りにしており,京都駅八条口や主な地下鉄駅でも買えます。たま~に食べるとおいしいです。

> ⑤トコロテン
> こちらでは、酢醤油で食べるのが一般的。黒蜜をかけて食べるのには本当に驚きました。今でもかなり抵抗あります。

 トコロテン・・・,私は黒蜜しか食べたことがありません。
 先斗町の甘味処でも黒蜜でした。

> ⑥トースト
> パンの厚さが全然違います。関西の分厚いトースト、中がしっとりしていて大好きです。

 「ゴゴ」も確か厚切りのモーニングでしたね。5枚切りか4枚切りでした。
 「ゴゴ」のマスターは,河瀬さんでしたね。思い出しました。

> ⑦餅
> 関西の丸いお餅、新鮮でした。

 京都では,のし餅をあまり見かけません。断面が楕円になるのですが。

> ⑧アホ
> 「アホ」と「バカ」の境は何処なのでしょう。静岡は「バカ」で三重や滋賀は「アホ」だから、名古屋あたりかと思って友人に問い合わせたところ、名古屋では「たわけ」というそうです。・・・ここは別文化でした。

 名古屋の「たわけ」は「ターケ」という方がネイティブに近いような。
 「アホ」「バカ」に関しては,よい文献があります(笑)。
   松本修「全国アホ・バカ分布考」(1993年,大田出版)
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%82%A2%E3%83%9B%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AB%E5%88%86%E5%B8%83%E8%80%83%E2%80%95%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E6%97%85%E8%B7%AF-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E4%BF%AE/dp/4101441219

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0718.html
 アマゾンで見たら,文庫本にまでなっていますね。
 1991年に「探偵!ナイトスクープ」で,アホとバカの境界線を調査したことがきっかけで調査が深まりました(ちなみにこの番組はその年のテレビ番組賞を総なめ)。
 この本では,「アホ」「バカ」以外にも「タワケ」「ダラ」「ダボ」「ホンジナシ」「トロイ」などの蔑称を調査して日本地図に落としています。
 その結果,これらの言葉が京都を同心円の中心とした地域で分布しているというおもしろいことが出ています。同心円の一番外側の「ホンジナシ」系蔑称が北海道と鹿児島に分布していますし,「ダラ」は北陸東部と山陰地方に分布しているのに,間の近畿には分布していません。その他の別称も同様。言語が京都から広がっているのだということが推察できる結果です。
 そうすると,最先端の蔑称は「アホ」ということでしょうか?
 でも,今は同心円の中心が東京に移ってしまいましたし,テレビの影響で同心円的波及はなくなってしまっているものと思われます。

 他の単語も同様の傾向にあるのは御推察のとおり。
 学生時代,酔っ払っては,女性のアソコは何というのか聞き回りましたが,地方によって全く呼び方が違うんですね。
 関西で言う3文字は大学に入って初めて聞きました。放送されないために波及しにくいのでしょうね。
 福井の山奥には平家の落人が入り込んでいたために,雅語(みやびご)が残っています。女性の陰部の呼称も,実家付近では2文字の雅語が使用されています(あまり人前で言う言葉ではありませんが)。
 関東と九州で,この単語が「-チョ」で終わるという同心円現象を確認しています(笑)。

 「アホバカ分布考」には,柳田国男と新村出(広辞苑編者)の,「バカ」に対する見解も書かれています。
 柳田は「馬鹿考異説」という論文で,古代の京都人が「ヲコ」といったものを東国武士が「バカ」と聴いたと言っているそうです。
 我が家の近くに「新村出記念館」をもつ新村氏は,「漢訳梵語の和臭形たるバクカ又バツカ乃至ボカ等のいづれより転じたとみる方が言語史学上正当だと信ずる」と書いているようです。しかし,後に「梵語説」を否定したそうです。

> ⑨うどん屋
> 関東では蕎麦屋が一般的です。落語の演題も上方の「時うどん」は江戸落語では「時そば」ですよね。境目はどこか、名古屋の友人に聞けば「名古屋は“きしめん屋”だがや。」と答えるでしょう。

 大阪では「うろん」という言い方もあります(8年だけ大阪人でした)。

> ⑩その他
> 「ミックスジュース」というのも関西独特?そういえば、「木の葉丼」なんていうのもこちらにはありません。

 大阪に「みっくちゅじゅーちゅ」という飲み物がありました。
 大阪は独特の言語感覚ですね。英語も変化させてしまいます。
 大阪の家の近所にラムネ工場があり,クリスマス近くになると「シャンメリー」(子供用シャンペン)を山と積んでいます。「シャンメリー」を見ると製造工場の住所を確かめる癖があります。

> 考えれば、まだまだ出てくるのでしょうが、今日はとりあえずこの辺で。

 あー,ストレス解消になりました。
 今日は早く帰ったけれども,ハードな一日でした。
 明日もがんばります!


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コメントシリーズ Re: 湖東三山 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月24日(火)21時19分56秒 返信・引用 編集済
> No.1202[元記事へ]

hosokawaさんの発言へのリプライです。

> 今度の総会では、「悲しくてやりきれない」「イムジン河」をひろせ君と歌いたいです。

 タイトルからはずれた部分へのコメントですが(笑),
 私はカラオケは全くダメです。hosokawaさんのように歌を知らない。
 実は「悲しくてやりきれない」の頃以降,ほとんど歌謡曲を聴かなくなり,ここ10年は何が流行っているのかも全くわからなくなっています。一昨年,「紅白歌合戦」を25年ぶりくらいに観た記憶があります(去年また観ていません)。

 でも,i-PodにはCD400枚分くらいの音楽が入っています。これを連続再生したら1箇月では終わらないようです。歌謡曲は,長男がなぜか借りてきた石川さゆりのCD2枚分とかぐや姫1枚だけ入っていますが,やっぱり聴かないです。

 「イムジン河」は,小学校3年生くらいの頃に流行っていましたが,レコードはなかったといいます。兄がCカセットでよく聴いていたのですが,一時期「そんなテープがあるなら貸して欲しい」とよく言われました。たぶん,ラジオの録音だったと思うのですが。
 今はマスコミの表現の妙な自粛もなくなり,テレビでも放送されていますね。

 歌いませんが,以前,タイガースの「花の首飾り」をコンピューター・ミュージックで弦楽四重奏に編曲したことがあります。ビートルズがチェロ合奏や弦楽四重奏に編曲されたりしていますが,「花の首飾り」も弦楽四重奏にピッタリです。
 コンピューター・ミュージックによる編曲の演奏は,二村先生の紹介のページでも使用しています。ただし,「唄子・啓介のおもろい夫婦」のテーマですけど(笑)。
http://homepage3.nifty.com/lulu/futamura_pro.htm
 他にも「新日本紀行のテーマ」(富田勲),「信長」,「明るい農村のテーマ」(廣瀬量平),「きょうの料理のテーマ」,「キテレツ大百科のクッキング・マーチ」など,テレビ主題歌をコンピューターで再現しています。アホみたいですね(笑;私はアホ分布地域かな)。


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コメントシリーズ Re: ホームカミングデー 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月23日(月)22時30分46秒 返信・引用
> No.1209[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 昨日はホームカミングデーにて家族で母校に帰ってきました。
> 今年の記念品はツインフォトフレーム。
> 昼はM地下で食べ、「わびすけ」をのぞきましたが、一杯みたいだったのでやめました。

 私は近所なのにホームカミングデイに行けませんでした。来年こそ。
 今年は天候があまりよくなかったのでしたっけ。

> それから、以前ひろせ先輩が書き込みされていた国際マンガミュージアムに寄りました。

 御来場ありがとうございます(一応,教委の施設)。

> 写真をアップしようとしましたが、また失敗しました。
> 私のインターネット環境が1Mなので、写真は2M以上になり、アップできないようです。

 写真のアップは通信速度の制約ではなく,サイズの制約です。
 フォトレタッチ・ソフトや写真管理ソフトなどで,サイズを1MB以下にすれば,1発言につき3枚までアップロードできます。
 ソフトを買わなくても,vixやGoogleのpicasaでもサイズの変更ができます。デジカメの付属ソフトにも可能なものがあると思います。


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柿田川の湧水と貴船神社 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月23日(月)17時16分56秒 返信・引用 編集済
静岡県の三島市のすぐとなり、駿東郡清水町に柿田川湧水群があります。富士山の雪解け水が長い年月を経て柿田川に湧き出したもの。1日に70~100万トンという東洋一の湧水量を誇り、長良川、四万十川とともに日本三大清流の一つに数えられています。
先月、久しぶりに立ち寄り公園内を歩いていると、小さな社を見つけました。そこには何と貴船神社と書かれているではありませんか。貴船神社といえば京都の山奥にある神社、どういう関係があるのだろうか、と不思議に思い帰ってきました。
ところが、本日読んでいた本によると、貴船神社の祭神は降雨・止雨を司る水の神様。「京都の貴船神社が鎮座する貴船の地は鴨川の水源地にあたり、古来より大切に信仰されてき」たことが分かりました。まるほどなるほど、水源地つながりでしたか。

こんな所でも京都の神様とつながりがあることを知って、ちょっと面白かったですね。
この本『京の神さま仏さま』(らくたび文庫)によると、系列神社は全国に約500社もあるとのこと。島本町あたりにもあるのでは?


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ペケとバツ 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月23日(月)10時01分24秒 返信・引用
 11月21日の「関西と関東」という山崎君の書き込みを読んでいて、思い出したことがありました。
 かなり前になりますが、テレビで「×」のことを「バツ」と言っていたのでびっくりしたことがありました。僕は小さいときから長い間「ペケ」と発音していたからです。「上司」もペケと発音しています。関西圏はペケ、関東圏はバツと聞いたことがありましたが、はっきりした証拠はありません。(ちなみに僕は岐阜県で、「上司」は兵庫県です。)
 比較的古い世代だからという世代間の問題かもしれません。
 パソコンでペケとバツをそれぞれいれて変換させると、両方とも×が出てきました。


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感謝! 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月23日(月)09時57分58秒 返信・引用
 ひろせ幹事が、今年もホームページに「第32回総会の様子」をアップしてくれました。一人一人の写真とコメントがあり楽しく見させてもらい、当日を思い出しておりました。公私とも多忙な中、ひろせ君にお礼を言います。

 皆さんが、健康で、元気で、そして前を向いて進んでいれば、人生いろいろあるでしょうが、何があってもたいしたことではありません。


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総会のようす 投稿者:板頭 きのうち 投稿日:2009年11月23日(月)09時51分28秒 返信・引用 編集済
総会のようすをアップして頂き、ありがとうございます。
当日の楽しかった様子を思い出して、再び楽ませて頂きました。
また、板頭の名誉ある称号を頂きありがとうございます。
多分、この掲示板での書き込み回数で、付けて頂いたと思いますが、書き込みすることでストレス発散になりますので、頑張ります。

番頭の方は株で儲けて、二紫会に会計的に寄与せよということでしょう。
日経平均株価はセリング・クライマックス(略してセリクラ)に向かおうとしています。
来週一杯は駄目なので、プレッシャーがかかってます。
米国の未曾有の低金利政策で株式市場にマネーが余っているので、NYダウは下がりにくい。
また、9月期の企業決算がそんなに悪くなかったので、セリクラさえ終われば、また日経も上がってくると思います。
番頭としての役目はそのときに出来るかも・・・・

総会のときに、ひろせ先輩が一人ひとりの近況報告をチェックされて、書き込まれているのは見て知っていましたが、このようにコメントされるために入念にメモされていたのですね。
ゆっくり飲まれてないのではと心配になりますが・・・

石田先輩、二紫会名物の記念会員になられて、おめでとうございます。
来年は石田さんを見るために大勢の会員が参加されるようです。
来年はやはり、マイケルジャクソンの「スリラー」を二人でデュエットしなけれがなりませんね。

世間では3連休らしいですが、そろそろ本業の仕事にかかります。


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コメントシリーズ Re: たぬき丼 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月22日(日)23時20分12秒 返信・引用
> No.1223[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

> 「きつね」と「たぬき」の話を書いていて「たぬき丼」のことを思い出しました。

 衣笠丼(薄揚げを卵でとじた丼)も京都独特らしいです。
 カツ丼の代用品なのでしょうか。

 カツ丼と言えば,私の出身地福井では「だし+カツ+卵・タマネギ」ではなく,「ソース+カツ」です。昔から「ヨーロッパ軒」なる妙な名前の店がソースカツ丼で幅を利かせています。


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コメントシリーズ Re: こんなんでいいのでしょうか 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月22日(日)23時11分57秒 返信・引用
> No.1211[元記事へ]

 しばらく掲示板にコメント書いていませんでしたから,怒涛の(?)コメントシリーズを書きます。一見殊勝ですが,実はストレス解消・・・だったりします。

まずは
19期生 はらださんの発言へのリプライです。

 はらださん,いらっしゃい。
 今後とも掲示板への書込みをよろしくお願いします。

 ゴルゴの作風を損なうことなく,おもしろい作品になっていますね。
 思わず「オレの後ろに立つな!」と叫びたくなります(笑)。

 島本町といえば,島本高校がありますよね。
 ラグビーでいいスタンドオフが毎年輩出されている時期がありました。

 今後とも掲示板への書込みをよろしくお願いします。


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第32回総会のようす 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月22日(日)20時52分29秒 返信・引用 編集済
 ↓の書き込みで肝心なことを忘れていました。
 そのために書き込んだのに(笑)。

 ホームページに第32回総会のようすをアップしております。
 クリックすると,開催御案内が出ていたものが,総会のようすに置き換わっています。
http://homepage3.nifty.com/lulu/32th_sokai.html
 私が主観的に記述しておりますので,誤りもいろいろとあるかもしれませんし,ネット上では堪忍,というお話もあるかもしれません。
 何かありましたら,お申し付けください。もっとキワドく書き直す,なんてことはいたしませんし(笑)。

 夕方,散髪に行こうと同志社西門を通りかかったら,はやクリスマスツリーが輝いています。
 そういえば,まもなくEVE祭ですね。



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桓武天皇 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年11月22日(日)20時01分49秒 返信・引用
善峯寺、よかったです。結構、人も多かったですが、ここの景色をみて、平安京を選定した桓武天皇の気持ちがわかります。まだまだ、知らないところがあります。みなさん、いいところを教えてください。

(れいこー、かしわは東京では全く通じなかったこと、思い出しました。でも、京都にはない「ちくわぶ」を見たとき、これが?…という気持ちでした。)


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ほっこり 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月22日(日)15時46分52秒 返信・引用 編集済
という言葉も関西というか,京都独特ですね。

 今日は久しぶりに仕事と関わりのない休日。
 朝から大阪の家のメンテに出かけ,お昼を次男と寒梅館で食べ,テレビでラグビー観戦。

 し,しかし・・・
   同志社27-31天理大
 負けました。今季2敗目。
 同志社は摂南大と天理大に負けていますが,両校ともフォワードとバックスに強力なトンガ人がいます。
 今日も最初は13-0でリードしていたのですが,後半は外人パワーと相手のモールに蹂躙されてしまいました。
 関学が立命に勝って全勝(47-34)。関学が連覇しそうな感じですが,同志社は関学にだけは意地で勝って欲しいものです。来週の立命戦も勿論ですが,今日の試合を観ているとなかなかの強敵です。来週も厳しい試合になるはず。
 大体大も京産大も弱くなって,関西リーグはわずか2年ほどで様変わり。同志社-京産大のテレビ中継が地上波でもCSでもなかったのは30年ぶりくらいではないでしょうか。その京産大も全敗でBリーグに陥落危機。

 寒梅館の北側にうどん屋さんがあり,上立売通を隔てた北側は近年はレンタルビデオショップ,昭和においてはビリヤード屋さんでしたが,最近レンガ・タイル貼りの新しい建物が建てられ始めています。
 この場所は藤井右門宅跡ですが,同志社エンタープライズがオフィスかショップを整備しているようです。




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関西と関東 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月21日(土)21時41分25秒 返信・引用 編集済
関東の「きつねそば」は関西では「たぬき」に、清水の「たぬき丼」は大阪では「ハイカラ丼」になることから、西と東の呼び名や文化の違いについて考えて見ました。
因みに、小生は静岡18年、京都4年、神戸3年、高知1年、神奈川3年の生活を経て、静岡に戻り現在に至っております。以下、データ不足ではありますがご容赦願います。

そもそも「関西」と「関東」の定義は何か。昔、薄口醤油と濃い口醤油の境目が関ヶ原だと聞いたとき関西の“関”は関ヶ原のことで関ヶ原から西のことを関西と呼ぶのかな、と考えました。それなら関ヶ原から東が関東?それはおかしいでしょう、と言うことで調べてみるとこれが意外とややこしく、越前の愛発(あらち)の関、美濃の不破の関、伊勢の鈴鹿の関の三つの関所を結んだ線より西を関西と呼ぶようになったのだそうです。一方関東は箱根の関より東とのこと。成程、関西と関東の“関”は別の場所だったんですね。
静岡は箱根の西ですが、関東文化圏の西端ということで書かせていただきます。

①自分
「自分」は関東では一人称。京都の人間とはじめて話をしていて、京都では二人称として使うのだと気づくまで話がまるでかみ合わず、焦ったものでした。
②かしわ
京都のお肉屋さんで「かしわ」と書いてあるのを見て、京都の肉屋は柏餅も売っているのか、と驚いたものです。東京の肉屋で「かしわ下さい。」と言っても通じませんよ。
③冷コ
喫茶店でウエイトレスに「れいこ」と言っているのを聞いて、彼女の名前が「れい子」かなと思いました。関東の「アイスコーヒー」も文法的にはおかしいのでしょうが、「冷コ」は品がないなあ。
④豚まん
関東では肉まんですよね。「肉」は関東では牛肉、豚肉、鶏肉の総称ですが、関西では牛肉だけの意味?肉じゃがも牛肉だし(関東では豚肉が一般的)。そういえば京都で食べたカツサンド、とんかつではなくビーフカツだったのはうれしい驚きでした。
⑤トコロテン
こちらでは、酢醤油で食べるのが一般的。黒蜜をかけて食べるのには本当に驚きました。今でもかなり抵抗あります。
⑥トースト
パンの厚さが全然違います。関西の分厚いトースト、中がしっとりしていて大好きです。
⑦餅
関西の丸いお餅、新鮮でした。
⑧アホ
「アホ」と「バカ」の境は何処なのでしょう。静岡は「バカ」で三重や滋賀は「アホ」だから、名古屋あたりかと思って友人に問い合わせたところ、名古屋では「たわけ」というそうです。・・・ここは別文化でした。
⑨うどん屋
関東では蕎麦屋が一般的です。落語の演題も上方の「時うどん」は江戸落語では「時そば」ですよね。境目はどこか、名古屋の友人に聞けば「名古屋は“きしめん屋”だがや。」と答えるでしょう。
⑩その他
「ミックスジュース」というのも関西独特?そういえば、「木の葉丼」なんていうのもこちらにはありません。

考えれば、まだまだ出てくるのでしょうが、今日はとりあえずこの辺で。


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たぬきときつね 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月21日(土)21時15分50秒 返信・引用
 今日(11月21日)の朝日新聞朝刊の折り込み「be on Saturday」に、「うどん対そば東西対決」という記事がありました。「マルちゃん赤いきつね」も写真入りで載っています。二紫会の書き込みは、世の中の先を行っているのかな、と感じた次第。
 見た人も多いかと思いますが、念のため情報提供まで。


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『国富論』(45) 第4編 第7章 第3節 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月21日(土)21時08分46秒 返信・引用
 第3節 アメリカの発見と喜望峰経由のインド航路の発見によってヨーロッパが得た利益 (Of the Advantages which Europe had derived from the Discovery of America, and from that of a Passage to the East Indies by the Cape of Good Hope)

 前節の論点は、ヨーロッパ各国の植民地に対する政策は、当初の植民地建設の動機でみても、その後の植民地の繁栄においても自慢できるものがほとんど無い、というものでした。この節では、「では、アメリカの発見と植民地化によって、ヨーロッパはどのような利益を得たのであろうか」(177頁)ということが問題になります。この利益は、ヨーロッパ全体を一つの地域と見たときに得られた利益と、植民地を獲得した国が自国の植民地から得た利益との二つから見ることができる、としています。

 ヨーロッパ全体を一つの地域と考えたときには、アメリカの余剰生産物がヨーロッパに輸入されるようになり、その結果ヨーロッパの生活が豊かになったことと産業が発展したことの二点を挙げています。
 スペイン、ポルトガル、フランス、イギリスなど、植民地と直接貿易をしている国の産業が拡大しただけでなく、オーストリア領のフランドル地方やドイツの一部のように植民地との直接貿易はないがスペインなどの他国を経由して貿易をしている国の生産も増加しました。さらに、ハンガリーやポーランドのように自国の商品をアメリカに輸出していませんがアメリカの生産物を輸入しているので、これは自国の生産物の一部と交換し、それによって自国の市場を拡大したはずです。また、アメリカと輸出も輸入もしていない国でも、この大きな動きからその国の産業が拡大することになります。つまり、「ヨーロッパの一大通商圏 (the great circle of European commerce) に年間に投入され、さまざまな循環によって通商圏内にある各国に年間に分配される商品の量が、アメリカから余った生産物がもちこまれたことで増加したはずである。このため、取引される商品の量の増加に伴って、通商圏内の各国に供給される量も増加し、各国で生活が豊かになり、産業が拡大したとみられる」(178頁)ということになります。
 しかし本国が植民地貿易を独占しているために、植民地の商品価格が他国で高くなり消費が減少するので植民地での産業の発展が抑えられます。他方、植民地では他国の商品価格が高くなりますので、同様に他国の産業の発展が抑えられます。「植民地貿易の独占は、その国で得られるとされる利益のために、他のすべての国で生活の豊かさを損ない、産業を抑圧するものであり、植民地ではとくに打撃が大きくなる」(179頁)として、独占を批判しています。

 つぎに、植民地を獲得した国が得られる利益として、支配下の属領から得られる一般的利益 (common advantages) と、ヨーロッパ各国のアメリカの植民地のように特殊な性格をもった属領から得られる特殊な利益 (peculiar advantages) の二つに分けて説明しています。
 一般的利益としては、防衛のため使える兵力と属領から得られる財政収入を挙げています。ヨーロッパ各国の植民地は、本国の防衛のための兵力を提供したことは一度もなく、またスペインとポルトガルは財政収入を植民地から得ていましたが、特にイギリスは植民地に投じる財政支出に見合った収入を植民地から得てはいませんでした。その代わり、特殊な利益を得ることになります。植民地貿易の独占がこの特殊な利益をもたらす源泉となったのです。
 イギリスは植民地貿易を独占していましたので、イギリスの植民地は列挙品目に入るものを本国以外に輸出できません。これは、イギリスが植民地と自国の余剰生産物を交換するとき有利な価格の条件をもつことになり、イギリスの製造業にも刺激を与えます。また、他国はこの商品をイギリスから買うしかありませんので、生活の豊かさと産業の拡大が抑制されます。このやり方は、植民地をもつ国がもたない国より有利になるように見えますが、スミスは、「しかしこの有利さはおそらく、絶対的なもの (absolute advantage) ではなく、相対的なもの (relative advantage) にすぎない。植民地をもつ国が有利になるのは、他国の産業と生産を抑制するからであって、自由貿易の場合に自然に達する以上に自国の産業と生産を振興できるからではない」(181頁)と批判しています。

 イギリスでは航海法の制定以来、植民地貿易を独占してきたので、それ以前に植民地貿易に使われていた他国の資本が引き上げ、イギリスの資本だけで植民地貿易を行うことになります。そのため、商人は安い価格で購入し高い価格で販売することができ、それに使われた資本の利益率は高くなります。すると他の貿易部門から資本を引きつけることになります。このことは以下の二つのことを意味します。
 「第一に、植民地貿易の独占によって、他の貿易分野から植民地貿易に資本がたえず流入している」(183頁)ということです。
 イギリスが植民地貿易を独占してから植民地貿易は拡大しましたが、イギリスの総資本はそれに見合うほどには増加しませんでした。そのためヨーロッパの近隣諸国や地中海沿岸諸国の市場から資本の一部が引き上げられ、植民地貿易に向けられました。これは植民地貿易を独占したことによって、イギリスの対ヨーロッパ諸国や対地中海沿岸諸国との貿易を衰退させ、貿易の地域構成を大きく変えることになりました。
 「第二に、植民地貿易の独占によって、すべての国がイギリス植民地で自由貿易を許されていた場合よりも、イギリスでさまざまな分野の商業の利益率が高くなった」(185頁)ということです。
 独占によって、植民地貿易では競争が緩くなり資本の利益率が高くなっています。この場合、「どの国でも通常の利益率が本来の水準より高くなっていれば、その国は独占権をもたない貿易分野のすべてで、絶対的にも相対的にも不利になる」(186頁)と言っています。
つまり、絶対的に不利になるのは、「独占権をもたない貿易分野で本来より高い利益率を確保するには、自国に輸入した外国製品と、外国に輸出した自国製品をともに、本来より高く売るしかない」(186頁)ので、売買量が少なくなり、生活の豊かさも産業の拡大も抑えられるからです。
 また相対的に不利になるのは、独占権を持たない貿易分野で、他国の商人は安く売れるようになり、独占権を持つ国をこの市場で追い出すことができます。
 このようにイギリスで資本の利益率が高いことが、「イギリスの資本は貿易分野の大部分にあたる独占権をもたない分野から、一部は引き揚げられ、一部は駆逐されたといえるはずである」(187頁)から、イギリスが独占していない貿易分野では他国が有利になっています。さらに、イギリス植民地との貿易から排除された資本が他の貿易分野に流れていますので、他の貿易分野では外国資本の利益率が下がり、競争が激しくなってイギリスが相対的に不利になっていることになります。


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Re: 画期的な提案(のつもり) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月21日(土)09時56分0秒 返信・引用 編集済
> No.1228[元記事へ]

hosokawaさんの発言へのリプライです。

> 「二紫会経済学」を「漫画で読む二紫会経済学」にし、先生とはらださんに編集していただき、出版社に売り込みませんか?
> 結構、売れるかも?でその収益で
> 1.二紫会総会は無料
> 2.余剰金で、二紫会教育基金、二紫会研究基金等と設立


おもしろそうですね。(幹事でもないので無責任な発言ですが・・・)
教育基金はニシムラ君のためですね。
研究基金は私が行っている「株価から日本経済の仕組みを研究」ですね。
そこへ資金注入してもらえれば、株による利益で二紫会総会は無料になると思います。
(ちなみに現在は株で資金を3倍にするつもりが、3分の1になっています・・・笑)

ほそかわ先輩の提案に第3として
二紫会発の産学連携してみては如何でしょう?
越智洋紙(株)と同志社大学商学部によるコラボで、「製紙業界における成長戦略と市場の特異性」のようなことをしてみては・・・
コンサルタントやマーケティング、金融のプロが会員の中にゴロゴロいるので、それぞれ専門分野で知恵を出してもらい、実際に業績のアップと研究論文の提供を行うのは如何でしょう。

今年は幹事忘年会の予定はないのですか?
どのようなものか一度乱入してみたかったのですが・・・
7期生の石田先輩も乱入しますよね?


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画期的な提案(のつもり) 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年11月21日(土)07時44分4秒 返信・引用
「二紫会経済学」を「漫画で読む二紫会経済学」にし、先生とはらださんに編集していただき、出版社に売り込みませんか?
結構、売れるかも?でその収益で
1.二紫会総会は無料
2.余剰金で、二紫会教育基金、二紫会研究基金等と設立

きっと、没かな?

ちなみに、やまざきさんの「たぬき丼」は私の高校では「天かす丼」でした。(なんとも、淋しいネーミングでした)、ドムドムバーガーはダイエー系のハンバーガショップで、割と美味しかったです。


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株式投資レポート(20) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月18日(水)09時42分5秒 返信・引用 編集済
NYダウは10400ドルを超えました。しかし日経は上がらない。
理由として考えられることは
(1)6月に高値で買っている信用の期日売りが12月にあり、一斉に売られる懸念。

(2)増資のラッシュで三菱UFJやNEC、日立は話題になっていて、想定できましたが、日本郵船やダイワボウにいたっては降って沸いてきたような状態で、いつ公募増資が降ってくるかと戦々恐々の状態になってます。

(3)昨日の行政刷新会議の事業仕分けで「廃止」「見送り」の連発で、景気が冷え込むと連想されて、一気に売られました。GDPが2.5%予想から4.8%に上方修正されたにもかかわらず、このようになると全く反応してません。

(4)現物で買っている私には関係ないのですが、信用で買っている人は持ち株が下がりすぎると、口座に追加入金の必要を迫られます。その追い証懸念が出てきました。それを避けるために売られそうです。

(5)JALも下がってきましたが、100円を割ると、株を保有している企業は社内ルールで、強制処分することになります。100円を割ると一機に80円ぐらいまで下がると思います。そうなると資金融資しているメガバンクが売られると思います。

段々、売りが売りを呼び込むようなヒステリックな状態に入ってます。
空売りをしている人にとってはお祭り状態です。

GDP上方修正されたように、9月期の大手鉄鋼JFEは赤字から黒字の上方修正しており、昨年秋から比べると、急激に業績回復をしています。
今は株価は3000円を挟んで動いてますが、4000円を超えても良いくらいなんですが・・・
それで、次は鉄鋼株が上がると先読みして、買って持ってますが、今のヒステリックな状態から回復するまで待つしかなさそうです。
(先読みしたつもりが、世の中こんなもんですね・・泣)
希望としては来週末にはヒステリック状態の底打ちしてほしいのですが・・・?
しかし現実は増資発表ラッシュが終わるまで続きそうです。

大西洋でのクロマグロ漁獲量38%削減が決まり、マグロ流通量が減るので、養殖が注目されるであろうというので、林兼産業が上がりました。
これが自動車が注目されて上がると、鉄鋼ーガラスー電池ーカーボンーゴムとドンドンと広がっていき株価が全体として上がると思いますが、日本の産業構造は漁業分野において手薄なように思います。
マグロが注目され、資金がそちらに流れ、林兼産業で終わりです。
もっと分厚い産業構造になってれば、マグロ関連で次から次へと資金が流れます。
農業も同じで、井関農機ー日本農薬ーコープケミで終わりみたいな状態で、株価から見えてくる日本の農業、漁業の産業構造に不安を感じます。


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制御不能 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年11月17日(火)12時54分32秒 返信・引用
 御無沙汰(笑)しております。

 現在、ホームページのトップページが制御不能状態になっています。総会後公私とも忙しく、この日曜日にやっとホームページを触ろうとしたのですが、背景データがややこしくなっています。
 タグの解析をするしかないので、もうしばらくお待ちください。


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Re: 静岡県の地域特性 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月16日(月)22時36分51秒 返信・引用 編集済
> No.1224[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。
>
> うちもの体質・よそもの体質。
> 都会的なところ・田舎的なところ。
> 東日本的なところ・西日本的なところ。
> これらのバランスが日本全体のバランスと似ているらしいです。
> だから新商品を日本全国に販売するのに、静岡県で売れれば日本全国でも売れるので、テストマーケティングの場所に選ばれているらしいです。


タバコでもお菓子でも新商品ができると、まず静岡県で試験販売し、売れれば全国展開するとの話は聞いておりました。これは単に静岡県民が日本人の平均的な好みを持ち合わせているからだとばかり思っていましたが、成程こんな背景があったんですか。勉強になります。
「静岡県が歴史的に伊豆、駿河、遠江の3つの国からなりたっており」というのを見て、「伊豆詐欺、駿河乞食、遠州強盗」という言葉を思い出しました。
これって何だと思います?

静岡県の東部、中部、西部の人が食うのに困ったとき何をするか、ということで、それぞれの地域の人の性格を言い表しているものです。
これは逆な言い方をすると、伊豆の人は知恵があり、遠州の人は根性があり、駿河の人はおっとりとしていておとなしい(小生のことを知っている人は理解、賛同していただけると思います)ということを意味しています。駿河は気候温暖で産物も豊かなため人に情けを施すゆとりがあるのだ、と解する人もいるようです。

因みに、浜松の人は静岡をライバル視しているか、とのご質問がありましたが、これは間違いありません。一時期浜松の人からは、静岡県から分離し愛知県と合流するんだ、との発言も聞かれました。自動車バブルがはじける前の話ですが。

いずれにせよ、静岡県内でもこれだけの違いがあるのですから、関東と関西の違いについて考えるのも面白いかも知れませんね。


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静岡県の地域特性 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月16日(月)09時38分45秒 返信・引用 編集済
「たぬきうどん」なる食べ物が存在したんですね。
初めて知りました。(「たぬきおやじ」なら聞いたことがありますが・・・)
自分の住んでいる近くの地域でも知らないことがあるもんです。
京都に次回行ったらうどん屋で「たぬきうどん」で通じるのか「ハイカラうどん」で通じるのか試してみたいと思います。
三宮で「たぬきうどん」と注文したら「ハー? 何言うトン」と言われそうです。
京都で「ハイカラうどん」と注文したら「そんな名前で呼ぶのは止めヨシ~」と言われるかも。

そういえば静岡県は日本の縮図みたいなところで、商品の全国発売する際にテストマーケティングする所らしいです。
静岡県は歴史的に伊豆、駿河、遠江の3つの国からなりたっており、分断されていて日本の市場をみごとに現している。
熱海は観光地、浜松は工業都市で「よそもの地域」
静岡は城下町で「うちもの地域」
熱海は関東圏、浜松は中京圏、静岡は静岡独立圏。
浜松の方が人口が多いにもかかわらず、県庁所在地は静岡市で、浜松は面白くないようで、お互いにライバル視しているとか (山崎先輩、本当ですか?)

うちもの体質・よそもの体質。
都会的なところ・田舎的なところ。
東日本的なところ・西日本的なところ。
これらのバランスが日本全体のバランスと似ているらしいです。
だから新商品を日本全国に販売するのに、静岡県で売れれば日本全国でも売れるので、テストマーケティングの場所に選ばれているらしいです。
富士山静岡空港が開港すると県民性も変わるかもしれませんね。


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たぬき丼 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月14日(土)18時11分55秒 返信・引用 編集済
「きつね」と「たぬき」の話を書いていて「たぬき丼」のことを思い出しました。
清水東高校(小生の母校です)の近くのお蕎麦屋さんのメニューに「たぬき丼」というのがありました。「関東文化圏の法則」により、「たぬき」=揚げ玉、ということですから具は揚げ玉。
たっぷりの揚げ玉を濃い口醤油と砂糖とだし汁でグツグツと煮て、とき卵でとじてご飯にのっけたもの。クラブ活動帰りの高校生には、これがたまらなく旨かった。そして、なによりも安かった。ところが、このメニュー、他のお店では見かけることはなく、そのまますっかり忘れていました。
あれから30有余年、いつぞやのテレビ番組『秘密のケンミンSHOW』の大阪編で、これとそっくりの食べものを見つけました。その名も「ハイカラ丼」!
「懐かしい!お前、こんなとこにおったんか。」
思わず、口に出てしまいました。

清水の「たぬき」は大阪では「ハイカラ」に化けるのだと知ったのでした。


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『国富論』(44) 第4編 第7章 第2節 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月14日(土)14時05分57秒 返信・引用
イギリスは植民地の貿易に対して寛大な姿勢をとってきましたが、「寛大な姿勢は主に、植民地の生産物のうち未加工のものか、製造のごく初期の段階といえるものの輸出市場に関する点にかぎられている」(166~167頁)ので、加工段階が進んだ製品や高級な製品については、高関税をかけたり植民地での生産を禁止したりして、植民地で高度な製造業が確立することを妨げていました。スミスは、「ある国が自国の生産物を活用して可能なかぎりのものを生産するのを禁止したり、もっとも有利だと判断した方法で自分の資本と労働を使うのを禁止したりするのは、人間のもっとも神聖な権利をあからさまに侵害する行為である」(168頁)が、社会発展の現段階でのこの規制は、植民地は加工段階の進んだ製品や高級な製品を本国から輸入した方が安くつくので特に妨げにはなっていない、「だが、社会がさらに発展すれば、ほんとうに抑圧的で耐えがたい規制になるかもしれない」(168頁)と言っています。

 さらにイギリスは、植民地の商品の一部の輸出を本国だけに限定する見返りに、他国からの同様の商品の輸入に高関税をかけたり、植民地からの輸入に奨励金を支給したり、イギリスの輸入品を再輸出する場合に関税の一部を払い戻したりして、植民地を優遇する政策をとっていました。しかし植民地貿易に関する大部分の規制は、それに従事する商人の助言によるものなので、「植民地が必要とするすべてのヨーロッパ商品を供給する独占権、植民地で余った商品を本国での商人の事業に打撃を与えないものにかぎって購入する独占権を商人が得ていることで、植民地の利害が犠牲にされ、商人の利害が守られている」(170頁)というように、植民地や本国の利害より商人の利害が重視されたとコメントしています。

 またイギリスの植民地は、貿易以外では自治権が完全に認められ、住民を代表する植民地議会は行政当局より高い権威をもっていましたので、「イギリスの植民地では、本国よりも住民が平等の権利をもっている。植民地の住民の方が共和主義的 (republican)」(171頁)だったようです。「これに対してスペイン、ポルトガル、フランスは、植民地を専制支配 (absolute government) している」(172頁)と言っています。
 他の諸国と比べて、北アメリカの植民地が発展していることでイギリスの政策の優位が示されますが、黒人奴隷の管理においては専制的な国の方が良い状態を示すと言い、フランスの砂糖植民地の例を挙げています。その理由は、「奴隷制という不幸な制度を認める法律がある国ではどこでも、行政当局は奴隷を保護しようとするとき、主人の私有財産の管理にある程度まで干渉することになる」(173頁)が、奴隷を主人の暴力から保護するためには自由な国より専制的な国の方が容易だからだ、と説明しています。

 最後に、ヨーロッパ各国と植民地の関係について、「ヨーロッパ各国の政策は、当初の植民地建設についても、植民地の統治に関するかぎりはその後のアメリカ植民地の繁栄についても、自慢できる点がほとんどない (very little to boast of)」(174頁)、と結んでいます。
 その理由の一つに、植民地建設の動機の愚かさと不正 (folly and injustice) を挙げています。つまり、金銀の鉱山を見つけ出そうという愚かな考え方と、攻撃するどころか初期の冒険家を親切に温かく迎えた無防備な先住民の所有物を強奪した不正です。
 また、アメリカ大陸に渡った人々は、ヨーロッパ各国の政府の賢明な政策の結果でなく混乱と不正のためだった、という点を挙げています。「イギリスの清教徒が本国で抑圧を受け、自由を求めてアメリカに逃れて、ニューイングランドに四つの植民地を建設した。イギリスのカトリック教徒がそれ以上に過酷に抑圧され、メリーランドに植民地を建設した。クエーカー教徒はフィラデルフィアに植民地を建設した。ポルトガルのユダヤ人が宗教裁判にかけられて資産を没収され、ブラジルに追放された」(175頁)というように。
 さらに、重要な植民地のいくつかでは、ヨーロッパ本国の政府は植民地建設に対してほとんど何の寄与もしていないことを挙げています。メキシコの征服はキューバ総督が計画したものであり、チリ、ペルー他のスペイン植民地はスペイン王の名において植民地にする許可を与えただけでそれ以外の国の支援はしていないし、イギリス政府も北アメリカの重要な植民地建設のときに何の寄与もしていない、という点です。
 そして、植民地が大きくなってくると本国が関心を持ちはじめて、植民地の貿易を本国が独占する法律を考えはじめました。これは、「植民地の輸出市場を本国に限定し、植民地を犠牲にして本国の市場を拡大し、その結果、植民地の繁栄を刺激し促進するのではなく、妨害する法律だったのだ」(176頁)と言っています。

 それではヨーロッパの政策の貢献は何もなかったのかという点で、スミスは人材を育てたというただ一つの点だけが挙げられると言っています。「人々の偉大な母という点で (Magna virûm Mater!)。つまりこれほど偉大な事業を実行する能力があり、偉大な帝国の基礎を築く能力がある人材を生み出し育てた点で。そして世界の他の地域には、このような人材を育てられる政策を実行している国はないし、実際にそのような人材を育てた国はない」(176頁)という点です。


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島本町② 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月14日(土)09時05分38秒 返信・引用 編集済
はらだ君のおかげで、島本町、すっかり有名になりましたね。
今までの情報をまとめてみますと

①山崎の合戦の天王山の南西に位置する
②大阪府なのに市外局番は「075」
③名水10選にはいる地下水がでる
④サントリーの銘酒『山崎』のふるさと
⑤「きつね」と「たぬき」の境目
⑥蛍を見ることができる
⑦ドムドムバーガー(何だこりゃ)がある
⑧最近コンビニが出来た
⑨大型スーパーはまだない(?)
⑩デューク東郷が住んでいる

これだけ分かれば、今やもう有名スポットですね。


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Re: 島本町 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月13日(金)23時31分56秒 返信・引用 編集済
> No.1219[元記事へ]

アラハンいしてつさんの発言へのリプライです
>
> また、「きつねそば」「たぬきうどん」なる大阪人には不可解な名称の食べ物が存在し出す最南端、「きつね」と言えば「うどん」しか存在しないという京都人からすれば不思議な現象がおこる最北端にあたります。
> どこから変わるのかは、以前「探偵ナイトスクープ」でやってて、島本町のどこかの交差点(だったかな?)が境になってたような記憶があります。(うろ覚えですいません)
>
> こんな食べモンの話は、山崎先輩は得意でしたでしょうか?


先にも書きましたように、小生は東洋水産に勤務しておりました。マルちゃんの「赤いきつね」は小生在籍当時に新発売となりました。
小生の故郷の静岡県は関東文化圏なのでしょう。
「きつね」=油揚げ
「たぬき」=揚げ玉
だと信じていました。
従って、
「きつねうどん」=油揚げ+うどん
「きつねそば」=油揚げ+そば
「たぬきうどん」=揚げ玉+うどん
「たぬきそば」=揚げ玉+そば
という認識でした。
ところが、関西では違うということを知り、大きな驚きでした。
確か、
「きつね」=油揚げ+うどん
「たぬき」=油揚げ+そば
が、関西ですよね。
当然マルちゃんでも混乱しました。本社は東京の会社ですから。あわてて関東と関西ではネーミングを変えた記憶があります。

「きつね」と「たぬき」の境が島本町だということは浅学にして知りませんでしたが、うどんの出汁、濃い口醤油と薄口醤油の境は、関ヶ原辺りだと聞いたことがあります。


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Re: 島本町 投稿者:アラハンいしてつ 投稿日:2009年11月13日(金)20時12分26秒 返信・引用
> No.1216[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

島本町は、秀吉と光秀が本能寺の変後に戦った「天王山の戦い」で有名な天王山の大阪側にあります。
サントリーの山崎蒸留所もあり、たしか良質な地下水が豊富だったと記憶してますが、水不足になれば、住民よりもサントリーに優先して回されると聞いたことがあります。

また、「きつねそば」「たぬきうどん」なる大阪人には不可解な名称の食べ物が存在し出す最南端、「きつね」と言えば「うどん」しか存在しないという京都人からすれば不思議な現象がおこる最北端にあたります。
どこから変わるのかは、以前「探偵ナイトスクープ」でやってて、島本町のどこかの交差点(だったかな?)が境になってたような記憶があります。(うろ覚えですいません)

こんな食べモンの話は、山崎先輩は得意でしたでしょうか?


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島本町 投稿者:細川 投稿日:2009年11月13日(金)19時37分27秒 返信・引用
大阪染工、ユニチカリネンサプライを担当してました。
日本の名水10選もありますね!
私は島本町!知ってますよ…


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ありがとうございます 投稿者:19期生 はらだ 投稿日:2009年11月13日(金)12時27分28秒 返信・引用
>きのうち さん

リプライありがとうございます。なんかムリヤリ褒めていただいて。

はたしてこれは才能なのでしょうか。
あえて才能というのであれば、自分では「バカバカしい事を本気でやる才能」だと思っています。美人のお姐さんに、ため息つかれながら「あんたアホやろ」と言われる事が最上級の褒め言葉です。

妻には「お金にならない才能ばっかり無駄にあって」と言われています。
ホント、こういうくだらない事ばっかり考えてお金がもらえればいいのですが。仕事で活かせていないのが現在の悩みです。



>山崎さん

ありがとうございます。
昨年や一昨年の作品は、ちょっと内容的にプライベートに踏み込んだものになってしまいますので、ご容赦ください。
今年もそろそろ考えねばなりませんので、また掲載できそうなものが出来あがったらご笑覧していただけたらと思っています。
ちなみにバス・ストップは妻の力作です。本来の絵には出てきません。



>細川さん・山崎さん

島本町はJR高槻駅と山崎駅の間にあたらしく出来た「島本」駅の付近一帯をさします(阪急では「水無瀬」駅)。
なぜか大阪なのに市外局番が「075」という謎のエリアです。
お年寄りが多いのか、静かな町です。今年の6月ごろに近くの川に蛍を見に行った時に「のんびりしていい所だなあ」としみじみ思いました。


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島本町 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月12日(木)22時39分19秒 返信・引用
> No.1214[元記事へ]

細川さんの発言へのリプライです。

> 島本町 山崎先輩を含め、ご存知の方はいらっしゃいますか?

小生は大学卒業後、約3年間、東洋水産(株)大阪営業所に勤務しました。
担当テリトリーは大阪府でした。従って大阪府にある大型スーパー(ダイエー、イズミヤ、平和堂、ジャスコ等々)はすべて廻っていました。
しかし、島本町というのは行ったこともなければ、聞いたこともありません。何処にあるのでしょう。


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株式投資レポート(19) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月12日(木)21時59分15秒 返信・引用 編集済
> No.1210[元記事へ]

> やはり、経営能力や営業能力がありあまる人は、研究者には向いてないの
> でしょうね。

石田先輩、ご見解をありがとうございます。
企業が大学の研究者に興味を持たないということは逆にチャンスがあると考えたのですが、興味関心を持たないのはそこには市場が無いようですね。
または企業にとっては、大学のお隅つきより利益重視なんでしょうね。



今週も株式市場は膠着しています。(明日はわかりませんが・・・)
理由は3点あるように思います。

(1)12月に6月の信用買いの期日到来で、東芝など上がっているのは売らないですが、段々下げているような銘柄は一斉に売られます。その警戒感から参加者が減っているようです。ちなみに外資は買い越してます。

(2)10200ドルが目先天井と言われたNYダウが上がりすぎていること。
ドル安による原油バブル崩壊で米国に2番底がありうるとジョージ・ソロスが発言したことで疑心暗鬼になってます。機械受注が前月比3,2%予想が10%超えたにもかかわらず反応してません。機械メーカーの利益が跳ね上がるのですから株価に反映して当たり前なのですが・・・

(3)民主党政権になり、何をするのかはっきりしないので、株式相場になるテーマが無い。二酸化炭素削減25%の数字だけ一人歩きしています。政策としてハッキリと原発で幾ら、太陽光発電でいくら減らすというように具体的に発言してもらえれば、原発では木村加工、東芝と順番に上がり、ウランを輸入している商社株まで上昇。
太陽電池ではシャープ、三洋電機、GSユアサが上がり、世界最高率の電流変換機を発明した田淵電機や電流切断ソーワイヤを開発した東京製綱、世界で超薄いパネルを開発した日本板硝子と順番に上がって行くと思いますが、人の関心を引くような、株式相場になるような政治主導の発言を希望します。
民間企業はそれぞれの分野で頑張っているんで、なんとかならないですか鳩山さん?

円高に振れていることと、メガバンクの増資懸念も足を引っ張っているとおもいます。
NECの増資の噂をこの掲示板で書いた次の日の新聞で正式発表がありました。
今日。大和證券から電話があり、買わないかと誘われましたが、地合いが悪いのでお断りしました。
最近では公募価格を決めて、お金の振り込み期間約1週間くらいは株価が公募価格を下回らないように、幹事証券会社によって調整されるのですが、マツダ(大和證券)青森銀行(野村證券)が公募増資しましたが、値決めから振込み日までの間に下回っています。
公募価格を下回ると買った人は損をするので、当然振込みしないですよね。
証券会社も段々と厳しくなって、買い支えられなくなっているようです。
公募価格284円の青森銀行を288円で買って、286円で投げました。

あるアナリストは年末までに日経平均株価が12000円~14000円と予想してましたが、3月までに12000円と下方修正してます。

今週は鬼怒川ゴムを見ていましたが、155円から208円まで上がりました。
上がる材料は何もないので、仕手筋が入ったのか、連想で買われたのか真偽は不明。
来週も日経が膠着しているとルック、虹枝、東日カーライフあたりが上がるかもしれません。

12月に信用の期日売りが一斉に入りますが、そんなに悲観はしていません。
色々な企業が特徴ある開発をしています。
ただ、それが話題になれば株価に反映するのですが・・・・
しばらく疑心暗鬼の状態が続きそうです。


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お寺 投稿者:細川 投稿日:2009年11月12日(木)20時57分30秒 返信・引用
久々に、HP見ました。
山崎先輩の誘惑に負け、今度、大原野に行きます。(楽しみです)
善峯寺が楽しみです。(業平寺は、私の理想、小野 小町の恋敵のようなので)
ちなみに、西行寺は国宝第1号だそうです。(あまり国宝には興味はありませんが)

島本町 山崎先輩を含め、ご存知の方はいらっしゃいますか?(おもしろかったですが)
はらださん!次回、会いましょう!


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Re: こんなんでいいのでしょうか 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月11日(水)20時02分13秒 返信・引用 編集済
> No.1211[元記事へ]

19期生 はらださんの発言へのリプライです。

いやはや、なんとも面白いですね。
ラストのコマのバス・ストップには噴出してしまいました。こんなセンスの持ち主の掲示板参加は大歓迎です。
はらだ君の年賀状、欲しくなりました。
できれば、昨年や一昨年の作品も添付して下さい。


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プロモーションの差別化 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月11日(水)09時42分52秒 返信・引用 編集済
はらだ君の作品を見ての感想ですが
各企業は差別化しようと必死になってます。
戦略、商品、産地、名前、キャラクターなどで如何に他社と差別化するかがテーマになっています。
プロモーションの差別化という点では凄いと思います。
一体どうすればあのような「キャラ立ち発想」ができるのかにも興味があります。
アラハンの私には到底、思いつかない発想です。
若いからでしょうかね?(アラフォーだから、もう若くはないか)
総会の時に先生が才能があると言われていたことが「これ」だったのですね。
これなら目立つので先生がしっかりと覚えているのは当然のことです。
人に認知させることが重要で、また難しいので、頭を抱えています。
企業は社会で目立たなくては生き残っていけません。
(企業でもキャラが目立たないところも沢山ありますが・・・)
この発想の源は仕事の関係で出来たのか、また生まれつきの才能なのか、来年の総会の時にコッソリとコツを教えてください。
プロモーション活動のヒントをもらったような気がします。


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こんなんでいいのでしょうか 投稿者:19期生 はらだ 投稿日:2009年11月10日(火)06時11分31秒 返信・引用
19期生のはらだです。
初めて参加しましたが、楽しい総会をありがとうございました。
お礼が遅くなりましてすみません。

近い年代の人がほとんどおらず(まさか近況報告トップバッターとは・・・様子見の
予定が)、さみしいやら申し訳ないやらどうしていいのやら・・・。来た時は困り果
てておりましたが先輩方に気楽に声をかけていただいて助かりました。
そもそもは妻の恩師が倒れた事を聞いて、二村先生もいつまでも元気かどうかわから
ん・・・人間何があるかわからんのだから・・・と、殊勝な心掛けでもって総会にや
って来たのですが、むしろ引退前よりもお元気な先生の様子を見て、何か本当に余計
な心配だったような、(むしろ先輩方があちこちにガタがきているような)そんな気
分になりました。


総会では、二村先生に繰り返し、はらだ君もホームページに何か載せろと言っていた
だきました。
そんなこと言われても・・・困ります。
ですが何もせんでは先生に申し訳ないので、お目汚しではありますが、我が夫婦が大
阪の江坂から島本町に引っ越した際に、知人友人に(もちろん先生にも)送ったハガ
キを掲載して、皆さまの感想などお聞かせいただこうと思います。
ですがホントにこんな感じで大丈夫なんでしょうか先生?


(作品解説)
はらだ家では毎年、いい年こいた大人がやらないような、バカバカしい年賀状を送る
ようにしております。この引っ越しハガキもそのノリで作成しました。
コンセプトは「保管しておきたくなる引っ越しハガキ」です。
見ていただいたらお分かりの通り、漫画家のさいとうたかを先生の「ゴルゴ13」を
元ネタにした、コラージュマンガになっております。「ゴルゴ13」を選んだの
は、年配の知り合いも結構好きで読んでいると聞いたから広い年代層をカバーできる
と踏んだからです。

「ゴルゴ13」のコミックスを何冊か購入して、うまくストーリーがつながるよう
に、コマを選んで切り抜いて並べ直したものをスキャナで読み込み、セリフを全部書
き直して作成しました。背景など細かい部分は妻が手直ししております。

※島本町の名誉のために書いておくと、今では駅前にコンビニがありますし、住んで
みるとすごくいい町です。
※著作権など考えると、ネットに掲載していいものかどうか迷いましたが、掲載して
みますので、管理人さんに判断をゆだねます(よろしくお願いします)。



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産学連携 投稿者:アラハンいしてつ 投稿日:2009年11月 9日(月)20時48分43秒 返信・引用
> No.1201[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 前から聞いてみようと思ってたことがあるのですが、
> 産学共同研究で、大学は研究材料と資金提供してくれる企業を求めている。
> 企業は自社の技術を大学の研究者に科学的に証明してほしいと望んでいる。
> この両者をカップリングさせることはM&Aになるのかわかりませんが、
> このような場合は石田さんのところで融資をうけることはできますか?
> また、このような仲人のような仕事はビジネスとして成り立つと思われますか?

現在、上記のような仲人の仕事は、関西TLO株式会社がもっとも活発です。
立命館大学主導のように見えますが、最近では京都大学、和歌山大学等と、
産学連携・知的財産マネジメント活動を積極的に展開しています。
関西でのTLO機関が全滅に近い現在、ここは頑張っていると言えます。

さて、ウチは融資機関ではなく、政府系のベンチャーキャピタルなんで、
もっぱら株式の引受による投資活動を行っていますが、はっきり言って
「大学発ベンチャー」に投資するところは、一部のバイオベンチャーを
除いてはあまり聞きません。
株価も化けず、非常に寂しい状況です。

やはり、経営能力や営業能力がありあまる人は、研究者には向いてないの
でしょうね。

一般企業も、大企業はいざ知らず、基礎研究の段階にお金を出す中小企業は
存在しません。
当然、もうその特許・技術が事業化する寸前、または事業化出来た直後に絞
られるかとは思いますが、今の世の中がそれどころではなくなっているので、
きのうっちゃんのいうカップリングには、あまりお金は集まらないのではな
いでしょうかね。

あ、そうそう、カラオケでの「外国の歌」なんですが、女房から「国籍を間
違えられような歌は止めて!」と言われ、もうチャングムは歌っていません。
現在はマイケルジャクソン一本で勝負です。
来年はきのうち君とは「スリラー」をデュエットしたいな。
もちろんダンス付きで。

北新地の件は、四国は丸亀が本店の骨付き鶏専門店「一鶴」が北新地に出店
しているので、財布にやさしい北新地を楽しみたいねぇ。


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ホームカミングデー 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月 9日(月)09時38分37秒 返信・引用 編集済
昨日はホームカミングデーにて家族で母校に帰ってきました。
今年の記念品はツインフォトフレーム。
昼はM地下で食べ、「わびすけ」をのぞきましたが、一杯みたいだったのでやめました。
野点では毎年、お菓子を工夫して代えておられるようです。
人力車にも乗せてもらい、学生による模擬店で「小籠包」にも舌鼓。
それから、以前ひろせ先輩が書き込みされていた国際マンガミュージアムに寄りました。
「空手バカ一代」を久しぶりに読み、ドラゴンボールの日本語版とスペイン語版を比べて楽しみました。
野外の人工芝でマンガを読んでいると時間をすかっり忘れさせてくれます。
子供はもう少し居たかったようですが、無理やり連れて帰ることとなりました。
本人たちは来週、また行くと言いますが・・・・

写真をアップしようとしましたが、また失敗しました。
私のインターネット環境が1Mなので、写真は2M以上になり、アップできないようです。


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『国富論』(43) 第4編 第7章 第2節 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年11月 8日(日)11時55分56秒 返信・引用
 第2節 新植民地の繁栄をもたらした要因 (Causes of the Prosperity of New Colonies)

 この節の目的は、「文明国の植民地は、無人の未開地か、人口が希薄で先住民が入植者に簡単に土地を明け渡す地域に作られた場合、どのような社会よりも急速に豊かで強大な社会に向けて発展する」(149頁)ことを示すことにあります。
 つまり、肥沃な原野が多く安く入手できるような土地に、優れた知識を持つ文明人が入植すると、地主もいないし税金もごくわずかなので生産物がほとんど自分のものになります。したがって、土地を開拓して生産量を増加させることが利益になります。そのためには労働力が必要ですが、人が少ないので賃金は高くなります。雇われた人はその賃金で土地を買って独立できますので生産は増加します。また賃金が高いので人口も増加します。このようにして、「人口の増加と土地の開発をもたらす要因が、真の富と強大さをもたらす要因にもなっている」(151頁)のです。

 アメリカ大陸に最初に入植したスペインは、スペイン国王が金銀に対する権利をもっていたので、「人間の貪欲さを刺激して」植民地に大きな関心を持っていました。ヨーロッパの各種の家畜の供給、鉄や犂の利用、ヨーロッパの技術の導入などで土地の改良と耕作が進み、「メキシコとペルーではスペインによる征服の後、先住民が大量に虐殺されたが、現在ではおそらく、征服以前より人口が多くなっている」(153頁)というように人口も増加しました。
 スペインのつぎにポルトガル人がブラジルに入植しましたが、金・銀の鉱山が見つからなかったので長い間本国から無視されていました。その間に、「この植民地にはポルトガル人とその子孫、黒人や先住民との混血が合計60万人以上いる。アメリカ大陸の植民地で、これほどヨーロッパ系の人口が多いところ他にない」(154頁)というほど成長しました。

 15世紀末から16世紀の大部分の期間、世界の大洋を支配していたのはスペインとポルトガルで、スペインはアメリカ大陸を発見したことを理由に大陸全体の領有権を主張していました。しかし、16世紀後半にいわゆる無敵艦隊 (Invincible Armada) が敗北するか遭難して力を失ったため、「17世紀には、イングランド、フランス、オランダ、デンマーク、スウェーデンなど、外洋に面した港をもつ大国がすべて、新世界に植民地を建設しようと試みている」(154頁)ことになります。
 スウェーデン人はニュージャージーに入植しましたが、本国に無視されたためニューヨークのオランダ植民地に吸収され、1674年にはイングランドの支配下に入りました。
 デンマークは、バージン諸島のセントトーマス島とサンタクルーズ島だけを領有しました。
 オランダの植民地である南アメリカのスリナム植民地と北アメリカのノバ・ベルギア植民地は、最初独占企業によって支配されていたのでその発展のペースは遅いものでした。
 カナダのフランス植民地やイスパニューラ島のフランス植民地は、独占企業に支配された時期がありますが、独占企業の支配から解放されると急速に発展しました。

 スミスは、「しかし、北アメリカのイギリス植民地ほど急速に発展しているところはない」(157頁)としてその理由を以下のように説明しています。
 1 未開地の大規模所有が抑制され、「植民地法 (colony law) によって、すべての土地所有者はある期間内に所有地のうち一定比率以上を開発し耕作する義務」(157頁)を負っていたからです。
 2 イギリスの植民地のペンシルベニアでは長子相続権が認められていないし、ニューイングランドの三つの植民地では長子に二倍の権利を認めているだけですが、スペインとポルトガルの植民地では、貴族の称号のある大規模な所有地には長子相続権が設定され、フランスの植民地の大規模な所有地では封建的な土地保有権で保有されているので、イギリス以外の三国では土地が少数の手に集中している、と言っています。そのためイギリスの植民地では、他の三国と比べて、土地の改良と耕作に使われる労働が多くなるため生産物も多くなり価値が高くなる可能性が高い、という理由を挙げています。
 3 「イギリス植民地の入植者は本国の防衛の費用も、本国の行政の費用も、まったく負担してこなかった。植民地の防衛に必要な費用も、ほぼすべて本国が負担してきた」(158~159頁)から、税が軽いため生産物の入植者のものになる割合が多くなり雇用する労働量を高めることができたが、他の三国の植民地の場合はイギリスに比べて住民の負担が大きかった、という点を挙げています。
 4 ヨーロッパの各国は、植民地との貿易を本国で独占しようとしました。その方法は、オランダ、デンマーク、時々のフランスのように独占企業に任せる方法、スペインやポルトガルのように、独占企業ではないが指定された港、季節、船で貿易を行うことを条件として結果的には独占企業の考えになる方法がありましたが、イギリスやフランスは植民地との貿易を自国民に完全に開放して自由な政策をとっていました。スミスは、「イギリスの植民地はヨーロッパの他国の植民地より厚遇されており、もっと広い市場への販売を許可されている」(160頁)点を挙げています。

 イギリスは、植民地の商品の「輸出にあたってはイギリスか植民地の船を使い、船主と、船員の四分の三以上がイギリス国民でなければならない」(162頁)という条件はありますが、植民地の生産物を本国のみの輸出に制限する商品と他国に自由に輸出できる商品に分けていました。前者は列挙品目 (enumerated commodities)、後者は非列挙品目 (non-enumerated commodities) とよばれました。
 非列挙品目には、すべての種類の穀物、木材、塩漬け食品、魚、砂糖、ラム酒が入っており、スミスはそれぞれについて説明しています。
 列挙品目は、植民地の特産品で本国では生産できないかほとんど生産されていないような糖蜜、コーヒー、ココア豆、タバコ、ピメント、生姜、鯨の髭、生糸、綿花、ビーバーなどの野生動物の毛皮、インディゴ、ファスティクなどの植物性染料があり、他方で、植民地の特産品ではなく本国でも生産されているが主に外国に頼っているような品目、造船用の資財、銑鉄と棒鉄、銅鉱石、家畜の生皮と皮革、炭酸カリがあります。「これら商品の輸出市場を本国に限定すれば、本国の商品の販売を維持しながら、貿易収支がイギリスにとって不利になっていると信じられている国からの輸入を抑制できると考えたのである」(165頁)と言っています。


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大原野 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月 8日(日)09時52分54秒 返信・引用 編集済
> No.1202[元記事へ]

hosokawaさんの発言へのリプライです。

百済寺、金剛輪寺、西明寺それぞれの特徴があり満足の1日でした。
この情景は京都でも奈良でもない感触で、心地よいものでした。(山崎先輩にお勧めです)

hosokawa君、貴重な情報ありがとうございました。浄瑠璃寺等、貴君とは好みが近いように感じています。今度近江に行ったら是非訪れたいと思います。
ところで、小生今回の二紫会の前に初めて大原野に行ってきました。秋の週末の京都、紅葉にはまだ早いといいながら、この人の少なさはどうしたことでしょう。交通の不便さゆえか、大原野は京都観光の穴場かも知れません。(hosokawa君にお勧めです)

①勝持寺
静かでしっとり落ち着いたいいお寺でした。
西行法師ゆかりの寺ということで、新幹線で白洲正子さんの『西行』を読みながら京都に向かいました。本で見つけた西行の歌がお寺のパンフレットにも載っていました。

花見んと 群れつつ人の来るのみぞ あたら桜の科(とが)にはありける

桜好きも高じるとこんな表現になるんでしょうか、面白いですね。
広くない境内に数百本の桜があるという別名“花の寺”、桜の時期に来て見たいのですが、「群れつつ人」は避けたいし・・・。

②大原野神社
春日大社の分霊を祀っているとのこと。なるほど、狛犬ならぬ狛鹿でした。
こうした古い寺社は何か特別な磁場でもあるのでしょうか。清潔感にあふれた境内を歩いていると、とても気分がさわやかになりました。

③十輪寺(業平寺)
在原業平ゆかりの寺とのことですが、業平のことをよく知らない小生はそのゆかりのものより、「寝転んで見てください。」と言われた中庭が面白かったですね。縁側にひじ枕で横になると、ユニークな形のお堂の屋根と枝垂桜の古木が視界に飛び込んできました。
お寺の人がとても親切でしたし、何よりも他に誰もいないし、すっかりくつろいでしまいました。また訪れたいお寺です。

④善峯寺
意外でした。こんなところにこんな大きなお寺があったんですね。
広い境内には松や枝垂桜の大木など見るべきものが色々ありましたが、ひろせ君が教えてくれたとおり、なんと言っても奥の院から眺める景色が最高、京都の町が一望できます。ここから京の町を見下ろしていると、気分は“天下人”。桓武天皇も京に都を移すとき、ここから眺めて都市計画をたてたに違いない、と勝手に想いを巡らせました。


京都はまだまだ知らないところがいっぱいです。いよいよ興味は尽きません。


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株式投資レポート(18) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月 5日(木)21時49分8秒 返信・引用 編集済
今まで恐る恐る書いてましたが、先生から総会の時に「もっと書け」とご支持いただいたので、調子に乗って週1くらいのペースを目標に書きます。

今週は企業の中間決算発表のピークで、決算の内容を見てから売買する向きが多く、日経平均株価はこう着してます。
このようなときは仕手株や材料株が動きます。
今週はラオックスに注目してましたが、70円から180円まで上がりました。
蘇寧電気の超廉価製品を子会社のラオックスが販売するとういうだけで大した材料でなかったのですが、青い目ではない外人(多分、赤いハゲタカ)によって動いたようです。
日本の株式市場が中国資本で動くのですから、これでいいのでしょうか?

過払い請求などで売られていた消費者金融株が今日は買われてストップ高まで上がりました。
年収の3分の1以上は借りられないとする「総量規制」が年末には実施予定ですが、その規制が緩和されると報道されて、武富士、プロミスが上げました。
今回のモラトリアム法案には消費者金融は含まれていない。
消費者金融から事業資金を借りている中小企業経営者も含まれています。
消費者金融から融資を受けている中小企業経営者は返済猶予をしてもらえない。
また、現在では年収3分の1以上を金融数社から借りている人が消費者金融利用者の40%を越えています。
この状況の中で決まったことだからと強引に実施するのは、大変恐ろしいことです。
亀井大臣の返済猶予発言から銀行の負担分が2割から6割に跳ね上がったことで、金融株が売られていましたが、明日から動きそうです。

トヨタの決算が赤字なんですが、赤字幅を縮小、しかし為替は1ドル93円で計算しているようです。
今は90円を挟んで動いているので、このままだと次の決算は下方修正のラッシュになります。
財務大臣の円高容認発言がありましたが、為替は大変重要です。
その円高の影響で赤字となったソニーも売られています。
当初の赤字幅よりも上方修正しているにもかかわらずです。
2400円を割れたら買うつもりです。
円高で輸出企業の収益が悪くなり、NECと日立にも公募増資の噂が出始めてます。

鉄鋼メーカーを保有していますが、上がりかけると奇妙な売りが出てきて、上がるに上がれない状態になってます。
売り枯れるのを待つつもりですが、出来れば明日にあがって~!

「総量規制」については収入以上は借りてはいけないとする考え方は理解できますが、上手く乗り切ってもらわないと年末にかけて日本経済はメチャメチャになるので、要注目です。


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お世話になりました 投稿者:73年度渡辺康雄 投稿日:2009年11月 5日(木)11時55分26秒 返信・引用
二紫会総会、昨年は欠席したので、今年はと思い、出席しました。いつものメンバー、新規メンバーやはり二紫会は良いです。我が家のような感じです。これも二村先生のお人柄からくるものと感謝しています。山崎君のすぐき、上賀茂「なり田」までいかれたのですか。さすがですね。私は大好きです。一時、健康番組かなにかに取り上げられ、多くの人が買い求め、入手できない時期があったことを思い出しました。醗酵食品は、お酒を含めて健康に良いものです。大いに楽しみましょう。


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すぐき 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月 4日(水)22時49分56秒 返信・引用 編集済
最近、「すぐき」にはまっています。

(「すぐき」を知らない人のためにー以下、Wikipediaより)
すぐきは、漬物のひとつ。カブの変種である酸茎菜(すぐきな、すぐきかぶらともいう)を原材料とする、現代の日本では数の少ない乳酸発酵漬物である。まったく味付けをしない調味なしの日本唯一の自然漬物といわれている。京都の伝統的な漬物であり、「柴漬」、「千枚漬」と並んで京都の三大漬物と言われている。
(中略)
古来、酸茎菜の栽培と生産は、東西を賀茂川と高野川にはさまれた三角州の中で、北端を深泥池とする地区に限られ、ここで育成されたものだけが「すぐき」と名が付けられる。
(後略)

今回、小生がお土産に「すぐき」を買ったと知った一期生の上田君曰く、「すぐきを知らない人からは『腐ってる』って言われてまうで。」
果たして、父から「こんなまずいもの買ってきて!」と叱りの電話が、一方妹からは「美味しかった。」と感謝の言葉を。同じ家族でもこの反応の違いは何なのか、つらつら考えてみて気づいたのが、小生と妹の共通点は“鮒ずし好き”だということでした。
大分以前の11期生の西村君の書込みにあったように、鮒ずしは魚の漬物。発酵することによって醸し出されるあの酸っぱさにこそ、その価値があるのだと思います。すぐきのあの独特のクセは、鮒ずしのそれに通ずるものがあるのではないでしょうか。
「“鮒ずし好き”は“すぐき好き”」という小生の仮説(データ不足でお恥ずかしいのですが)に賛同される方はいませんか?いたら、是非お知らせください。

それにしても、今回おいしい「すぐき」を求めて、わざわざ上賀茂の『なり田』まで買いに行ったのですが、上田君の言ったように贈り先は選ばなければいけませんね。


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二紫会御礼 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年11月 3日(火)19時34分43秒 返信・引用 編集済
今年も二村先生、幹事の皆さん大変お世話になり、ありがとうございました。

31日の午前中は大原野で寺社巡り、午後は同志社周辺を散策し、夕方は同志社大学で山本兼一氏の講演を聞き、夜は二紫会懇親会で午前2時まで大騒ぎ。翌日は上賀茂周辺を散策し、昼食の美味しい京料理に舌鼓。本当に中身の濃い2日間でした。

ところで、二紫会の二次会のカラオケでは、二村先生は“襟裳岬”を二度も熱唱されました。
「寒い友達が 訪ねて来たよ 遠慮はいらないから 温まってゆきなよ~」
このフレーズになると、異常に力が入ります。これこそ先生が二紫会の皆さんにお伝えしたいメッセージだと思われます。
来年も遠慮しないで温まりに集まりましょう。


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湖東三山 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年11月 3日(火)18時45分28秒 返信・引用
に行ってきました。百済寺、金剛輪寺、西明寺それぞれの特徴があり満足の1日でした。
この情景は京都でも奈良でもない感触で、心地よいものでした。(山崎先輩にお勧めです)
先日の総会は途中参加でしたが楽しかった!
やはり、先生のパワーはスゴイ!と思いました。
あの年齢で?あの時間まで?あの歌を?
でも、たぶん、先生の人生は連続しているのでしょうね!
私も見習いたいです。(私は、未だ学ぶことばかりですが)
今度の総会では、「悲しくてやりきれない」「イムジン河」をひろせ君と歌いたいです。


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Re: 第2の人生 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月 3日(火)09時26分18秒 返信・引用
> No.1200[元記事へ]

「アラハン(アラウンド半世紀)」という言葉を披露させて頂きました。

いいキャッチフレーズですね。
年齢的には半世紀すぎたのかもしれませんが、精神のほうはそんなに成長してないので、
一抹の寂しさも感じます。

>  45歳ともなれば、全盛期に達したことを知る。同じ種類のことを20年も続ければ、
> 仕事はお手のものである。学ぶべき事は残っていない。仕事に心躍ることはほとんどな
> い。

たしかにおしゃるとおりです。
でも、寂しいですね。


>  これを読んで以来、私の「第2の人生プロジェクト」がスタートしました。

楽しそうなので、私も入れてください。
もちろん、カレーではなく、「水炊き」をつつきながら話あいましょう。
おいしいポン酢もありますよ。


>  お遍路さんにも行きたい、西国33箇所も回りたい!

資金が必要なようですね。
私に預けてもらえれば、株で3倍にしますよ。
と言っても石田さんのほうが株には詳しいので、やめときます。
仕手筋のしたい放題なので株はやらないでしたよね。
この1、2週間は企業の中間決算発表で日経平均株価は膠着します。
多分、仕手株が動くと思うので、個人的には楽しみにしてます。

>  もちろん、オネェチャンも好きだ!
>  きのうち君!
>  仲良く頑張ろうな! (σ・∀・)σ ゲッツ!!

北新地に飲みにつれて行ってやろうというお誘いでしたら、喜んでお供します。


前から聞いてみようと思ってたことがあるのですが、
産学共同研究で、大学は研究材料と資金提供してくれる企業を求めている。
企業は自社の技術を大学の研究者に科学的に証明してほしいと望んでいる。
この両者をカップリングさせることはM&Aになるのかわかりませんが、
このような場合は石田さんのところで融資をうけることはできますか?
また、このような仲人のような仕事はビジネスとして成り立つと思われますか?


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第2の人生 投稿者:いしてつ 投稿日:2009年11月 2日(月)18時30分52秒 返信・引用
7期生のアラハン石田でございます。

二紫会宴会(総会)はありがとうございました。
アラサー(アラウンド30)、アラフォー(アラウンド40)、アラカン(アラウンド還暦)という言葉があるのに。アラウンド50の洒落た呼び名がないということで、勝手に「アラハン(アラウンド半世紀)」という言葉を披露させて頂きました。

二紫会も病気自慢、趣味自慢の話題で盛り上がり、改めて「齢を重ねる」ことの素晴らしさを感じさせてもらえますね。

昔呼んだドラッカーの「明日を支配するもの」を思い出しました。
そこには、21世紀の経営のあり方、変革の方向性が述べられているのですが、その最終章には「自らをマネジメントする」という題がつけられ、「第二の人生」という部分があります。

 歴史上初めて、人間の方が組織より長命になった。企業をはじめ組織の平均寿命は30
年そこそこであるのに、労働寿命は50年に及んでいる。
 しかし、ほとんどの人間が、同じ種類の仕事を続けるには、40年、50年は長すぎ
る。飽きてくる。面白くなくなる。惰性になる。耐えられなくなる。周りの者も迷惑す
る。
 45歳ともなれば、全盛期に達したことを知る。同じ種類のことを20年も続ければ、
仕事はお手のものである。学ぶべき事は残っていない。仕事に心躍ることはほとんどな
い。
 従って、第二の人生の設計が必要となってくる。

 第二の人生の問題は、三つの方法によって解決できる。
  1 文字通り第二の人生をもつことである。単に組織を変わることであってもよい。
  2 第二の仕事、もう一つの世界をもつことである
  3 篤志家(とくに慈善事業などに熱心な人)になることである。

 しかし、第二の人生を持つには、一つだけ条件がある。
 それは、本格的に踏み切るはるか以前から、助走していることである。
ボランティアをしたことのない人が、60歳になってボランティアになることは難し
い。後に篤志家となった人達も、本業で成功するはるか以前から助走を始めている。

 知識労働者(二紫会のメンバーですな)にとって、第二の人生を持つことが重要であることには、もう一つ理由がある。
 誰でも仕事や人生で挫折することがあるからである。
 知識社会では成功が当然のこととされるが、全員が成功することなどありえない。失敗
しないことがせいぜいである。

 一人の人間およびその家族にとっては、何かに貢献し、意味あることを行い、ひとかど
となることが、決定的に重要な意味を持つ。第二の人生、第二の仕事、篤志家としての仕
事をもつということは、社会において、リーダー的な役割を果たし、敬意を払われ、成功
の機会をもてるということである。

 これを読んで以来、私の「第2の人生プロジェクト」がスタートしました。
 が、仕事も忙しいし、なかなか思う通りにいきません。
 学生時代から始めた少林寺拳法だけは五段にまではなれました。
 でも、もう1~2本、人生の柱が欲しいところです。
 お遍路さんにも行きたい、西国33箇所も回りたい!
 もちろん、オネェチャンも好きだ!

 きのうち君!
 仲良く頑張ろうな! (σ・∀・)σ ゲッツ!!


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昨日はありがとうございました 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年11月 1日(日)10時51分7秒 返信・引用
昨日の二紫会の総会(宴会)では先生、幹事の諸先輩、会員の皆様ありがとうございました。
毎年、楽しい会でまた来年が楽しみです。

今年は上田代表幹事の横で食べさせてもらいました。
上田先輩は元気ですね。
よこでつられて沢山食べさせてもらいました。
口の中でとけるマグロは久しぶりです。

7期生の石田先輩に「きのうちゃんの書き込みの内容が難しいから付いて行けん」
と言われ、上田先輩にレベルを下げましょうかと聞いてみたところ、
「そのままで行け、ワッハハハ・・・」と言われました。
レベルを上げるにも下げるにも、何も考えてないので、どうしようもないのですが、
二紫会は何も難しいことは考えずに何でもOKというところなのかなと昨日思いました。
だから、卒年を超えて、和気藹藹と楽しく過ごせる会なのでしょうね。

昨日、自分が発言したことはほとんど忘れていますが、ありがとうございました。

石田さん、同じ年代でもあり、家庭内でのシェア争いは似たもの同志なので、傷の舐めあいをしましょう。
この掲示板にて連絡を待ってます。


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『国富論』(42) 第4編 第7章 第1節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月31日(土)09時35分51秒 返信・引用
 第7章 植民地 (Of Colonies)

 第1節 新植民地建設の動機 (Of the Motives for establishing new Colonies)

 この節は、「ヨーロッパ諸国がアメリカと西インド諸島に植民地の建設をはじめたときの利害と関心は、古代ギリシャや古代ローマの植民地建設の場合ほど、単純明快だったわけではない」(140頁)という文章からはじまります。

 古代ギリシャの植民地の利害と関心
 古代ギリシャの都市国家は、国土が狭かったので人口が増えて生活が苦しくなると住民の一部は新しい土地に送り出されました。「古代ギリシャ民族のうちドーリア人は主にイタリアとシチリア島に植民地を建設した。・・・残り二つの主な種族であるイオニア人とアイオリス人は、小アジアとエーゲ海の島に植民地を作っており」(140頁)というように。スミスは、本国は植民地を子孫のように考えていたが、「それでも独立した子供だと考えて直接の権威や支配権を主張することはなかった」(140頁)と言っています。したがって、これらの植民地は独立国家のような存在でした。

 古代ローマの植民地の利害と関心
 古代ローマの初期には、領土を国民に一定比率で割り当てていましたが、やがて土地が少数の人に所有されるようになり、多くの市民が土地をもてなくなり富の不平等が拡大してきました。当時は、金持ちの所有する土地で働く農業労働者は奴隷であったし、商工業も金持ちの主人のために奴隷が行っていたので、土地をもたない自由人 (freeman) が独立して生きていくことは困難だった、とスミスは言っています。そこで庶民を満足させるために植民団を結成し、イタリア内部の征服した地方の土地を与えました。しかし、そこは共和国の領土内なので独立国家ではなく、せいぜい自治都市でした。「このような植民団を送りだすのは、庶民の要求にある程度まで応えるためでもあったが、同時に、征服したばかりで服従するかどうかが疑わしい地方に一種の守護隊を送り込むためでもあった」(142頁)ということで、その利害と関心はギリシャとは違っていました。

 ヨーロッパの植民地の利害と関心
 14世紀と15世紀に、ベネツィアが香料などのアジア商品を主にエジプトから輸入して巨額の利益を得ていました。これを見たポルトガルが「貪欲心 (avidity)」 を刺激され、「ムーア人がサハラ砂漠を超えて運んでくる象牙や砂金の生産地にいたる海路を開拓しようと努力を重ねた。マディラ諸島、カナリア諸島、アゾレス諸島、カーボベルテ諸島、ギニア海岸、ロアンゴ海岸、コンゴ海岸、アンゴラ海岸、ベンゲラ海岸を発見し、ついに喜望峰に達した」(143頁)ので、東方貿易に進出する夢の可能性が高くなりました。そして、1497年にバスコ・ダ・ガマがポルトガルのリスボンを出発し11か月の航海でインドに達することになります。
 その5年前の1492年8月に、ジェノバの航海者、クリストファ・コロンブスがスペインのパロス港を出航、2か月余りの後、小バハマ諸島の一部を、つぎにイスパニューラ島を発見しました。コロンブスは、アジアへ行くために東回りの距離が遠いのであれば、西回りの航路は短いと信じていました。「しかし、この航海でも、その後の何度かの航海でも、コロンブスが発見した地域は、行き着こうと考えていた国とは似ても似つかぬものであった。豊かで人口が多く、耕作が進んだ中国とインドを目指したのだが、イスパニューラ島でも新世界の他の地域でも、発見した地域はすべて、森林におおわれた未開の地であり、裸の惨めな未開人が住んでいるだけであった」(144頁)が、コロンブスは最初インドだと信じ、後に違う地域だと分かった後も中国・インドから遠くないところにあると思い込んでいたようです。いずれにしろ、スペイン王室に発見の意味を説明することが重要になり、「西インド諸島の住民が衣服の飾りとして小さな金を使っていて、山から流れる小川や渓流でよく見つかると教えられたため、山には豊富な金鉱山があるはずだ」(145頁)と考えました。コロンブスの説明を聞いて、カスティーリャの枢密院はこれらの地域を領有することを決定しましたが、その理由は、「金が見つかるとの期待が、この計画の実行を促した唯一の動機であった」(146頁)のです。
 コロンブス以降、スペイン人がつぎつぎに新大陸を探検したのも、エルナン・コルテスがメキシコを征服したのも、ディエゴ・デ・アルマグロとフランシスコ・ピサロがチリとペルーを征服したのも、すべて金のためでした。

 金鉱山と銀鉱山を探すのはその可能性が低いという意味で危険な事業ですし、金銀の価値はその稀少性によって生まれているわけですが、貪欲にかられたエルドラドを夢見る多くの人たちによって植民地ができてきたわけです。つまり、「アジア貿易の航路を見つけ出す計画によって、西インドが発見された。この地域を征服する計画によって、新大陸の各地にスペイン人の植民地ができた。征服への熱意を生み出したのは、金銀の鉱山を発見する夢であった」(148頁)のです。
 コロンブスの最初の航海から約30年後のメキシコの発見と征服、約40年後のペルーの発見と征服で夢の一部をかなえる金銀は発見されましたが、ブラジルでは入植がはじまって100年以上たってから金、銀、ダイヤモンドの鉱山が発見され、「イングランド、フランス、オランダ、デンマークの植民地ではいまだに、少なくとも採掘に値すると考えられる金銀の鉱山は発見されていない」(149頁)と言っています。


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Re: 31日山本兼一氏講演会 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)22時49分13秒 返信・引用
> No.1196[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

> 当日、飛込みでも大丈夫なのでしょうか?

 京都新聞には,「当日受け付けで,無料」とあります。

 大原野ですか。
 京都人も行っている人はあまりいないと思うのですが,十輪寺(業平寺),勝持寺,善峰寺,大原野神社などいいところがたくさんありますね。善峰寺は絶景が楽しめますが,紅葉の時には狭い道路ゆえ大変なことになっています。桜や紅葉の休日には阪急の駅からかなり遠いのにハイクをしている人が大勢います。
 善峰寺の近くには,松方弘樹の邸宅もありますね。タクシーの運転手だったら,尋ねなくても「ここなぁ,松方弘樹の家でっせ」と案内してくれそうです。


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Re: 31日山本兼一氏講演会 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月29日(木)22時36分33秒 返信・引用
> No.1195[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。

>  同志社のHPに掲載されていないようなのですが,「利休に尋ねよ」(直木賞受賞)の山本兼一氏の講演会が10月31日(土)16:00から今出川キャンパス神学館チャペルで行われるそうです。

貴重な情報ですね。当日、飛込みでも大丈夫なのでしょうか?
31日は大原野(ちょと遠いです)へ行ってから二紫会参加のつもりでしたが、ホテルのチェックインしてから同志社に寄って講演を聞いている時間があるのかどうか・・・。
山本兼一氏の話も聞きたいしなあ・・・。二紫会へ遅刻も許されないでしょうし、どうしましょ。
悩ましい情報提供、誠にありがとうございます。


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31日山本兼一氏講演会 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)21時58分52秒 返信・引用
 同志社のHPに掲載されていないようなのですが,「利休に尋ねよ」(直木賞受賞)の山本兼一氏の講演会が10月31日(土)16:00から今出川キャンパス神学館チャペルで行われるそうです。
 講演のタイトルは「日本史への旅」。

 「利休への旅」を読んだ人はお聞きになってはいかがでしょう。

 ただし,17:30くらいに会場を出ないと,二紫会総会に間に合いませんよ(笑)。


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Re: 水銀朱 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)01時06分22秒 返信・引用
> No.1186[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

> 昨日の新聞記事『奈良・桜井茶臼山古墳』で「全面を朱で彩った石室が約60年ぶりに確認され・・・貴重な顔料の水銀朱をふんだんに使い・・・」という文章を見つけました。
>
> 水銀朱と聞いて思い出した話をひとつ。

 水銀とか色というキーワードで,いやなことを少し思い出しました。

 少し前に,美術学校の排水のことで悩んでいました。
 日本画のみならず,洋画でも,絵の具には,有害物質が結構使われています。
 「カドミウム・イエロー」などという,あからさまな名前の色(絵の具・顔料)もあって,排水規制とホンモノの色の観点に開きがあることに愕然とします。伝統を守るためには,旧来の材料が必要ですが,環境や人体への影響を考えると代用品を使用すべきです。
 でも,美術品の修復はどうすべきか・・・。   難しい問題です。


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Re: わびすけ 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)00時58分45秒 返信・引用 編集済
> No.1187[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

 「わびすけ」のいもねぎ定食は一度だけ食べたことがあります。
 若かったせいか,コストパフォーマンスから二度食べようとは思わず今日まできましたが,久しぶりに食べてみると評価が変わるかもしれません。
 あのレトロな店内はそのうち変に改装されるかもしれませんし,あの辺りで70年代と変わらないスタイルでやっている,数少ない店ですから,行ってみると何かを思い出すきっかけになるかもしれません。

 親しいS議員が70年代には「駱駝館」(今は居酒屋)の雇われ店長をしていました。店は今出川の「トリオ」を少し西へ行ったところにある薬局の2階にありました。団塊の世代らしく,同志社の学生時代は学生運動の渦の中にいたそうです。私も学生時代に一度だけ行った事があり,対面したはずですが,当時はヒゲぼうぼう,今とかなり風貌が違っていたようです。
 このS議員は数年前に市議会の副議長を務められましたが,その時,秘書をやっていたのは,二村ゼミ出身のNさんです。Nさんは総会に何度か出席されました。S議員は,Nさんが休日も夜もなくよく働いてくれると,議員が公開している日誌に何度か書かれていました。公務が多い副議長の秘書は大変です。気遣いも大変だったと思うのですが,S議員はNさんのことを大層気に入っておられたらしく,自ら慰労もされていたようです。

 「わびすけ」から「駱駝館」を連想し,S議員からNさんへと連想が広がったのでした。


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Re: 学生時代の思い出(11) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)00時44分59秒 返信・引用
> No.1190[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> もうすぐ二紫会宴会です。二次会はカラオケですよね。

 「宴会」!?
 確かに・・・実態はそうです(笑)。そうかい?

 去年は歌を歌いませんでしたが,盛り上がりましたね。
 歌で話がしづらくなるような感じもありますし,歌がないと寂しいような。
 歌を歌いに集まっているわけでもないですが,歌を歌い人は歌って,語りたい人は語ったらいいと思います。

 石田さんの外国の歌か・・・・。下ネタ?(失礼!)
 私は,歌が得意ではありませんが,歌うとしたら亡くなった加藤和彦さんを追悼して「悲しくてやりきれない」かな。相変わらず・・・だって?

 今年は,宴会に鳴り物を持ち込もうかとも考えています。
 まちがった「逍遥歌」のメロディを矯正する最終手段・・・となるか!?


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Re: 総会の件 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月29日(木)00時38分19秒 返信・引用
> No.1189[元記事へ]

5期生 hosokawaさんの発言へのリプライです。

> 31日の件、所用により欠席します。申し訳ありません。

 残念です。
 また来年お願いします。
 というか・・・hosokawaさんは京都で仕事をされているし,また機会があるかな。


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学生時代の思い出(11) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年10月28日(水)09時43分39秒 返信・引用 編集済
今年の夏に長野県に行ったときに「塩の道」を歩きました。
子供に上杉謙信が武田方に塩を送った話をしました。
我々は昔の武将の心意気に関心しますが、当の子供は「それがどうしたん・・」で全く感動する様子もありませんでした。
「いまどきの子供は・・・」と嘆いてみたところで、よくよく考えてみれば、自分自身も学生時代は無感動、無関心、(もうひとつ何でしたか?)の3無主義であったように思います。
我々の学生時代をご存知の先生は同じような気持ちでおられたんでしょうね。
一応、卒論らしきものを書いた記憶があるので、よく諦めずに先生には指導頂いたことを、また3無主義の学生時代を過ごしたことを総会で先生の顔を見るたびに思い出します。

もうすぐ二紫会宴会です。二次会はカラオケですよね。
去年は歌わずに話しばかりしていましたが、今年はどうなるのでしょう?
7期生の石田先輩は外国の歌を去年、沢山仕込んで、相当練習していたらしいです。
今年も今ごろ練習してるんでしょうね。
(勝手に名前を出したので、土曜日に怒られるかな・・・?)


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総会の件 投稿者:5期生 hosokawa 投稿日:2009年10月27日(火)08時30分27秒 返信・引用
31日の件、所用により欠席します。申し訳ありません。


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『国富論』(41) 第4編 第6章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月26日(月)13時47分29秒 返信・引用
 第6章 通商条約 (Of Treaties of Commerce)

 この章は、「二国間の通商条約によって、相手国が輸入を禁止している品目で例外を認められるか、輸入関税の減免を認められて、他のすべての国より優遇された場合、その国は、少なくともその国の商工業者は条約によって、かならず大きな利益を得られる」(127頁)という文章からはじまります。つまり、優遇された側の商工業者は、優遇した側の国で一種の独占権を得たことになり自由競争より高い価格で売れて利益を得ることができます。一方、優遇した国の商工業者は、自国の交換価値が低下する可能性はありますが、利益を得られなくなることはありません。しかしその利益は、自由競争の場合より少なくなります。

 スミスは通商条約のうちのいくつかは、上の考え方とは違って、通商条約によって相手国に一種の独占権を認めたとき、相手国への輸出額が輸入額を上回れば差額が金銀によって支払われるので、このような通商条約は有利だとされていると指摘しています。そして、この原理のために高く評価されているイングランドとポルトガルの1703年に締結された通商条約の例を挙げています。そこでは、イングランドはポルトガルに毛織物及びその他の毛織製品を輸出し、ポルトガルはポルトガル産ワインをイングランドに輸出するというものです。
 スミスは、「だがこの条約は、イングランドの通商政策を代表する傑作だと称賛されている」(129頁)と言っています。その理由は、ポルトガルはブラジルから大量の金を受け取って余剰の金をもち、そのかなりの分がイギリスに送られているし、イギリスは金をほぼすべてポルトガルから得ているからだと説明しています。そして、輸入された金の多くは、海外に送られて何らかの消費財と交換されるために使われることになりますが、「国内消費用の直接貿易はつねに多角貿易より有利であり、同じ額の外国商品を入手するのに必要な資本がつねに多角貿易より少ない」(130頁)ので、ポルトガル市場向けの商品の生産の比率を引き下げた方がよい、と金を求めた通商政策の考え方を批判しています。フランスとスペインは、ポルトガル貿易がなければイギリスは破綻すると考えたようですが、スミスは、ポルトガルとの貿易に関係した商人は困難を被るが、イギリスが被る被害はないと言っています。ただ、金銀は貿易では支払い手段として一般的に使われていること、容積の割に価値が高いので輸送が簡単であり輸送中に価値が失われることがないこと、などの利点があるので、これがポルトガル貿易の主な利点である、とコメントはしています。

 さらにスミスは、「国内で使われる食器や硬貨を増やすためであれば、合理的に考えて、年間にごくわずかな量の金銀を輸入するだけで十分なことは明らかだと思える。ポルトガルとの直接貿易がなくても、それぐらいの量なら、いつでもどこからか簡単に入手できるだろう」(132頁)から、それらの金銀は貿易のために使われたと言っています。さらに、1774年の金貨改鋳前には、必要以上の金貨が鋳造されたとしてその理由を説明しています。
 その理由は、金貨改鋳 (the reformation of the gold) 前の流通通貨は摩耗が進んでいて、「金貨が2パーセント以上、銀貨は8パーセント以上、標準重量 (the standard weight) を下回っていた」(133頁)から、同じ量の地金の流通価格は鋳造価格以上になります。イングランド銀行が造幣局に地金をもっていけば、同じ量の金と銀を含む硬貨に換えることができます。このため、造幣局から受け取ったばかりの金貨を溶解して標準金にすれば、より多い金貨や銀貨と交換できて利益を得ることができます。つまり、「この利益はかならず、硬貨に含まれているべき金銀の量と、実際の流通硬貨に含まれている金銀の量の差によるものである」(135頁)ということになります。
 この問題を解決するためにスミスは、金銀を造幣局に持ち込む人に鋳造手数料 (seignorage) を負担させるべきだと言っています。しかしイギリスでは、イングランド銀行が鋳造手数料を無料にするという法律を1666年(チャールズ2世治世)に期限付きで制定し、1769年には無期限に無料にするというようになりました。

 最後に、ここでのいくつかの内容は第1編の他の箇所で扱っても良かったが、「しかし、硬貨鋳造を奨励する法律は、重商主義によって作られた通俗的な偏見を起源とするものなので、この章で扱う方が適切だと判断した。通貨の鋳造に対する一種の奨励金ほど、重商主義の精神にふさわしいものはない。国富は通貨にあるというのが重商主義の考え方だからだ。したがって硬貨鋳造に対する一種の奨励金は、重商主義の立場では称賛に値する富国政策の一つなのだ」(139頁)と結んでいます。


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わびすけ 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月25日(日)11時18分23秒 返信・引用
まもなく京都に行くんだなと思い、京都本を読んでいたところ、同志社の学生御用達「わびすけ」の「いもねぎ」を紹介する文章が目に付きました。

「わびすけ」は、同志社創立当時には構内にあったといい、そのころは「ミルクホール」と呼ばれていたそうだ。後に敷地を学校に譲渡して、今の場所で店を開いたという。同志社創立者・新島襄もひょっとすると、この「いもねぎ」に舌鼓をうったかもしれない。そう思うと一層、しんみりした味わいは深みを増す。
以上『極みの京都』(柏井寿・光文社新書・06年10月)より

へぇ~、知りませんでした。
二村先生が学生だった頃は「ミルクホール」?


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水銀朱 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月24日(土)17時51分11秒 返信・引用 編集済
昨日の新聞記事『奈良・桜井茶臼山古墳』で「全面を朱で彩った石室が約60年ぶりに確認され・・・貴重な顔料の水銀朱をふんだんに使い・・・」という文章を見つけました。

水銀朱と聞いて思い出した話をひとつ。
水銀朱、即ち丹砂(たんさ)から作られる顔料は防腐作用があると同時に、道教でいうところの不老不死の仙薬として丹砂の二次生産物の水銀とともに大変珍重されていたそうです。丹砂が採れる場所は、鉱業を生業としていた一族(?)、日本版道教といわれる修験道(腰に毛皮を巻いて法螺貝を持ったあの山伏の宗教ですね)の聖地とされていたようです。丹砂が生産されることから丹生(にう・にゅう)と名づけられ、今でも奈良県や和歌山県、三重県、滋賀県、福井県等々に地名として残っています。
秦の始皇帝は不老不死の仙薬を得るため、徐福を「東海の蓬莱島」へ送り出したという話は有名ですが、徐福は日本へこの丹砂を探しにきたのかもしれません。日本にたどり着いた徐福は秦には帰らずそのまま居ついたという伝説もあり、徐福の子孫が秦氏であるとか、徐福が実は神武天皇だとか、古代史を楽しませてくれる色々な説があります。

「丹砂」「不老長寿」「修験道」「丹生」などをキーワードに古代史を読み解くというのもひとつの楽しみ方かもしれません。
興味のある方は前田良一著『役行者ー修験道と海人と黄金伝説』をどうぞ。


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Re: 総会の出欠連絡[お願い] 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月24日(土)14時07分36秒 返信・引用
> No.1184[元記事へ]

 現時点で22名の方が御参加予定です。

 今すぐ投函されるか,お電話をいただきましたら,御出席が可能ですから,ハガキを出し忘れた方も御連絡をお待ちしています。
 なお当日の御連絡の場合,料理の準備ができませんので(鍋料理ではないので追加が難しいです),事前の御連絡をお願いします。実際には食べ物が余ってしまうのも事実ですが・・・。


 御寄付のお願いもいたしましたが,多数の方に御協力をいただいており,感謝申し上げます。
 こちらの方は締め切りがありませんので,今後ともよろしくお願いいたします。


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総会の出欠連絡[お願い] 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月19日(月)23時30分58秒 返信・引用
 総会の御案内に同封のはがきは,もう返送されましたか?

 一応,明日締切りです。
 まだ投函されていない方は,急いでください。

 総会に御欠席の方も,先生に一言おたよりをお願いします。

 住所が変更になった方は御連絡をお願いします。


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Re: 民主党マニュフェスト 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年10月19日(月)21時53分53秒 返信・引用 編集済
> No.1182[元記事へ]

> ①そもそも「子ども手当」に賛成か否か

国民が子供を生まなくなっているので、このまま少子化がすすめば大変なことになるので、将来を考え、第二、第三の対策を打つことを前提に子供を沢山生みやすい環境つくる対策としての「子ども手当」なら賛成します。
民主党の票を取りたい為の選挙対策なら反対です。

賃金を上げるとミクロ的に考えると家計の収入が増えて消費が伸びて経済が拡張する。
マクロ的に考えると給料を沢山支払ったことで企業業績が落ち込み、設備投資をしなくなり経済が縮小する。
みたいなものがあったように思います。(記憶違いかもしれませんが・・・)
同じ経済対策でもミクロとマクロでは結果が逆になりますが、いかんせん経済事象は理科の実験のように、実験室で試験者がその成り行きを見守ることもできないし、自然界のように再現性もないので、ミクロとマクロの実験という意味では興味深いものがあります。


> ②マニュフェストは断固守るべきか否か

霞ヶ関解体の公約は守ってほしいと思います。
高速道路無料化などは政権与党になって初めて分かったことがあり、野党時代にはわからない壁があり、できませんでしたということもあっていいと思います。


> ③財源は赤字国債しかないのか

非現実的には米国の国債を売って、その資金を財源にする。
しかし、これは無理そうなので、消費税アップが現実的なところだと思います。

あとは私に預けてもらって、株で資金を3倍にするなんて案もあります。


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民主党マニュフェスト 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月18日(日)16時43分40秒 返信・引用 編集済
政権が交代し、予算ひとつひとつが国民の関心をよぶようになりこれはこれで大変結構なことだと思っています。今話題になっている「子ども手当」、赤字国債を発行してまで実行すべきか、皆さんどう考えますか?
昨日、文芸春秋11月号を読んでいたら、中西輝政氏の文章に

そもそも今回の総選挙は「民主党が支持された選挙」という以上に「自民党政権が否認された選挙」であった。それは選挙後の各種調査からも明らかである。たとえば朝日新聞の世論調査では、民主党の主な公約であった「子ども手当」には約半数が反対、「高速道路無料化」への反対は六割を超えている。明らかに国民は、マニュフェストをはじめとする民主党の政策や政権担当能力を期待し、支持したわけではなく、あくまでも自民党、ことに小泉政見以後のあり方に異議申し立てをした。これが、今回の選挙の本質であろう。

というのがありました。これを読むと国民が賛成していないマニュフェストなら、変更すべきだとも思えますし、それなら賛成して一票を投じた人たちにはなんと説明するのか、との問題も生じます。なかなか難しいですね。

①そもそも「子ども手当」に賛成か否か
②マニュフェストは断固守るべきか否か
③財源は赤字国債しかないのか
こんな観点で皆さんの考えを聞かせてもらえればと思います。

小生の考えは
①社会みんなで子供を支えていこうという考えには基本的に賛成です。金額が妥当であるかは別ですが。
②進むべき方向性さえ正しければ、“手段”については柔軟的に考えればよいのではないかと思います。
③「子ども手当」のために赤字国債を発行し、その後始末を後世に託すのは本末転倒。「子ども手当」にこだわるなら、消費税アップも含めた増税を考えるべき(勿論無駄使い排除が前提)。

皆さんはいかがでしょうか。


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『国富論』(40) 第4編 第5章 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月17日(土)22時29分27秒 返信・引用
 穀物取引と穀物法に関する余論 (Digression concerning the Corn Trade and Corn Laws)

 この余論の趣旨は、「奨励金に関するこの章の議論を終わらせる前に、穀物の輸出奨励金を設けた法律とそれに関連する規制制度に対する称賛には。まったく根拠がないことを論じておきたい」(104頁)ということにあります。
 スミスは、穀物商の事業 (the trade of the corn merchant) は以下の4つの部門に分かれるとしています。
 (1)国内商人の事業
 (2)国内消費用輸入商の事業
 (3)外国に国内の生産物を輸出する商人の事業
 (4)再輸出用に穀物を輸入する中継貿易商の事業
そして、第1の国内商人の事業の説明に多くを割いています。

 (1)の国内商人の事業について、「国内商人の利害と国民の大多数の利害は、一見正反対だと思えるとしても、最悪の凶作の年にすら、まったく一致している」(104頁)と言っています。凶作の年に価格を引き上げることで消費を抑制できるが、引き上げすぎると在庫が余りすぎて損をするので、穀物商人が自分自身の利益を追求する結果、人々の消費量と供給量を等しくさせることになる、と説明しています。
 また、穀物商人が結束して一社の大企業のように穀物を独占すれば、穀物を燃やすか捨てるかして価格をつり上げることもできますが、国内の穀物消費量は大量であり、穀物の所有者の数は多く国全体に分散しているので団結することは不可能なので、穀物市場は競争市場になります。穀物の不足と飢饉の歴史をみても、穀物不足は国内商人の買い占めのために起こったことはなく、天候不順で起こっています。したがって、「穀物取引の自由を無制限に無制約に認めることが、悲惨な飢饉をうまく防ぐ唯一の方法であり、穀物不足の問題を緩和する最善の方法でもある」(108頁)と結論づけています。

 ところが、不作や飢饉のときに穀物取引ほど民衆の憎悪の対象になる取引はないので、憎悪を抑えるのでなくそれを正当化するような法律が作られてきました。
 1551年(エドワード6世治世)に制定された法律では、転売する目的で穀物を買うことの罰則や、穀物の行商人や運送人に対しては免許が必要というように、農業生産者と消費者の間に商人が入ることを阻止しようという法律が作られました。つまり、農業経営者に対しては、「農業経営だけではなく、穀物の取引と小売りの事業も同時に行うことを強制しようとした。これとは逆に、製造業者に対しては多くの場合、自分の商品を小売り販売して商店主としての事業を同時に行うのを禁止した」(109~110頁)という状況になっていました。この法律の結果、有利な分業や資本の使用における分業の進展の障害になりますので、スミスは、「製造業者が小売りの事業を行うことを禁止する法律は、資本の使用での分業が自然に任せた場合より早く進むようにするものであった。農業経営者に穀物商人の事業も行うよう義務づける法律は、この分業が早く進むのを妨げるものであった。どちらの法律も、自然な権利をあからさまに侵害し、したがって不当である。そしてどちらも、不当であるのと同時に愚かな政策でもあった」(112頁)と、また穀物については「この法律は土地の改良を遅らせる要因になり、穀物の価格を低下させるどころか、逆に穀物の生産を本来より減少させ、したがって穀物価格を上昇させる要因になったはずである」(112~113頁)と批判しています。そして、卸売り商が製造業を支えていると同じように、穀物商は農業を支える役割をしているのだ、と言っています。
 この法律の規定はその後何度か緩和され、1663年(チャールズ2世治世)の法律によって、国内の穀物商人の取引の自由が大幅に認められました。輸出奨励金制度が作られる前に穀物価格がとくに安かったのは、ある程度このチャールズ2世の法律の結果だと考えられる、とスミスは言っています。

 (2)の国内消費用輸入商の場合、輸入が自由になっていれば国民全体にとって利益になりますが、1670年(チャールズ2世治世)の法律によって、穀物の輸入にあたって輸入ができないほどの高い関税が課せられました。もっとも不作の年は、この法律の適用を一時停止するような臨時法 (temporary statutes) が適用されました。輸出奨励金との関係では、「この輸入規制やその他の規制はどれほど有害であっても、輸出奨励金制度の結果、不可欠になった。・・・外国産の小麦を無関税か低い関税で輸入できるのであれば、それを再輸出して輸出奨励金を受けとれることになり、財政に大きな損失をもたらすし、制度が完全に悪用されることになる」(118頁)という結果になりました。

 (3)の外国の消費用に国内の生産物を輸出する商人の事業の場合、輸出が自由であれば市場が拡大するために、土地改良と耕作が進展します。初期には輸出関税が課せられていましたが、1698年の法律によって撤廃されました。国民の大多数の利害と国内商人の利害は一致していましたが、輸出商人の利害は、自国が穀物不足で苦しんでいるときでも他国へ輸出しうるという点で国民の利害と一致しないところがあります。他方スミスは、「すべての国が自由な輸出と自由な輸入を認める自由な制度をとっていれば、一つの大陸にある各国間の関係は、大国内の地方間の関係に近くなるだろう。大国内の地方間で国内取引が自由に行われていれば、理論的にも実際にも、穀物不足の問題を緩和する最善の方法になるし、悲惨な飢饉をうまく防ぐ最善の方法になる」(121頁)と言っています。

 (4)の再輸出用に穀物を輸入する中継貿易商の事業の場合は、穀物の価格が外国市場より低い場合や、積み下ろし費用、運賃、保険料が不要なので利益が上がれば、中継貿易商は自国で販売したいと思うので、穀物を自国に供給することになります。しかし、「イギリスでは穀物の中継貿易は事実上禁止されている」(123頁)と記しています。

 輸出奨励金制度のおかげでイギリスが発展し繁栄しているのだという称賛がありますが、スミスはイギリスの発展は、「イギリスでは法律によって、すべての国民に自分の労働の成果を自分で得る権利を保障しており」(123頁)、この保障が繁栄の理由であるとしています。これは輸出奨励金が作られたと同じ時期の名誉革命によって確立したもので、「各人は自分の生活をもっとよくするために自然に努力するものであり、この努力を自由に安全に行えるようになっていれば、きわめて強力な力になるので、他に助力がなくてもそれだけで、社会の富と繁栄をもたらすことができる」(123頁)と言っています。そして、ヨーロッパでとくに貧しい国であるスペインとポルトガルの例を挙げて説明しています。

 最後に、スミスと同時代の1772年(ジョージ3世治世)に作られた穀物に関する法律について、改善されている点と問題点を述べています。


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烏丸丸太町 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月17日(土)22時22分35秒 返信・引用
 少し前になりますが、9月28日の山崎君の書き込みに
「下鴨神社前でバスを待っていた小学生くらいの子供が、『糺の森』の字に、『おかあさん、これ何という字?』と訊いたなら、その母親は『糸しの森』と答えたんだそうです。」
というのがありました。それで学生時代を思い出しました。

 学生時代に京都で世話になった今は亡きおばさんから、地方から出てきた学生が「烏丸丸太町」を「カラスマルマルフトルマチ」とよんだと聞いたことを思い出しました。光陰矢のごとしです。


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駄洒落 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月17日(土)08時26分54秒 返信・引用
> No.1178[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。

>  ミシュラン? 見知らん!


ひろせ君はダジャレ好きのようですね。
実はかく言う小生も、です。家族には疎まれていますが。
ダジャレと聞いて思い出したのが、静岡県は焼津市の「ダジャレ彫刻家」岩崎祐司氏。先日、氏の作品を見る機会がありました。

・坂本龍馬がスクーターに颯爽と乗っている『リョーマの休日』
・矢吹丈に女の子が寄り添った『あたしのジョー』
・アントニオ猪木が便器を持ち上げて『べんきですか!』
・“ムンクの叫び”のあの人の足元に酒瓶が転がっていて『ムンクのさけびたり』

人生、こんな笑いがあってもいいと思います。



http://www.iwasaki-parody.com/cgi-bin/atoriekusukusuHP/sitemaker.cgi?mode=page&page=page1&category=0


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「すい」な? 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月14日(水)08時46分49秒 返信・引用 編集済
 京都の60代以上のと会話していると、いいものを見たときに「いやぁ~、すいな!」と聞くことがあります。
 私は「粋な」の字が当たるのだと思っていましたが、「好いな」なのかもしれませんね。

 京都の飲食店に、フランス的「すいな」料理が評価がされ、「すい場」が改めて確かめられたということでしょうか。でも、本当に京都の文化を理解しての評価かどうか。
 ミシュラン? 見知らん!


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京言葉? 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月12日(月)18時44分10秒 返信・引用 編集済
京都のような古いところには、実に微妙ないい言葉が残っている。「すい場」というのもその一つで、本来は子供の使う言葉であるが、漢字をあてるとしたら、「好きな場所」ということになろう。だが、そんな単純な意味ではなく、自分だけが知っている内緒の場所で、信用のおける友達か、尊敬している人物、つまりほんとうに理解してくれる人にしか明かさない秘密の遊び場のことである。穴場といっては大げさすぎ、かくれ家というには明るすぎる。「わたしたちのすい場へ案内しよう。おみこしに乗ったつもりでついて来い」といわれた時、私はほんとうにうれしかった。それははじめて仲間に加えてくれることを意味したからである。
以上、『白洲正子と歩く京都』(新潮社、08年3月)より抜粋。

「すい場」、小生は聞いたことがない言葉ですが、京都人は今でも使っているのでしょうか。
京都の「すい場」、是非教えてほしいものです。


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『国富論』(39) 第4編 第5章 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月10日(土)10時23分44秒 返信・引用
 第5章 輸出奨励金 (Of Bounties)

 輸出奨励金によって、外国市場で競争相手と変わらない価格か安い価格で商品を販売できるので輸出額が増え、貿易収支が良くなります。スミスは、「重商主義はこの方法で貿易収支を改善して国全体を豊かにし、国民全員のポケットに入る金銭を増やそうとしているのである」(83頁)と言っています。また、輸出奨励金がなければ成り立たない貿易部門に支給されるべき、つまり経費が売上を上回るような輸出商品に支給すべきだとされているので、「輸出奨励金も、重商主義政策がすべてそうであるように、国の貿易を、自然の動きに任せた場合よりもはるかに不利な方向に強いて向かわせる効果しかもっていない」(84頁)と批判しています。

 このことを説明するために、スミスは穀物価格について論じています。
 まず、輸出奨励金ができた後、穀物の平均価格は大幅に下がってきたといわれているが、これは奨励金のためでなく第1編第11章で見たように銀の真の価格が上昇したためであり、実際には、「輸出奨励金制度のために、国内市場の穀物価格は、豊作の年にも不作の年にも本来より若干高くなる」(85頁)と言っています。
  * 第1編第11章のこのホームページの該当箇所は、「国富論(16)第1編 第11章 第3節①」(2009年4月26日)になります。
 一方、輸出奨励金によって、外国市場が開かれ需要が多くなり、高い穀物価格が保証されるので農業を振興させて長期的には穀物価格を低下させるという主張もあるが、輸出奨励金は、国民に奨励金の財源としての税金と国内市場で商品価格が高くなるという二つの税を負担させる結果になる、と批判しています。そしてこの税金のために、下層労働者が得る生活必需品の消費量が減った場合は子育ての能力の低下と人口を抑制することになり、価格上昇に比例して賃金が上昇した場合は雇用数が減少して産業を抑制することになるので、「最終的には国内市場の着実な拡大を妨げ抑制することになる。そのため長期的にみて、穀物の全体的な市場と消費の拡大をもたらすどころか、減少をもたらす要因になる」(87頁)と言っています。

 スミスは、「輸出奨励金の効果は実際には、穀物の真の価値を上昇させることにではなく、銀の真の価値を低下させることにある」(87頁)としています。
 つまりスミスは、穀物の金銭価格 (money price of corn) によって労働の金銭価格 (money price of labour) が決まり、穀物の金銭価格によって他の土地生産物の金銭価格が決まる、「たとえば、牧草と干し草、食肉、馬の金銭価格が決まり、馬の飼育にかかる経費が決まり、陸運の経費が決まり、したがって国内商業の大部分の経費が決まる」(88頁)としていますので、製造業において、労働の金銭価格から加工費が決まり、他の土地生産物の金銭価格から原材料費が決まり、その結果製造業の製品価格が決まるので、これは穀物の金銭価格の動きと関係することになります。したがって、この価格上昇の結果、農業経営者も地主もとくに良くなるわけではない、と言っています。

 銀の供給量が増えれば銀の価値は低下しますが、これは商業世界全体に共通するものなので、特定の国がとくに有利になったり不利になったりはしません。しかし、一国だけが銀の価値を低下させた場合は、その国の全商品の金銭価格を上昇させ、外国の製造業が国内の製造業より少ない銀の量で販売できるようになるので、その国の全員が貧しくなる要因になる、と言っています。そして、鉱山を所有しヨーロッパ全体に金銀を供給しているスペインとポルトガルの例を挙げ、スペインが金銀の輸出に重税をかけ、ポルトガルが輸出禁止をとっている政策から、両国では、「金銀が余っていることの当然の結果として、金銀が安く、同じことだがその他の商品がすべて高いために、両国では農業と製造業の発達が妨げられており、外国が両国にさまざまな土地生産物とほぼすべての製品を供給するとき、両国の国内で生産した場合よりも少ない量の金銀と交換できるようになっている」(90頁)ので両国の国内産業は不利な状況にある、と言っています。
 穀物の輸出奨励金は、スペインとポルトガルのこの「馬鹿げた」政策と同じで、イギリスの穀物価格は輸出奨励金のために、国内市場では若干高くなり外国市場では若干安くなり、銀価格を国内で下落させ国外で上昇させます。「輸出奨励金は国内市場で、国内産穀物の真の価格ではなく、名目価格を上昇させるものだし、ある量の穀物で維持し雇用できる労働の量を増やすのではなく、それと交換して得られる銀の量を増やすだけなので、国内の製造業に打撃を与えるだけで、国内の農業経営者も大地主も大きな利益を得られるわけでない」(92頁)と言っています。一方、輸出奨励金で利益を得てきたのは穀物商人であると付け足しています。

 輸出奨励金には、一般に二つの問題があると指摘しています。
 一つは、「国内の労働の一部を、自然に任せた場合に向かうものより利益が少ない用途に振り向けるよう強制すること」(94頁)であり、これは重商主義のすべての政策に共通する問題であると言っています。
 もう一つは、「利益が少ないどころか、損失を被る用途に国内の労働を振り向けるよう強制することであ」(94頁)り、これは輸出奨励金の場合に言えることです。
 さらに穀物の輸出奨励金の場合は、「生産を奨励しようとしている商品の生産を、実際にはまったく奨励できないという問題」(94頁)であり、農村の地主は、商品の真の価値を上昇させることはできず、財政に負担をかけるばかりか自分たちの土地の改良を遅らせる結果になった、ということです。

 商品の生産を奨励するのならば、輸出奨励金より生産奨励金 (bounties upon production) の方が効果的ですが、国の富は生産ではなく輸出によってもたらされるという重商主義の偏見のため、輸出奨励金の方が好まれました。ただしスミスは、鰊(にしん)と捕鯨に対するトン数奨励金 (tonnage bounties) は生産奨励金に近いものだとして、鰊の奨励金について詳しく説明しています。


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学生時代の思い出(10) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年10月 9日(金)10時24分8秒 返信・引用 編集済
ゼミの時間に先生から「学生時代に勉強しておかないと、卒業してから後悔するよ」とよく言われておりました。
「卒業してから勉強してないことを後悔していると卒業生が言ってた」とも。

確かに先生の予言のとおりに卒業してから10年くらいは後悔していました。
それが過ぎると後悔しても始まらないので実際に勉強し直してやろうに変って行きます。
今は株のために新聞の経済欄をスミからスミまで読んでますが、勉強しているつもりは全くありません。
利益を出すために読んでいるのですが、中には難しい言葉も出てきますが、苦痛もありません。
学生時代に二村ゼミで勉強したとはおこがましくて言えませんが、所属していた経験だけが生きていて、今新聞を読んでも苦痛にならないのかもしれません。
新聞を読み、株を売買してみると世の中の仕組みを自然と勉強しているように思います。
学生時代、そして卒業してからと少しは物の見方も変ったことを感じれる二紫会は有難いと思います。
その総会開催の案内発想作業まで先生にはして頂いているので、本当に有難いと思います。
もうすぐ年に1回の二紫会総会ですが、何人の方々が参加され、そうした学生時代を思い出し、先生のお顔を拝見することで、会員が自分の学生時代の若さ、元気、希望、夢、未熟さを思い起こされるのでしょう。
今年も楽しみです。


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株式公開・・・!? 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月 7日(水)23時58分49秒 返信・引用
 私は生命保険を第一生命で掛けていますが,来年4月に株式公開するということで,先月株で受け取るのか,現金で受け取るのかについて意思確認がありました。
 株数が少ないので,株で受け取っても仕方がないかと思いましたが,現金化して変に手数料を取られてもなぁ,などと思い,インターネットでの噂話を参考に株式での受け取りを選択しました。
 それにしても,株はいくらぐらいになるのか・・・。

 今日,昼休みに第一生命の営業がやってきて,「私もよく理解していないのですが」とチラシを置いていきました。
 第一生命グループのエンベデッド・バリュー(=1兆8千億円)とやらを,株式発行総数を1千万株で割ると,予測される株式の価格は18万円弱なのだとか。

 しかし,公開されたときに18万円であっても,それだけの価値がないとされて,すぐに10万円くらいに急降下することも考えられます。だったら,現金化しておいたらボーナスくらいの額になった!?

 思っていなかった株の取得で得もしていると思うのですが,公開当初というのは悩ましいものですね。
 そういえば,兄が勤めているNTTの株も買おうか買わまいか,親がかなり悩んでいました。


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二紫会経済学 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月 6日(火)18時02分35秒 返信・引用
 ひろせ幹事が、このホームページの二紫会経済学の欄を更新してくれました。

   二紫会経済学1  需要と供給
   二紫会経済学2  総需要と総供給
   二紫会経済学3  市場と非市場
    準備中     国富論
です。
 準備中の『国富論』の欄には、「ネアンデルタール人」も入れてあるのには驚き、さすがとひろせ幹事のセンスの良さを感じています。仕事で忙しい中、このようにホームページを整備してもらい感謝しています。

 通して読みますと、いろいろ不備もありますが、また新しい印象も受けます。二紫会の皆さんには、何かの参考になれば幸いです。


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株式投資レポート(17) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年10月 6日(火)10時42分16秒 返信・引用 編集済
野村證券が公募増資を発表して500円割れを狙っておりました。
520円を割れたときに「どうしようか」迷ったのですが、買いませんでした。
それが本日の午前中に623円まで上がりました。
あのとき買っておけばよかった(そんなんばっかりです・・・涙)

三菱重工が国産初の旅客機を受注したことで上がると思いましたが、今のところ買われてません。
本来なら注目されて上がるはずですが、それほど人々の心は疑心暗鬼の状態かもしれません。
日本経済にとっては良くないのでは・・・

9-12月期は例年米国のNYダウの調子が良くありません。
しかし、今年は異常に上がっています。(大丈夫でしょうか?)
日本は政権交代の影響か、閣僚発言の影響かで、世界同時株高にかかわらず、低迷しています。
また、三菱UFJなどのメガバンクの公募増資の噂も出始めて、いつ下がってくるかとビクビクしているので、恐ろしくて素人は株に手を出せません。
年内はこのまま様子見を続けることになりそうなので、今回が今年最後のレポートになると思います。

この1ケ月は株の売買を積極的にしてないので、自分のテンションも低迷してきました。
株式相場、日本経済が元気にならないと、元気を無くす人々もいるので、頑張れ日本経済!
東京でオリンピック開催が良い機会だろうと期待しましたが、こちらも残念でした。


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Re: 旧札 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年10月 5日(月)23時31分23秒 返信・引用
> No.1170[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

 今晩,スーパーで買い物をして一万円札を出したら,見慣れないけど懐かしい紙幣が返ってきました。新渡戸稲造さんの五千円札。
 割とピン札なので,次に書店へ行った時に使うのを躊躇(ちゅうちょ)しました。


 土日で「二紫会経済学イッキ読み」を章別に編成しなおしました。
 「国富論」はまだ編集中です(でも「準備中」から参照できるという噂もある・・・)。


旧札 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年10月 3日(土)13時08分58秒 返信・引用 編集済
昨日、銀行勤めの長女が昔の一万円札と五千円札を持って帰ってきました。今でも、たまに両替に来る人がいるのだそうです。久しぶりにお目にかかる聖徳太子、懐かしいですね。
『プレイバック1980年代』(村田晃嗣、文春新書、06年11月)によると

1984年11月には中曽根改造内閣発足と同時に新札が発行されている。一万円札は福沢諭吉、五千円札は新渡戸稲造、そして、千円札は夏目漱石である。聖徳太子と伊藤博文は「退職」である。

そうですか、福沢さんに取って代わったのは中曽根さんの時代でしたか。
さらに、同書によると

84年1月早々には東証一部でダウ平均が史上初めて一万円台を突破した。

バブルがブクブクと膨らみ、お金の価値が下がっていった頃だったんですね。
ところで、小生の学生時代は当然旧札でした。毎月、月末に届く現金書留を今日か今日かと心待ちにしておりました。今でも本などで聖徳太子像を見かけると、ありがたさがこみ上げてくるのはこの頃の影響と思われます。



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『国富論』(38) 第4編 第4章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年10月 3日(土)06時53分53秒 返信・引用
 第4章 戻し税 (Of Drawbacks)

 商工業者は、自分の商品を外国でも大量に販売できるようにするために、政府に輸出奨励策 (encouragements to exportation) をとるように要求します。この輸出奨励策の一つが戻し税です。「戻し税 (Drawbacks) は商人が商品を輸出する際に、国内産業の生産物に課されている税金の一部または全部の還付を受けられるようにするものであり、これを設けても、還付対象になる税金が課せられていなかった場合より輸出量が増えることはない」(77頁)というもので、ある業種に投じられる資本が自然な状態より増加するわけではない、と言っています。

 輸入品を再輸出する場合の戻し税は、イギリスでは、1660年に設けられた旧臨時関税 (old subsidy)で期間を決めて臨時関税の半分の還付を受けられると決められていました。旧臨時関税以降の関税では、再輸出に当たり全額払い戻されることになりましたが、多くの例外があり戻し税の考え方は複雑になっている、とスミスは言っています。そして、メリーランドとバージニアのタバコ貿易、西インド諸島の砂糖貿易を例にとって説明しています。一方、「イギリスはフランス商品を中継貿易で扱うことすら嫌っていて、敵だと考えている国が自国商人の活動で利益をあげる事態にならないように、自国の利益を放棄する道を選んでいる」(79頁)ので、フランス商品の再輸出は還付の対象から除外されているとして、ワインを例に挙げて説明しています。

 このような戻し税制度は、金銀の獲得に有利な中継貿易を奨励するという「馬鹿げた」理由のために作られましたが、この制度自体は適正なものだとスミスは言っています。
 その理由は、輸入関税のため国内資本が中継貿易に使われなくなる可能性がありますが、それを防ぐことができ、「農業にも製造業にも、国内商業にも国内消費用の貿易にも使い道を見つけられない資本のために必要な逃げ道なのである」(81頁)からです。さらに、戻し税がないときは、関税を支払った輸入品を再輸出することが困難になるのでその分の輸入がなくなりますが、戻し税によって輸入が増え、輸入関税から還付の対象にならない関税収入が増加する結果になるからです。つまり、「国内産業の生産物でも外国の商品でも、輸出にあたって関税や物品税をすべて払い戻す制度ですら、適正だといえるだろう。この場合、国内の税収は若干減少し、関税収入はかなり減少する。だが、産業の自然な比率、自然に生まれる分業と労働の配分は、関税や物品税のために多少なりともかならず乱されるのだが、戻し税制度によって本来の姿に近づくだろう」(82頁)からです。

 しかし、この正当化にも条件があり、自国の商工業者が独占権を持っている地域への輸出は輸出量が変わらない場合が多いので、戻し税の分、税収と関税収入が減るだけだとして、アメリカ植民地の例を挙げています(詳しくは後の「第7章 植民地」で説明されます)。また、戻し税の対象になった商品が、こっそり再輸入されるような不正行為がある場合には正当化できない、つまり、「戻し税は、輸出に際して還付が認められた商品が確かに外国に輸出される場合だけに有益で」(82頁)あるわけです。


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株式投資レポート(16) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年10月 1日(木)10時19分29秒 返信・引用 編集済
この2週間は株価ボードを眺めているだけです。
野村證券とJAL、三菱UFJを下値で買おうと待ちましたが、下過ぎて買い約定せず売買ができてません。
今の地合いでは、その方が無難なんでしょう。

財務大臣が円高容認発言して、為替が一時1ドル=88円台に突っ込みました。
90円~95円で計算している輸出関連企業は次の決算が下方修正ラッシュになることが連想されて売られています。
内需拡大を目指していくためには円高になっても対応できる企業体質を作るには、大臣発言としては仕方ないことですが、果たしてどちらの選択が今の日本にとってメリットがあるのでしょう。

郵政、金融担当大臣は中小企業の返済猶予発言から金融関連株が行き過ぎなくらいに、売られています。
G20が終わり、金融機関の資本増強を普通株でせまられると、返済猶予とダブルで金融機関に負担がかかります。
銀行を守るのか、中小企業を守るのか、今の日本にとってどちらがメリットがあるのでしょう。

政治家って結構大変な選択をせまられる仕事なんですね。


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『国富論』(37) 第4編 第3章 第2節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月29日(火)14時21分39秒 返信・引用
 第2節 他の原理に基づいたときにいえるこの規制の不合理さ (Part Ⅱ Of the Unreasonableness of those extraordinary Restraints upon other Principles)

 前節のように、輸入を規制する政策のもとになっている考え方は、二国間で貿易があるとき、輸出入が均衡していれば両国に損失も利益もないが、輸出入が均衡していないときは貿易収支の差額分だけ一方に損失が他方に利益が出るというものでした。スミスはこのような考え方は間違いであるとし、「強制や制約がないまま、二地点間で自然に継続的に行われる貿易は、どちらの側にとってもかならず有利である。ただし、両者にとって同じように有利だとはかぎらない」(67頁)と言っています。
 さらにスミスは、「ここで有利、利益 (advantage or gain) というのは、金銀の保有量が増えることではなく、その国の土地と労働による年間生産物の交換価値が増えること、つまり住民の年間収入が増えることを意味する」(67頁)とコメントしています。

 二国間の貿易収支が均衡している場合を考えてみます。
 まず、両国とも自国で生産した商品を輸出している場合は、両国で余った生産物の一部を市場に持ち出すので、両国の住民の一部は収入と生活必需品を間接的に相手国から得ることになり、「ほとんどの場合、両国がともに利益を得るし、しかも両国の利益は等しいか、ほぼ等しくなる」(67頁)のです。
 つぎに、一方が自国で生産した商品だけを輸出し、他方がこれを外国商品で交換している場合、例えばフランスは自国の商品を輸出し、イングランドはフランスで需要のある商品を生産していないのでタバコやアジアの商品を再輸出してその支払いにあてているような場合、「この場合にも両国がともに利益を得るが、両国の利益は等しくない。自国の商品だけを輸出している国の方が、この貿易で得られる収入が多くなる」(68頁)、と言っています。その理由は、フランスはイングランドと国内消費用の直接貿易をしていますが、イングランドは国内消費用の多角貿易をしているので、これに使われた資本の効果が違うからです。
 * 資本の効果の違う理由については、訳書では「第2編第2章で詳しく説明した」(68頁)とありますが、「第2編第5章」の間違いと思われます。このホームページの該当箇所は、「国富論(27)第2編第5章」(2009年7月11日)になります。

 貿易収支が均衡していない場合はどうでしょうか。スミスは、「タバコやアジアの商品ではなく金銀を使って、イングランドがフランスから年間に輸入する商品の支払いを行ったとすると、貿易収支は均衡していないとされる」(69頁)として、「しかしこの取引でも、前述の外国商品による多角貿易の場合と同じように、両国の住民が収入を得られる」(69頁)と言っています。イングランドの資本が金銀と交換した商品の生産に使われて、一部の住民の収入になるからです。さらに、たいていの場合イングランドの資本は増加すると言っています。「イングランドで十万ポンドの金を輸出し、イングランドで十一万ポンドの価値のあるワインを輸入すれば、この取引でイングランドの資本は一万ポンド増える」(69頁)ので、その分雇用できる労働量が増加する、という理由からです。

 スミスはワインの例を挙げ、イギリスがフランスからの質の高い価格の安いワインの輸入を抑制しポルトガルからの輸入を奨励しているのは、「ポルトガルはフランスよりイギリス製品の上客なので、ポルトガルから買うよう奨励すべきだといわれている。ポルトガルはイギリスを贔屓(ひいき)にしてくれているのだから、イギリスもポルトガルを贔屓にすべきだというのだ」(71頁)というのが、大英帝国の行動を決める政治原則 (political maxims) になっている、と言っています。このような考え方で、近隣諸国が貧乏になることが自国の利益だとされ、「各国は貿易相手国の繁栄を妬み、貿易相手国の利益は自国の損失だと考えるように教えられてきた。個人の間の取引がそうであるように、国の間の通商も交流と友情を深める道になるものなのに、逆に不和と敵対心を生み出す最大の源泉になっている」(72頁)と言い、このような政治原則は、商工業者の浅ましい強欲と独占の精神によって作られたものだとしています。
 そして、「しかし、隣国が豊かであれば、戦争と国際政治では確かに危険だが、貿易では明らかに有利である。隣国が豊かであれば、敵対関係にある場合には自国より強力な海軍と陸軍を維持できる恐れがあるが、平和な通商関係にある場合には取引の総額が大きくなり、自国産業の直接の生産物か、その生産物を使って購入した商品の市場としての価値が高くなる」(73頁)とし、フランスとイギリスの例を挙げ、「両国の間の自由で開かれた貿易がどちらの国にとってもきわめて有利になる点こそが、両国の通商を妨げる最大の障害になっている。隣り合っている国なので、互いに相手が敵国になるのは避けられず、相手国が富と力をつければ、それだけ恐ろしい敵になる。友好関係の利点を高める要因が、敵対心を激化させる要因にもなっているのだ」(75頁)として、自由貿易の利点を強調し、商工業者が相手国の同業者との競争を恐れて、貿易を制限させていると批判しています。

 国が繁栄するか衰退するかは、貿易収支の差額ではなく、第2編第3章で見てきたように生産と消費の差額、つまり貯蓄による蓄積の有無になります。「生産と消費のこの差額は、いわゆる貿易収支の差額とはまったく違っている。貿易を行っておらず、世界からまったく切り離されている国にもある。世界全体にもあり、それによって富、人口、社会の発達でみて、世界全体が徐々に繁栄に向かっているのか衰退に向かっているのかが決まる」(76頁)のです。
 * 第2編第3章は、このホームページの「国富論(24)第2編第3章①」(2009年6月21日)、「国富論(25)第2編第3章②」(2009年6月27日)を参照してください。


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ウエルかめ 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月29日(火)09時15分6秒 返信・引用 編集済
朝のNHKが「つばさ」から「ウエルかめ」になり、徳島が舞台になってます。
そこで徳島の方言をいくつか
「だから」=「ほなけん」
「しかし」=「ほなけんどな~」
「毎日」=「日に日に」
「苦しい」=「せこい」
「戻ってくる」=「もんでくる」
「帰る」=「いぬ」
「構わない」=「かんまん、かんまん」
また言葉尻に「けん」や「じょ」「で~」が入るのが特徴です。

先の敬老の日に徳島まで法事で行ってましたが、鳴門から高松まで高松道が大渋滞になってました。
うどん人気なんでしょうが、しばらくは徳島から先は行けそうにないですね。


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「糺の森」 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月28日(月)22時40分51秒 返信・引用
いわゆる「京都本」が好きで、色々読んでいます。
先日読んだ『東京育ちの京都探訪』(麻生圭子、文芸春秋、07年11月)より

下鴨神社前でバスを待っていた小学生くらいの子供が、「糺の森」の字に、
「おかあさん、これ何という字?」
と訊いたなら、その母親は「糸しの森」と答えたんだそうです。
「座布団を上げたくなったけど、でも考えてみるとこれでは困るわけでね」
ある学者さんがそんなことを危惧しておられました。

これってかなり笑える話だと思いませんか?
えっ、お気に召しませんか?
失礼しました。忘れてください。


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川端道喜 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月27日(日)10時40分35秒 返信・引用
京都の和菓子の老舗「川端道喜」という名前、聞いたことありますよね。買って食べたことはありませんが。

今日、『明治天皇(一)』(ドナルド・キーン、新潮文庫、19年3月)を読んでいたら、この名前が出てきました。

(明治天皇がお生まれになった時に)
邸内にある火は全部捨てられた。代わりに、禁裏御用を務める餅屋の川端道喜の家から新しい火が取り寄せられた。邸内の火がことごとく捨てられたのは、火もまた出産の穢れに触れたとされたからだった。それにしても妙なのは、新しい火が神社もしくは皇族が門跡となっている寺から取られるならまだしも、一商家から取られたことだった。川端道喜の家は足利時代末から宮中に出入りし、代々朝廷から特別の待遇を受けていた。この家で用いられる火は「清火」として知られ、宮中釜殿でも使われていた。

いやはや、京都の老舗というのはものすごい歴史をもっているんですね。調べてみると、初代は千利休や古田織部とも親交があったとか。
今度の二紫会の時の京都土産は川端道喜の粽に決まりです。


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二紫会総会の案内届きました 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月26日(土)09時31分10秒 返信・引用 編集済
二紫会総会の案内が昨日届きました。
500通以上もの印刷、折込と発送作業を考えると、先生には申し訳ない気持ちで一杯です。

国際精神の理念のもとでの国際貢献についても当日議題が提案されるようですね。
あと一つ提案というか整理しておきたい事案がありますが、幹事の了解なしに当日提案してもよろしいでしょうか?

ひろせ先輩が2部の懇親会で「今年も完食はムリ?」と書かれていました。
参加者を経済学派で例えると
1期生から3期生が「古典派」
4期生から7期生が「新古典派」
8期生から12期生が「ケインジアン」
13期生からは「ニューケイジンアン」になり
圧倒的に古典派と新古典派の会員が多いので、食べるより飲む方なので、完食を目指すならニューケインジアンの会員の多数参加が必要十分条件になります。
卒年の新しい会員が多いほうが恐怖の近況報告(?)をされている間に食べることもできます。
去年の料理の内容は凄かったと思います。
日頃いいものを食べてないだけに、多数参加され、今年は是非ゆっくりと賞味させて下さ~い。


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今出川キャンパスが変わる! 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 9月24日(木)23時29分42秒 返信・引用
http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20090924&newstype=kiji&genre=2

 地下鉄国際会館駅を降りると,同志社中学校の立派な建物が目に入りますが,中学校が岩倉に移転した跡地が大学になります。
 今後,またも変化する今出川キャンパスをウォッチングしたいと思います。


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真説 アダム・スミス 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月22日(火)14時23分15秒 返信・引用 編集済
 読まれた方も多いと思いますが、9月20日(日)の日経の読書欄にアダム・スミスに関する新刊が紹介されていました。早速手に入れましたので紹介しておきます。

 James Buchan, The authentic Adam Smith-his life and ideas-, 2006年
 (山岡洋一訳『真説 アダム・スミス―その生涯と思想をたどる―』2009年、日経BP社、1800円+税)

  第1章  父なき世界(1723~1746年)
  第2章  洞窟、樹木、泉(1746~1759年)
  第3章  ペン・ナイフと嗅ぎタバコ入れ(1759年)
  第4章  袋かつらの不信心者(1759~1776年)
  第5章  果樹園の手長猿(1776年)
  第6章  決死の任務(1776~1790年)

 訳者は、『国富論』と同じ山岡洋一氏です。大阪大学の堂目卓生氏の解説があります。僕もこれから読むところですが、スミスの人物を知るのに役に立つかもしれません。


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祝 山崎雅道君の昇段 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月22日(火)14時18分12秒 返信・引用
 清水の山崎君の書き込み、「一期生の山崎雅道君がこの度、剣道六段に合格しました。」から、米子の山崎君の剣道の昇段を知りました。挑戦していることは聞いていましたので、おめでとうとお祝いを言います。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E9%81%93
によれば、六段の合格率は約10%で、五段までは順調にいけても六段はかなり難関で、「六段は剣道家の中では一番の『鬼門』と称され・・・」とありました。

 もう一度、難関突破おめでとう。


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「Who are you?」 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月21日(月)09時53分22秒 返信・引用 編集済
『日本を貶めた10人の売国政治家』(小林よしのり・幻冬舎文庫・09年7月)より

沖縄サミットの時に
森(喜朗)は、クリントン大統領に「Who are you?」と話しかけた。「How are you?」と間違えたのである。ホスト国の首相から「あんた誰だ?」といきなり言われては合衆国大統領も困っただろう。こういう時はジョークとして受け流すのが外交的儀礼だ。クリントンは「私はヒラリーの夫です」と軽快に切り返した

このエピソードは小生も聞いておりましたが、この後があったことを今回初めて知りました。

それに対して森は「Me too!」と答えたという。ヒラリーさんを通じて日米首脳が兄弟になってしまってはいけない。

「Who are you?」より「Me too!」のほうがクリントン大統領は驚いたでしょうね。


ところで、一期生の山崎雅道君がこの度、剣道六段に合格しました。長い長い努力の積重ねの結果です。我々剣練会OBの誇りです。本当におめでとうございます。
これをきっかけに二紫会の掲示板デビューもいかがですか?


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『国富論』(36) 第4編 第3章 第1節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月20日(日)08時26分10秒 返信・引用
 第3章 貿易収支が自国に不利とされる国からの輸入に対するほぼ全面的な規制 (Of the Extraordinary Restraints upon the Importation of Goods of almost all kinds, from those Countries with which the Balance is supposed to be Disadvantageous)

 第1節 重商主義の原理に基づいてすらいえる規制の不合理さ (Part Ⅰ Of the Unreasonableness of those Restraints even upon the Principles to the Commercial System)

 この章では、「二国間の貿易収支が自国に不利になっているとされている国だけを対象に、ほぼすべての品目にわたって輸入を特別に規制する政策は、重商主義が金と銀の保有量を増やすために使う第二の方法である」(49頁)として、イギリスとフランスの輸入規制の例を挙げ、貿易収支が赤字の国に対する輸入規制の問題を扱っています。つまり、「前章で検討した輸入規制は、個人の利益と独占の精神に由来するものである。この章で検討する規制は、二国間の偏見と敵対心に起因している。このため十分に予想がつくように、この規制は前章で検討した規制よりもさらに不合理である。重商主義の原則に基づいてすら、不合理である」(50頁)と言っています。

 スミスは、不合理の理由を三点挙げています。
 第一の理由は、イギリスとフランスの貿易を自由化した場合にイギリスの貿易収支が不利になったとしても、他の国より安いフランスの商品を輸入すれば、フランスからの年間輸入額は増加するが、他国よりフランスの商品の方が安い分だけイギリスの年間輸入総額は減少するからです。
 第二の理由は、フランスから輸入したものを再輸出して、他国に販売して利益をあげることも考えられるというものです。つまり、中継貿易をすればよいことになります。
 第三の理由は、「二国間の貿易収支がどうなっているか、どちらの方が輸出額が多いのかを判断するのに使える確かな基準はない」(51頁)というものです。この基準として通関資料と為替相場 (the custom-house books and the course of exchange) が取り上げられますが、どちらも信頼性が低いと言っています。

 為替相場については、例えばロンドンとパリの取引を考えたとき、輸入額と輸出額が均衡していれば両都市間の債権債務は相殺されるが、ロンドンの輸入額が輸出額を上回っていれば、ロンドンからの支払いの方が多くなるので、債務が債権より多いロンドンはパリに金銀を送ることになります。「このため、通常の為替相場は、二都市間の債権債務の通常の関係 (the ordinary state of debt and credit) を示しており、債権債務の関係はかならず輸出入の状態で決まるのだから、通常の為替相場は輸出入の通常の状態を示すはずだと主張されている」(52頁)が、債務より債権の多い都市が貿易収支で有利になっているとはかぎらない、と言っています。なぜなら、「二都市間の債権債務の通常の状態は、二都市間の取引の通常の状態だけによって決まるとはかぎらない。他の多数の都市との取引によっても影響を受けることが多い」(52頁)からです。

 さらに、実際の為替相場と計算上の為替相場は大きく違う可能性があるので、為替相場が有利な国が債権債務でも有利になっていることが十分に示されているとはいえない、と言っています。
 イングランドである金額を支払い、フランスを支払地とする手形を受け取ったとき、両国の造幣局の標準で計算して、支払った金額と手形の額面に含まれる純銀の量が同じならば為替相場は平価 (par) とされ、支払いが純銀の量より多ければプレミアムを支払ったとされて為替相場はイングランドに不利、フランスに有利になります。この点で、スミスは3つのコメントをしています。
 第一は、「各国の流通通貨 (current money)の価値は、それぞれの造幣局 (mint) の標準によって判断できるとはかぎらない」(53頁)という点です。流通している硬貨の価値は、摩耗、削り取りなどで価値が低い国もあればそれほどでない国もあり、様々だからです。
 第二は、「鋳造経費は、いくつかの国では政府が負担しているが、地金を造幣局に持ち込んだ民間人が負担し、政府が鋳造からある程度の収入を得ている国もある」(54頁)という点です。つまり、鋳造経費のかかる場合は、流通通貨の価値が高くなっています。
 第三は、「アムステルダム、ハンブルク、ベネツィアなどでは、外国為替手形はいわゆる銀行通貨 (bank money) で支払われるが、ロンドン、リスボン、アントワープ、イタリアのリボリノなどでは、その国の流通通貨 (common currency) によって支払われる。いわゆる銀行通貨はかならず、名目金額が同じ流通貨幣よりも価値が高い」(55頁)という点です。


  預金銀行、とくにアムステルダム銀行に関する余論 (Digression concerning Bank of Deposit, particularly concerning that of Amsterdam)

 フランスやイギリスのような大国では、通貨は自国の硬貨を用い、摩耗や削り取りがあっても硬貨の改鋳によって通貨を本来の価値に戻せるが、ジェノバやハンブルクなどの小国では、近隣諸国との取引をしているので近隣諸国の通貨の割合が多くなり、通貨の改鋳によって通貨の価値を高められるとはかぎらないので為替相場が不利になります。 このため、「ある金額を超える外国為替手形の支払いにあたって、流通通貨を使うのではなく、指定銀行宛ての支払い指図書か指定銀行での口座振替 (by an order upon, or by a transfer in the books of a certain bank, established upon the credit) を使うよう法律で義務づけることが多くなった」(56頁)ので、ベネツィア、ジェノバ、アムステルダム、ハンブルク、ニュルンベルクの銀行はこの指定銀行として設立された、と言っています。そしてスミスは、とくにアムステルダム銀行を取り上げて紹介しています。

 アムステルダムでは1609年に市の保証のもとで銀行が設立され、外国の硬貨も自国の硬貨も自国の標準的な良貨を基準に算出し、そこから鋳造経費と管理費を差し引き、「この少額を差し引いた後の金額を、自行にある本人の預金口座に入金した。この預金は銀行通貨と呼ばれ、造幣局の標準通りの通貨を意味するものなので、真の価値がつねに一定であり、流通通貨より実質的な価値が高いものであった」(57頁)とし、アムステルダム銀行の役割を詳細に紹介しています。

 要は、為替相場は、銀行通貨を使う国に有利で流通通貨を使う国で不利だということ、つまり、「銀行通貨を使う国では、本来の価値がつねに等しく、その国の造幣局が定めた標準に正確に一致する通貨によって支払う。流通通貨を使う国では、本来の価値がたえず変動し、しかも造幣局の標準を多少なりともほぼつねに下回る通貨によって支払っているのである」66頁)ということになります。


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旅行記(6) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月19日(土)12時03分55秒 返信・引用
オーストリアのウィーンに行った時です。
当時のウィーンは東側と西側の玄関みたいなところでしたので、ユースホステルには様々な人種が集まってきていました。
同胞日本人にも沢山会いました。
中国をお詫び懺悔で旅してウィーンまで来た人。
ロシアから鉄道で地元の人に奨められるままにウォッカを飲みすぎてやって来た人。
トルコからハンガリーに入り、温泉を堪能して来た人。
彼らの特徴は体臭が臭いでした。
やっぱり日本人はシャワーではなく、お風呂にゆっくり浸かって体を洗うべきかも。
同じ言語で話ができることもあり、色々な話を聞かせてもらい楽しめました。

そのユースで友達になったウィル(ニュージーランド)が、ある日「今日はどこに行くの」と聞くので市内観光と答えると付いてくると言う。
ウィーン市内をブラブラ観光していると、「日本人の女の子をひかっけよう」と提案してきました。
「日本人にオレが英語で話しかけるから、それからお前が日本語に訳せ。そしたら上手く行く」
と彼は言ます。
それで彼が付いてくると言った理由が飲め込みました。

狙いを定めると彼はあの2人に声をかけると言いますが、どうみても一人は30才台後半なので「やめとけ」といったのですが、彼は「いや、若い」と主張。
とうとう声をかけてしまってました。
しばらく彼が話した後で、目配せで「日本語に訳せ」と合図してきたので、彼の話した内容を訳すと、一人の女性はどうもプロの通訳だったみたいで、「あなたの日本語訳にはかなりのミスがあります」と具体的な例を挙げて、指摘されてしまいました。
そんな日本語でのやり取りの理解できないウィルにその女性は英語で説明されていました。

その後、信用を失った私に対してウィルは話しかけることもなくなりました。


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新政権発足(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月17日(木)09時09分7秒 返信・引用 編集済
新政権が発足しました。
株式市場ではご祝儀相場もあるかなと想定していましたが・・・・

藤井財務大臣の円高容認発言で1ドル=89円に突入するのではとの懸念
亀井郵政金融大臣は郵政民営化反対の立場で、当時に外資と対立する立場を取ったことで、今回外資が資本撤退させる懸念。
また、中小企業の融資返済3年猶予発言から銀行、消費者金融株が売られています。
結構、政治が変り、政治家の発言により多方面に影響が出るので不思議な世の中です。

このような状況から素人が株を売買しても利益を出せる状態でなくなってきました。
しばらく落ち着くまで、指をくわえて様子見することにしました。

また、民主党の支持母体は日教組ですが、自虐的な歴史観による日本人としての誇りを奪うような教育。
「夫婦別姓」を再び持ち出して、家族制度崩壊を目指し、国の根幹をガタガタにしてしまう戦略だけは勘弁してもらいたいものです。

株は一時的に売られても、また買い戻されるので、しばらくは辛抱しますが・・・・


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新政権発足 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月15日(火)22時45分24秒 返信・引用 編集済
先日、同志社大学教授・村田晃嗣氏の『プレイバック1980年代』という本(文春新書・06年11月)を読み始めたところ、たまたま昨日ネット上で「民主新政権『外交変化』てらうな」と題する氏の文章に行き当たりました。興味深い内容なので一部抜粋します。

ジョン・ゴールズワージィといえば、ノーベル文学賞も受賞したイギリスの作家である。彼は次のように述べている。「世界中の政治家にはひとつのルールしかない。それは野党のときの発言を与党のときに口にするなということである。さもないと対立党が不可能だとみなしたことを実行しなければならない羽目になる。」これは皮肉がすぎるというものであろう。日本の有力紙の社説には「君子は豹変」を説くものもあった。

民主党の言う「緊密で対等な日米関係」、その意気やよし。拍手を送りたいと思います。
しかし、そもそも対等でない理由は日本の安全保障を米国の軍隊と核に委ねているからに他なりません。民主党に憲法改正や核を持つ覚悟がないのなら、「君子は豹変」し、現実路線を走るべきだと思っています。
明日、新政権発足。
果たしてどうなりますか。期待半分不安半分。


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株式投資レポート(15) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月14日(月)09時25分59秒 返信・引用 編集済
1ドルがとうとう90円台の円高になりました。
株価は為替に頭を抑えられているので、なかなか上がりません。
鳩山代表の二酸化炭素削減発言から、私の興味は先週から太陽光発電関連にシフトしています。
(田淵電機、上がって~)

9-12月期の鉄鋼メーカーの決算が多分過去最高水準に近いものが出されるであろうとの予想です。
企業業績が良くなれば、株価は上がる、雇用も改善するので期待してます。

しかし、普通株での資本増強を主張する欧米に対して、日本は優先株での資本増強を主張してます。
もし、日本のメガバンクに普通株での資本増強を迫られたら、最悪の場合、日本に貸し渋りの嵐になるのでしょうか?
プラス要因とマイナス要因が同時にあるので、今後の流れから目が離せません。


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『国富論』(35) 第4編 第2章 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月13日(日)11時33分15秒 返信・引用
 スミスは、国内市場を独占することでとくに有利になるのは、商工業者 (merchants and manufacturers) であり自由貿易によって影響を受けるが、土地生産物を生産する牧畜業者や農家は自由貿易による影響は少ないと言っています。
 その理由は、製造業の製品とくに高級品は外国間の輸送が簡単だが、土地生産物の場合は輸送が簡単でないからという点を挙げ、後者の例として、家畜、塩漬け食肉、穀物を挙げて説明しています。そして、「外国製品の輸入を自由化にした場合、国内製造業のうちいくつかがおそらく打撃を受け、一部は壊滅して、現在これらに使われている資本と労働のうちかなりの部分は、他の仕事を探さざるをえなくなるだろう。しかし土地生産物の場合には、輸入を完全に自由にしても、イギリスの農業にそこまでの影響が及ぶことはありえない」(35頁)、と言っています。さらに農家は、国内各地に分散して住んでいることもあり、「農村の大地主と農業経営者には大いに名誉とすべき点があり、どの階層とくらべても、独占を追求する浅ましい精神をもつことが少ない」(37頁)ので、近隣の農場や地所の改良と耕作を助けようとするが、商工業者は都市に住んでいて排他的同業組合の精神になれているので、国内市場の独占を確保する制度を考え出しがちだと言っています。

 つぎに、外国の商品輸入に負担を課して国内産業を奨励するのが有利になる場合が二つあるとし、第一にある種の産業が国防のために必要なとき、第二に国内産業の生産物に国内で税金がかかっている場合を挙げています。
 第一の例として1651年の航海法を挙げ、「たとえばイギリスを防衛するにあたって、船員と船舶の数はきわめて重要だ。航海法 (the act of navigation) は自国の貿易に外国の船舶を使うことをある部分では完全に禁止し、別の部分では重い負担を課して、イギリスの船舶と船員に独占権を与えており、その点できわめて適切な試みである」(38頁)、と言っています。当時イギリスとオランダは対立関係にあり、「イングランドの安全を脅かしうる唯一の海軍国、オランダの海軍力を弱めることに向けられていた」(40頁)という背景があったようです。スミスは、「航海法は、貿易のためには好ましくないし、貿易で国を一層豊かにするためにも好ましくない」(40頁)が、「国防は豊かさよりもはるかに重要であり、航海法はおそらく、イングランドの商業法のなかでもっとも賢明なものだといえるだろう」(40頁)、とコメントしています。
 第二は、国内産業の生産物に国内で税金が課せられているときは、外国からの同様の商品にも同じ税金をかけるのが適切である、と言っています。一方、「関税による貿易の自由の制限は、課税対象の国内商品と直接に競合する外国商品だけでなく、もっと広範囲に実施するべきだとする意見もある」(41頁)が、スミスはそのような意見には根拠はないと指摘しています。

 さらに、輸入自由化については、検討の対象 (a matter of deliberation) になる点も二つあると述べています。
 第一は、「ある種の外国製品の自由な輸入をどこまで続けるのが適切なのかが検討の対象になるのは、外国が高関税をかけるか輸入を禁止したために、自国の製造業製品の一部をその国に輸出するのが制約されたときである」(43頁)、つまり、報復のための対抗措置の問題です。これは高関税や輸入禁止を撤回させる可能性があれば適切な政策かもしれませんが、この判断は、「つねに同じ一般原則にたってものごとを考えるべき立法者の学で取り扱うべき問題ではなく、その時々の状況の変化にしたがって考え方を変える狡猾でしたたかな連中、俗に政治家、政治屋と呼ばれる人の技量に任せるべき問題だと思われる」(44頁)、と言っています。
 第二は、中断されてきた輸入自由化を、どのような方法で再開するかという点です。「その際には人道上の観点から、自由貿易をゆっくりと段階的に、きわめて慎重に再開すべきだろう。高関税と輸入禁止を一気に撤廃すると、同じ種類の安価な外国製品が急速に国内市場に流入して、何千人、何万人もの国民が一度に定職を失い、生計の道をたたれることになりかねない」(45頁)からです。しかし、スミスは、戦争が終わった後の陸海軍の除隊になった大量の兵士の例を挙げて、「職業選択の自由という自然な権利を、兵士と同様に全国民が回復するようにすれば、言い換えれば、自然な自由をまともに侵害する二つの制度、同業組合の排他的特権と徒弟法を廃止し、さらに居住法を廃止して、貧しい労働者がある職種、ある地域で職を失った場合に、別の職種か別の地域で自由に職を探せるように」(47頁)すれば、混乱は一般に考えられるよりもはるかに小さいと言っています。

 この章の最後でスミスは、「実際のところ、貿易の自由がイギリスで完全に回復されるはずだと予想するのは、オシアナやユートピアのような理想郷がイギリスに建設されるはずだと予想するのと変わらないほど馬鹿げたことである」(47頁)と言っています。つまり、国内市場を開放しようとすると、社会の偏見、既得権益を守ろうとする人、排除しようとする人への誹謗と中傷や個人攻撃、等のために困難であるという面があります。また、事業主の資本のうち製造所、事業用の機器や設備は大きな損失無しでは売却できないので、「事業主の利害に適正に配慮すれば、この種の変更は急激に実施するべきではなく、きわめて長期の予告期間をおいたうえで、ゆっくりと段階的に実施するべきである。・・・この種の新たな独占権を認めないように、また、既存の独占権を拡張しないように、とくに注意するべきである」(48頁)と結んでいます。


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選挙戦略と経営戦略 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月10日(木)21時29分6秒 返信・引用 編集済
今回の選挙で民主党は「一日辻立ち50回」が基本戦略として小沢氏より指令があったそうです。
辻立ちについて説明することは、ここでは釈迦に説法になるので省略しますが、
街宣車で演説を流したり、駅前などで不特定多数に話かけるのではなく、ほんの短い演説で、しかも一人ひとりと目を見て握手することを重視する。
まさに「接近戦」で弱者の戦略です。
一方、強者はテレビでCMを流したり、マスメディアを利用した「広域戦」「空中戦」です。

選挙戦を見ながら、改めて自分の経営戦略を見直すきっかけになりました。
そこで、「年間イベント50回」を目標にやってみようかなと考えた次第です。
弱者はテレビでCMを流したりすることはできないので、接近戦しかありません。
イベントで顧客を引き寄せてアピール宣伝することは思いつくのですが、
「いざ、何をするか」となるとウンウン唸りながらアイデアを出してくるしかありません。

ウ~ン、色々なアイデアが沸いてくる柔軟な頭が欲し~い(泣)


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Re: 第32回二紫会総会の日程 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 9月 9日(水)00時41分38秒 返信・引用 編集済
> No.1018[元記事へ]

 今年は,4月12日に総会の予告をして安心していましたが,間が開き過ぎました。

 案内を早く,と思ってはいましたが,幹事もそれぞれ忙しく,なかなか打ち合わせの日程が合わず,案内状を送付できない状況です。日時と会場だけなら御案内できますが,それ以外に来年以降のことも触れる必要があるので,御容赦ください。

 この掲示板をご覧の皆様は,必要に応じてホテルの御予約をお願いいたします。

 遅くなったお詫び(?)に,私が作成した総会の会場の地図を添付します。


 今年は緊急経済対策で結構忙しかったのですが,民主党政権になって補正予算が見直しとの方針が伝えられています。
 そうなると,私が春から夏にかけてやってきたことは水の泡。部下に払った超過勤務手当ても無駄な経費になってしまうかもしれません。
 私は超過勤務手当ももらえませんが,これまでかかった経費はどうなるんでしょう。他の仕事を遅らせてまでやってきたのに・・・。


>  今年の二紫会総会は,10月31日(土)の予定です。
>
>  会場は昨年と同じ「光悦」の予定です。
>  多くの方の御来場をお待ちしています。
>
>  それから,来年の二紫会総会は,二村先生の「古希記念総会」となる予定です。
>  記念誌の発行も予定していますので,今年は来年に向けて寄付を再開させていただく予定です。



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先生、ありがとうございます 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月 8日(火)09時45分19秒 返信・引用
> No.1129[元記事へ]

「 Political œconomy, considered as a branch of the science of a statesman or legislator, proposes two distinct objects: first, to provide a plentiful revenue or subsistence for the people, or more properly to enable them to provide such a revenue or subsistence for themselves; and secondly, to supply the state or commonwealth with a revenue sufficient for the public services. It proposes to enrich both the people and the sovereign.」


ウェブスター英英辞典で調べると

statesman = one actively engaged in conducting the business of a governmennt or its shaping policies.

legislator = one that makes laws ,esp for a political unit

になってました。
日本の官僚や米国のロビイストはいずれに当てはまるのだろうと考えていました。
原文で読んでみると、翻訳する人の信念や哲学によって訳しかたが変ってしまうのだろうなと考えていると、フッとひらめきました。
先生は私が以前、「国富論」と「聖書」の接点について質問しましたが、それについて答えようとしてくださっているのだなと・・・
完全に理解したとは言えませんが、「国富論」と「聖書」の接点の方向性が見えてきました。

でも、学生時代とまったく変らないのですね。
先生は自分の考えを押し付けようとされず、考え方のヒントは伝えてくださる。
そこからは学生がどのように受け取っていくかは自由に任せられているようですね。
20数年前の学生時代にタイムスリップしたようです。


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【告示】第32回二紫会総会 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 9月 8日(火)08時24分9秒 返信・引用 編集済
 4月に10月31日(土)開催を予告していました、今年の二紫会。
 会場は昨年と同じ「光悦」です。
 多くの方々の御参加をお待ちしています。

○ 日  時  2009年10月31日(土)18時~
○ 場  所  光悦(こうえつ)
        (ネット検索では「光悦宴会」と入力してください)
○ 参加申込は、9月末頃に配送予定の案内状同封のはがきでお早めにお願いします。

*来年は先生の古希を記念する総会の開催を予定しています。


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推薦図書(31) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月 6日(日)19時02分24秒 返信・引用 編集済
『私が出あった世にも不思議な出来事』(鳩山幸、池田明子・学研・08年8月8日)

あと十日もすると新総理が誕生するんだな、と考えていたら思い出した本がこれでした。
佐藤愛子さん、玄有宗久さん、渡部昇一さん、奥田瑛二さん、湯川れい子さん、片岡鶴太郎さん・・・。錚々たる人たちが語る不思議体験を、インタビューするのが鳩山由紀夫氏の夫人。
ご自身も不思議体験があるのだとか。次のファースト・レディはスピリチュアル系の人でした。


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『国富論』(34) 第4編 第2章 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月 5日(土)10時51分39秒 返信・引用
 第2章 国内で生産できる商品の輸入規制 (Of Restraints upon the Importation from Foreign Countries of such Goods as can be produced at Home)

 「国内で生産できる商品の輸入を高関税か完全な輸入禁止で規制すれば、その商品を生産する国内産業は、国内市場をほぼ独占できるようになる」(28頁)ので、輸入を規制された産業で使われる国内の労働と資本の比率は高くなります。スミスはそのとき、産業活動が有利な方向に向いているのかどうかははっきりしない、と言っています。その理由は、「社会全体で継続して雇える労働者の数は、社会の総資本に比例するはずであり、この比率で決まる数を上回ることはできない」(29頁)から、規制による労働と資本の人為的な方向が自然に任せたときと比べて有利かどうかは明かでないからです。
 スミスは、人はみな、自分の資本をもっとも有利に使いたいと思い、社会にとって何が有利かということではなく自分にとって何が有利かを考えており、「自分にとって何が有利かを検討すれば自然に、というより必然的に、社会にとってもっとも有利な使い道を選ぶようになる」(29頁)と言っています。その結果、第一に、通常の利益率を確保できるのであれば、誰でも資本を国内の労働を最大限に利用できるように使おうとします。つまり、監視し管理できるという安全性のために、利益率が同じかあまり変わらなければ、中継貿易より国内消費用貿易を、国内消費用貿易より国内取引を選ぶことになるからです。第二に、国内の労働のために資本を使う人は、できるかぎり価値の高い生産物を生産するように労働を振り向けます。つまり、「雇い主が自分の資本を使って労働を支えるのは、利益を得る目的だけのためである」(31頁)からです。

 このように、各人が自分の資本を国内の労働を支えるために使おうとし、その労働を生産物のもっとも高い価値のものに振り向けようとすることは、スミスによれば、一国の年間の収入がもっとも高くなるように努力することになります。つまり、「各人が社会全体の利益のために努力しようと考えているわけではないし、自分の努力がどれほど社会のためになっているかを知っているわけでもない (He generally, indeed, neither intends to promote the public interest, nor knows how much he is promoting it)。外国の労働よりも自国の労働を支えるのを選ぶのは、自分が安全に利益をあげられるようにするためにすぎない (By preferring the support of domestic to that of foreign industry, he intends only his own security; )。生産物の価値がもっとも高くなるように労働を振り向けるのは、自分の利益を増やすことを意図しているからにすぎない (and by directing that industry in such a manner as its produce may be of the greatest value, he intends only his own gain, )。だがそれによって、その他の多くの場合と同じように、見えざる手に導かれて、自分がまったく意図していなかった目的を達成する動きを促進することになる (and he is in this, as in many other cases, led by an invisible hand to promote an end which was no part of his intention.)。そして、この目的を各人がまったく意図していないのは、社会にとって悪いことだとはかぎらない (Nor is it always the worse for the society that it was no part of it.)。自分の利益を追求する方が、実際にそう意図している場合よりも効率的に、社会の利益を高められることが多いからだ (By pursuing his own interest he frequently promotes that of the society more effectually than when he really intends to promote it.)。社会のために事業を行っている人が実際に大いに社会の役に立った話は、いまだかって聞いたことがない (I have never known much good done by those who affected to trade for the public good.)。もっとも社会のためという考え方は、商人の間ではあまりみられないものなので、そのように考えるのをやめるべきだと説得するために言葉をつくす必要はない (It is an affectation, indeed, not very common among merchants, and very few words need be employed in dissuading them form it.)」(31~32頁)ということになります。

 * 有名な「見えざる手」は、『国富論』の中ではここだけに出てきます。その意味については、この読書会が終わってから整理し解説します。

 また、国内産業のどの部分に資本を使うかを政治家や立法者に判断してもらう必要はなく、各人が的確に判断できるのであり、「自分こそがそれを行使する適任者だと思い込むほど愚かで身の程を知らない人物が握れば危険このうえない権限を引き受ける結果になる」(32頁)とコメントしています。

 さらにスミスは、「何らかの製造業で国内の生産物に国内市場の独占権を与えると、ある意味で、各人の資本をどのように使うべきかを民間人に指示することになるので、ほとんどすべての場合に無益か有害な規制 (either a useless or a hurtful regulation) になるはずである」(32頁)と言っています。国内の生産物が外国の生産物と変わらないほどの価格で販売できればこの規制は無益であり、外国の生産物より高くなれば有害であることになります。つまり、自国の労働を優位にある産業にまわしてその生産物で外国から自国より安い商品を買えばよいが、外国より高い商品に自国の資本と労働を使って自国で生産しようとすると、国内の労働は有利な用途から不利な用途に向けられて年間生産物の価値は減少することになります。
 輸入規制によって、特定の産業を確立することが考えられますが、スミスはその場合でも、「輸入規制は、直接には社会の収入を減らす要因になるので、資本と労働の用途が自然に決まるに任せた場合と比較して、資本の増加が速くなるとは考えにくい」(33頁)と言っています。
 また輸入規制がないことで、特定の自国の製造業を確立できないとしても、社会が貧しくなることはない、と言っています。「どの時期にも、社会全体の資本と労働は、意図した方法とは違っていても、その時点でもっとも有利な方法で使われうる。どの時期にも、資本で獲得できる上限まで収入を増やすことができ、資本と収入がともに最大限に速く増加することができるだろう」(33~34頁)からです。つまり、仕立屋は靴を靴屋で買い、靴屋は服を仕立屋に注文するように、みな多少とも優位に立っている仕事に専念してその生産物の一部で必要なものを買う方が自分の利益になると同じように、「ある国が優位 (advantage) にあり、別の国が優位にないのであれば、優位にない国にとってつねに、自国で生産するより優位にある国から買う方が有利になる」(34頁)のです。


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二紫会総会 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 9月 5日(土)10時41分48秒 返信・引用
 ほそかわ君、幹事からも連絡があると思いますが、今年の二紫会総会は、
    10月31日(土)6時~
に予定されています。案内状の方は、9月下旬に送られます。


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源平交代思想 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月 5日(土)09時21分29秒 返信・引用
今回の選挙での自民党の敗北を平沢氏は
「郵政選挙で勝ちすぎた為に自民党にできた驕り、慢心だ」と語っておられました。

「おごる平氏は久しからず」
その平氏も源氏に滅ぼされ、源氏の後は北条氏(平氏の流れをくむ一族)
足利氏(源氏の流れをくむ一族)
織田信長(平氏の流れをくむ一族)
徳川家康(源氏の流れをくむ一族)

今回の選挙では源平交代思想を思い出してしまいました。
自民党は弱者になり、次には弱者の戦略をとってくると思います。

ランチェスター戦略では市場シェアを最大目標値として73,9%にしています。
それ以上取りすぎるのは良くないということになります。
今回は民主党がとり過ぎの感があります。

ただ、今回の選挙では選挙戦略と経営戦略は同じようなところがあり、考えさせられる事項もあり、勉強になりました。


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投票率 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 9月 4日(金)22時24分25秒 返信・引用
この十数年の国政選挙の投票率を見ると、概ね60%前後です。
小生は民主主義国家としてせっかく与えられている選挙権を無駄にしているのではないかと、この投票率の低さを嘆いておりました。

ところが、4年前の郵政民営化選挙と今回の選挙はそれを10%近く上回りました。
これは国家を二分するような重要なテーマがあったり、今回のように現政権に不満がうずまいていると投票率が急に上がることを意味しているのではないか、であるとすると、投票率が低いと言うことは、現体制の容認または現状に満足しているという意味なのだろう、との見方もできるのではないでしょうか。

今後政権に対する不満や不安が続くと、「昔は、投票率も低くていい時代だったね。」などと懐かしく思うようになるかもしれません。


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幹事さんへの質問 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 9月 3日(木)20時07分56秒 返信・引用
今度の総会、いつでしたか?
(先生の携帯に先ほど電話したのも、この要件ですので、ご安心ください)

誠に勝手ですが、早急に教えてください。


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株式投資レポート(14) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 9月 1日(火)11時00分58秒 返信・引用 編集済
選挙が終わりました。
中国市場暴落の懸念なのか、円高のせいなのか、民主党政権に対する懸念なのか、選挙が終わったにもかかわらず上値が重たいように感じてます。

民主党政権なので本来なら子供手当て関連で株を買うべきですが・・・

衝突回避交通システムを開発したクラリオンを買って待ってましたが、予想では110円を抜けてくると思ってますが、なかなか上がりません。

欧州で大西洋のクロマグロの絶滅危惧から禁漁になるかもしれません。
そうなると日本国内のクロマグロの流通量が減るので、養殖にたいする需要が増しそうです。そこで、マグロのえさ「ツナ・フーズ」を扱っている林兼産業が上がるかもしれないので、これも今待ってます。

高速道路が無料化されるかもしれないので、KNT も注目しています。
海上風力発電を開発した五洋建設も注目してます。
自分で売買していても、一つの方向性がなくバラバラになってます。
林大臣の「デフレ懸念発言」は気になりますが、一時期の日本経済に対する閉塞感はなくなってます。

上がる材料は幾つもあります。
NYと上海次第、また民主党政権にどのように株式市場が反応するかですが、これからどうなるでしょうね?


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民主主義 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月30日(日)10時44分15秒 返信・引用 編集済
いよいよ総選挙です。
耳あたりの良い公約が並びたてられ、マニュフェスト選挙全盛ですが、8月27日の日本経済新聞に、「懸念される民主主義の失敗」と題する記事が出ていました。一部抜粋します。

米国の経済学者ブキャナンは景気政策に関連し、国民は景気後退期の歳出の増大(または減税)には賛成するが、景気上昇期の歳出カット(または増税)には反対するので、景気循環が繰り返されるたびに財政赤字は累増すると警告した。
各党のマニュフェストに共通するのは、国民が受ける便益だけを強調しており、その裏側で必ず発生する国民の負担について語ろうとしないことである。ブキャナン的に考えると、これでは選挙が繰り返されるたびに財政赤字が累増し、将来世代に負担が先送りされてしまう。
こうした事態が起きるのはなぜか。それは現代の民主主義では、これから生まれる将来世代は意思決定に参画できないからだ。仮に将来世代がこのマニュフェストを見たら、「自分たちにツケを回すような政策には反対だ」というに違いない。

本当のリーダーには、将来の展望をしっかり説明し、現在の辛抱をきっちり納得させる能力が必要なんでしょうね。
「米百俵」の精神を語る小林虎三郎のような政治家がおらず、それを支持する国民がいない現在の日本。
民主主義の責任は結局我々にあるのでしょうが。


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『国富論』(33) 第4編 第1章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月30日(日)09時17分35秒 返信・引用
 第1章 商業中心の考え方、重商主義の原理 (Of the Principle of the Commercial or Mercantile System)

 この章は、「富 (wealth) とは通貨 (money)、つまり金と銀にあるとする見方が一般的だが、この通俗的な見方は通貨が二つの機能、つまり取引の手段 (instrument of commerce) としての機能と価値の尺度 (measure of value) としての機能をあわせもつことから自然に生まれたものである」(4頁)という文章から始まります。つまり、日常語では、富とカネは同じ意味で使われています。
 このような考え方から、一国全体にとっても豊かな国とはカネが多くある国であると考えられ、金銀を蓄えることが豊かになる道である、と考えられるようになりました。またスミスは、哲学者のジョン・ロックは、金銀は国が動産の形でもつ富のうちもっとも安定したものなので、金銀を蓄積することが経済政策の大きな目標であると考えた、と言っています。さらに、一国が世界と関係しなければ豊かさは通貨ではなく消費財の量によって決まるが、他国と関係すると戦争のとき陸軍や海軍を派遣するのに金や銀を外国に送る必要があるので平時に金や銀を蓄えておく必要がある、という意見も挙げています。

 このような考え方から金銀の輸出禁止政策がとられましたが、ヨーロッパ各国で商業が盛んになると、このような金銀の輸出禁止政策は貿易の障害になっているという主張が出てきます。その論点は、「金銀の輸出を防ぐには、いわゆる貿易収支 (balance of trade) に適切に注意するしかない。輸入総額より輸出総額が多ければ、その差額が外国から自国に支払われることになり、支払いにはかならず金銀が使われるので、国内の金銀の量が増える。逆に、輸入総額が輸出総額より多ければ、その差額を外国に支払うことになり、支払いはかならず金銀が使われるので、国内の金銀の量が減る」(7頁)というもので、後者の場合、金銀の輸出を禁止していると輸出が危険になって費用が高くなり、為替相場が一層不利になって貿易収支がますます悪化する、というものでした。ただしスミスはこの後者の主張に対して、為替が高ければ高い為替での支払いをできるかぎり少なくしようとするし、外国商品の価格が高くなって消費量が減り、「いわゆる貿易収支の不均衡が拡大するどころか縮小し、金銀の輸出も減少するだろう」(8頁)、と批判しています。
 このような主張から、フランスやイングランドでは輸出禁止は自国の硬貨だけに限定され外国の硬貨や地金は自由に輸出できるようになり、オランダなどでは自国硬貨の輸出も解禁されました。「各国政府は金銀の輸出禁止には関心をもたなくなり、金銀の保有量の増加や減少をもたらす唯一の要因として、貿易収支に注目するようになった」(9頁)のです。そしてこの観点から、国内の商業は貿易を補助する役割に過ぎないと軽視されることになります。

 金や銀の鉱山をもたない国では金や銀を外国から得なければなりませんが、スミスは、金や銀は他の商品と同じようにある価格で買えるものなので、貿易の自由があればそれが不足することはない、と言っています。そして、どの商品でもその量は有効需要によって決まるが、金銀はその容積の割に価値が高く輸送が簡単なので、どの商品よりも有効需要に見合ったものになり、「金銀は余っている地域から不足している地域への輸送が簡単なことが一因になって、大部分の商品と違い、価格がつねに変動する状態にはなっていない」(11頁)、と言っています。また、金銀が不足しても、物々交換、信用での売買、紙幣などの代替品を使うことができるので、「どのような点からみても、自国内の金銀の量を維持し増やすために政府が監視の目を光らせることほど無駄な努力はない」(12頁)、とも言っています。
 また、金銀は耐久性があるので長年にわたって蓄積すれば国の富も増えていくという主張があるが、イングランドの鍋釜とフランスのワインを交換する貿易で、鍋釜は耐久性があるのでイングランドで増えていくと考えるのは馬鹿げていると同様に、金銀も硬貨としてまた金器と銀器の調度品として国内で使われる量以上に増えることはない、必要量以上の金銀はすぐに外国に送られるからだ、そして、「金銀は硬貨として使われていても、金器や銀器として使われていても、台所にある鍋釜と同じように道具にすぎないことを忘れてはならない」(15頁)、と言っています。
 さらに、戦争で遠く離れた国に海軍と陸軍を派遣するために金銀を蓄えておく必要はかならずしもない、そのためには金銀を送る方法ばかりでなく、年間の製造業生産物や土地生産物の一部を送る方法もある、と言っています。
 スミスは、ある国に蓄積されている金銀は、流通通貨、金器や銀器、国王が蓄えた金銀の3つの部分になるとし、流通通貨から大量の金銀が引き上げられることはめったになく、民間の金器や銀器はわずかなものであり、国王は現在ではプロイセンを除くヨーロッパのどの国でも金銀を蓄積する政策をとっていない、「18世紀の何回かの戦争では、歴史上おそらくかってなかったほど戦費がかかっているが、流通通貨、民間の家庭にある金器や銀器、国王が蓄積した金銀のいずれの輸出にもほとんど頼ることなく、戦費を賄ってきたようだ」(17頁)と言っています。つまり戦費は、金銀の輸出ではなくなんらかの商品の輸出によって支払われたことになります。
 そして、「遠方の国に輸送して軍隊への給与支払いや食料の調達に使うか、大商業圏の通貨を購入してこれらの支払いにあてるのにもっとも適した商品は、改良が進んだ高級な製造業製品だとみられる」(19頁)と言っています。これらの商品は輸送費が少なくてすみ、国内需要以上の生産が可能だからです。

 さらに、「金銀の輸入は、貿易によって国が得られる利点のうち主要なものではないし、まして唯一のものではない」(22頁)として、貿易の利点を二つ挙げています。一つは、国内で余っている商品と自国で不足している商品を交換することで国内の生活が豊かになること、二つは、貿易によって市場が大きくなると生産性が上昇し社会の真の収入と富が増加する、という点です。
 「15世紀末のアメリカ大陸の発見によってヨーロッパが豊かになったのは、金銀を輸入したからではない」(22頁)、それは、ヨーロッパの商品に無限ともいえる新しい市場が開かれ、分業がさらに進み製造業が進歩したからだ、と言っています。そして、「それ以前には考えられなかった交換がはじまり、旧大陸にとって明らかに利点があったように、新大陸にとっても当然に利点があったはずだ。だが、ヨーロッパ人が野蛮で非道な行動をとったために、誰にとっても有益になるはずだったアメリカ大陸の発見によって、多数の不幸な国が荒廃と破壊に苦しむ結果になった」(23~24頁)と付け加えています。
 さらに、「喜望峰を経由するアジア航路が15世紀末のほぼ同じ時期に発見されており、距離はあるが、おそらくアメリカ大陸との間よりもはるかに広範囲に貿易を行う機会が開かれたといえるはずである」(24頁)、なぜなら、アメリカ大陸では未開の状態から脱していた国は二つあったがどちらもスペイン人に滅ばされた、それに対して、「アジアには中国、インド、日本などのいくつもの帝国があり、金銀の鉱山の豊かさではメキシコとペルーに劣っているが、それ以外のすべての点ではるかに豊かであり、耕作が進み、産業が進んでいた」(24頁)から豊かな文明国間の取引の方が多額になるからです。しかし実際には、ヨーロッパの大国は東インド会社に独占を認めたので、自由な貿易を認めたアメリカ大陸の貿易ほどには利点を引き出せない結果となりました。

 スミスは、富とはカネであるという俗説が馬鹿げていると確信している人でも、議論を進めていくうちに基本的な考えを忘れて、この俗説が真実であるかのように扱うことになりやすいと言い、「富とは金銀であるとする考え方と、鉱山をもたない国は貿易収支の黒字によってしか、つまり輸入総額よりも輸出総額を多くすることによってしか金銀を入手できないとする考え方が確立すると、その必然的な結果として、国内消費用の外国商品の輸入をできるかぎり減らすとともに、国内産業の生産物の輸出をできるかぎり増やすことが経済政策の大目標になった。国を豊かにする方法は、輸入の規制 (restraints upon importation) と輸出の奨励 (encouragements to exportation) の二つになった」(26頁)とし、輸入規制には国内で生産できる商品の輸入を規制するものと、貿易収支が不利になっているとみられる国からの商品の輸入を規制するものの2つがあり、輸出奨励策には戻し税、輸出奨励金、外国と結ぶ有利な通商条約、植民地建設の4つがあり、「商業中心の考え方ではこの2種類の輸入規制策と4種類の輸出奨励策を主要な手段として、貿易収支を黒字にし国内の金銀の量を増やすよう提案している」(27頁)として、以下ではこれら6つの手段にそれぞれ1章ずつをあてて検討していく、と予告しています。


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野望か使命か? 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 8月26日(水)20時53分48秒 返信・引用 編集済
選挙が近づいてきました。
ウチの選挙区に公明党の冬柴幹事長がいますが、そこに田中康夫元長野知事が参戦してきました。
大変な戦いになってます。

ところで織田信長の「天下布武」は野望だったのか、使命だったのか?
如何に思われます?
野望は自分が天下を取りたいとするエゴですが、使命になると乱世を終わらせ天下に平和をもたらす。
そして既得権益にしがみつく貴族や寺社勢力を一掃するには自分しか居ない。
だからこの世に生まれてきた自分の使命として実行する、ということになります。
信長も始めはエゴだったと思いますが、エゴだけでは天下統一はできなかったでしょうから、途中からは使命になっていたのかなとも思います。

さて、今回の選挙では民主党は脱官僚政治を唱えていますが、政権を取りたいためのエゴなのでしょうか?
それとも、自民党ができないので、既得権益にしがみつく官僚政治を終わらせるには民主党しかできないとする使命なのでしょうか?
どうなんでしょうね。


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Re: 世渡り上手な武将は誰? 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月25日(火)22時51分3秒 返信・引用
> No.1137[元記事へ]

> 大阪弁の「ボチボチでんな」の状態です。

大阪弁の「ボチボチでんな」は、「本当は儲かっているんやけど、対外的には大した事無い、というポーズをとっとこ。やっかまれる事だし」という意味と見つけたり。


ところで、「世渡り上手な武将は誰?」で思い出すのは、細川幽斎もさることながら、藤堂高虎ではないでしょうか。

浅井長政→阿閉某→磯野某→織田信澄→羽柴秀長→徳川家康
最終的には伊勢の大名、譜代大名並みの扱いを受けました。

本人も世の流れを読み、主君を変えてきたことを誇っています。
中小企業なら見習わなければならないのかなあ、あんまり好きな生き方ではないけれど。


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世渡り上手な武将は誰? 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 8月25日(火)20時32分38秒 返信・引用 編集済
> No.1134[元記事へ]

「近江商人の教えと言えば「売り手よし、買い手よし、世間良し」の三方よしの精神です。ダメですよ、きのうち君。こっそりひとりで儲けていては。」



それが先週末から選挙戦モードに入っていて、株の動きが読めないので、儲からないですよ。
大阪弁の「ボチボチでんな」の状態です。
政治が道路と橋を充実させると宣言でもしてくれれば建設株、電線株、橋関連株、コンクリート株と次々に上がってくれますが、どうも民主党政権になると、そうではないみたいなので、しばらくは株の売買をやめてしまうかもしれません。

政権交代で細川政権について以前に書きましたが、思い出しました。
話題は変わりますが、戦国史上最も巧みに世渡りした武将を上げるとすると誰の名前を挙げますか?

細川幽斉は明智光秀とともに織田信長を頼り、足利義昭の擁立に成功するが、信長と義昭が対立すると兄弟である義昭との縁を切り、信長につきます。
後に光秀の与力大名として丹後の大名になりますが、光秀の本能寺での謀反で嫡男・忠興と光秀の娘(細川ガラシャ)との縁を切り、秀吉につきます。
関が原では田辺城を敵軍に囲まれたときは天皇命令により降伏開城しています。
幽斉は歌道の家元で奥義を伝授できる人物だったので、朝廷が動き、命と武士の面目を保てる負け方です。

前回の政権交代と株価は同じように連動するかは今のところ不明ですが、株渡り上手で年内は凌ぎたいものです。


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Re: エコロジー 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月25日(火)10時26分43秒 返信・引用 編集済
> No.1135[元記事へ]

燃料電池、バイオエタノールはその元となる水素や農作物を作る際に発生するCO2を考えれば、ガソリンを直接炊いあた方がエコ。
電気自動車は火力発電が無くならない限り“究極”とは言えないながら、ガソリンを直接燃やすよりCO2削減にはなるそうです。

お詫びして訂正させて頂きます。


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エコロジー 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月23日(日)09時26分50秒 返信・引用 編集済
8月22日の日本経済新聞を見て考えました。

①「電気自動車 ホンダも参入」
よく電気自動車のことを”究極のエコ・カー”という言い方をします。
でも、これって本当でしょうか。確かに排気ガス(CO2)はゼロかもしれません。しかし、充電する電気は60%以上が火力発電でまかなわれており、発電時にしっかりCO2を排出しているのです。以前読んだ本によると、ガソリンを直接炊いたほうがはるかにエネルギー効率は高い(CO2排出が少ない)とのことでした(世界中が原子力発電になれば話は別なんでしょうが)。燃料電池やバイオエタノールもしかり。エコを語るならこのあたりのことをしっかり説明してもらいたいものです。

②「“自民”太陽光電池に限り優遇、“民主”電力買取拡大」
先月、昭和シェル・ソーラーの特約店募集の説明会に行ってきました。
地球温暖化対策、長期エネルギーの見通し、国や都道府県の助成という観点から今後有望との説明でした。でも、これって果たして本当に普及するだろうかと考えてしまいました。
一般家庭で初期投資200万円、年間削減される電気代は7~8万円。国などの助成金を考えても回収にざっと20年以上かかる計算です。メーカー保証は10年間。10年目以降はランニングコスト(修理代)の発生が予想されます。
皆さん、「環境にいいことをしている」という精神的満足感だけで、ソラー・システムを取り付けます?


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近江へ 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月22日(土)19時36分32秒 返信・引用 編集済
今週夏休みをもらって、滋賀県へ行ってきました。
なぜ、滋賀県かって?
自然の中を歩きたいと言う妻の要望と、史跡巡りをしたいという小生の希望が滋賀県で合致したのです。いつも通過ばかりしていた滋賀県は、近江平野の豊穣さをうかがわせる広い広い田園風景と鄙びていながらしっとりと落ち着いた町並みが歴史の深さを思い起こさせ、本当に良いところでした。こんなところに一度住んでみたいと、夫婦で話したものでした。

今回行ったところ
①伊吹山・・・県下一ということで、思っていたより高い山でした。高山植物を眺めながら二時間ほど歩いてきました。頂上付近は涼しい風が吹いており、とても爽やかでした。
②高月町・・・以前東京国立博物館で一目ぼれした国宝の十一面観音がここ向源寺にあるのです。三年ぶりの対面に思わずため息が。仏像部門、マイ・ベスト1です。
③長浜・・・江戸時代に建てられたという古民家を改造した宿に泊まりました。虫籠窓がある楽しい部屋でした。
③彦根城・・・いいお城です。姫路城に次いで城部門、マイ・ベスト2ですね。「維新のとき、太政官によって多くの城がこぼたれたが、伝承によると、明治天皇がこの城を見、その典雅さに感じ入ってぜひ残せということで残されたといわれている。」(司馬遼太郎著『街道をゆく24』より)
⑤五個荘・・・近江商人の郷です。古い家が残っています。近江商人の教えと言えば「売り手よし、買い手よし、世間良し」の三方よしの精神です。ダメですよ、きのうち君。こっそりひとりで儲けていては。

レンタカーのラジオのスイッチをひねれば、懐かしの京都放送。旅の楽しさに色を添えてくれました。近江には今回まわりきれなかった史跡がまだまだたくさんあります。是非もう一度行きたいところです。


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「夏休み」 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月20日(木)11時26分35秒 返信・引用
 これから京都をしばらく離れる用事が出てきました。そのため、『国富論』の読書会は1週間休みにさせてもらいます。

 残暑厳しい日が続いています。また、新型インフルエンザの話も出てきました。健康第一です。皆さんは、体調に注意してがんばるよう祈っています。


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お盆休み 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 8月18日(火)10時34分54秒 返信・引用 編集済
上司の祖母が今年はじめに他界し、初盆で長野県白馬村までお墓参りしてきました。
13日午前5時に出発し、名神の彦根あたりで渋滞に巻き込まれましたが、北陸道はスイスイと行けました。

石川県の徳光サービスエリアでは、駐車場に車を止めたまま外に出れて海水浴はでき、また歩いて出たところに露天風呂付きの公衆浴場があり、そこからは日本海に沈む夕日も拝めました。
(自動車道の駐車場から歩いて一般道に出れるのはカルチャーショックでした)
ちょっとしたショピングモールのようになっていて、そこのすし屋さんで美味しい寿司も堪能できました。
もうすこし近ければ海水浴に毎年でも行きたいぐらいです。

1000円高速はありがたいものです。
しかし、白馬は客が例年に比べて少なくなっているそうです。
どうせ1000円なら新潟まで行こうとなっているのか、日帰りにしてペンションや民宿に泊まれないほど景気が悪いのかと地元の人は頭を抱えていました。

また、今年は日照不足で野菜が全く駄目みたいでした。

白馬で食べた「信州蕎麦」おいしゅうございました。
パソコンからアップできないので、携帯からアップしようとしたら、また失敗しました。


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Re: 五山送り火 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月17日(月)22時26分42秒 返信・引用
> No.1130[元記事へ]

5期生 ひろせさんの発言へのリプライです。

>  「大」「妙」「法」「船形」「左大文字」を鑑賞し,少し念じました

「少し念じました」
何を念じたか、ちょっと興味ありますね。
ところで、本日(8月17日)の静岡新聞の夕刊にこんな記事が載っていました。

忠犬ハチ公を題材にした米ハリウッド映画「HACHI 約束の犬」の公開に合わせて、ハチ公が生まれた秋田県大館市で16日伝統行事「大文字焼き」の「大」の字が「犬」になった・・・云々。

「犬文字」ですか、京都で「太文字」もあったのだからしょうがないか。

ところで、京都の送り火、「大文字」の由来は何なんでしょう。
「妙法」は仏教からでしょうし、「鳥居形」は神道、「船形」は“彼の岸”に送るというイメージで、それなりに納得できるのですが・・・。
ご存知の方、教えてください。


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五山送り火 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 8月16日(日)22時03分8秒 返信・引用
 11日深夜から帰省していましたが,戻ってきました。

 今夜は五山の送り火。
 近所の道路が自動車通行止めになって,すごい人出。

 「大」「妙」「法」「船形」「左大文字」を鑑賞し,少し念じました。

 実家の夜は寒かったのに,京都の夜は蒸し暑く,せっかく調子が戻った体にまた負荷がかかる気がします。今夜は熱帯夜だとか。




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『国富論』(32) 第4編 はじめに 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月14日(金)10時37分40秒 返信・引用
 第4編 経済政策の考え方 (BOOK Ⅳ Of Systems of Political Economy)

 はじめに (Introduction)

 これから第4編に入っていきます。ここからの訳本は、アダム・スミス 山岡洋一訳『国富論~国の豊かさの本質と原因についての研究~』(下)日本経済新聞出版社、2007年(4000円+税)になります。
 最初の「はじめに」は短い文章なので、今回だけ原文を載せることにしました。挑戦してみてください。(なお、œconomy = economy です。)原文は、以下からとりました。
http://www.econlib.org/library/Smith/smWN20.html#B.V,%20Ch.1,%20Of%20the%20Expences%20of%20the%20Sovereign%20or%20Commonwealth

Political œconomy, considered as a branch of the science of a statesman or legislator, proposes two distinct objects: first, to provide a plentiful revenue or subsistence for the people, or more properly to enable them to provide such a revenue or subsistence for themselves; and secondly, to supply the state or commonwealth with a revenue sufficient for the public services. It proposes to enrich both the people and the sovereign.
The different progress of opulence in different ages and nations has given occasion to two different systems of political œconomy with regard to enriching the people. The one may be called the system of commerce, the other that of agriculture. I shall endeavour to explain both as fully and distinctly as I can, and shall begin with the system of commerce. It is the modern system, and is best understood in our own country and in our own times.


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山崎君と高木君へ 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月11日(火)22時41分35秒 返信・引用
 山崎君、今回の地震でとくに被害がなかった様子、地震のニュースを聞いたときには震源地が清水の近くだったので心配していましたが、安心しました。地震列島の日本、どこにいても日ごろからの心構えが大切だと感じた次第です。

 高木君、高木君の決断に敬意を表します。素晴らしい第二の人生が待っていると思います。落ち着いたら、是非このホームページにも新しい人生の様子を書いてください。若い頃から魚と自然が大好きだった高木君を知っている者には、納得できる決断であり、拍手をもって前途を祝いたいと思います。


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Re: 脱サラ?します 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月11日(火)21時23分41秒 返信・引用
> No.1123[元記事へ]

高木 真二さんの発言へのリプライです。

高木君、本当にお久し振りです。
“釣りバカしんちゃん”が五島列島で本当の漁師になるなんて、正直驚きました。
奥さんに見捨てられて?それともご一緒?
ご一緒なら、最高の第二の人生を送れると思います。

長崎は日本海の延長で本当にお魚の美味しいところです。
ムロアジという魚も獲れます。遠洋マグロ船の餌にもなります。うちの会社はムロアジを年間5000トン扱っています(多分日本一です)。是非売ってください。

実のところ、いつか二紫会を「割烹フミちゃん」でできたらいいな、と思っていました。機会がありましたら、是非ご夫婦で二紫会に出張料理お願いします。


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Re: 地震 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 8月11日(火)20時47分22秒 返信・引用
> No.1125[元記事へ]

>山崎先輩

 地震,大変でしたね。
 人的被害がなくて何よりです。(娘さんの心的被害はあった・・・?)


>上田先輩

 昨年も,ここで早く案内せよ,との要望がありましたので,打ち合わせはなるべく早い方がいいと思います。
 9月になってもお酒は飲まれない方がいいですから,いっそのこと,上田さんは酒抜きで8月にやりましょう(女も抜き!)。だめ?


>高木先輩

 脱サラして第一次産業はすばらしいです。
 私も老後は田舎で農業をやりたいと思っているのですが,52歳でシフトとはすごい。


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地震 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月11日(火)19時02分29秒 返信・引用 編集済
震度5強。久々に肝を冷やしました。
家が軋む音を聞きながら、いよいよ来たるべきものが来たかと覚悟をしました。
「東海地震」、まだ起きてもいないのに名前を付けられている地震はこれだけとか。駿河湾は水深2500メートルと日本一、2位の相模湾1500メートルや3位の富山湾900メートルと比べて分かるようにダントツの深さです。もし今回のものが話題になった「東海地震」なら、津波も含め予想される被害は甚大でした。
幸い大きな被害はありませんでしたが、直後に携帯電話が繋がらなくなるなど、今後の緊急時の連絡方法等課題は色々残りました。

我家の被害ですか?
地震直後、2階で寝ていた娘が「怖かった!」と駆け下りてきました。
「本棚の本や机の上のものが飛び散って部屋はグチャグチャ」と言うので、久し振りに娘の部屋に入ってみると、床一面本当にめちゃくちゃです。「うおっ!」と驚く小生。しかし、よくよく見ると地震によるものはほんの一部、その大半はもともと散らかっていたもの。墓穴を掘った娘。
我家の被害は、この娘が恥をさらけ出したってことでしょうか。


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頑張れ!高木くん! 投稿者:1期生上田俊男 投稿日:2009年 8月11日(火)13時23分10秒 返信・引用
高木くん、書き込みみました。52歳での漁師へのチャレンジに拍手です。がんばれ!!
ネットがつながったら、たまに報告をお願いします。
山崎くん、地震大丈夫ですか?5強とかでていましたが?連絡ください!!
廣瀬幹事、幹事が悪い会、9月でいいですか?7月の検診結果が良くなかったので、8月はお酒を控えています。近日中に日程調整をしましょう!!
二紫会のみなさま、良いお盆をお迎えください!!
お墓参りのお線香は毎日香、おローソクはカメヤマ印、どうぞよろしくお願いします。
雨のためにお墓参りに行けない人が多いのか、お盆のお線香・ローソクの売れがよくありません。  では、よろしく!!


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脱サラ?します 投稿者:高木 真二 投稿日:2009年 8月11日(火)09時57分2秒 返信・引用
二村先生、4期生の皆様、そして二紫会の各位様。
4期生の高木です。大変お世話になっております。
さて私、このたび長崎県五島市の五島ふくえ漁協大浜支所の第5期漁業研修生として、人生の再スタートを切ることと致しました。
52歳での冒険になりますが、家内と二人、敢えて挑戦してみようと思っていますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
また、転居準備のため、本日より当分の間はネット接続を中止し、ごく身近な方を対象としていたホームページも近日削除させて頂きます。
転居完了後に、落ち着き先等を報告させて頂きますが、当面の連絡は携帯電話(090-8821-6709)になります。


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業務連絡(笑) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 8月 9日(日)22時40分55秒 返信・引用 編集済
 ウエダ代表幹事殿,総会が10月31日ですから,そろそろ例の「幹事の悪い会」など開かないといけませんね。S水あたりから参加希望の方もいらっしゃるかもしれませんので,早めに日程を決めないといけません。
 「感じが悪い会」ではなく,「幹事が悪い」のですけど(笑)。


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株式投資レポート(13) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 8月 8日(土)09時49分28秒 返信・引用
金曜には日経平均が10400円まで達しました。
7000円から短期間によく上がったものと関心します。
1万を超えたにも関わらず、私の口座の額は同じように増えていません(泣)
個人が株に挑戦しても儲からない仕組みになっているのかもしれません。

決算が一通り終わり、企業業績が少しずつ改善しているようです。
メガバンクは市場予想で好決算が予想されていたので、買って待ってました。
ただ三井住友は単価が高いので、売買しませんでしたが、三菱UFJとみずほFGはありがたかったです。
みずほFGは決算が良くなかったので、決算発表当日に売りましたが、三菱UFJに連動して上がっていました。
もう一日持ち越してれば、もっと利益が出たのでしょうが、この辺は素人ではわかりにくいですね。

97円の円安と昨夜のNYが急騰しているので、月曜の東京は朝一が高くダンダン下げていく、寄り天を想定してます。
今保有しているのはすべて月曜の午前中に売却します。
来週には10500円を超えると思いますが、小天井になり、頭打ちの状態になると予想をしてます。
少しずつ景気が回復していることを株価から感じます。
金融危機と言われていたものが、銀行の好決算で、ひとまず一服でしょうか。

ただ、政局が大きく動きそうですが、十数年前に細川政権が発足したときに、株価は当初1ケ月は堅調だったものが、9月から12月にかけて5000円も日経平均が下げています。
政治が何をするのかハッキリしないと株価は下げる傾向があるようです。
民主党は公共事業を減らす方針みたいなので、もし政権を取ると、建設株は上がらないと思います。
政権交代は賛成しますが、株価から見ると嫌な予感がしてます。
政治と経済は切り離せない関係で、政治の影響で結果が反映しやすい株価。
どのように日本の国は進んでいくのか、目が離せない状況になりました。


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『国富論』(31) 第3編 第4章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月 6日(木)08時49分51秒 返信・引用
 第4章 農村の発展に対する都市の商業の寄与 (How the Commerce of the Towns Contributed to the Improvement of the Country)

 スミスは、都市が発展することで農村の改良と耕作に対し三つの点で好影響を与えたと説明しています。
 「第一に、土地生産物を販売できる大市場が近くにあるため、耕作と一層の改良を促す要因になった」(419頁)点を挙げています。
 「第二に、都市の住民は獲得した富 (wealth) を売りに出された土地の購入に使うことが多く、購入する土地の多くは未耕地のものである」(419頁)点を挙げています。つまり地主と違って、商人は事業に資金を使って収益を上げることに慣れているので、土地開発の事業を成功させることに適していたことになります。
 「第三に最後の点として、商工業が発達すれば、秩序と善政が徐々に確立し、それとともに個人が自由と安全を得られるようになって、農村の住民もほぼいつも近隣の農村と争っている状態、領主に隷属していた状態から抜け出せるようになる」(420頁)という点を挙げています。この点の意味は以下のようになります。

 土地の完全所有に伴い、領主(大地主)と借地人や家来の関係が確立し、領主の権威と統治権によって地域統治の仕組みがつくられます。スミスはこのような仕組みはヨーロッパで封建法の名前が知られる時期より数世紀も前からあったとしながら、「封建法 (the feudal law) によって、上は国王から下は最小の土地所有者まで、支配と服従の関係が確立し、それぞれの役務と義務が規定された」(423頁)と言っています。このような状況で、貿易がなく高級品を作る製造業もない国では、領主は農民の生活に必要な部分を超える生産物と交換して手に入れるものが無いので、その分で多数の家来や従者を養い、家来や農民に気前よく食事を振る舞うなどしていました。封建法によって国王の権限が強くなり、大領主の権限が弱まりましたが、「農村の住民の間に秩序と善政が確立するほどの効果はなかった。無秩序の原因になった所有と慣習の状態を十分に変えるほどではなかったからだ」(423~424頁)と説明しています。
 ところが、貿易と製造業が発達してくると、領地で余った生産物と交換できるものが出てきます。領主は、「地代をすべて自分で消費する方法が見つかると、他人に分け与える度量はもたなくなった。たとえばダイヤモンドをちりばめたバックルなど、何の役にも立たないつまらないものに目が眩んで、1千人を一年間養える食料かその対価を手放し、それとともに1千人を養うことで得られる力と権威を手放すようになった」(424頁)というように、領主の力と権威を徐々に売り渡していくようになります。このような中で、大地主は地代収入を増やしたいと望み、借地人は長年の借地権が保証されることを要求して地主はこれを受け入れることになります。スミスは、「これが長期借地契約 (long leases) の起源である」(426頁)と言っています。
 「社会が良くなるうえでとくに重要だった変化がこのようにして、社会のためという意図をまったくもたない二つの階層によってもたらされた。・・・大地主は自分の愚行によって、商人や手工業者は自分の労働によって、大規模な変化が徐々に起こることを知っていたわけでも、予想していたわけでもない」(437頁)、つまり、都市の商業と製造業の発達が農村の開発と耕作が進む原因になったわけです。

 スミスは、「だが、この順序はものごとの自然な道筋とは逆なので、遅くて不確実にならざるをえない」(428頁)と言って、いくつかの国の例を挙げています。
 ヨーロッパの各国では、富が主に商業と製造業に依存しているために進歩が遅く、さらに長子相続制や各種の永代所有権によって大土地所有の分割が制限されていることで、小規模な地主が増えにくいのと売りに出される土地が少なく独占価格になっている結果、資本が土地に流入しにくいと言っています。
 イギリスの北アメリカ植民地では、富が農業に基づいているため進歩が早く、未開の原野はただ同然の価格なので、資本が農業に流れやすいと言っています。
 イングランドの場合は、「イングランドの法律は、商業を保護して間接的に農業を優遇しているうえ、さまざまな形で直接にも農業を奨励している」(430頁)し、「イングランドの法律で自営農民が最大限に安全と独立、敬意をもたれる地位を保証されている」(430頁)ので、他の国に比べて農業に良好な状態にありますが、それでも未耕作の土地がかなり多いと言っています。
 フランスでは、イングランドが商業国として有名になる1世紀近くも前から貿易でかなりの地位を占めていましたが、土地の耕作と改良はイギリスより遅れていると言っています。
 スペインとポルトガルは、植民地が豊かで広大なことから、ヨーロッパの他国と比べて貿易の規模は大きいが、みるべき製造業がなくかなりの土地が耕作されていないと言っています。
 イタリアは、ヨーロッパ大国の中では唯一、貿易と遠隔市場向け製造業から刺激を受けて全土で土地が耕作され改良されてきた国である、と言っています。そして、「イタリアでは、15世紀末から16世紀初めにかけての混乱によって、北部のロンバルディア地方や中部のトスカナ地方の都市で商工業が極端に衰退したが、これらの地方はいまでもヨーロッパでとくに人口が多く、耕作が進んでいる」(432頁)と言っています。
つまり、商業や製造業で獲得した資本が土地に投じられて具体化するまではきわめて不確かで、商人は資本を一つの国から他の国に簡単に移してしまいますので、その国の国土に定着しているのは建物の形と土地改良の成果だけであるとして、ハンザ同盟の都市の例を挙げています。そして、「戦争や政治によるごく普通の変化でも、商業だけに依存する富の源泉は簡単に枯渇する。農業の進歩というもっとも着実な基盤があれば富ははるかに長続きする」(432頁)と結んでいます。


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怒りの葡萄 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 8月 5日(水)10時11分56秒 返信・引用 編集済
ホームセンターで安売りされている名作映画にはまっています。

映画「怒りの葡萄」は世界大恐慌以来、アメリカ中西部の経済状態はあまりにも悲惨で、
大恐慌の恐怖、そこから始まる悲劇について考えさせられます。

当てにしていた土地を資本家たちに買い占めれ、一家は仕事を求めて西に旅をします。
その旅の途中で一人亡くなり、また一人。
「俺たちは一体どうなっていくのか」と家族は不安ばかり口にする。
しかし母親は「いつ皆に豚肉をたべさせてあげれるのか、私はそのことばかり考えている」と言う。
西へ向かう家族が何百もあることを知った男たちは「仕事があっても充分な収入は得られない」と不安を口にする。
そんな悲惨な中でも母親は希望の言葉を家族に与え続けた。
映画全体は不安、恐怖に襲われる家族にあり、母親がいつも前向きに考え、絶望しない、そして家族を励まし続けるもので、この母親を演じたジェィン・ダーウェルはアカデミー女優助演賞を獲得しています。

リーマン・ショック以来、不景気で不安と恐怖にある中、白黒の古典映画ですが、人間の息遣いを先取りするような映画でした。


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推薦図書(30) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 8月 2日(日)22時51分48秒 返信・引用 編集済
『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司・あさ出版・08年4月)

行きつけの蕎麦屋のお兄さんが結構読書好きで、以前『奇跡のリンゴ』を推薦したところ、今回この本を薦められました。
他力本願タイプの中小企業の“五つの言い訳”、「景気や政策が悪い」「業種・業態が悪い」「規模が小さい」「ロケーションが悪い」「大企業・大型店が悪い」と外部環境のせいにしたがる。でも、本当の原因は内部にあるのだといいます。
「社員とその家族を幸せにする」「外注先・下請企業の社員を幸せにする」「顧客を幸せにする」「地域社会を幸せにし、活性化させる」「自然に生まれる株主の幸せ」、そんな視点で見て成功している会社を紹介してくれます。

こんな会社があるのか、と嬉しくなります。


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『国富論』(30) 第3編 第3章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 8月 1日(土)12時53分46秒 返信・引用
 第3章 ローマ帝国崩壊後の都市の発生と発展 (Of the Rise and Progress of Cities and Towns, after the Fall of the Roman Empire)

 それでは、ローマ帝国崩壊後の都市はどのような状態にあったのでしょうか。
 スミスによれば、都市の住民は、古代のギリシャやローマでは土地の所有者であったが、ローマ帝国崩壊後のヨーロッパの都市では、「都市の住民はきわめて貧しく卑しい身分で、現在の行商人のように、商品をもって集落や市(イチ)を渡り歩いていたようだ」(408頁)と言う状態でした。国王や領主はいろいろな税金を課していましたが、やがて国王は人頭税 (poll-tax) を課すことになり、都市に徴税請負権 (the farm of the town) を与えることになります。そして、「無期限の徴税請負権が与えられるのが一般的になり、請負金額が定額になって引き上げられなくな」(410頁)り、このような都市は自由都市 (a Free burgh) と呼ばれています。さらに、「それだけではない。都市住民は通常、同時に自治都市、組合を作り、市長を選んで議会をもち、自治のための条例を制定し、自衛のための城壁を作り、全住民に自警を義務づけて、一種の軍隊として組織化する特権を得た」(410頁)ので、国王は自分の領土の中に一種の独立共和国を作ることを認めたことになります。
 何故このようなことになったかと言うことになりますが、スミスによれば、「領主は都市の住民を見下していた。階級が違うと考えていただけでなく、解放奴隷の集まりにすぎず、自分とは人種が違うとすら考えていた」(411頁)ので、都市の住民と領主とはある意味で敵対関係にあったようです。ところが、国王と(大)領主との利害も一致しなく、国王は「敵の敵」である都市の住民を支援することが、また都市の住民は国王を支持することが、お互いの利害の一致をもたらしたからだ、と言っています。そして、イタリア、スイスなどでは都市が独立した共和国になり、フランスやイングランドでは都市が独立することはなかったが都市の力は強くなり、国の議会に都市の代表が出席するようになったようです。

 「こうして、都市では秩序と善政が確立し、個人が自由と安全を保証されるようになったが、農村では農民があらゆる種類の暴虐にさらされていた」(413頁)ので、生活の必需品以外の利便品や贅沢品を生産する産業は都市で確立することになります。一方、都市では食料や産業用の原材料を農村から得なければなりませんが、海岸や航行可能な河川の近くにある都市の場合には、遠方の国との中継貿易によって得ることができます。当時、貿易の対象地域は狭いものでしたが、繁栄した国として、15世紀に滅亡するまでのビザンチン帝国、サラセン帝国、16世紀にオスマン・トルコに征服される以前のエジプトや北アフリカの一部、ムーア人が支配していた時代のスペインの例をスミスは挙げています。また、イタリアの都市の場合には、十字軍の派遣により恩恵を受け、「ヨーロッパに起こったもののなかで最悪の破壊的な熱狂が、イタリアのこれら共和国にとって繁栄の源泉になった」(415頁)と書いています。

 貿易によって外国の高級で進んだ製品が入ってくると、費用節約のため自国で同じ製品を作ろうということになり、遠く離れた市場向けの製造業が発達することになります。スミスは、遠く離れた市場向けの製造業が始まるときの道筋には二つの種類があると分類しています。
 一つは、外国の製造業をまねて同種の製造業をはじめる場合で、貿易から生まれたもので通常、原料は外国産を使うものです。スミスは、13世紀にイタリア中部のルッカで繁栄した絹織物、ビロード、錦織、ルッカから追放された家族がはじめたベネツィアの絹織物、フランドル地方に栄えエリザベス一世の時代にイングランドに導入された高級毛織物、フランスのリヨンとロンドンのスピタルフィールズの絹織物等の例を挙げています。
 遠く離れた市場向けの製造業が発達するもう一つの道筋は、自然に自力で生まれ通常、国内産の原材料を使う場合です。内陸部で土地が肥沃で耕作が容易な地域では、余剰生産物を他の地域に販売することが困難な場合があります。このような地域に多数の手工業者や製造業者が住み着くことにより、余剰生産物の価値が高まり、必要な利便品を安い価格で買えるようになります。このようにして製造業の発達が土地に影響を与え、土地はさらに開発され生産量が増加します。製造業の製品がさらに進歩して高級になると、高級な製品の輸送費用は安いので世界の遠方の市場まで運ぶことができます。スミスはこのような例として、リーズ、ハリファックス、シェフィールド、バーミンガム、ウルバーハンプトンの例を挙げ、「これらの製造業は農業から生まれたものである。ヨーロッパの近代の歴史では、これら製造業は一般に、貿易から生まれた製造業より発達と進歩が遅れている。・・・これらの製造業の発達と進歩は、農業の発達と進歩の結果としてでなければ起こりえなかった。そして、農業の発達と進歩は、貿易と貿易から生まれた製造業がもたらした最大で最後の成果である。次章ではこの点について説明する」(418頁)と言っています。


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わが青春の京都 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月30日(木)23時28分29秒 返信・引用 編集済
7月27日の日本経済新聞の朝刊に同志社大学に関する長い長い記事が載っていました。
小生の印象に残ったことのみを要約すると、
今出川校舎内の同志社中学の移転に伴い、大学の文系学部を都心部に集約し、「京都の大学」を前面に押し出す方針だとのこと。

我々一期生にとって、同志社は「京都の大学」が当たり前。二紫会でいうと何期生の人達から一・二回生が京田辺のキャンパスで学ぶようになったのでしょうか。
会社の取引先の社長の息子さんが同志社大学に入学したけれど、こんな所(京田辺)で学生生活を送りたくないとの理由で2ヶ月で退学したとの話など、田辺キャンパスの評判があまりよろしくないとの噂は聞いておりました。5年程前に田辺キャンパスの横を車で通りましたが、その周りのあまりの寂しさに小生も正直魅力は感じませんでした。

新聞記事の「文系学生を京都に戻すメリットは?」との質問に、
「一貫教育と京都の中心部で学習できることだ。学生の街・京都には学生の生み出す文化がある。学内の教育だけでは得られない魅力だ。」

この意見には小生は大賛成です。
以前、本当か嘘か知りませんが、人工的に作られた学園都市つくば市が“日本で一番自殺の多い市”だと言われたことがありました。京田辺にも同じ匂いを感じます。やはり人間には、真面目に勉学に励む場所や激しい運動に汗を流す場所以外に、パチンコや雀荘などの享楽ゾーン、そして赤提灯や少々怪しげな地帯なども必要なのだと思います。
そんなところで小生達は他の大学の学生達と知り合い親しくなったり、酔って激論を戦わせたり・・・。
将にわが青春は京都の街と共にあったのだと思っています。

同志社大学が京都に戻ることにカンパ~イ!!


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讃岐うどん 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月27日(月)09時29分23秒 返信・引用
今年の写真は正真正銘の讃岐うどんです。
レオマワールド内にある映画「UDON」展にある松井製麺所のうどんです。
本物との違いはいかがでしょう?
週末はうどんを堪能してきました。
本場のうどん、腰のある麺とだしは最高ですね。

こどもはUSJのように人込みに慣れてしまっているので、ガラガラが返って新鮮で、また行きたいと言います。
ジェットコースターを何回乗ったのかわかりませんが、待ち時間なしなので乗りまくってました。

事故渋滞のために神戸市内を抜けるのに1時間かかりましたが、丸亀市(香川県)まで3時間ほどで行けました。
帰りは神戸市内を避けて、三田経由で帰り、中国道は15キロの渋滞で一般道を通りいつものコロッケ屋さんによってかえってきました。
今晩は当然コロッケです。



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学生時代の思い出(16) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月26日(日)09時37分31秒 返信・引用 編集済
学生時代、京都在住の友人から聞いた話。
「うちのおばあちゃん、『維新になって、天皇はん、ちょっと江戸へ行って来る、言うて行ったままいまだに帰ってきいひん。天皇はん、騙されはったんや。』って、いつも言いよる。」
当時、京都がまだ首都だと言いたいおばあちゃんの戯言と笑って聞いていました。

ところが、今読んでいる本『明治天皇を語る』(ドナルド・キーン・新潮新書・03年4月)にこう書かれています。

二回目の東京行幸(ぎょうこう)の際は、(中略)京都の人々は東京遷都を心配し始めます。岩倉が、今後も遷都はあり得ないと、説明して一度は不安も治まりますが(中略)以後八年もの間(中略)明治天皇が京都に戻ることはありませんでした。
東京遷都が正式に発表されたわけではありませんでしたが、天皇が京都に戻ることを、御所に帰るという意味の「環幸」ではなく、御所から外出する「行幸」と次第に表現するようになっていきます。

こうしてみると、東京遷都はなしくずし的に行われたことがわかります。
天皇さんが騙されていたかどうかはともかく、京都の人々は間違いなく騙されたのです。
あのおばあちゃんの嘆きは、語り継がれた京都人の思い、ということである意味正しかったのでした。


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『国富論』(29) 第3編 第2章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 7月24日(金)11時16分15秒 返信・引用
 第2章 ローマ帝国の崩壊後に生まれたヨーロッパの旧秩序と農業への障害 (Of the Discouragement of Agriculture in the Ancient State of Europe after Fall of the Roman Empire)

 「ゲルマン民族とスキタイ民族がローマ帝国の西部地域に侵入した後、この大激変による混乱が数世紀にわたって続いた。蛮族 (barbarians) の略奪と暴力によって、古代に都市の住民と農村の住民の間で行われていた商業が中断された。都市は見捨てられ、農村の土地は耕作されなくなり、ローマ帝国時代にかなり繁栄していた西ヨーロッパが、貧困と野蛮のどん底に陥るまでになった。この混乱の時期に、蛮族の首長や実力者が土地の大部分を獲得し強奪した。土地のかなりの部分は耕作されていなかった。だが、耕作されていてもいなくても、所有されていない土地はまったくなくなった。土地はすべて私有され、しかも大部分が少数の大地主 (great proprietors) に所有されるようになった」(395頁)、そして、大地主は領主であり小国の国王のような、また借地人は臣下のような存在でした。そのため、土地は生活の手段だけでなく権力と住民の保護の手段でもあるとみなされるようになり、領地の分割は周囲の領主から攻め込まれやすく破滅への道になるので、長子相続制 (primogeniture) や相続した不動産の処分を禁止する限定付き相続制度(限嗣相続法)(entails) が作られることになります。
 * ローマ人は、土地も動産と同じように子どもたち全員に分割する自然な相続法 (the natural law of succession) を使っていたと書いています。

 スミスは、「このようにして、大量の未耕作地が少数の貴族によって独占されたうえ、所有地が分割される可能性も永久にできるかぎり排除された」(398頁)なかで、土地の開発と改良は可能であったかを問うています。
 まず、大地主を取り上げています。大地主は、混乱の時代は領地を守り周辺まで支配を広げるのに忙しくその余裕がなかった、法律ができ秩序が確立されたあとも大地主は土地の耕作と改良には興味は示さなかったしその能力もなかった、として大地主には期待できないと言っています。
 つぎに、土地を耕す農民を取り上げています。
 農奴 (slave) の場合、資産を所有できなく、農奴が取得したものはすべて領主のものになるので、「資産をもてない人は、できるだけたくさん食べ、できるだけ働かないようにすること以外には関心をもてない」(400頁)から土地の改良と開発は期待できません。「この種の農奴制度は現在でもロシア、ポーランド、ハンガリー、ボヘミア、モラビアに残っており、ドイツの一部にも残っている。西ヨーロッパと南西ヨーロッパで徐々になくなって、18世紀末の現在では完全になくなっただけである」(399~400頁)と説明しています。
 農奴に代わって登場したのが、分益小作人 (metayer) と呼ばれる制度です。この制度は、「地主が小作人に種子、家畜、農具など、耕作用の資財をすべて支給する。生産物は、耕作用の資財を維持するのに必要だと判断されたものを除いて、地主と小作人の間で半分ずつに分ける」(401頁)というもので、土地を改良しても半分は地主のものになるので小作人は蓄積した資財を土地の改良と開発に使う関心は持たないことになります。
 そのつぎに、「分益小作人に代わって、借地農民と呼べる階層、自分の資本で土地を耕作し、地主に確定地代を支払う農民が徐々にではあるが登場して」(403頁)くることになります。この場合、農民が自分の資本で土地を改良すれば利益を得られることになりますが、農民の借地権は不安定だったようです。ただ、イングランドの場合は、賃借不動産占有回復訴訟 (ejectment) の制度によって、借地権は所有権と同じくらい安全になり、年間地代40シリングを超える終身借地権は自由土地保有権の一種で、選挙権も与えられていましたので、自営農民 (yeomanry) は地主から敬意を払われ、イングランドの現在の繁栄に大きく寄与したと言っています。しかし他のヨーロッパの国では、たとえば、スコットランドは限定付き相続制度が、フランスでは保障される期間が限定されていたために、土地の改良の障害になったと言っています。
 さらに、地主に対する農民のさまざまな役務、国に対する国税や賦役、国王による小作課税 (tallage) 、昔のイングランドの10分の1税や15分の1税なども障害になったと指摘しています。
 「以上のようにさまざまな障害があったのだから、農民が土地を改良するとはほとんど期待できなかった。農民は法律によって最大限の自由と安全が保障されても、土地の改良にあたってかならず、条件がかなり不利になっている」(406頁)し、農民は地主や大商人や製造業の事業主と比べてヨーロッパのどこでも地位が低いとされていたので、地位の高い職業から農業に資本が投じられることはほとんどなかった、とスミスは言っています。

 さらに、ヨーロッパの旧体制では、穀物の輸出が原則として禁止されていたこと、ほとんどの農産品で国内取引が規制されていたことが、土地の改良と耕作に不利な政策となっていたと指摘しています。


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皆既日食 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月22日(水)22時17分43秒 返信・引用 編集済
46年ぶりの皆既日食ということで、一日中賑やかでした。
皆既日食と聞いて思い出した話を一つ。
以下、『逆説の日本史1 古代黎明編』(井沢元彦・小学館・93年10月)より要約。

卑弥呼は太陽神またはその司祭であってかつ王であった。邪馬台国は247年に狗奴国と戦争をして敗れてしまう。魏の軍事顧問から諭されて「以って」卑弥呼は死んだ。古来、国に不幸が訪れるのは国王が霊的パワーが弱いためであり、国を回復させるためには王を殺して新たなパワーを持った王を立てることが為されていた。丁度248年9月5日に皆既日食があったことが計算されているが、卑弥呼が殺された日はこの直後であっただろう。卑弥呼は太陽神を祀る巫女であったが故に、日食は霊的パワー不足を示すものと解されたに違いなかったのである。こうして新たなパワーを持つ台与(とよ)が王になった。後に邪馬台国は東遷して大和朝廷になったが、この卑弥呼を神格化したのがアマテラスの岩戸屋の話であった。

皆既日食を境に政権交代がなされたという井沢氏の説って大胆で面白いですね。

時まさに、衆議院が解散され選挙戦に突入しましたが、パワーを無くした卑弥呼が麻生さんなら、鳩山さんは台与と言うところでしょうか。
台与がトップになった邪馬台国がその後どうなったのか、“魏志倭人伝”には記されていないのが気がかりですが。


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「ものごとの自然な順序」について 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 7月22日(水)09時43分53秒 返信・引用
 きのうち君の質問、「順序が逆転するというのは、国が発展して、本来は貿易に資本を注入されるものが、農業や製造業に資本注入されるということでよろしいのでしょうか?」について書いておきます。

 アダム・スミスによれば、「ものごとの自然な順序」に従えば、資本の投入される順番は農業 → 製造業 → 外国貿易 となるはずですが、ローマ帝国崩壊後のヨーロッパの歴史をみると逆になって、外国貿易 → 製造業 → 農業 となっていると言っています。なぜそうなったのか、その結果はどうかということを、第3編と第4編で説明しています。楽しみにしていて下さい。とくに第4編は大航海時代以降の重商主義政策の批判です。なお、「読書会」の書き込みは要点だけですので、アダム・スミスの人間描写等の面白い内容等については、是非、『国富論』自体を読むことを薦めます。
 「何か個人的にはしっくり理解できないですが・・・」については、『国富論』が1776年(江戸時代中期)に書かれたことを頭に置いてください。現代の経済や経済学からみれば論理的に錯綜しているところもありますが、壮大な内容で、現在でも学ぶところが多くあります。(「『国富論』に入る前に」でも書いたように、「読書会」ではスミスを忠実に紹介し、終わってからスミスが錯綜している点等を整理する予定です。)

 「日曜日にTBS系列で城山三郎の小説「官僚たちの夏」が放映されています。・・・当時は欧米の企業に比べると日本の企業は弱者になっており、資本、権限を中央に集中させて戦うことが、戦略的には良いとは思いますが、現代のように自動車産業は日本がトップになるなど強者になってしまっていて、時代が変わり市場での弱者と強者の関係が変わってしまっています。」との指摘、面白い視点と思います。僕も前回のテレビ番組は見ました。ザコバの演技が印象的でした。
 高度経済成長やオイルショック後の日本経済は、官僚(とくに通産省)主導で発展してきたと思います。いまは、官僚批判が流行です。「豊か」になった日本をどのような未来に導くのか、官僚も政治家も国民も、皆が暗中模索をしているのが現在の日本のような気がします。この視点からも、アダム・スミスから教えられるところがあると思います。


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先生、質問です 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月21日(火)21時04分1秒 返信・引用
> No.1106[元記事へ]

「このように、「ものごとの自然な順序に従うなら (according to the natural course of things)、発展を続けている社会では、資本の大部分がまず農業に向けられ、つぎに製造業に向けられ、最後に貿易に向けられる。この順序はきわめて自然なので、ある程度の領土をもつ国ならどこでも、程度の差はあってもかならずこうなるとわたしは確信している」(393頁)が、「近代ヨーロッパのどの国でも、さまざまな面でこの順序が逆転している」(393頁)のは、「ヨーロッパ各国では当初の政策の性質から生じた慣習が、政策が大きく変わった後にも残っていて、順序が自然なものとは逆にならざるをえなくなっている」(394頁)からだ、とスミスは言っています。」


順序が逆転するというのは、国が発展して、本来は貿易に資本を注入されるものが、農業や製造業に資本注入されるということでよろしいのでしょうか?
何か個人的にはしっくり理解できないですが・・・

ポイントがずれてしまうかもしれませんが、
日曜日にTBS系列で城山三郎の小説「官僚たちの夏」が放映されています。
敗戦後の日本が自動車、繊維産業で生き残るために苦闘された実在の通産官僚がモデルになり描かれています。
当時は欧米の企業に比べると日本の企業は弱者になっており、資本、権限を中央に集中させて戦うことが、戦略的には良いとは思いますが、現代のように自動車産業は日本がトップになるなど強者になってしまっていて、時代が変わり市場での弱者と強者の関係が変わってしまっています。
弱者のままなら中央集権でもよかったものが、経済的な立場がかわったために、中央集権の矛盾が大きくなり、今では大阪や宮崎の知事が地方分権を唱えて、反乱が起きているのと同じような状況を指摘されているのかなと勝手な想像をしています。


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Re: 六道珍皇寺② 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 7月20日(月)22時45分47秒 返信・引用
> No.1108[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

> 六道珍皇寺は本によって、「ろくどうちんのうじ」または「ろくどうちんこうじ」と読み仮名が違うのはどういうことでしょう。またまた、ひろせ君の出番ですね。

 なぜなのか私も知りません。

 私は最初「ちんのうじ」と覚えましたが,わずか3年ほど前に「ちんこうじ」という読み方もあることを知りました。
 京都の町の人は概ね「ちんのうじ」と言っているように思います。近所の人だと,イチイチ「六道」も付けませんから,「ちんこうじ」という読み方は女性には(?)読みにくいかも(笑)。
 ちなみに,京都市の観光情報システムでも「ろくどうちんのうじ」となっています。

 やっぱり,最後は現地の御住職にインタビューするのがいいでしょうねぇ。


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六道珍皇寺② 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月20日(月)10時10分40秒 返信・引用 編集済
六道珍皇寺は本によって、「ろくどうちんのうじ」または「ろくどうちんこうじ」と読み仮名が違うのはどういうことでしょう。またまた、ひろせ君の出番ですね。

それはさておき、小野篁に関するエピソードをひとつ。
以下『京都・異界をたずねて』(蔵田敏明・淡交社・00年4月)より。

篁の謎は、当時から取り沙汰されていたようで、多くの物語が残っている。そのなかの一つに、右大臣藤原良相(よしすけ・813-67)が病に倒れ他界した時の話がある。
良相は、たちまちのうちに閻魔大王の使者にからめ取られて、閻魔の庁に連れて行かれた。そこで閻魔大王の横に並ぶ篁の姿を見たのであった。不思議に思っている良相の前で篁が閻魔大王に申し出た。「この日本の大臣は、心正しく、人のためになる方です。今回のことは私に免じて許してください。」と。(中略)良相は間もなく蘇生したのであった・・・。
(中略)
無事生き返った良相は、この世の朝廷で篁に会っている。「機会がなく聞けなかったが、この前の冥土でのこと、忘れられません。あれはどういうことです」と密かに篁に尋ねた。
篁は良相に微笑んで、こう答えた。「以前あなたに助けてもらったこと(嵯峨天皇の怒りに触れたときに良相の口添えで助けられたことを指す)がうれしくて、その想いを言ったまでのことです。ただし、このことは他言無用ですよ」
やはり篁は普通の人ではなかった、閻魔の庁の冥官であった、このことは千年の時を経てもなお、誰もが知る話、京都の常識なのである。

さてさて、その小野篁の像はこの六道珍皇寺に、閻魔大王像と並んで安置されています。これらの像を拝んで、井戸の中を覗けば冥界が見えるかもしれません。


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六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月18日(土)11時26分51秒 返信・引用 編集済
『ホルモー六景』、読了しました。
ホルモー関連の短編集、どれも楽しく読むことができました。ただ、“同志社黄龍陣”に関してはまだまだ復活のためのプロローグ、さらなる続編が待たれます。

ところで、この本にも出てくる六道珍皇寺、小生は建仁寺の南側のこのあたりの雰囲気になんとなく惹かれ何度か訪れています。
お寺のある“六道の辻”とはこの世とあの世の境のこと。
9世紀の人物、小野篁(おののたかむら)は昼は朝廷に仕え、夜になると冥界につながっているといわれるここの井戸から入って、閻魔大王の下で仕事をしていたといわれています。冥界に入るのは六道珍皇寺でも、出てくるのは嵯峨野大覚寺近くの六道付近の井戸からだとか。
貴船の鬼が洞窟を通って深泥池を行き来したり、京の都の地下は実に複雑怪奇です。

小野篁とはいったい何者かと調べてみると、小野妹子の子孫で小野道風や小野小町の祖父だとか。いわゆる陰陽師ではないようなのですが、摩訶不思議な人物です。


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『国富論』(28) 第3編 第1章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 7月18日(土)09時49分8秒 返信・引用
 第3編 国による豊かさへの道筋の違い (BOOK Ⅲ Of the different Progress of Opulence in different Nations)

 第1章 豊かさへの自然な道筋 (Of the Natural Progress of Opulence)

 これから第3編に入っていきます。

 第3編の第1章は、「どの文明社会でも、とくに規模の大きい取引は都市の住民と農村の住民の間のものである」(389頁)という内容から始まります。農村は都市に土地の生産物である食料と製造業の原材料を供給し、都市は農村に加工した製造業の製品を供給するという分業の関係にあります。
 食料は利便品や贅沢品の前に必要なので、農村は都市の発展の前に起こることになりますし、農民の生活に必要な量を超える農村の余剰生産物が増加しなければ都市の発展もないことになります。「農村がまず発展してつぎに都市が発展するという順序は、すべての国にみられるわけではないが、一般論としては必要から生まれたものだし、それに、どの国でも人間の自然な好みによって刺激を受けている」(390頁)と言っています。

 農業と製造業と貿易において、資本の利益率が同じかほとんど変わらなければ、事業を直接に監視し監督でき、また安全という点から、まず農業に資本が使われ、つぎに製造業に、最後に貿易に資本が使われると言っています。
 都市と農村の取引だけでみれば、都市が農村に販売する製品と農村から買う食料と原材料との交換になり、都市の製品は農村の需要に依存し、農村の需要は土地の改良と耕作の拡大に依存することになります。したがって、「人為的な制度によってものごとの自然の動きが妨げられることがなければ (had human institutions never disturbed the natural course of things)、どの国でも都市の発展と富の増加は、その国で土地の改良と耕作が進んだ結果であり、土地の改良と耕作の進展に比例したものになるだろう」(392頁)ということになります。
 土地生産物と製造業製品が自国の需要を超えて余った場合は、海外の生産物と交換することになるので、貿易が必要になります。

 このように、「ものごとの自然な順序に従うなら (according to the natural course of things)、発展を続けている社会では、資本の大部分がまず農業に向けられ、つぎに製造業に向けられ、最後に貿易に向けられる。この順序はきわめて自然なので、ある程度の領土をもつ国ならどこでも、程度の差はあってもかならずこうなるとわたしは確信している」(393頁)が、「近代ヨーロッパのどの国でも、さまざまな面でこの順序が逆転している」(393頁)のは、「ヨーロッパ各国では当初の政策の性質から生じた慣習が、政策が大きく変わった後にも残っていて、順序が自然なものとは逆にならざるをえなくなっている」(394頁)からだ、とスミスは言っています。


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旅行記(5) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月13日(月)20時51分40秒 返信・引用
20数年前に一人でぶらぶらと地球を旅していたころのことです。

シドニーのバックパッカーズで晩御飯の担当割をしていました。
一週間に一回だけ食事を作る当番が回ってきて、残りの日は何もしなくて良いというもです。
月曜に自分が他の人の分まで作ると火曜日から日曜日までは人が作ってくれます。
ただ、1日に7人分つくる必要がありますが、1日だけ大変で残りの日は世界各国の料理が楽しめます。
焼き飯みたいなものからスパゲッティーに至る無国籍料理を体験。
中には何も言えなかったものもありましたが・・・・

自分が担当になったときは中華街に行き、見たことがあるものを選んで、買いこんできて、適当に作りました。
西洋人にとっては中華料理は新鮮なのか、口に合わなかったのか、なかなか本心を聞きだせなかったので、彼らに取って自分の料理はどうだったのか判断ができません。

ある日、食事当番仲間の西ドイツとアイルランドの女性2人に連れられて、中華街のレストランに行きました。
出てきたのがアイスクリームの天ぷら。
中は冷たいアイスクリームですが外は揚げたてのホカホカの天ぷら。
店の人にどうやって作るのか聞いても「教えられない」と答えてくれません。

2人の女性は中華料理を作る日本人ならアイスクリームの天ぷらの作り方を分かるかもしれないと、私が連れていかれたようです。

ウチの子供にアイスクリームの天ぷらの話をしたら、「食べたい」と言うのですが、どなたか作り方をご存知ありませんか?


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『国富論』(27) 第2編 第5章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 7月11日(土)12時27分34秒 返信・引用
 第5章 資本のさまざまな用途(Of the Different Employment of Capitals)

 この章では、資本がどのような用途に使われるかを分類し、「同じ量の資本でその国の土地と労働による年間生産物に付加できる価値も、用途によって大きく違っている」(369頁)ことを問題にしています。

 スミスは資本の用途を以下の4つに分類しています。
 (1)土地生産物を獲得するための資本、つまり、土地、鉱山、漁場を改良し利用する事業主の資本。
 (2)土地生産物を加工する資本、つまり、製造業の事業主の資本。
 (3)土地生産物か製造業の製品を輸送する資本、つまり、卸売業の資本。
 (4)土地生産物か製品を需要に合わせて小さな部分に分割する資本、つまり、小売業の資本。

 小売り商人の資本投下の場合は (the capital of the retailer)、「小売店が直接に雇う生産的労働者は、店主だけである」(371頁)から、この資本が付け加える価値は商店主の利益ということになります。卸売り商人の資本投下の場合は (the capital of the wholesale merchant)、この資本が付け加える価値は、間接的に農業経営者と製造業者を支えていますが、直接的には商人の利益と商品を運ぶ船員や運送人の賃金です。製造業者の資本投下の場合は (the capital of the master manufacturer)、固定資本として投下された部分は他の製造業者が、流動資本として投下された部分は農業経営者や鉱山経営者が資本を回収し、このようにして得られた利益と賃金が価値を付け加えます。農業経営者の投下資本の場合は (the capital of the farmer)、農業労働者だけでなく家畜も自然も関係するので、「農業経営者の資本とその利益以外に、通常、地主の地代にあてられる価値も再生産する。地代は自然の産出力によるものであり、地主は農業経営者にこの産出力を使う権利を貸しているのだと考えることもできる」(373頁)と言っています。そして、スミスは同じ量の資本で雇用される生産的労働の量を比べると、以下のような順序になると言っています。
    小売業 < 卸売業 < 製造業 < 農業

 つぎに、これらの用途の資本が使われる場所について述べています。農業と小売業の場合は、農場か小売店のほぼ一つの場所にとどまっているが、卸売り商人の場合は一定の場所にとどまる必要がなく移動しているとし、余剰部分を輸出に使う場合には、輸出に資本を使う商人が自国民か外国人か、またその資本が自国民の資本か外国人の資本かは、生産的労働を支え生産物の価値を高めるという役割からみればほとんど重要性をもたない、と言っています。また、製造業の資本の場合は、事業を行う場所にとどまることになりますが、どこで事業を行うかという場所は決まってはいない、と言っています。

 資本は、土地を改良して耕作し(農業)、その生産物を加工し(製造業)、それを需要のある場所に運送する(卸売業)という役割を果たすわけですが、スミスは資本が不足している国では、「資本のうち農業に使われる部分の比率が高いほど、国内で雇われる生産的労働の量が多くなり、社会の土地と労働による年間生産物に付け加える価値が多くなる。農業のつぎに製造業に使われる資本が、国内で雇われる生産的労働の量が多く、年間の生産物に付け加える価値が多い。輸出に使われる卸売り業の資本は、この三つのなかでは効果がもっとも少ない」(375~376頁)と言っています。そして、イギリスのアメリカ植民地や中国、古代エジプト、古代インドの例を挙げて説明しています。

 さらに、卸売業の資本がどのような部分にどのような比率で使われているかでも、生産的労働の量と生産物に付け加える価値が違うと説明しています。スミスは、卸売業全体を国内取引 (home trade)、国内消費用の貿易 (foreign trade of consumption)、中継貿易 (carrying trade) の三つに分け、国内取引はさらに内陸取引 (inland trade) と沿海取引 (coasting trade) に分けています。
 国内取引の場合は、「商人が自分の住む地域からある価値の商品を運送するとき、通常、少なくとも同じ価値の別の商品をもちかえる」(378頁)から一回の取引で二つの資本が回収されて生産的労働を支えますが、国内消費用の貿易の場合は、一回の取引で回収される資本は一つだけで他は外国の資本です。このため、「この貿易に使われた資本は、国内取引に使われた資本と比較して、国内の産業と生産的労働を刺激する力が半分しかない」(378頁)と言っています。さらに、資本の回転も国内取引の方が速いことも挙げています。また、中継貿易の場合は、一回の取引で二つの資本が回収されますが、どちらも自国の資本ではないので、自国の生産的労働を支える役割を果たさないとしています。このように、卸売業の同じ量の資本投下は、国内の生産的労働を支え刺激する点と年間の生産物の価値を増やす点から比べて以下のようになります。
    中継貿易 < 国内消費用の貿易 < 国内取引

 ところが、国内消費用の貿易と中継貿易は、「制約や強制によることなく、ものごとの自然の成り行きのなかで生まれてくるのであれば、役立つし、必要不可欠でもある」(382頁)と言っています。国内の需要を超える余剰生産物は、外国に輸出して国内の需要があるものと交換する必要がありますし、またこの余剰部分で購入した外国製品が国内の需要を超える場合は、再輸出して国内の需要があるものと交換する必要があります。また、国富が大きくなって資本が増加して資本が余った場合は、他国で同じ役割を果たすために中継貿易に流れるのは自然の結果だと言っています。つまり、「国内取引の大きさとそれに使える資本の大きさはかならず、それぞれ離れた場所にある各地域でどれだけの生産物が余り、互いに交換する必要があるのかで上限が決まる。国内消費用の貿易の場合には、国全体で余った生産物の価値と、それによって購入できる商品の量で上限が決まる。中継貿易の場合には、世界各国で余った生産物の価値の合計で上限が決まる。したがって、中継貿易の上限は他の二つの上限と比較すれば無限といえるほどであり、とくに大きな資本を吸収できる」(384頁)のです。

 ここでスミスは一つの大問題に直面します。資本の所有者は、利益のことだけを考えて資本を利用します。資本の利益率がもっとも高いのが農業であれば、資本はそこに流れます。しかし、「農業はヨーロッパのどの国でも、資本の他の用途とくらべて利益率が高くはなっていないようだ」(384頁)が、「ヨーロッパのどの大国でも、大量の良好な土地が耕作されないままの状態にあり、耕作されている土地の大部分も限界まで改良されている状態には程遠い」(385頁)ので、農業はほとんどの地域で大量の資本を吸収できるはずです。この問題について、「ヨーロッパの政策のどの部分によって、農村の産業より都市の産業にきわめて有利な状況が作られてきたのか、個人が自分の資本を使うとき、すぐ近くにある肥沃な土地の改良と耕作に使うより、はるか遠くのアジアやアメリカで中継貿易に使う方が有利になったのかは、第3編と第4編で詳しく説明するよう努める」(385頁)と予告しています。


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推薦図書(29) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月 9日(木)22時19分26秒 返信・引用 編集済
『イエスの生涯』(遠藤周作・新潮文庫・S57年5月)

最近、遠藤周作にはまっています。
『海と毒薬』で肺腑をえぐられるような重苦しい感動を覚え、名作・『沈黙』では信仰とは何かを真正面から考えさせられ、『私にとって神とは』で“神”について真剣に向き合ったような気がします。
同志社大学出身にもかかわらず、仏教や神道にこそ興味を覚えながら、キリスト教はむしろ避けてきた小生にとって、『イエスの生涯』はイエス・キリストの入門書になりました。
この本の“あとがき”にある「ただ日本人である私がふれたイエス像が基督教に無縁だった読者にも少なくとも実感を持って理解して頂けるものであったならば、この仕事は無駄ではなかったような気がする。」という文は小生にとってそのものズバリでした。

以前、推薦図書で紹介した『私の遺言』(佐藤愛子・新潮文庫)や『私が出あった世にも不思議な出来事』(鳩山幸、池田明子・学研・08年8月)には死後の遠藤氏が登場したりします。これを読んでから、上記4冊を読んでみるのも一興かもしれません。


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エコ戦略 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月 8日(水)09時48分8秒 返信・引用 編集済
昨日は七夕で天の川を見ようとしましたが、曇りでまったく見えませんでした。
6日の夜はイヌの散歩をした際には一時的に 「夏の大三角」が見えました。
その間を流れる天の川をしばらくだけ拝ませて頂きました。
(ついでに株価も上がりますようにとお願いしましたが・・・・)

今週の株式市場は三井住友FG、ANA、大和證券、みずほFGの公募増資で市場から資金を吸い上げられているので、想像以上に厳しい状況です。
しばらく、私個人は株の売買はせずに様子を見ていることにします。
日経平均は9千円に近づくかもしれないので、株価が日本経済を引っ張ることはあまり期待できないかもしれません。

この厳しい経済状況のなかで
悪戦苦闘していた「北星鉛筆」は市場がピークの5分の1になり、また三菱鉛筆、トンボ鉛筆につぐ3番手になりました。
しかし、市場は中国製の安い鉛筆が席捲。
このままでは立ちゆかなくなると考え、新規事業に活路を見出します。

鉛筆は木を削り製造します。
その製造工程で40%がおがくずとして発生。
かつては銭湯などに引き取られていましたが、近年では産業廃棄物となっていた。
その「おがくず」をなんとかできないだろうかと試行錯誤した結果、木の粘土を完成。
繰り返し遊べるが、形が固形化しない油粘土とは違うことが、市場で好感されて、
今では同社の収益源となっている。

地域に根ざしたローカルスーパーの多くは今、大変厳しい状況にあります。
山梨県のスーパー「やまと」も価格競争に疲弊し、倒産寸前まで追い込まれる。
まず、仕入れや販促費を見直して出血を止める。
次に客層を中高年に絞込み、大手と違う差別化戦略を行う。
ノーレジ袋運動はもちろん、全国有数の浸透率。
それに「顧客の生ごみ回収」
客が自宅の生ゴミをスーパーに持参。
生ゴミは有機肥料にし、契約農家に出荷。
その農家の野菜を「やまと」で販売。
また出た家庭ゴミを回収。
とエコロジーの輪が回って、しかも利益を生み出している。

これからは世の中で必要とされる企業しか生き残れなくなっていくようです。
出来るだけ高い「志」を掲げ、それを実行するしかないようです。
社会全体として見れば、プラスですが、企業側からすれば大変な時代になりました。


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『鴨川ホルモー』 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月 5日(日)09時39分23秒 返信・引用 編集済
世に“B級グルメ”なるものがあります。
高級料理はおいしけれど続けば飽きるし、疲れる。B級グルメなら気楽だし、お味もそこそこ、続けて食べても大丈夫。
純文学が高級料理なら、大衆文学はB級グルメ、といったところでしょうか。

以前のひろせ君の書込みで紹介された『鴨川ホエルモー』(万城目学・角川文庫)を見てどうしようか考えました。まず、題名が怪しい。著者名はもっと怪しい。それでも京都が舞台の小説ならばと取り寄せてみると、表紙の絵はさらに怪しい。これは失敗だったな、としばらく机の片隅に放っておかれ、先週ようやく手にとりました。でも、読み始めると非現実的でめちゃめちゃな話なんだけれども、これがどうにも止まらない。
歴史や陰陽師っぽい話に興味があり、何よりも京都で青春時代をすごした人にはお薦めできます。

『鴨川ホルモー』はまさにB級グルメ。好みにあえば喜ばれ、でもそうでない人からは馬鹿にされそう。
続編で、同志社大学、いよいよ登場ですか。小生は『ホルモー六景』も読んでみようと思います。


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同志社大学黄龍陣 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 7月 4日(土)23時11分55秒 返信・引用
> No.1046[元記事へ]

>  さて,「鴨川ホルモー」では,4つのホルモーのチームが四神相応になぞらえて出てきます。
>  しかし,京都産業大学玄武組・龍谷大学フェニックス・立命館大学白虎隊・京都大学青竜会で,同志社は入っていません。
>  なんで~同志社は入れてくれなかったの~と思いました

と以前書きましたが,「鴨川ホルモー」の続編「ホルモー六景」に同志社大学のホルモー・チーム「同志社黄龍陣」の話が出てきます。これがまた初編とうまくつながっていて,初編の主人公の宿敵の彼女であり,主人公があこがれる女性の恋敵の女性(主人公の宿敵の昔の彼女)が同志社に入学し,いろいろな偶然が重なって同志社ホルモーの復活につながっていくという話です。同志社ホルモーの関連神社は上御霊神社のようですが,本当に初編とうまく話を符合させてあり,あの場面がこういうことにつながっているの!と驚かされます。
 しかも,「ジョー」と「クラーク」の話に及ぶなんて,まぁ,よく考えたもんです。
 「鴨川ホルモー」を読んだ人は「ホルモー六景」を必ず読むべきでしょう。

 「ホルモー」って何やねん,という御質問があると思いますが,ネタバレになりますので,説明は省略します。


>まえはらさん

 いらっしゃい。管理人をしているひろせです。今後も話題を提供していただけるとありがたいです。


>山崎さん

 「二の丑」のネタは仕事で使わせていただきます(笑)。それにしても213年ぶりの7月の二の丑ですか。
 景気がイマイチですが,今後はウナギ登りになることを祈っています。


 「イマイチ」といえば,こういう雑誌があります。依頼すれば送ってくれます。↓
http://www.doshisha.ac.jp/students/support/ima_ichi/index.php


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Re: 縁の糸 投稿者:まえはら 投稿日:2009年 7月 4日(土)15時20分26秒 返信・引用
> No.1095[元記事へ]

>きのうちさん
私がこのページに行き着いたのは、ビジネススクールの経済学の講義でレポートを作成している間に行き着きました。
ネットで経済学について、色々調べているうちに、二村先生のことを思い出し検索したらここに行き着きました。


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土用の丑 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 7月 4日(土)10時30分55秒 返信・引用
平賀源内の発案により、土用の丑の日が鰻を食べる日となったことは広く知られていますが、意外に“土用”や“二の丑”のことは正確に知られていないようです。実はうちの会社は鰻も取り扱っており、小生は一応鰻業界の人間にも属しますので土用の丑に関する情報をひとつ。

土用・・・立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を土用といいます(“約18日間”、というのは19日間の時もあるからなのですがその理由はややこしいので省きます)。土用というのは夏だけと思っている人が多いようですが、実は年4回あります。
二の丑・・・昔の暦は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組合せ60種類から成り立っています。年も日もこの組合せで表示します。土用の18日間に十二支のうちの丑の日が1日か2日あることになります。2日ある年の2回目を二の丑と呼びます。

さてさて、ここからがほとんどの人が知らない無駄知識。
「今年の土用の丑の日は、7月19日と7月31日の2日あり、7月に丑の日が2回来ることは極めて珍しく、聞けば数百年ぶりだという。実際に調べてみると、213年前の1796年(寛政8年)にまで遡る。」(業界紙より抜粋)

100年に一度の大不況だとか、213年ぶりの二の丑だとか、我々は歴史上極めて珍しい時代を生きているのです。


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株式投資レポート(12) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月 4日(土)09時33分12秒 返信・引用 編集済
今日の新聞には「株3日続落」とリードにあり、米国経済の回復期待にかげりが見られて、売りが優勢となり、日経平均は3日連続で下落した。
米国雇用統計が市場予想を下回ったことと円高の進行で売られた。
午後は割安感から買い戻しが入って、下げ幅を縮小した。

と書かれていましたが、最近この新聞やニュースの内容と個人的な印象が乖離しているものだなと不思議に感じてます。
今週は電線株とGSがレートを上げた消費者金融株が動いてましたが、他は全般に手詰まりの状態でした。
このような手詰まり感があるときは旧K氏銘柄が動きますが、それも今週は動かずで個人的には電線株とアイフルくらいを売買したくらいで、ほとんど様子見してました。

日経平均は急激に上げて来て、また日銀短観の景況感が好感され上がりかけましたが、株主総会後に大型公募増資ラッシュに冷や水を浴びせられた形になり、今週は調整の期間に入っていたので、3日続落という表現よりも、他にないのかなと思います。(現象としては確かに3日続落してます)

新聞は大局的に見ていて、個人は各自が注目している銘柄を見ているので、印象が違うのかもしれません。
米国の雇用統計や米国経済の回復期待とかを参考にしたこともありません。
だから予想をよく外すのか・・・・(笑)

金曜日はタミフル耐性菌が発見されたことで話題になりインフル関連が上がる気配。
GSユアサが調整期間を過ぎて息を吹き返したので電池関連が上がる気配。
GSがレーティングを上げた消費者金融が上がる気配。
今週、上がった電線株の出遅れが上がる気配。
井関農機などの農業関連も上がる気配。
だんだんと活気が出てきたように感じてます。
また、金曜の終わり方も売り方と買い方がお互いに価格調整しているようでした。
「これは何かある」と直感したので、今回は珍しく週をまたいで株を持ち越をして、月曜日に期待してます。
またまた、外れたりして・・・

来週は日経が1万1000円台に向かうような気がします。期待も込めて・・・
しかし新聞を読んでいると、日本経済に対して閉塞感を感じてしまうのは私だけでしょうか?
書き方によって読む人に影響を与えるので、絵空事では困りますが、日本国民に期待を持たせてくれるような記事を期待します。


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『国富論』(26) 第2編 第4章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 7月 4日(土)09時19分21秒 返信・引用
 第4章 利付きで貸し出される資本(Of Stock Lent at Interest)

 この章は、「資財を貸し出して利子をとるとき、貸し手はかならず、その資財を資本として扱っている。返済期限には資本を回収でき、それまでの間、借り手から毎年、使用料として利子が支払われるとみている。借り手は、借り入れを資本 (capital) として使うこともあれば、直接に消費にあてる資財 (stock) として使うこともある」(359頁)という文章から始まります。そして、貸し手と借り手のお互いの利害を考えれば、利付きで貸し出される資財は、消費に使われるよりも資本として使われることの方が多いと言っています。
 そして、一国での年間利付きで貸し出される総量は、「年間の生産物のうち、土地で生産されるか、生産的労働者によって生産された直後に資本の回収にあてられる部分のなかで、所有者が自分で資本を使う手間をかけたくない部分の価値によって決ま」(360~361頁)り、「この資本の総額は、譲渡の手段として使われる通貨の総額よりも多く、通貨の総額の何倍にでもなりうる」(361頁)として、以下のような例を挙げています。
 AがWに千ポンドを貸し、WはBから千ポンドの商品を買う。Bは千ポンドをすぐ使う予定がないのでXに貸し、XはCから千ポンドの商品を買う。Cは千ポンドをすぐ使う予定がないのでYに貸し、YはDから千ポンドの商品を買う、という例です。つまり、千ポンドは3件の融資と3件の購入の手段として使われ、融資の金額は通貨の価値の3倍になります。「このように、利付きで貸し出される資本は、貸し手から借り手に、年間生産物のうちある大きな部分を譲渡するもの (assignment) だと考えることができる」(362頁)ということになります。

さらに、「利付きで貸し出される資本が増加すれば、金利 (interest)、つまり資本の使用に対して支払わなければならない価格はかならず低下する」(362頁)と言っています。その理由は、資本の増加は、新規の資本の間の競争を激しくさせるので賃金を上昇させますが、価格に転嫁できないので資本の利益率が低下し、このため金利も低下せざるを得ないというものです。
 金利低下の原因は、スペインの西インド諸島の発見によって金と銀の量が増加したことにある、という多数の論者の考え方がありましたが、これが誤っていることも説明しています。つまり、「銀の量が増えても、銀を手段として国内で取引される商品の総量が変わらなければ、銀自体の価値が低下すること以外に何の影響も与えない」(364頁)から、名目価格は変化するが真の価値は変化しないので、比率としての金利も変化しないことになります。

 また、金利が法律で禁止されるのは良くないとし、金利が許されている国でも法律で最高金利(法定金利 legal rate)が決められているが、これは市場の最低金利をある程度上回っている方がよい、と言っています。ここで市場の最低金利とは、「とくに確実な担保を提供できる人が資金の使用に際して支払う金利」(366頁)のことです。もし法定金利<市場の最低金利ならば、貸し手は資金を提供しようとはしません。法定金利=市場の最低金利ならば、確実な担保をもつ人以外は合法的に借り入れることができません。したがって、法定金利>市場の最低金利であるべきですが、この差が大きいと、「そこまで高い金利を受け入れようとするのは浪費家と投機的な起業家だけなので、貸し出し用の資金の大部分が浪費家と起業家 (prodigals and projectors) に貸し出させることになろう。堅実な人は資金の使用料として、資金を使って得られると予想できる利益の一部だけしか支払おうとしないので、あえて競争に加わろうとはしない。この結果、国内の資本のうちかなりの部分が、利益を生む有利な用途に資本を使うと見られる人には貸し出されなくなり、資本を浪費し破壊する可能性がとくに高い人に貸し出されることになる」(366~367頁)ので、その差は大きすぎないようなものであるべき、ということになります。

 最後に、土地の通常価格は通常の市場金利によって決まる、と言っています。土地の地代収入<金利収入の場合には、土地を買う人がいないので土地の価格は下がり、逆の場合には土地価格は上がることになります。スミスは、「金利が10パーセントのとき、土地の価格は通常、年間地代の10倍から12倍であった。金利が6パーセント、5パーセント、4パーセントに下がると、土地の通常価格は年間地代の20倍、25倍、30倍に上昇した」(367頁)と例示しています。


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縁の糸 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 7月 1日(水)13時05分17秒 返信・引用 編集済
NHKだんだんの主題歌は「縁の糸」でした。

まえはら君の書き込みを読ませて頂き、やっぱり弟子は師匠の所に、何かがきっかけで戻ってくるのだなと関心し、爽やかな気持ちになりました。

私も毎年送られてくる「二紫会経済学」を数年前、何気なく読んだのが、きっかけで二紫会には在学中も卒業後も寄り付いてなかったのが、戻ってくるきかけでした。

恐らく、「国富論」かもしれませんが、何のキーワードで検索していて、またどのような経緯で、この二紫会に偶然行き着いたのか、差しさわりがなければお話いただけませんか?


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Re: お久しぶり! まえはら君 投稿者:26期生 まえはら 投稿日:2009年 7月 1日(水)02時04分12秒 返信・引用
> No.1093[元記事へ]

二村先生、思い出していただきまして光栄です。

現住所等を送りたいのですが、先生のアドレスがわかりません。
お手数ですが、本メールアドレスまで返信いただければ幸いです。


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お久しぶり! まえはら君 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月30日(火)23時20分46秒 返信・引用
 まえはら君の書き込み、懐かしくうれしく読ませてもらいました。卒業以来初めてでしょうか。確か、まえはら君は、「小売業の中のコンビニエンスストア」というタイトルで卒業論文を書いたと記憶しています。ゼブンイレブンについての報告でいろいろなことを教えてもらったことを覚えています。
 このホームページは、僕が同志社大学を定年退職した後、二紫会の幹事が立ち上げてくれたものです。皆さんが青春時代にもどれる場所を、という意味で、僕の方の書き込みもさせてもらっています。世代を越えたゼミの教室の延長線の場になることを期待しています。若い世代の皆さんの参加を期待しています。同期生にも宣伝しておいてください。なお、まえはら君には二紫会の総会等の連絡は生駒市の実家宛に郵送していますが、もし住所変更等があれば、二紫会(二村宛)にお知らせ下さい。

 昔から、人生とは勉強の場です。まえはら君のますますの研鑽を祈っています。


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偶然 投稿者:26期生 まえはら 投稿日:2009年 6月30日(火)01時43分29秒 返信・引用
先生お久しぶりです。
特に学生時代まじめに勉強したわけでもなく、卒業後の会合等に参加したこともないので、あまり印象にないかもしれませんが、二村ゼミ卒業生の前原です。

そんな私がなぜこのHPにたどり着いたかといいますと、現在会社にて業務をする傍ら、夜間は某ビジネススクールの経営戦略研究科に通ってます。残念ながら同志社ではないですが。
そんな中、来週履修している経済学の小テストがあるので、勉強しつつネットで関連用語を調べていたらこのページに行き着きました。思い起こせば、学生時代に聞いたことがあるような・・・あの時にもっとまじめにしていれば・・・と後悔し、思わず書き込みをしている次第です。
学生時代に全く苦労をしなかったので、今学校で大変苦労しています。
しかし、勉強をするにはまだまだ遅くないと再認識しています。
学生時代の遅れを取り戻すべく頑張りたいと思います。


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Re: 行ってきました。清水の町に 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 6月29日(月)23時17分56秒 返信・引用
> No.1090[元記事へ]

 いいなぁ,上田さん。
 あのマグロを食べてこられたのですか。
 あんなにおいしいマグロの握りは他で食べたことがありません。

 え?3個食べを3クール!
 許せんっ!
 山崎さん御招待企画実行委員長をやってもらいますからねっ!

 しかし,おっしゃるように赤身がうまい。
 私は寿司屋では中トロ好みですが,あのしっとりと重厚な赤身は中トロも超越しています。

))お座敷を終えた梅香姉さんと、OO姉さん(廣瀬君の写真で見た・名前忘れた)が到着

 あの「はぎの」さんを忘れたの?
 私は,はぎのさん,タイプです(笑)。清水では,3軒目の店では,思わず白魚のようなお手々にスリスリしてしまいました(笑)。

 それで,東京の仕事は大丈夫だったんですか?

 最近,ほんまに忙しいです。緊急経済対策がかなり余分な仕事になってます。


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行ってきました。清水の町に 投稿者:1期生上田俊男 投稿日:2009年 6月29日(月)13時35分8秒 返信・引用
食べてきました。南マグロの三個食べ(赤身・中とろ・大とろ)X3、生しらす(じゃこの生)、あわびの肝、その他いろいろ! 今回、南マグロの赤身の美味しさにびっくり、身が締まっていて甘かったです。大とろも身が締まっていて、なおかつ口に入れたらとろける!
三個食べを3回食べた人は初めてやと言われてしまいましたが、ほんとに美味しかったです。
山崎君、ありがとう!! その後、小鈴姉さんのやってるスナックにて待つことしばし、お座敷を終えた梅香姉さんと、OO姉さん(廣瀬君の写真で見た・名前忘れた)が到着、楽しい時間を過ごしました。梅香姉さんは円熟味が増して、なかなか色っぽくて良かおなごにお成りでした。いつも会える山崎君が羨ましいです。 翌日起きると、靴は脱いでいましたが、ズボン・カッターは着たままで寝ておりました。清水で山崎君と飲むといつもこうなります。静岡駅の新幹線のホームでパンをかじって、東京に向いました。梅香姉さん、また会いたいです!!ありがとう!!


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『国富論』(25) 第2編 第3章 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月27日(土)09時30分43秒 返信・引用
 前回は、資本蓄積は倹約による貯蓄によって可能になるが、浪費がなされると、浪費家自身だけでなく国全体も貧しくなる可能性があるという内容でした。この問題に対してスミスは民間人の浪費と政府の浪費に分けて分析しています。

 民間人の浪費については、「大国の状況が民間人の浪費や無謀な経営によって大きな影響を受けるようなことは、めったに起こらない。一部の人の浪費や無謀な経営よりも、大多数の人の倹約や堅実経営の方が、いつも大きな影響を与える」(349頁)と言っています。
 個人の浪費については、支出をして楽しみたいという欲求はあるが、人生の全体を通して平均すれば、生活をもっと良くしたいという欲求が収入の一部を貯蓄するという方向に向かわせるから、と理由づけています。無謀な経営については、大部分の人は破産を避けるために十分注意しているので、破産に追い込まれる人はごく一部であると言っています。したがって、民間人が国を貧しくさせることはないというのがスミスの主張です。

 しかし、政府の浪費や無謀な政策で貧しくなることはあると言い、「政府は財政収入のすべてかほぼすべてを非生産的な人の維持に使っている。たとえば多数のきらびやかな宮殿、大きな教会、偉大な海軍と陸軍の将兵であり、・・・自分では何も生産せず、他人の労働によって維持されている」(350頁)ので、こうした人が不必要に増えて非生産的労働を維持する比率が高まると、生産的労働者の維持に充てる資本を食いつぶして貧しくなる可能性があるとしながら、「しかし、倹約と堅実経営がほとんどの場合、民間人の浪費と無謀な経営だけでなく、政府による浪費も十分に埋め合わせることが事実によって示されていると思える」(351頁)と言って、ユリウス・カエサルが侵攻した紀元前1世紀からのイングランドの歴史を簡単に振り返っています。また、王政復古でチャールズ二世が即位したとき以降でも、「ロンドンの大火(1666年)とペスト大流行(1665年)、二回にわたるイギリス・オランダ戦争(1665~67年、1672~74年)、名誉革命(1688年)による混乱、アイルランド反乱(1690~91年)、1688年、1702年、1742年、1756年の4回にわたる巨費をかけた対仏戦争、1715年と1745年の二回のジャコバイト反乱があった」(353頁)が、「政府の浪費によって、富の増加と社会の発達に向けたイングランドの自然な進歩 (the natural progress of England towards wealth and improvement) が阻害されたことは疑いをいれないが、自然な進歩が止まるまでにはならなかった。王政復古(1660年)や名誉革命(1688年)のころより十八世紀末の現在の方が、土地と労働の年間生産物がはるかに多くなっているのは、疑う余地がない」(354頁)と言っています。そして、「政府が重税を取り立てるなかでも、民間人の倹約と堅実な経営によって、そして、各人が生活をもっとよくするために一斉に、たえず努力していることによって、そうとは気づかれないまま、資本がゆっくりと蓄積されてきている。この努力が法律によって守られ、もっとも有利な道を選ぶ自由が各人に認められている (allowed by liberty to exert itself in the manner that is most advantageous) からこそ、過去のほぼすべての時期にイングランドは繁栄と発達に向けた進歩を維持できてきたのであり、今後もすべての時期にそうできるはずである。・・・国王と閣僚はつねに例外なく、社会のなかで最大の浪費家である。自分たちの支出に気をつけるべきなのであり、民間人の支出については民間人に任せておけばいい。国王や閣僚が派手な浪費を重ねて国を滅ぼさないかぎり、民間人の浪費で国が滅びることはない」(354~355頁)と言っています。

 さらに、その場で消費される非耐久財に支出するか、耐久性があるので蓄積されうる耐久財に支出するかでも社会の繁栄に寄与する効果が違っていることに以下のように言及しています。耐久性のある商品に支出すれば、
 (1)「金持ちの家屋、家具、衣服はやがて、中流や下層の役に立つように」(356頁)なり、「豪華な宮殿、立派な邸宅、書籍や彫刻や絵画や骨董品のコレクションが地域はもちろん、国全体にとっても華になり誇りになっていることが少なくない」(356頁)というように富の蓄積の点で有利である。
 (2)耐久性のない支出は、たとえば、家事使用人の数を減らしたり、贅沢三昧だった食事を質素なものに変えたりすれば、「隣人の目を逃れることはできず、それまでの行いが悪かったと認めたことになる」(357頁)ので勇気がいるが、家屋や家具や書籍や絵画に多くを支出した人は「支出を突然やめても、財産を使いすぎたためではなく、道楽をしつくしたからやめたとみえる」(357頁)ので、倹約という点でも有利である。
 (3)祝宴に使われたと同じ支出が、石工、大工、家具工、製造工の雇用に使われるならば、「同じ支出が生産的労働者の維持にあてられるが、祝宴に使う場合には非生産的な人の維持にあてられる。したがって、この場合には国の土地と労働による年間生産物の交換価値が増えるが、祝宴に使われた場合には、交換価値は増えない」(357頁)という点で有利である。


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坐漁荘(ざぎょそう) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 6月26日(金)22時45分1秒 返信・引用 編集済
清水の興津というところに、“最後の元老”といわれた西園寺公望が晩年を過ごした別荘、坐漁荘があります(オリジナルは明治村に移築され現在清水にあるのは数年前に再建されたものです)。
西園寺は昭和15年に亡くなるまでの20年余をここで過ごし、政治的に大きな影響を与えておりました。国の重臣が坐漁荘を訪れて、政治について相談したことから“興津詣で”という言葉まで生まれました。天皇陛下の諮問に応え、『落日燃ゆ』の広田弘毅をはじめ歴代の総理大臣の多くがここの応接間で決められたといわれています。

昨日、そんな興津から遠くない飲み屋で、西園寺公と同じ京都出身の上田代表幹事と次の日本の総理大臣は誰が相応しいか語り合おうと思ったのですが、代表幹事の興味は政治よりお姐さんの方にそれて行き、それたまま清水の夜はふけて行きました。(二村先生、夜遅くの電話、大変失礼しました)。


尚、坐漁荘の名前は中国の呂尚(太公望)の古事にちなんでいるとのこと。西園寺公望と太公望の“公望”つながりだそうです。


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入試説明会 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月26日(金)10時06分34秒 返信・引用 編集済
昨日、大阪で高校教員対象の同志社大学入試説明会がありました。
同志社大学入試センターのメンバーは昨年とは代わっていました。
高校の教員でもない私が何故実施されることを知りえたかは秘密ということで・・・

所用で説明会自体は聞けませんでしたが、開催前に入試課長と係長と話ができ、今年は少し真面目な話をしてきました。

今年は同志社大学教員対象の説明会は京都、大阪、名古屋の3会場で行われています。
立*館は東京から福岡までの10会場で高校教員対象の説明会を実施予定になってます。
(かなり気合入れてくるな・・・)

資料を見る限り、我が同志社は6年連続でAAプラスの格付けで評価されているようです。
2011年にはグローバルコミュニケーション学部を開設構想中。
2013年4月、文系学部を今出川に移設統合。
と書かれています。

7月19日、20日には早稲田と慶応が合同で神戸と京都で学生、保護者を対象とする説明会を予定しています。
梅田北ヤード跡に慶応大学建設の案は立ち消えになってます。
新しく建てるよりも、既存の学校を吸収合併するほうが手っ取り早いのかもしれません。
慶応が雲雀が丘学園(宝塚市)の吸収合併の噂も出始めました。
昨年、早稲田が摂稜高校(大阪府箕面市)を吸収合併しましたが、今年の摂稜高校の生徒募集はまったく集まらなかったようです。
理由は橋下改革により大阪府の私立の授業料が上がり、その煽りを受けた。
まだ関西には「アンチ関東」の意識があり、避けられた。
教職員が早稲田の傘下に入り、反発した教職員が一斉に代わってしまい、生徒募集が手薄になった。
色々な説はありますが、関東校のシェアが上がってくると、関関同立もどうなるかわかりません。
この競争の中に母校もあります。
明治、青学、立教、中央、法政、ICU(頭文字を取りMARCHI)が一斉に関西に出てくると大変な競争になります。

北陽高校、浪速高校を関西大学が吸収。
初芝学園を立命が吸収などが最近行われてます。

学校の生き残りをかけた統廃合が益々進むと考えられます。

新島先生は勝海舟に「大学の完成には200年を要する」と述べられたそうですが、この激しい競争の中で新しい学部が新設される予定を見ていると、約130年前にはこのようなビジョンが見えておられたのかもしれませんね。


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喫茶店 投稿者:73年度生 山崎博之 投稿日:2009年 6月24日(水)11時37分32秒 返信・引用
懐かしいですね、喫茶店「ゴゴ」の写真。
あの看板、あの壁、あの天井、小生の学生時代そのままです。
そして、「ゴゴ」といえば、ビタミン剤(アリナミン2錠)とサイフォンでいれたコーヒー。
アルーコールランプで温められたお湯がコポコポと音を立て上に上がっていく様を、まるで化学室の実験でも見るかようにジッと見つめていた自分の姿を思い出しました。
田舎から出てきたばかりの青年にはこんな光景ひとつとっても珍しかったのです。
そういえば、東京の大学に行った友人が初めて喫茶店に入ってコーヒーを注文したところ、店員に「コーヒーは何になさいますか?」と訊かれ、何と答えていいかわからず、思わず口から出た言葉が
「ネスカフェ・ゴールドブレンド!」 (笑)

我々の時代の清水出身者は、かくも素朴だったのです。


それはさておき、明日、二紫会代表幹事の上田君が清水にやってきます。
上田君と小生の会談が政局や株価に影響を与えるとは思えませんが、夜遅く電話被害を被る方がいらっしゃるかもしれません。予めお知らせしておきます。


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リニア新幹線 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月24日(水)09時37分12秒 返信・引用 編集済
名古屋と東京を繋ぐリニアを長野県に迂回させるかどうかで議論になってます。
日経平均は今週末に株主総会がラッシュであることと、週末のFOMCを見極めたいとする向きと円高に振れているので昨日は9500円台まで下がりました。
今週は為替に影響されない建設株で狙っていますが、このリニア関連の建設株で考えてます。

最短距離、低コスト、利用者が短時間で移動できる直線で建設するのか?
長野県に迂回させて経済効果を生むことを意図するのか?
経済を優先させるのか、利便性を優先させるのでしょうか。
どちらを選択するのか、株価の変動も気なりますが、国民としても興味があります。

電子黒板もパナソニックか日立が受注するかもしれませんが、株価は連想だけで上がるのでパイオニアも上がるかもしれないので、注目してます。
260円割れを狙っているのですが、昨日は270円から下がってきませんでした。
何かによって保護されているような・・・・

政府の経済対策が、リニア建設や電子黒板の導入により、どのように株価に影響するか見ているだけでも経済政策の勉強になります。


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朝開いていてもゴゴ 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 6月23日(火)22時02分4秒 返信・引用
 山崎さん

http://cafe-mania.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-232b.html

 ゴゴは健在ですが,オーナーが代わっている!?
 ゴゴの息子さんって,京都外大に通っていたのは覚えていますが,川瀬さん? う~む,違うような・・・。五十嵐さん・・・,違う・・・。何だか悩ましい。

 先週の土曜日に名古屋へ出張しました。
 帰りに券売機で指定席を取ったら,7号車7番D席。
 これって,東京出張の時と同じ席。まもなく,宝くじが大当たりする前兆でしょうか(笑)。


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『国富論』(24) 第2編 第3章 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月21日(日)11時27分3秒 返信・引用
 第3章 資本の蓄積と、生産的労働と非生産的労働 (Of the Accumulation of Capital. or of Productive and Unproductive Labour)

 この章は、「労働には、対象物の価値を高めるものと、そのような効果がないものとがある。前者は価値を生み出すので、生産的労働と呼べるだろう。後者は非生産的労働と呼べるだろう」(338頁)という文章から始まっています。
 スミスは、生産的労働の例として製造工 (a manufacturer) の労働を挙げ、製造工の労働は具体的な物、販売できる商品になり、労働対象の原材料に自分を維持する価値と雇い主の利益になる価値を付け加える、と言っています。他方、非生産的労働の例としては家事使用人 (a menial servant) を挙げ、家事使用人の労働は具体的な物、販売できる商品の形をとることがなく使われた瞬間に消える、と言っています。もちろん家事使用人の労働にも価値があり、報酬を受けるのは当然であると付け加えています。
 非生産的労働の他の例として、国王、国王に仕える裁判官と軍人、陸軍と海軍の将兵、聖職者、法律家、医者、各種の文人、役者、芸人、音楽家、オペラ歌手、バレエ・ダンサーの労働を挙げています。

 そして、「生産的労働者も非生産的労働者も、さらにはまったく労働しない人も、すべてその国の土地と労働の年間生産物で維持されていることに変わりはない」(339頁)とし、ある年の生産物のうち生産的労働者の維持に使われる比率が高いほど次年度の生産物の量が多くなる、と言って説明しています。
 年間の生産物は、土地で自然に生産されたものと生産的労働者によって生産されたもので、それを以下のように二つの部分に分けています。
   年間の生産物=資本の回収にあてられる部分(A)+資本の利益と土地の地代の収入(B)

(A)の部分は、食料、原材料、完成品の補充にあてられ、そこから支払われる賃金は生産的労働者の収入 (revenue) になります。したがって、
   年間収入=生産的労働者の賃金+資本の利益+土地の地代

となり、これは、消費+税金+貯蓄にまわされます。非生産的労働者と労働をしない人は、この収入によって維持されますが、生産的労働者が演劇や人形劇を見に行って非生産的労働を維持することがあってもそれほど多くないので、非生産的労働を支えるおもな源泉は資本の利益と土地の地代だと言っています。

 したがって、生産的労働者/非生産的労働者の比率は、上記の(A)/(B)の比率に左右されます。スミスは、封建制が一般的であった時代や貧しい国ではこの比率が低いが、「年間生産物のうち、土地で生産されるか生産的労働者によって生産された直後に資本の回収にあてられる部分は、豊かな国の方が貧しい国よりも総量がはるかに多いだけでなく、地代または利益として直接に収入にあてられる部分に対する比率もはるかに高い」(343頁)と言っています。

 そして、「この二種類の資金の比率がどの国でもかならず、勤勉 (industry) か怠惰 (idleness) かという観点からみた住民の全体的な性格を決めている」(343頁)と言い、近代人は祖先より勤勉である、イングランドの多くの都市やオランダの大部分の都市も勤勉である、他方、ローマやベルサイユ、コンピエーニュ、フォンテンブローは怠惰である等の例を挙げています。そして、「資本が圧倒的な比率を占めるところではどこでも、勤勉な人が中心になる。収入が圧倒的な比率を占めるところではどこでも、怠惰な人が中心になる」(345頁)と言っています。

 さらに、資本蓄積について言及し、「資本は倹約 (parsimony) によって増加し、浪費や無謀な経営 (prodigality and misconduct) によって減少する」(345頁)と言ってその理由を説明しています。つまり、倹約による貯蓄 → 生産的労働者のための資金の増加 → 生産的労働者の増加 → 年間生産物の増加 となります。貯蓄からこのような流れが成立するのは、「きわめて強力な原理 (a very powerful principle) によって、つまり資金に対する権利をもつ人にとっての明白な利益という原理によって、つねに守られている。その後にその一部が生産的労働者以外の人を維持するために使われることがあれば、不適切な用途に流用した人にとって、明らかな損失になるからだ」(347頁)と言っています。

 一方スミスは、浪費家は支出を収入の範囲に止めるのではなく資本を食いつぶすという不適切な流用をすると言っています。上の流れが減少に変わり、「浪費家による浪費 (prodigality) が他の人の倹約によって埋め合わせられなければ、勤勉な人の食料を怠惰な人にまわす浪費によって、浪費家自身が貧しくなるだけでなく、国全体が貧しくなる」(347頁)ことになります。
 浪費の対象がすべて国産品であっても、生産的労働に使われる部分を減少させるので年間の生産物が減少していきます。これは国内取引に使われる通貨の量が減少しますので、余分な通貨が海外に送られ、金と銀の輸出にまわされしばらくは消費を支えることになります。つまり、「この場合、金と銀の輸出は、国の衰退の原因ではなく結果であり、しばらくの間、国の衰退による困窮を和らげることすらできる」(348頁)のです。一方、年間の生産物が増加している国では、取引量の増加のために通貨が増加します。「この場合、金と銀の輸入は、社会の繁栄の原因ではなく結果である」(348頁)ということになります。
 また、農業、鉱業、漁業、商業、製造業の無謀な (injudicious) 経営の結果、企画が成功しなかった場合も浪費と同じような結果になると言っています。つまり、「このような企画では、資本は生産的労働者だけによって消費されるが、労働の使い方が無謀なために、消費した価値の全額を再生産する (reproduce) ことができず、その社会で生産に使われるはずの資金がかならずある程度減少する結果になる」(349頁)からです。


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テレビ出演 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 6月20日(土)17時05分47秒 返信・引用 編集済
ひろせ君の以前の書込み「東奔西走右往左往」で、“電子黒板”に触れていましたが、成る程、これだったんですね。何だか無理やり予算を消化しようとしている気がしないでもないですね。
それにしても、テレビカメラの前でしゃべるひろせ君、堂々として貫禄ありましたね。
鳩山邦夫さんみたいでしたよ、お腹のあたりが。

ところで、小生の姿もNHKで放映されたことがあります。
今を去ること28年ほど前、神奈川県の三崎港からの遠洋マグロ船の出港シーンで、それを見送る小生の顔がクローズアップされて短くない時間流されました。全国放送でした。
にもかかわらず、友人達からは何の反応もありませんでした。
それもそのはず、日曜の朝5時放送の「明るい漁村」なんて番組、見てる人いませんよね。


蛇足ながら、ひろせ君限定情報。
喫茶店『ゴゴ』の息子さんて、川瀬さんて名前じゃなかったですか?小生の知っているのは親父さんだけですが。


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Re: 霞ヶ関出張 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月18日(木)09時54分33秒 返信・引用 編集済
> No.1079[元記事へ]

ひろせ先輩、テレビ出演おめでとうございます。
今日でも見れましたよ。

あのインタビューは何の打ち合わせもなく、いきなりされたのですか?
流石に二紫会総会で鍛えられているので、緊張もせず、普段とおりに話せたのでしょうね。

ニュースの内容からの印象では、電子黒板の必要性をあまり感じなかったのですが・・・
これでは単発で終わり、株式相場に影響が出てきそうにないですね。
とはいうものの気になるので、月曜日にパイオニアが急落すると買いにはいるかもしれません(笑)

市場は今、IT関連ではなく、電池関連に向いているので、経済対策を打つのであれば、市場が興味を示している電池関連に一気に投資すればと思うのですがね・・・


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霞ヶ関出張 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 6月17日(水)20時39分27秒 返信・引用
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090616113&n_url=137774

↑ 明日には観れなくなっているかもしれません。

 昨日は往復とも富士山をみることができませんでした。
 霞ヶ関も,昨日はいろいろな出来事があって,1件目の会議が終わった後,日比谷公園で休もうと入ったところ,舛添さんに会いに来ていた肝炎の団体の人達を見ました。自分もニュースに出たけど,舛添さんのニュースを観て「昼間の人や」と思いました。
 午後は,その建物の○境省に用事があったのですが,○○○学省と違って,厳戒態勢でした。事前のアポがないと建物の中には全く入れない状態でした。どうりでアポを取ったときに「登録しておきます」と言うはず。登録者じゃないと入口で電子IDカードをもらえません。

 私の席の前に沖縄県の人達が座っていましたが,「かりゆし」のクールビズでした。



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お詫び 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月16日(火)18時35分13秒 返信・引用
 京都をしばらく留守にする用事ができたため、今回の『国富論』読書会の連載が少し遅れたことをお詫びします。


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『国富論』(23) 第2編 第2章 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月16日(火)18時30分18秒 返信・引用
 前回では、銀行が過剰な貨幣発行額を抑制するために、事業主が望むだけの信用供与をしなくなり、そのため一部の事業主は手形の振り出しと逆振り出しという方法を使うようになった、と書きました。
 手形の振り出しと逆振り出し (drawing and re-drawing) とは、スミスの例ではつぎのように説明されています。エディンバラの商人AがロンドンのBを支払人として期間2か月の手形を振り出します。BはAに何の債務もありませんが、その手形の支払い期日前にAを支払人としてAの金額に利子と手数料を上乗せした期間2か月の手形を振り出したとします。AはBを支払人にした手形を満期の2か月前にエディンバラの銀行にもっていって割り引いてスッコトランドの銀行紙幣を受け取り、BはAを支払人にした手形を満期の2か月前にロンドンのイングランド銀行にもっていって割り引いて紙幣を受け取ります。さらに、Aは、つぎの2か月が終わる前にBを支払人とした期間2か月の第二の手形を振り出し、Bは第三の2か月が終わる前にAを支払人とした期間2か月の手形を振り出す、・・・というように継続でき、スミスは「この方法は融通手形による資金調達 (raising money by circulation) と呼ばれている」(316頁)と言っています。

 スミスは融通手形による資金調達の問題点を以下のように指摘しています。
 (1)経費がかかること。
 上の場合、手形はそれまでの利子と手数料を上乗せした金額でAに戻ってきます。スミスは金利年5%、手数料は振り出しごとに0.5%としていますが、年6回続けられた場合の
調達資金には最低でも年8%の経費がかかると言っています。「起業家はもちろん、巨額の利益が得られるという見通しを黄金色の夢のなかでたてていた。だが、計画した事業が終わるか、計画をそれ以上実行できなくなって目が覚めたときに、巨額の利益を獲得できていることはめったになかったと思われる」(316頁)と言っています。
 (2)手形の支払いは形だけのものであること。
商取引の実体のない手形なので、「融通手形によって銀行の金庫から流出した資金の流れが、実際に流入してくる資金の流れによって補充されることはない」(317頁)と言っています。また、流通に必要な総額を超える部分であり、金貨や銀貨と交換するためにすぐに銀行に戻ってきたことにも言及しています。
 (3)銀行が融通手形の資金調達を見抜くことが困難なこと。
 二人が同じ銀行で割り引いていれば簡単に見抜けますが、別の銀行で割り引いたり、二人だけでなく多数の起業家の間を迂回させていれば、銀行は簡単には見抜けません。見抜いたときには手遅れになっていることもあり、「これら起業家の手形の割引が巨額にのぼっているため、今後の割引を拒否すれば全員を破産させることになり、そして全員を破滅させる結果、おそらく自分も破滅しかねない事実に気づかされるのだ」(318頁)ということになります。このため、銀行は割引を渋るようになってきました。

 スミスは、「このような喧騒と窮迫のなかで、スコットランドの窮状を解消することを目的に掲げた銀行が設立された」(319頁)として、スコットランドの新銀行の営業内容とその新銀行が破綻せざるを得なかった理由を説明しています。
 また、イングランド銀行については、「イングランド銀行はヨーロッパ最大の紙幣発行銀行である。1694年7月27日に特別法に基づき、政府発行の特許状のもとで設立された」(324頁)として、その役割や歴史について説明しています。

 さらに、銀行の役割については、国内の資本を増やすことではなく生産的に使われる部分を増やすことであるとして、「事業主の資本のうち、当面の支払い用に現金で用意しておかなければならない部分はまさに遊休資本 (dead stock) であり、その状態にとどまっているかぎり、事業主にも国にも何も生み出さない。銀行の賢明な活動によって、事業主はこの遊休資本を生産的に使われる資本に転換できる。労働対象の原材料、労働手段の機器や道具、労働目的の食料に、つまり事業主と国にとって何かを生み出す資財に転換できる」(327頁)と言い、紙幣の役割については、「銀行が賢明な活動によって金貨と銀貨のうちかなりの部分を紙幣に置き換えれば、国の遊休資本のうちかなりの部分を生産的に使われる資本に、国にとって何かを生み出す資財に転換できる」(327頁)と言っています。そして、紙幣の発行が過剰になりすぎないように注意しています。

 また、国内取引は、事業者間の取引(卸売り取引)と事業者と消費者間の取引(小売り取引)の二つの部門に分けられるとして、小売り取引は少額の通貨が使われるので回転が速く、消費者は現金を支払うので事業者は現金を用意しておく必要がありません。他方、卸売り取引の場合は、「当面の支払い用に保有しておかなければならない現金はすべて、事業者が商品の仕入れ先である他の事業者との取引に使うものである」(330頁)ので、銀行の役割は卸売り取引でより大きくなる、と言っています。

 さらに、「紙幣が増えれば、通貨の流通量が増え、その結果、通貨の価値が下がって、商品の金銭価格がかならず上昇すると主張されている」(331頁)という議論を取り上げ、「通貨として使われなくなる金貨と銀貨の総額はつねに、通貨に加わる紙幣の総額に等しいので、紙幣のために通貨の流通量が増えるとはかぎらない」(331~332頁)としています。しかし、紙幣が約束手形ですぐ金貨や銀貨に交換できない場合や、紙幣の保有者に何年か後でなければ交換できないような条件がついて利子が付かない場合には、この紙幣は金貨や銀貨より価値が低くなると言っています。そのような例として、スコットランドの選択条項 (Optional Clause) を書き込む銀行券、兌換に条件をつけたヨークシアの紙幣、北アメリカの紙幣の例を挙げています。

 この章の最後でスミスは、「銀行家がある金額以下の額面で銀行券や持参人払い手形を発行することを禁止され、発行した銀行券について提示されしだい、ただちに無条件に支払いを行うよう義務づけられていれば、銀行業務のその他の面で完全な自由が認められていても、公共の安全を損なうことはない」(336頁)と言い、イングランドとスコットランドで銀行が急増していることに危険な動きだという人が多いが、それに対して、「自由競争によって、どの銀行も競争相手に顧客を奪われないように、顧客を大切にしなければならなくなる。一般的にいって、ある種の事業、ある部門の労働が社会に利益をもたらすものであれば、競争が自由に行われ、広範囲に行われるほど、社会にとっての利益が大きくなる」(337頁)と反論しています。


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株式投資レポート(11) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月16日(火)09時30分14秒 返信・引用 編集済
株を初めて1年が経ちました。ようやく資金の流れ、市場の注目動向がわかるようになりつつあります。(でも頻繁に予想を外します)

昨日まで日経平均が1万円を超えてましたが、今日は1万を割れて始まりました。
先週金曜日のSQ値も下回っていますので、しばらくは日経も調整期間に入りそうです。
先々週からは電池関連、農業関連、水産物関連、原油価格が上がっているので商社株、石炭株が上がり、昨日あたりから、大和総研が不動産のレーティングを上げたので、不動産と建設株などの公共投資関連に市場の注目が行き、資金はそちらに流れていきそうです。

一方で私はリーマン・ショック以来に売られすぎた銘柄が逆に買い戻されているので、その資金の流れに乗っかっています。
毎日、毎日その資金と注目がめまぐるしく動くので、大変です。
この2週間は一連の流れで動くのではなく、乱打戦になってます。
鉄鋼関連で出遅れた銘柄を狙ってますが、そろそろ吹き上がるはずなのですが・・・
栗本鐵工と旭テックを迷ったのですが、直感では旭テックだったのですが、栗本鐵工は昨日吹き上がり、旭テックは変化なし。
見事に予想を外してるので、今日はモチベーションが上がりません。
しかも今日は日経の調整日みたいだし・・・
ヨーロッパの経済危機も気になります。

日経が1万2千円まで上がると推測する向きもありますが、来週の株主総会のラッシュが終わり、SQ値を上まわっていれば、後は軽く達成しそうな勢いがあります。

来月あたりには1万2千を超えて、リーマン・ショック以前の株式相場に戻ってくれることを期待します。
そこから、少し遅れるかもしれませんが、企業の雇用情勢も向上すると思うのですが・・・
株価が上昇して、日本経済も持ち直すことをチョッピリ期待している今日この頃。


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推薦図書(28) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 6月14日(日)11時38分17秒 返信・引用 編集済
『落語的笑いのすすめ』(新潮文庫・桂文珍・H18年3月)
小生はかなりの落語ファンです。小生の持っている落語のテープやCDのほとんどは故人になった人のものですが、数少ない例外がこの桂文珍です。特にお薦めは、古典では『らくだ』創作では『老婆の休日』。面白いです。
そんな文珍さんが慶応大学で半年間、講義をしました。その内容をまとめてものがこの一冊。これまた面白いです。

たとえば、ソビエト時代には、スターリン・ジョークなんていうのが、よく作られました。誰が作ったのかわからない。たとえばこういうのがあります。ソビエト時代に、フルシチョフさんが、国家を代表していたことがありましたが、モスクワの赤の広場で「フルシチョフの馬鹿野郎」なんて言った人物が、すぐに国家警察につかまってしまう。その罪は二つあって、一つは国の代表を馬鹿にしたというものと、もう一つは国家の秘密をばらしたという二つなんです。

こんなジョーク一つとっても笑えますよね。
こんな話もありました。

笑いのツボというのは、その人の持っている知識とか、経験、育った環境、それから、体調とか、あらゆることが影響してまいりましょう。知らないと笑えないということもたくさんあります。ですから、人によって、笑う場所は違います。
そこで私は「笑腺(しょうせん)」という言葉を作りましたんですが、涙腺があると同じように、笑いの腺、笑腺というのがあるんではなかろうかと思います。
(中略)
みなさん、これから結婚しようとするわけですから、ぜひ、ここでおすすめしたいことがあります。それは笑腺の同じ人と結婚しなさいということです。笑腺の同じ人と結婚すれば幸せになれます。安くつきます。これはいいですよ。

ふむふむ・・・一理あるなあ。
自分達にはもう手遅れだけど、子供達に伝えておきましょう。


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超古代文明 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 6月12日(金)22時09分44秒 返信・引用 編集済
現在の文明が、人類史上最も進んでいる文明なのか。
超古代文明が存在していたのではないか。
オーパーツ(Out Of Place Artifacts=場違いの加工品)を意識したときに、それもあるのかもしれない、と思うと歴史も楽しみ方の幅が広がります。

http://www.geocities.co.jp/technopolis/9567/008.html

ひょっとしたら・・・わくわくどきどきしながら歴史を楽しむのも大事なことだと思うのです。
“トロイの遺跡の発掘”も、そんな少年のロマンから始まったのですから。


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SF小説ごっこ 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月12日(金)09時51分58秒 返信・引用 編集済
地質学者によると地層の断面を調べると、地軸が過去に4回移動しているとのこと。
エジプトのピラミッドは歴史学者によると2000年前のクフ王の時に作られたものとされていますが、物理学者が炭素の半減期で調べると約20年万年前に作られたと推測。
現時から20万年の間に一回は地軸は動いている。
地軸が動くと北極と南極の氷が解けるので、ノアの箱舟状態に地球はなるので、ピラミッドが存在することは不可能になります。
ということは地球が洪水の状態から普通に戻ったときに、よその星からピラミッドを持ってきた。
それほどの文明を持つ星が宇宙のどこかにある。
南米ペルーの遺跡マチュピチュも大昔にはその文明があり、現代のヘリコプターではない、何かによって大きな石を山の上にはこぶ技術があった。

キリストが生まれることは聖書の予言で当時の聖職者たちは知っていた。
キリストが邪魔になるファリサイ派の人達はキリストを殺害しよと試みましたが、キリストは生まれ、無事に成人しています。
キリストが生まれたのは馬小屋でもなく、謎の空間で生まれ、そこで成人するまで保護されていた。
成人すると、弟のイスキリを連れて、日本にやってきた。
イスラエルには別のキリストが他の星から送りこまれていた。
そして彼は地球人にできない奇跡を起こした。
彼は地球以外の星の知的生命体で、その星では地球では想像もつかない文明、技術をもっていて、地球が太陽の周りを365日で正確に公転させるだけの宇宙を動かす技術をもっていた。
地球は公転しながら、衛星として月が地球の周りを回っていますが、決して地球と月はぶつからない精巧な技術まで備えている。

当時、2人のキリストが存在した。
一人は日本、もう一人は中東にいて、さまざまの奇跡を起こした。
知的生命体が地球で生まれたキリストが安心して暮らせる場所として、日本を選んだ。


以上のことはすべて私の妄想です。
このような種でSF小説を書いてみても、やっぱり駄目でしょうね。


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Re: 気ままに思い出した旅行記(4) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 6月10日(水)22時53分54秒 返信・引用 編集済
> No.1070[元記事へ]

 日本語とヘブライ語が似ているとか,祇園祭とシオンの祭祀に共通点があって山鉾巡行とノアの箱舟がアララトに着いたのが同じ日だとか,そんな話大好きです。
http://newscience.air-nifty.com/blog/2007/10/post_a62a.html
 徳島にヘブライの遺跡があるという話もありましたね。

 源義経が大陸に渡ってチンギス汗になったとか,キリストが日本で亡くなったとかいう話もありますが,これも誰かが真偽を確かめてほしいものです。仮説としては突飛ですがおもしろい。

 以前読んだ本でインドネシア周辺に日本語と同じ単語が少なくないとありました。
 日本人のルーツは不確かなようですが,南方から流れ着いた人もいるのでしょうから,似た単語があってもおかしくないです。

 しかし,日本語は,何で主語+述語+目的語の語順にならなかったのでしょうね。
 そう意味で朝鮮語は日本語に近いですが,単語は結構違っていて,明らかに違うスミダ。


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「旅行記」を見て思い出したこと 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 6月10日(水)22時48分48秒 返信・引用 編集済
①インカ文明と日本人
以前、南米ペルーの『天野博物館』でプレ・インカ文明のチャンカイ遺跡の発掘物の、ある土器を見て、妙に感動したことがあります。「妙に感動」を言い換えれば、きのうち君のいうところの「懐かしい」思いということでしょうか。エクアドルの博物館でも同様な不思議な思いにひたりました。
ところがその後、南米のインディオにも蒙古斑(子供の頃お尻が青い、あれです)があることを知りました。蒙古斑は「基本的には、日本人、モンゴル人、インディオ(ネイティヴ・アメリカン、エスキモーを含む)しかない」ことを知り、更に縄文人とインディオはDNAが非常に似ているとの話を聞き、なるほどあの不思議な思いはそういうことか、と自分の中で納得したのでした。

余談ですが、ある時チリの人に、
「いつの頃か、我々の先祖が、アリューシャン列島を渡り、アメリカ大陸を南下しメキシコを通り、チリまで来たんでしょうね。」と言ったら、彼は即座に否定し、
「それは違う。我々の先祖が北上し、日本にたどり着いたのだ。」と、ニコリともしないで言いました。
立場がかわると、発想も逆になるんですね。

②キリストの墓
次女のアパート探しに青森に行ったとき、「キリストの墓→」という安っぽい看板を見たことがあります。親子で笑いながら通り過ぎたのですが、その後調べたら面白いこが分かりました。
・新郷村はかつて戸来(へらい)村と呼ばれていたがヘブライに起因するのではないか。
・八戸という地名はヘブライ語で神を意味する「ヤーヘー」が元来の呼び名ではなかったか。
・青森県で歌われる民謡の囃子言葉の「ナギャト・ヤーラヨー」は日本語では意味不明だが、ヘブライ語では「神の子、その神を見よ」となる。
・地元のある家の家紋が五芒星である。

歴史的興味はそそられますが、まだまだ納得するまでには至りません。
ユダヤ人と青森のその地区の人のDNAが近い、との発見でもあれば面白いのですがね。


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気ままに思い出した旅行記(4) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月 9日(火)10時22分45秒 返信・引用 編集済
独身時代はユースホステルかバックパッカーズに泊まっていましたが、結婚してからはホテルに泊まることが多く、当時はインターネットも普及してなかったので、ネットでホテルを予約することもできず、着いた空港で公衆電話から電話帳をめくり、安そうなホテルを探して、電話予約してました。

パリに行ったときのことです。
電話帳で調べて、電話したときに部屋が空いていて、予算も合うホテルがあり、そこに決めました。
そのホテルが「当たり」になるか「はずれ」かはその旅の楽しみにしてました。
泊まったホテルが「ゲットー」近くにあり、ユダヤ人街にあったようです。

その「ゲットー」の中に入ったときはびっくりしました。
多分、スファルディーユダヤの人達が住んでいるとは思いますが、パリの中の日本みたいなのです。
会う人のほとんど、顔の輪郭や雰囲気が日本人みたいなのです。
イスラエルを旅したニシムラ君に確認したところ、彼はそのように感じなかったみたいなので、私のひとりよがりかもしれません。

「ファラフェル」というピタパンに野菜とコロッケを挟んで食べる、サンドイッチみたいなものを食べましたが、外国なのに何故か懐かしい味だったように記憶してます。
ヨーロッパでは時々日本的な食べ物に出会うことがあり、それも楽しみのひとつです。

もしかしたら、古代では繋がっていたのかもと、いろいろ想像したりもします。
「竹内文書」では青森県新郷村にキリストの墓があるとのことです。
ゴルゴダの丘近辺でなく、しかも弟のイスキリの墓も隣にあるとか。

モーゼがシナイ山で神から頂いた、十戒の石版も不思議に消えており。
宇野正美氏によると日本にあるのではないかとのこと。

ヨーロツパ、中東と日本は飛行機がある現在は近いですが、古代では何かで交流し、姿形や食べ物でその名残が残っているのでしょうね。


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『国富論』(22) 第2編 第2章 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 6月 6日(土)11時44分59秒 返信・引用
 第2章 社会の総資本のうち特殊部門としての通貨、すなわち国民資本の維持費(Of Money considered as a Particular Branch of the General Stock of the Society, or of the Expence of Maintaining the National Capital)

 すでに見てきたように、一国の年間の生産物の総額は、労働の賃金、資本の利益、土地の地代として住民に分配され、住民の収入になります。しかし、「国の実際の富も、総収入ではなく純収入に比例する (Their real wealth too is in proportion, not to their gross, but to their neat revenue)」(290頁)のですから、つぎのような関係があります。
   全住民の純収入=全住民の総収入-固定資本の維持費-流動資本の維持費
つまり、純収入は資本を食いつぶさないものになります。

 ここで、純収入を求めるために、固定資本を維持する費用を差し引くことは明らかですが、問題は流動資本を維持する費用とは何かです。スミスは、流動資本を通貨、食料、材料、完成品の4つに分けていますが、食料、材料、完成品は、流動資本から取り出されて消費財か固定資本に使われるので、固定資本の維持に使われる部分以外は差し引く必要はありません。「このため、社会の流動資本のうち、純収入の算出にあたって維持に要する経費を差し引く必要があるのは、通貨の部分だけである」(292頁)ということになります。
 固定資本と通貨とが社会への影響という点でよく似ている点を三点挙げています。
 (1)両者は、必要な量を確保した後はその維持に経費がかかる点。
 (2)「事業用の機器や設備などは個人と社会の固定資本の一部だが、それ自体は個人にとっても社会全体でみても、総収入、純収入の一部にならない」(293頁)ように、通貨は流通の大車輪ですが、総収入や純収入の一部にはならないという点。
 (3)「ある機器を使う労働の生産性を低下させることなく、その機器の製作と維持に必要な経費を節減できれば、社会の純収入を増やせるように、流動資本のうちの通貨でも、必要な量の確保と維持にかかる経費を節減できれば、同じように社会の純収入を増やせる」(296頁)という点。

 この第3の点でスミスは、金貨と銀貨の代わりに紙幣が使われていることを挙げ、「紙幣 (paper money) にはさまざまな種類があるが、銀行や銀行家が発行する手形である銀行券 (circulating notes of banks and bankers) がもっともよく知られており、紙幣の目的にもっとも適していると思える」(296頁)と言って、説明しています。
 銀行が10万ポンドの約束手形 (promissory notes) を借り手に発行したとします。一部は支払いを求めて銀行に戻りますが、一部は長期にわたって流通し続けます。したがって、銀行は支払いのために、たとえば2万ポンドの金貨と銀貨を金庫に用意しておけばよいことになります。つまり、8万ポンドの金貨と銀貨が流通しなくてもよいことになります。
 同じように、一国全体で必要な通貨は100万ポンドだったとすれば金貨と銀貨がその分必要です。ここで銀行が100万ポンド分の約束手形を発行し、20万ポンドの金貨と銀貨を金庫に準備したとします。すると、80万ポンドの金貨・銀貨と100万ポンドの銀行券の合計180万ポンドが流通していることになります。年間生産物の流通には100万ポンドあればよいので、80万ポンドの通貨が余分になります。このため、国内で使用できるのは紙幣であり海外で使用できるのは硬貨なので、80万ポンドの金貨と銀貨が海外に送られ,中継貿易(carrying trade) の基金になり、その利益が自国の純収入に加わる、とスミスは言っています。これが国内で消費する商品のために使われたとすれば、外国産のワインや絹織物等の消費は生産を増やすことはないが、原材料、機器、食料品の買い増し等に使われれば、「産業を刺激する。社会の消費は増加するが、増加した消費をいつまでも支えられる原資を作り出す」(299頁)ので、社会の収入は増加する、と言っています。つまり、「金貨と銀貨が紙幣に置き換えられると、社会全体の流動資本で支給できる原材料、機器、生活必需品の総量は、以前にこれらの購入に使われていた金銀の全価値だけ増加しうる」(300頁)ということになります。

 スミスはまた、「ある国で容易に流通できる各種紙幣の総額は、紙幣に取って代わられる金貨と銀貨の価値、つまり取引量が変わらないと想定した場合に、紙幣がなければ流通するはずの金貨と銀貨の価値を超えることができない」(305頁)と言っています。紙幣が国内取引を超えたような場合は、その分は国内でも海外でも使えないので硬貨(金貨や銀貨)と交換することになるというのが理由です。
 さらに、銀行の経費として、通常の事務所の賃貸料、使用人、事務員、会計係などの賃金以外に、銀行業務に特有な経費として、「第一は、自行が発行した銀行券の保有者からときおり求められる支払いに備えて巨額の硬貨をつねに金庫に用意し、その分の利子を失うことで負担する経費である。第二は、ときおり求められる支払いに応じて減った硬貨を補充するために必要な経費である」(305頁)と、二つの経費を挙げています。
 紙幣が国内取引を超えて余分になった場合には、その部分が銀行に急速に環流してくるので、金庫に大量の硬貨を用意する必要があるという第一の経費が発生します。銀行から引き出された硬貨は、国内では必要量を満たしているので海外に向かうようになります。この金と銀の輸出から、銀行は金貨と銀貨の補充が難しくなり第二の経費が多く発生することになります。
 スミスはこの問題を、紙幣の発行額を多くし過ぎたイングランド銀行とスコットランドの銀行を取り上げて説明しています。そして、「大胆な起業家がイングランドでもスコットランドでも事業を拡大しすぎたことが、紙幣流通の過剰をもたらした根本原因であった」(309頁)、そのため、銀行が信用供与に注意を払うようになったので、事業主の一部は手形の振り出しと逆振り出しという方法を使うようになった、と言っています。


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健康管理 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月 6日(土)09時32分52秒 返信・引用 編集済
最近、朝起きると頭痛があり、薬局で買ってきた鎮痛剤を飲んで、痛みを紛らわせてきました。
時々、立ちくらみもあり、多分 血圧が上がっているだろうなと思ってました。
恐る恐る、近くのスーパーに血圧測定器が置いてあり、無料で測れるので、調べてみました。
すると上が170、下が100.
一瞬、自分の目を疑いました。
2回目も同じで、動揺した3回目には180と110になってました。
下(心臓の拡張期)が90、上(心臓の収縮期)が140以上が高血圧とその器具の説明書にあります。

鎮痛剤をしばらく飲んでいたので、胃も変調をきたしてました。

それで、観念して降圧剤を飲むことにして、近くの開業医さんに行きました。
そしたら、高血圧の自覚症状があるにもかかわらず、放置していたので、
「自分の体をもっと大切にしろ」と怒られてしまいました。

血圧が高くなると、血管壁が血流に負けないように厚くなり、場合によってはプラスチックのようになることもあるそうです。
そうなると動脈硬化に発展し、コレステロールやトリグリ(血中脂肪値)が高いと合併症を引き起こし、脳内で起こると脳血管障害に、心臓を動かしている冠状動脈で起こると心筋梗塞になってしまうそうです。

10年先を考えて、健康に暮らすために、今から血圧のコントロールをするようにとのことでした。

私も先生や山崎先輩と同じで、十二指腸潰瘍もちです。
ただ、潰瘍については自覚症状がないので、知らず知らずのうちに再発再燃を繰り返しているようです。
これは数年前、内視鏡検査で分かりました。

鎮痛剤によって発症した胃炎の治療。
そして降圧剤を飲み続けることになりました。
健康は大切です。
自覚症状があるときは逃げずに病院に行きましょう。


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赤穂 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 6月 3日(水)22時33分55秒 返信・引用
 赤穂は細君の両親の実家があり,お墓参りや法事で度々行っています。

 大石神社のほか,花岳寺,赤穂城址などの史跡のほか,赤穂御崎や海浜公園など楽しめるが意外にあります。
 おみやげは,やっぱり「しほみ饅頭」。かんかわ本舗のものが評判がいいようです。私は饅頭が塩味というのに抵抗を感じましたが,食べてみるとあっさりしておいしいものです。

 赤穂から岡山側に10キロほど走ると,日生(ひなせ)という漁港においしいお寿司屋さんがあります。

 細君の親戚の大半が赤穂や兵庫県内なので,親戚の集まりでは勿論赤穂浪士は義士という位置づけで,まるっきり阪神ファンが浅野内匠頭ファンに変わったような状態。吉良の援護などしたら,ひどい目に遭いそうです(笑)。

 それにしても,1日4時間の運転で疲れるだなんて,まだそんなに老け込む歳じゃないでしょ>きのうちさん


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ETC 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 6月 1日(月)09時47分25秒 返信・引用 編集済
日曜日はETC割引で赤穂まで潮干狩りをするつもりで行ってきました。
まだ、ETCレーンのバーが上がるのか不安なので、後続車に悪いとは思いつつも、ついつい直前でブレーキを踏んでしまいます。
減速してノーブレーキで突っ込んでいる車もあるようですが・・・・
中国自動車道の宝塚と西宮北間は慢性的に込んでいるので、避けて中国道に入りました。

赤穂まで2時間で到着し、昼はキャンプ用のコンロで湯を沸かし、カップラーメン。
次回は飯ごうを持って行って、ご飯を炊こうかなと思いますが、女性は洗い物ができるので、嫌がるようです。

折角、2時間もかけていったのに、潮干狩りだけが、あいにく休業日になってました。
赤穂わくわくランドに行ったのですが、園内には変った遊具や乗り物があり、子供にとっては天国のようでした。
人は少ない、犬もOKでゆっくりできました。

帰りに大石神社にお参りしたかったのですが、子供がなかなか腰を上げてくれず、帰りの道の渋滞が気になり、参拝できずでした。
「忠臣蔵」のDVDを車で見て、プレ研修させてから、赤穂という地理、歴史の勉強も兼ねて
行くべきでした。
ETC割引が使える間は、その訪れる土地に合わせた歴史関連のDVDを借りてこようと思います。
(これって教育パパ?)

海を見ていると、普段の喧騒を忘れて、不思議におおらかな気持ちになれます。

子供は車の中でDVDを見ていて、それが終われば目的地に着いているのですから、
「ここは気に入った。また来たい」といいますが、運転する者の気持ちになってほしいものです。

帰りは中国自動車道が宝塚を先頭に15キロの渋滞、山陽道との合流地点でも5キロの渋滞になっていたので、三田北で降り、一般道で帰ってきました。
三田市に有名なコロッケ屋さんがあり、そこでコロッケを買ってきました。
しばらく、西方向に車で行くときは三田のコロッケ屋さんに寄ることになりそうです。
多分、今日の夕食はコロッケです。
「水だき」が食べたいのですが・・・

1日で往復4時間の運転、疲れました。(歳かな・・・・・・泣)


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東奔西走右往左往 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月31日(日)11時08分42秒 返信・引用
 最近忙しくしています。

 緊急経済対策の補正予算で,太陽光発電設備の設置,電子黒板に対応した地デジ50インチテレビの導入のほか校庭芝生化などのエコ改修を進めなくてはならなくなって,どうやって金を使おうかと頭をひねる毎日です。
 今年の1月にこんな方針が出ていればジタバタしなくてもよかったのですが,今頃こんなことを言われても,設計スタッフは当初予定していた仕事で手一杯で,それでも「せーなあかんねん」と無理やり持ちかけています。これでは当初予定していた設計作業までもが遅れていく可能性さえあります。
 設計ができても契約は入札にしなければならないので,一般競争入札だったら公告期間を含めると2箇月はかかります。
 しかも,年末になったら太陽光パネルもテレビも不足するのではないかと危惧されます。

 そんな状況なのに,日を追うごとに内外から「もっとやってくれ」。
 「いらん!」と内心で思いつつも,普段は100万円の予算増もなかなか聞き入れられない中,その100倍・1000倍の予算が降り積もっていくのをうらみつつ,何とか有効に使おうと考えています。

 太陽光パネルは設置率がドイツ・スペインに抜かれて3位に落ちましたし,シャープもドイツのメーカーに抜かれて世界第2位の生産量となったので,環境対策の側面だけでなく,政策的にもテコ入れをしたいのだと思いますが,一部ではシリコンの不足もささやかれています。それにこれは雇用への波及効果がそれほど高くないようにも思います。
 また,テレビやエコカーも基幹産業の保護ということでは,アメリカによるGMの国営化よりマシかもしれませんが,経済効果・雇用対策としては決して高くないような気がします。しかも,効果に継続性があるのやらないのやら。

 そもそも,去年の9月頃,首相はリーマンブラザースの案件で不況へ転化しようとする時に「日本の金融対策はこれまで万全の対策をしてきたので,心配する必要がない」という趣旨のコメントしていたのでは。
 その時点では自動車をはじめとする不況拡大を予想できなかったとしても,2月くらいには21年度当初予算の変更を打てたのではないかと思います。当初予算を通すのがやっとという政権では,情勢分析ができたとしても途中でシフトする能力もなかったのかもしれませんが。


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党首討論 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月31日(日)09時59分6秒 返信・引用
次の総選挙で政権が交代するのかもしれないという状況下での現総理大臣と次期総理大臣候補の党首討論ということで注目していましたが、全くの期待はずれでした。
この二人であれば、憲法改正問題まで含めた根本的な「国としてのあり方」をテーマにすべきだし、少なくとも北朝鮮の核実験問題に触れるべきだったと思います。細かい問題に終始し、なんと小粒な党首達でしょう。

自民党に対しては官僚主導やバラマキ政策に不満だし、民主党では安全保障や外交政策に不安です。こんな二党からしか選べない今の選挙制度に苛立ちを抑えきれません。
いっそのこと自民党と民主党のまともな連中が一緒になって新党を立ち上げてくれませんかね。


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『国富論』(21) 第2編 第1章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 5月29日(金)16時51分58秒 返信・引用
 第1章 資財の分類(Of the Division of Stock)

 スミスは蓄えた資財の用途を二つに分類しています。一つは直接の消費のための蓄えであり、他はそれを用いて収入と利益を得ようとする蓄えで資本とよんでいます。
 さらに資本を、流動資本 (circulating capitals) と固定資本 (fixed capitals) に分類しています。流動資本とは、動かしてはじめて利益の出る資本で、「交換の流れ、つまり回転、流動によってのみ利益を生み出すことができる」(281頁)ものを言います。固定資本とは、「所有者が変わらないまま、その後の回転、流動がないまま収入と利益を得られるものに使う」(281頁)ものを言います。
 業種によって、流動資本対固定資本の比率には違いがあります。たとえば、仕立業や靴屋の場合はこの比率は高く、製鉄所や炭鉱ではこの比率は低いという例を挙げています。

 社会全体の総資財 (general stock) も、直接消費にあてる部分、固定資本、流動資本の三つに分類されています。
 最初の直接消費にあてる部分は、「その性格上、収入や利益を生み出さない。ここに入るのは最終的な消費者が購入した食料、衣料、家具などのうち、まだ完全には消費されていないものである」(282頁)とし、住むためだけの住宅もここに入ると言っています。賃貸住宅の場合は、所有者には資本の機能を果たしているが、社会全体でみると賃貸料は労働、資本、土地の源泉から得たものなので何も生み出していない、としています。
 第二の固定資本の場合は、さらに以下の4つに分類しています。
  (1) 事業に使う機器や道具
  (2) 事業に使う建物で、店舗、倉庫、作業場、農場の家屋と農業に必要な厩舎と倉庫など
  (3) 土地の改良で、原野の開拓、排水設備の整備、囲い込みなど
  (4) 取得した有用な能力で、労働者の技能や技術の向上など
 第三の流動資本の場合も、さらに以下の4つに分類しています。
  (1) 通貨
  (2) 食料品の在庫で、肉屋、牧場主、農業経営者、穀物商、醸造者らが所有する在庫
  (3) 衣料、家具、建物の原材料で、まだ製品になっていなく、農業経営者、製造者、織物商、材木商、大工や建具職人、煉瓦製造者らが所有しているもの
  (4) 販売されていない完成品

 そして、流動資本の「この四つの部分のうち、食料、原材料、完成品の三つは、一年間に、あるいはそれより短期間または長期間に、流動資本からたえず取り出されていき、固定資本か直接の消費にあてる資財の一部になる」(285頁)と言っています。つまり、固定資本は流動資本から来ており、それを維持するには流動資本が必要であるということになります。したがって、「国民が豊かなのか貧しいのかは、固定資本と流動資本によって、直接の消費用の資財を豊富に供給できるのか、それともわずかしか供給できないのかに左右される」(286頁)ということになります。
 他方、このように直接の消費と固定資本にたえず取り去られる流動資本は、たえず補給されなければなりません。スミスは、「補給は主に土地の生産物、鉱山の生産物、漁場の生産物の三つの源泉によっている」(286頁)と言っています。


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トヨタ対ホンダ 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月29日(金)09時53分10秒 返信・引用 編集済
昨日は住友大阪セメントが燃料電池市場に参入の報道で、株価が急上昇しました。
電池関連では、GSユアサや日本電工株も上がっています。
しばらくは電池関連が上に引っ張ってくれることを期待してます。
その電池関連では、ハイブリッド車が売れ行き好調のようです。
今日の新聞では、ホンダ(インサイト効果による)が6ケ月ぶりに前年比を上回ったと書かれていました。
このまま景気が回復してくれればいいのですが・・・

トヨタにはハイブリッド車としてプリウスがあります。
プリウスは3ナンバーで価格は205万
インサイトが5ナンバーで価格は189万
ホンダはトヨタとは違う市場と安い価格で「差別化戦略」を取ってました。
それがトヨタのプリウスの新型は205万で旧型は189万にしてきました。
強者のトヨタがホンダの「差別化戦略」をなきものとするために真似をする「模倣戦略」を取り始めました。
この戦いはどうなるのでしょう?
両社とも大企業なので、片方は差別化戦略を取り続けるでしょうし、もう片方はその戦略を潰しにかかると思います。
このような競争が始まったということは日本経済復活の日が近づきつつあるかもしれません。


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サラリーマン川柳 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月24日(日)11時40分51秒 返信・引用
毎回楽しみにしているサラリーマン川柳の今期の入賞作品が発表されました。
小生のお気に入りは
・朝バナナ 効果があったの お店だけ
・僕の嫁 国産なのに 毒がある
・円下げて! ドル上げないで! 株上げて!

過去の作品のお気に入り
・「前向きに」 駐車場にも 励まされ
・「窓際」も いまや高嶺の 激戦区
・職安で 働かせてよ この盛況
・能あるが 隠しっぱなしで もう定年

「上司」を題材にしたものも面白いものが多いですね。
・「今帰る」 妻から返信 「まだいいよ」
・プロポーズ あの日にかえって ことわりたい
・まだ寝てる 帰ってみたら もう寝てる
・目は一重(ひとえ) あごは二重(ふたえ)で 腹は三重(みえ)

ユーモア、ウイット、風刺、自虐・・・。“サラリーマン川柳”もひとつのジャンルとして確立した感があります。
ところで、つい最近知ったんですが、「川柳」とういのは柄井川柳(からい・せんりゅう)という人の名前からきているんだそうです。知ってました?


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Re: お教え下さい 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月23日(土)16時43分53秒 返信・引用 編集済
> No.1057[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 自分の仕事を進めるにあたり、日本国内に限らず色々な情報を入手したいのですが、医学学会のホームページで今回のインフル(H1N1型)の情報を取るのに海外の医学学会での見解を調べてますが、沢山ありすぎて、どの学会の情報を見て採用して、対処すればよいのか分からないのですが、ご存知の方があれば教えていただけないでしょうか。

 国外までカバーするかどうかは別として,官公庁や病院も参考にするのはページです。
 いろいろな見解が出ますが,社会性を求められる法人・事業所の感染症に対する認識は諸説各論に入り込んでしまうわけにもいかないと思います。
 鳥インフルエンザの時もO157の時も,このページにアクセスが集中したようです。

感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html


 同志社大学もとうとう27日まで休講になってしまいました。
 今日,西門前を通ったら,門が閉ざされてました。
http://www.doshisha.ac.jp/news_contents/swine_flu/index.html


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Re: 浄瑠璃寺の春 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月23日(土)16時41分30秒 返信・引用
> No.1055[元記事へ]

5,6年前、家族で京都駅から貸切のタクシーに乗って、
「浄瑠璃寺、お願いします。」と言ったら、
「えっ?それって何処にあります?」と聞かれてしまいました。
京都のタクシーにとって浄瑠璃寺は京都ではないんでしょうね。
あの時は、同志社大学田辺校舎を横目で見ながら、運転手の勧めに従って観音寺、蟹満寺で国宝の仏像を拝んでから、浄瑠璃寺、岩船寺へ行きました。
高校時代にも訪れましたが、本当に鄙びた所にあるお寺ですよね。“京都”というよりもやっぱり“奈良”っていう風情です。お陰で戦禍からもまぬがれ、平安時代の塔や仏像、そして庭がそのまま残っています。
浄瑠璃寺の池の淵に立って中を覗いていたら、餌をねだるように数匹の亀が寄ってきました。随分人懐こい亀だなと思っていたら、ずっと沖のほうからも次から次と現れ、いつしか亀の数は数十匹に。いやはや忘れられない感動的なシーンになりました。

この長閑さは、やっぱり“奈良”的だよなあ。


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『国富論』(20) 第2編 はじめに 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 5月22日(金)09時14分49秒 返信・引用
 第2編 資本の性格、蓄積、利用(BOOK Ⅱ Of the Nature, Accumulation, and Employment of Stock)

 はじめに (Introduction)

 これから第2編に入っていきます。
 第2編では、「資財の性格、資財が蓄積されて各種の資本になることの影響、資本のさまざまな利用の影響を説明していく(to explain the nature of stock, the effects of its accumulation into capitals of different kinds, and the effects of the different employments of those capitals )」(278頁)という内容になります。

 自給自足を中心とする分業のない未開の社会では、資本や資財を前もって蓄積しておく必要はありませんが、分業が行われて交換が中心となる社会では、自分の生産したものが売れるまでの間、生活を支えるもの、仕事のための原材料と道具を確保できる資財を蓄積しておく必要があります。「資財の蓄積はその性格上、分業に先行しなければならないので、分業は資財の蓄積の進展に応じてしか深化していかない」(277頁)ということになります。つまり、分業の進展 → 原材料や道具の量の増加(資財の蓄積) → 生産性の向上と仕事の細分化となりますので、「どの国でも、労働者を雇うために使われる資本の総量が増加するとともに労働の総量が増加するだけでなく、資本の増加の結果として、同じ量の労働による生産量が大幅に増加する」(278頁)ことになります。

 以上のような問題を、この第2編では以下のように説明されています。

 第1章では、個々人の所有する資財と社会全体の資財の分類の説明、
 第2章では、総資本のうち特殊な部分である通貨の性質と作用の説明、
 第3、4章では、資本はその所有者が使うこともあれば、誰かに貸し出されることもありますが、そのそれぞれについての説明、
 第5章では、資本の用途が、労働量と、土地と労働の年間生産物に与える影響についての説明、
という内容の構成になっています。


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お教え下さい 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月20日(水)21時06分41秒 返信・引用 編集済
前回にネガティブな内容で書き込みしたので、会員の方々を寒い思いをさせたかもしれません。
普通に生活してます。

今日の株ではゴールドウィンとパイオニアで少し利益がでました。
ゴールドウィンはストップ高まで行くと予想してましたが、途中で投げました。
明日は銀行がバックに入って、倍化するのではと噂の消費者金融株(京都本社)を注目してます。
このように普通に生活してますので、心配ないと思います。

今回のインフルは弱毒性だと報道されたり、免疫(抗体)がないから危険だと報道されたり、テレビ新聞報道に翻弄されています。
政府はあまり騒ぎ立てると経済活動に影響を及ぼすので、すべてを国民に明らかにしないと思います。それはそれで政府の立場とすれば当然のことと認めます。
ただ、私は一社会人として適切な対処をしたのか、していないのかが問われます。
自分の仕事を進めるにあたり、日本国内に限らず色々な情報を入手したいのですが、医学学会のホームページで今回のインフル(H1N1型)の情報を取るのに海外の医学学会での見解を調べてますが、沢山ありすぎて、どの学会の情報を見て採用して、対処すればよいのか分からないのですが、ご存知の方があれば教えていただけないでしょうか。


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阪神地区は大変なことになってます 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月18日(月)15時40分52秒 返信・引用 編集済
新型インフルエンザ発生で子供の学校は1週間休みになってます。
駅前に先ほど行きましたが、かなりの人がマスクをしてます。
薬局にはマスク売り切れの表示だけが輝いてます。
どこもに行っても買えません。
近くのコンビニでは次に夜中の3時に入荷予定らしいですが、今朝も9時の入荷と同時に売り切れたらしいです。

当職場も3日間は休みにしました。
三宮の銀行と三宮駅前のコンビにでも発生し、心なしか人通りが少ないようです。
今後の状況にもよりますが、映画「パンデミック」みたいにならなければいいのですが・・
映画館やコンサートなど人が集まるところは閑散とすることが予想され、経済活動を行うのに大変な支障が発生してます。

株式市場もダイワボウ、シキボウが寄り付きなしのストップ高となり、インフルの影響があるとの憶測から日経もかなり下げました。(一部例外がありますが)

どのルートで神戸に入って来たのでしょうね。


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浄瑠璃寺の春 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 5月17日(日)21時18分0秒 返信・引用
昔読んだ堀辰雄の小説では、奈良に所在していると思っていましたが、実は京都府木津川市にありました。
浄瑠璃寺と岩船寺に行きましたが、まさに極楽浄土の世界でした。どんな仏像とか寺の配置とかはもう関係なく、ただただ、鶯の囀りと蛙の声だけで心が洗われたようでした。
こんな世界、まだ日本にあったのが嬉しいです。


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Re: 雑感(2) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月17日(日)20時53分51秒 返信・引用 編集済
> No.1053[元記事へ]

 思うに,国会議員には,旧大蔵省や旧自治省出身等官僚出身の議員がかなりいます。東大卒の国会議員というのは,そういう人が多いです。
 そうしたアタマのいい(?)人もいますが,国会議員の集団にもいろいろな人がいて,総じて政策形成能力や事務能力が高いとは言えず,これまで議員立法が極めて少ないことも周知のとおりです。
 国会議員に欠員が出ると,霞が関官僚が引っ張り出されたりすることが少なくないのですが,そうした官僚とのコネクションが続く限り,徹底した公務員改革ができるはずはありません。
 質問の原稿やネタ提供を官僚に求めるような国会議員がいる原状では,政治家主導の政治などできるはずがありません。

 要するに,わが国には,一定の能力を持った人の中に,政治家を志向しようというボランティア精神にあふれた人がいないということでしょう。賢い人は,自ら政治リーダーなどにならず,面倒な政治は物好きで要領の悪い政治家か,日本のことは大して考えていないけど国の仕組みを少しは知っている官僚出身者に任せている,ということではないでしょうか。

 同志社人に議員があまり多くないのはどういう理由なのか・・・。


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Re: 雑感(2) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月17日(日)10時53分31秒 返信・引用 編集済
> No.1052[元記事へ]

8期生 きのうちさんの発言へのリプライです。

> 特に深刻なのは財務省だ。
> そんな矢先に起こったのが政治資金規正法違反による「大魔王」小沢の公設秘書の逮捕だった。
>
> どのような経緯、背景があったのかは詳しくは知りませんが、国家公務員の人事権の問題を早く改善してもらいたいと思います。
> このようなことを書くとまた「官」や「民」の次元でしょうかと罵倒されるかもしれませんが、われわれの子供の世代のことを考えると、日本政府が官僚政治から一刻も早く脱却することを希望します。


「官僚支配の打破」
これは何とか実現してもらいたい大きな課題ですね。

政治評論家の屋山太郎氏も
「このまま衆院選になれば反官僚の民主党政権になるのはほぼ確実。小沢の公設秘書の逮捕劇はそれを恐れた警察官僚が動いた可能性が高い。」(手元にコピーが無いので正確な文章ではありません)というようなことを言っていました。
税務署組織を持つ財務省官僚は、国会議員ほぼ全員の金の流れを握っている、とも言っています。官僚に敵対する内閣が発足すると、それらがマスコミにリークされ・・・。
そういえば、公務員制度の改革に積極的だった安倍内閣の時、松岡大臣や赤城大臣の不祥事が次々と暴露され、結局内閣は潰されてしまいました。
官僚にマスコミが踊らされ、そのマスコミに国民が踊らされ、彼らの思い通りの世論が形成され、更に官僚支配は続いていくという恐るべきこの構図を我々国民が認識する必要があると思っています。
マスコミも議員の女性問題なんぞは三流週刊誌に任せておいて、視点を高く持ち、もっともっと大きな問題にメスを入れてもらいたいものです。


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雑感(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月17日(日)09時56分35秒 返信・引用
日経ビジネス、「見えざる構図」から

恐怖の大王が降りてくる
恐怖の大王は小沢一郎。民主党首。そしてその小沢の前に恐怖するのは霞ヶ関の高級官僚。

政権交代が現実的なものになってき始めた政界と官界との関係を端的に言い表せば冒頭の構図になるだろう。

(途中略)

もっとも自民党的な政治家、小沢は古巣、自民党を骨抜きにするために強引な手を打ち始める。政治不介入とされて来た官僚人事だ。

霞ヶ関に激震が走ったのは細川政権誕生から4ケ月後のことだった

通産産業省の内藤が辞任を迫られた。
自民党に近い官僚は首を切られるだろう。

(途中略)

特に深刻なのは財務省だ。
そんな矢先に起こったのが政治資金規正法違反による「大魔王」小沢の公設秘書の逮捕だった。





どのような経緯、背景があったのかは詳しくは知りませんが、国家公務員の人事権の問題を早く改善してもらいたいと思います。
このようなことを書くとまた「官」や「民」の次元でしょうかと罵倒されるかもしれませんが、われわれの子供の世代のことを考えると、日本政府が官僚政治から一刻も早く脱却することを希望します。


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雑感 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月16日(土)18時01分56秒 返信・引用 編集済
先日、さる政治家が愛人問題で官房副長官をやめました。
JRもただで乗ったなどと、あまりみっともいい話ではありませんが、正直な気持ち、これ位のことでマスコミもあまりギャーギャー騒ぐな、と思っています。
小生は政治家に対し“聖人君子”であることを求めていません。国さえ良くしてくれれば女性問題など双方が納得ずくならいいんじゃないの、と思っています(勿論刑法を犯すようなことは許されませんが)。

昔、三木武吉という政治家がいました。この人の面白いエピソードがあるので、紹介したいと思います。
選挙の時、ライバルの候補者に、
「さる有力候補者は愛人を三人も囲っている」
と言われました。三木はそれは自分であると認めた上でこう言いました。
「先程の候補者は三人と言いましたが、正しくは五人であります。いずれも歳をとってしまいましたが、これを放っておくには忍びず、現在も誰一人捨てていません」
これが好感を持たれて結局選挙に当選しました。

「道徳心」は教育者や宗教家にまかせておいて、ある程度おおらかな目で見てやらないと、日本の政治家はみんな小粒になってしまうのではないかと憂いているのは小生だけでしょうか。


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『国富論』(19) 第1編 第11章 結論 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 5月16日(土)13時35分43秒 返信・引用 編集済
 本章の結論 (Conclusion of the Chapter)

 「第11章 土地の地代」は、「余論(Digression)」が長く、翻訳で152頁~274頁にわたる長い章でした。

 最後にスミスは結論として、「社会の状況がどの分野で発展しても、直接にか間接にか土地の真の地代の上昇をもたらし、地主の真の富の増加、つまり他人の労働かその生産物に対する地主の購買力の増加をもたらすことを指摘しておきたい」(270~271頁)と言っています。つまり、
 (1)土地の改良と耕作面積の増加 → 地代の増加と土地生産物の増加 → 地主の取り分の比率の上昇
 (2)家畜価格等を含む土地生産物価格の上昇 → 地主に帰属する地代と地代の比率の増加
 (3)製造業製品の労働生産性の増加 → 製品価格の低下 → 地主の交換できる製品量の増加(地代の間接的な上昇)
 (4)社会全体の富の増加 → 土地の生産物の増加 → 地代の増加
となります。逆の場合は、「土地の耕作と改良が減るか、土地の生産物の一部で真の価格が低下するか、製造業が衰退して製品の真の価格が上昇するか、社会全体の真の富が減少すれば、どの場合にも土地の真の地代が下がり、地主の真の富が減少し、他人の労働かその生産物に対する地主の購買力が低下する」(272頁)と言っています。

 一国の土地と労働による年間の総生産高は、土地の地代、労働の賃金、資本の利益に分配されることはすでにみてきました。スミスは、「地代で収入を得る地主、賃金で収入を得る労働者、利益で収入を得る資本家という三大階級の収入になる (constitutes a revenue to three different orders of people; to those who live by rent, to those who live by wages, and to those who live by profit) 」(272頁)と言い、それぞれの階級の利害について言及しています。

 地主階級の利害
 この階級の利害と社会全体の利害とは同じ方向で結びついているので、社会全体を誤った方向に導くことはありませんが、収入を得るために労働も監督も必要ないので、「この状況の安易さと安全とから生まれる自然な結果として、地主は怠惰になり、無知であるばかりか、ある法規 (any public regulation) を制定したときの結果を予想し判断するために必要な理解力を欠くようになることが多い」(272頁)とスミスは言っています。

 賃金で収入を得る階級の利害
 労働者の利害も地主階級と同じように社会全体の利害と同じ方向で結びついていますが、社会が衰退しているときには、地主階級よりもその打撃は大きいとスミスは言っています。しかし、生活の厳しさ、情報を得る時間がない、情報があっても教育や習慣から正しい判断ができない等の理由で、「労働者の利害は社会全体の利害としっかりと分かちがたく結びついているが、労働者は社会全体の利害を理解することができないし、社会全体の利害と自分の利害との結びつきを理解することもできない」(273頁)と言っています。

 利益で収入を得る階級の利害
 利益を得る手段は資本であり、目標は資本の利益ですが、資本の利益率は地代や賃金と違って、「社会が繁栄すれば上昇するわけでも、社会が衰退すれば低下するわけでもない」(273頁)ので、社会全体の利害とは結びついていないとスミスは言います。つまり、この階層の関心は、社会全体の利害でなく各自の業種の利害にあり、市場を拡大して競争を制限することにあります。したがって、「雇い主の階級が商業に関する新しい法律や規則を提案した場合には、かならず十分に注意すべきであり、時間をかけて注意深く検討した後でなければ、それも細かい検討にとどまらず、最大限疑い深く検討した後でなければ、採用すべきではない」(274頁)と言っています。


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危ないところでした 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月15日(金)09時29分34秒 返信・引用
山崎先輩に教えてもらえなけば、日本配合飼料が下がってきたので、危うく買ってしまうところでした。
資金の流れだけで株を追いかけてますが、その専門の方々の意見を聞くことは出来ません。
この掲示板では色々なことを勉強させて頂いてます。
ありがとうございます。

ちなみに、私は大阪人ではありませんが「好っきゃねん」も初めて知りました。
父は大阪市職員だったので、半分大阪人かもしれませんが・・・

この掲示板は大学生が見ると、卒論テーマの宝庫かもしれませんね。
そのうちに「One Purpose」に取り上げられたりして・・・

JR東日本が農業に参入を表明したことで、農業関連株が上がってくると思います。
株は連想の世界みたいなので、次はその延長で水産業も実態はどうであれ、日本配合飼料の株価も上がってくると思います。
日経平均は9千円を超えてますが、実体経済に比べると高いようです。
「不況の中の株高」なのでしょうか?
外資が一度に資金を引き上げると、暴落もありえるので、心しておかなければなりませんね。
異常な円高で今、FXをやっている人は朝起きると、「口座のお金が無くなってた」なんてことがあり得る状態ですからね。
連想で資金が動き、実体とは離れた「株」とは何でしょうね。


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Re: マグロの養殖 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月13日(水)22時22分16秒 返信・引用 編集済
> No.1047[元記事へ]

“養殖マグロ”は大きく分けて三種類になるかと思います。

①2~30キロのマグロを巻網で巻いてきて、直径50メートルほどの生簀(いけす)で餌を与えながら育て、4~50キロになったら出荷するもの(通称、“蓄養物”と呼ばれています)。
②稚魚(1キロ未満のマグロ・別名ヨコワ)を一本釣りで採ってきて、生簀で1~2年かけて育てるもの。
③卵を孵化させて成魚になるまで育てる、いわゆる“完全養殖"と呼ばれるもの。

①は地中海沿岸諸国(スペイン、マルタ、イタリア、トルコ、クロアチア等)やオーストラリア、メキシコで行われています。②、③は日本(鹿児島、長崎、高知、和歌山、三重、石川等)で行われているものです(日本の生簀の大きさは知りません)。
いずれも本マグロやミマミマグロという高級マグロが主体です。
世界中で漁獲規制がうるさくなる中、将来を見込んでの投資かと思われますが、この不景気の世の中、魚価が採算ラインに乗るのかどうかが一番の問題でしょう。

また、養殖業の課題は、病気や赤潮などによる斃死、台風の被害、魚価の安定、餌料の確保などですが、生餌と比べ配合飼料は当然割高になり、今の魚価では採算に乗らないのではないかと思われます。
尚、国産物については5月11日の日本経済新聞の夕刊の「養殖高級マグロ 食卓に」の記事が参考になるかと思いますのでご一読を。


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マグロの養殖 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月13日(水)09時52分4秒 返信・引用
ロシアのプーチン首相が来日して、原子力発電とエネルギー、資源に関する両国の合意があったことが伝えられて、原発関連株が上昇しています。
あまりにも高すぎて、高値掴みになりそうなので、今日は買えそうにないのですが、その代替としてマグロ養殖関連に資金が流れそうなので、ニチハマルホや日本配合肥料で狙ってます。
円高と原油高に加えて、決算が集中しているので、もし買えても今日中に完売しなければなりません。

マグロの養殖とは全く想像がつかないのですが、大きくて、網をも破ってしまうマグロの養殖とはどのようなものなのでしょう?


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5月末日午後四時 大阪全停止 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月12日(火)22時13分54秒 返信・引用
とプロローグに書かれた「プリンセス・トヨトミ」を読みました。大阪が舞台の小説です。「阪急電車」もおもしろかったけれども,これも暇つぶし,憂き世の忘却に効果あり。
 作者は,「鴨川ホルモー」で話題の万城目学です。
 主人公が会計検査院の調査官というのが変だし,大阪府庁で検査を始めるところから始まります。
 この本を読んで得るものは何か・・・。ゆるりとしつつも意外に繊細な文体でリラックスできるので,ストレスが少しは収まるのではないでしょうか。

 さて,「鴨川ホルモー」では,4つのホルモーのチームが四神相応になぞらえて出てきます。
 しかし,京都産業大学玄武組・龍谷大学フェニックス・立命館大学白虎隊・京都大学青竜会で,同志社は入っていません。
 なんで~同志社は入れてくれなかったの~と思いましたが,この四神に守られた内裏に位置するのが同志社だと考えることにしました(笑)。

 私は乱読家なので,他に最近読んだ本を掲げると,
坂本龍一    「音楽は自由にする」(新潮社)
日本雑学能力協会「知っているようで知らない語源クイズ」(新講社)
Respighi    「リュートのための古い舞曲とアリア第3組曲」(音楽之友社)楽譜
        「家電批評 vol.3」(晋遊社)
日野日出志   「地獄変」(星雲社)マンガ
小西敏正    「超入門 建築基準法」(市ヶ谷出版社)
白州正子    「白州正子自伝」(新潮社)
        「ハイレベル ハイビジョンコピー全書」(晋遊社)

 全く行き当たりバッタリの読書です。音楽系とIT系に触れているところが特徴かもしれません。ミニスコア(オーケストラの指揮者が読む楽譜の縮刷版)も読んで楽しみます。
 本屋は大好きで,大して読まないのに本屋にはよく足を運びます。
 読んだ本を夜中でも確認したくなることがあって,借りて読むのが嫌いです。そのため,本代と置き場に困っています。

 関西が舞台の小説は,情景描写でお好み焼きの焦げた油の臭いがしたりしますから不思議です(お好み焼きを焼いているわけではないのに)。


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「好っきゃねん」 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月12日(火)12時15分50秒 返信・引用
きのうち君の書込みからふと思い出し、ほとんど10年ぶりに手にした『大阪学』(大谷晃一・新潮文庫・H9年1月)という本。懐かしくなってぱらぱらとページをめくっていたら、微笑ましい詩が出てきたので、紹介したいと思います(大谷氏は実際に帝塚山学院大学で「大阪学」という講義をしていました)。


「好っきゃねん」  さつきめい

ある日の講義の終わりのこと
“生粋の大阪人”の先生が
こんな話をしてくれた

「最近『好きやねん』という言葉がはやっているが
あれは正しい大阪弁とちゃう
ほんまは『好っきゃねん』と
小さい“っ”を入れるんや
何でか?
これは恥じらいの言葉やから
『好きやねん』なんてはっきり言うもんやない
『好っきゃねん』て 恥ずかしそうにつぶやくもんや」

そう聞いて私は思い出した
いつかの電話で話が途切れた時
あのひとは 消え入りそうな声で
想いを伝えてくれたんだっけ


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東京と大阪のマナー 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月11日(月)13時33分17秒 返信・引用 編集済
関東と関西、地域差によるマナーの違いって確かにあります。
以下、『大阪学』(新潮文庫・大谷晃一・H9年1月)より。

日常の電車の駅のプラットホームでの観察と考察をしてみよう。
乗車を待って、客が行列をする。おおむねどこでも三列乗車であって、前にその表示がでている。ところが、大阪で三列をつくっている光景は珍しい。実にいい加減な列である。(中略)列を乱すのを注意する人は、まずいない。注意する方こそ、野暮であり変わり者である。
(中略)
そこへ、電車が入ってくる。すると、とにかくにも作っていた列が必ず崩れてしまう。ドアを取り巻くように半円形になる。列は実際上ほとんど用をなさなかった。乗車する客はドアの両側に分かれる。降車が終わらないうちに、両側から乗り込もうとする。それぞれの先頭の人間の性格によって勝敗がつく。強引に押し込んだ側は、次々に入ってしまう。一方で、先頭の人が「まず降車」のルールを思ってためらうと、その後ろにつく人びとはなかなか入れない。つまり、強気が勝ち、弱気が負ける。その道徳正しい先頭の人は、後ろの人から非難の目を向けられる。「地域文化特性と運動行動」の調べでは、降り終わるのを待たずに大阪は平均3・2秒前に乗り込む。東京は1・3秒前である。

三列整然と並んで待ち、列車が入ってきても列は崩れず、整然と乗車していく東京(池袋)の光景を大阪と比較し、「息をのむばかりの見事さであった。」と書いています。
この大阪人のマナーの悪さ、駐車違反でも顕著ですよね。
以下、同じく『大阪学』より。

大阪の街を歩いていたら、いたるところで不法駐車にぶつかる。(中略)四車線道路なのに、辛うじて一台だけ通れるという場所がざらにある。
(中略)
不法駐車追放の声が上がると、「駐車場がない」と言い立てる。しかし、駐車場はがらがらで、周りの道路に駐車があふれている風景をよく見かける。運悪く警察に検挙されたら、どうなるか。反則金が1万5千円、レッカー移動費が1万2千円、計2万7千円もとられる。市内の駐車場は1回に5百円から千円する。3ヶ月も引っかからなかったら、「罰金を取られる方が得や」というのが大阪人の思考法なのである。不法駐車は、法規を守るかどうかの善悪ではなくて、損得の問題である。

他にも大阪人は「横断は信号より車が来るか来ないかで」とか、「エスカレーターで歩いたり走ったり」・・・。
そして筆者はそれらの理由を、東京は武士の町、秩序を保つことにより存続し、一方大坂は商人の町、文字通り「時は金なり」の激しい競争社会だったから、と分析しています。
さらに、大阪人のマナーの悪さを直すためにはどれぐらいの歳月がかかるか、との質問に対する答が、

「三百年はかかるでしょう」


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地域ごとのマナー 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月11日(月)10時25分2秒 返信・引用
最近の車は車高が高くなっているので、目線が歩行者よりも高くなっているので、歩行者を軽んじる傾向があるかもしれません。
2,3車線あると、どおしても競争のようになるし、右側を走っていると右折する車が現れると、左に寄り。
左の車線を走っていると駐車している車があり、右に車線を代えてと忙しいのですが、車の運転はイライラすることがあり、その延長で歩行者に対しても横断歩道を「早く歩け」なんて心の中ではつぶやいているかもしれませんね。

山崎先輩が推薦図書で取り上げられていた、阪急電車では降りる人が先で、乗る人が後のはずですが、最近ではそのマナーも目茶目茶になってます。
東京に行った際にそのマナーがしっかり守られているので、ビックリしたことがあります。
地域で差があるのは、その地域での食べ物の差なのか?
空気の差なのか?
それ以外の要因によるのでしょうか?


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二紫会の皆様お久しぶりです 投稿者:12期生 樋上 投稿日:2009年 5月10日(日)22時03分21秒 返信・引用
今年最初には、消費税の論議等あり、二紫会のHP上の議論も活発ですね。
ところで最近、横断歩道の自動車の対応が気になっていまして、横断歩道では、歩行者と自動車どちらが優先なのかとても気になっていました。調べてみると道路交通法第38条①に「・・当該横断歩道等の直前で一時停止し、・・・・」と横断歩道における歩行者等の優先、車両の一時停止のことが書かれていました。私の生活圏では、車が完全に横断歩道前で完全に停止せず、ゆるゆると前に出てきてせかされている感じが最近いつもして、疑問に思っていました。ところが、今年名古屋に行った時、名古屋では横断歩道で車が完全に止まってくれるのです。安心して歩くことができ、相手がこちらを思いやってくれるということがわかりとても気持ちのいいことだなと思いました。車の運転だけではなく、相手を思いやるような気持ち持たないと、と思いました。


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『国富論』(18) 第1編 第11章 第3節 ③ 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 5月 9日(土)09時24分23秒 返信・引用
 銀の値の変動に関する余論の結論(Conclusion of the Digression concerning the Variations in the Value of Silver)

 スミスは、「古い時代の商品価格を収集した著者の多くは、穀物価格が低く、物価が全体的に低かったこと、言い換えれば金と銀の価値が高かったことを、貴金属が稀少だった証拠だと考えただけでなく、当時、その国が貧しく未開だった証拠だとも考えたようだ」(260頁)と言い、この見方は、国富と金と銀とを同一視する経済学説と関係があり、第4編で詳しく取り上げると予告しています。そして、ヨーロッパの富はアメリカ大陸の鉱山の発見以来大幅に増加し、金と銀の量も増加して金と銀の価値は低下してきたが、これは同時期に、ヨーロッパで製造業と農業が発達した結果であり金と銀との価値とは関係がないと、当時の貧しい国であったポーランドやスペイン、ポルトガルの例を挙げて説明しています。
 しかし、「家畜、家禽、狩猟でとれる動物など、ある種の商品の金銭価格が穀物の金銭価格に対する比率でみて低ければ、その時代が貧しく未開であったことを示すはっきりした証拠になる」(261頁)と言っています。つまり、穀物以外に使われる土地が多くあり、これらの土地は改良も耕作もされないので価値が低い状態であれば、「文明国に一般的な水準と比較して、領土の面積の割に資本と人口が少なく、その時期にその国の社会がまだ未熟な状態にあることも明確に示している」(262頁)と言うことになります。

 さらに、ある種の食料品価格の上昇があるとき、それは銀の価値が低下したためならば労働者の賃金も同じように引き上げなければならないが、土地の改良と耕作が進んだために上昇したのならば問題は難しくなる、つまり、農業が発展すると、穀物価格に対する比率でみてジャガ芋やトウモロコシのような各種の植物性食料の価格は低下し、動物性食糧の価格は上昇するからだ、とスミスは言っています。そして、通常の場合には、穀物価格以外の「他の種類の土地生産物で価格が自然に上昇しても、貧困層の生活にはそれほどの影響を与えることはない。おそらくそれより影響が大きいのは、塩、石鹸、皮革、蝋燭、麦芽、ビールなどの製品に対する税金によって、これら製品の価格が人為的に押し上げられていることだろう」(265頁)と言っています。


 社会の発展が製品の真の価格に与える影響(Effects of the Progress of Improvement upon the real Price of Manufactures)

 社会の発展とともに、機器の改良や技能と技術の向上や分業と仕事の配分が進むために、「製造業の製品では土地生産物と違って、ほとんどすべての種類で、社会の発展の自然な結果として真の価格が低下していく。おそらく、製品価格のうち加工費は、どの種類の製品でも例外なく低下する」(265頁)と考えられます。その結果、ある製品生産のための労働量が減少し賃金は上昇しますが、価格は低下します。スミスはいくつかの例を挙げています。

 ○ 金属加工業
 懐中時計、刃物師や錠前師が作る製品、各種の金物などは、17世紀と18世紀を比べて大幅に価格が下がっていることを挙げ、「金属加工業 (those of which the materials are the coarser metals) ほど、分業を進めることができ、仕事に使う機器をさまざまに改良できる製造業はおそらくないだろう」(266頁)と言っています。

 ○ 織物製造業
 織物は、17世紀と18世紀を比べると価格はそれほど下がっていないが、「織物製造業 (the clothing manufacture) では分業は現在も1世紀前とあまり変わらないし、使われている機器もそう違っていない」(267頁)からだと言っています。しかし15世紀末と比較すると、そのころは分業が進んでいなかったのと機器も不完全だったために、織物の価格は大幅に下落しており、特に高級毛織物価格の下落が長靴下のような低価格毛織物の価格の下落より大きかった、と言っています。したがって、「古い時代に高級品に対する低価格品の真の価格の比率が現在よりはるかに低かった」(270頁)ということになります。


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Re: 追加経済対策・緊急経済対策 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 5月 7日(木)10時08分28秒 返信・引用 編集済
> No.1034[元記事へ]

>  2月頃から国の要請で予算や事業計画になかったものを次々と検討していますが,追加経済対策は効率性に疑問を感じます。
>  皆さんはどのようにお考えでしょうか?

確かに効率は良くないと思います。
政府は計画を地方に丸投げして、その計画実行の実務を担当されていると嫌になることもあるのでしょうね。


>  仕事で太陽光発電の大量導入も考えていますが,先日,シャープへのシリコンの納入の問題もありましたし,今年の後半になると太陽光パネルの資材が不足して政府が想定しているほど普及できないおそれもあります。太陽光パネルの生産量世界一復帰という別の目標もあるようですが,急にエコ,エコと言っても,「エコエコアザラク」(マンガ)のように黒魔術で太陽光パネルが出てくるわけでもありません。


ひろせ先輩が指摘されているのは4月のはじめにエコ住宅推進とうたいながら、シリコンが足りなくなったことを言われていると思います。
エコ住宅推進という政府見解により一時的にエコ住宅関連株がひと相場になりました。
確信があって大臣等は発言しているのではなく、このように発言すると、どのような経 済効果があるのかなみたいな印象を一庶民としては受け取ってしまいます。
そうは言ってもその見解で資金が流れ株価が変動するので、政府見解を無視できません。

これは勝手な想像ですが、シリコンの原料は石油ですよね。
日本が太陽光発電で石油を燃やさなくなると快く思わない人達がいるようです。
その人達の邪魔を回避する必要があるようです。
株式市場の噂では日本政府の本丸は太陽光発電ですが、一旦原発のほうに資金注入するとのことです。
NHKドラマ「ハゲタカ」は外資系ファンドと日本企業の戦いでしたが、そのもっと大きな戦いが静かに始まっているようです。
多分NHKハゲタカで検索すれば、話のあらすじは見れると思います。

エルピーダメモリに日本政府は資金注入して台湾の企業と合併させ、サムスン社などの韓国と(DRAM)半導体では国家の威信をかけて戦おうとしているようです。
保護主義だと批判されないのか心配ですが・・・・

日経平均も9千円を超えて来ました。
連休明けには決算発表が続きますが、そのヤマを超えれば明るい材料が見えてくると期待しているのですが、ひろせ先輩がご指摘のとおり雇用に反映されるようになるのはかなり先のことになるでしょうね。


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Re: 学生時代の思い出(15) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月 6日(水)23時33分44秒 返信・引用 編集済
> No.1035[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

))そうそう加茂大橋東詰にあった「ゴゴ」はビタミン剤をサービスで出してくれるユニークなお店でした。

 そこの息子さんが京都外大生で同級生でしたが,家が狭いと,近所のアパートを借りていました。そのアパートというのは,私の住んでいた「青山キャッスル」(名前だけ立派ですが,平屋の工場を改造したアパート)でした。苗字を忘れてしまいましたねぇ。五十嵐さん?違うなぁ。
 20部屋ほどの下宿人で,出町の「田吾作」という居酒屋で懇親会をやったこともありました。

 私も勿論学生時代は金欠病で,普段はビールを飲むことさえままならず,仕送りがあると取っ手付きの巨大なサントリーホワイト(ウィスキー)を買ってきて,酒代を安く押さえていました。もっと安いサントリーレッドにしなかったのは贅沢と指摘を受けそうですが,レッドは刺激が強くて,買って飲もうとは思いませんでした。
 ビールは「高級品」で,仕送りがあった時とかコンパの時だけ飲んでいました。
 当時,宝焼酎「純」という甲類の焼酎が出始めて,しばらくハマっていた時期がありました。

 そうそう,3日・13日・23日は,出町柳駅前の「」の餃子が1人前100円だったので,何人前も買ってサントリーホワイトで下宿の来訪者と飲んだことがよくありました。アテは3個85円で買ってきたマルシンハンバーグをサイコロステーキのように焼いたものや,焼きそばのの麺だけ炒めて辛子マヨネーズをかけたもの,エノキダケの塩コショウ炒めなどでした。要するに安物ばかり。

 私の下宿には大学から適度に近いので来訪者が多く,実家が昔民宿をやっていたので,実家の宿帳の様式をもらってきて部屋に宿帳を置いて宿泊者に書かせていました。その宿帳を繰ってみると,週に3~4日宿泊者がありました(笑)。そういうわけで大学時代は勉強していなかったのです(言い訳・・・ですが)。

 「柳月堂」ですが,前期試験や公務員試験の時だけ利用しました。当時300円ものジュース代は貧乏学生には高かったので。コーヒーはアパートの向かいの部屋の高校の同窓生が部屋でよく御馳走してくれたので,喫茶店ではトマトジュースかレモンスカッシュでした(笑)。

 4日・5日は実家でくつろいできました。
 ↓近くの川辺に行ったら,時間を忘れそうでした。



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推薦図書(27) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月 5日(火)10時14分2秒 返信・引用 編集済
①『三匹のおっさん』(有川浩・文芸春秋・09年3月)
堅苦しい本はヤダなあ。箸休めに何か軽い本は無いかなあ。スカッと爽快になる本を読みたいなあ。
そんなことをお考えのあなたに、この本をお薦めします。
還暦前後のおっさんが町内限定の正義の味方になって・・・悪を斬る!!
おっさんの、おっさんによる、おっさんのための痛快小説、と思いきや意外にも作者は女性でした。

②『阪急電車』(有川浩・幻冬社・08年1月)
「おっさん」を読んで面白かったので、同じ作者の作品を検索していたら、この題名がひっかかりました。
阪急電車といったら、あのこげ茶色でちょっぴりレトロな雰囲気の車両を思い出しました。
阪急電鉄今津線を舞台にしたひと駅ごとのラブコメデイ。
小生のようなおっさんにも十分楽しめました。


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『国富論』(17) 第1編 第11章 第3節 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 5月 4日(月)18時53分38秒 返信・引用
 金と銀の比価の変動 (Variations in the Proportion between the respective Values of Gold and Silver)

 ヨーロッパの 純銀/純金 の交換比率は、アメリカ大陸の鉱山の発見される前は10~12だったが、17世紀半ばには14~15となり、「金の名目価値は、金と交換される銀の量でみて上昇したのである」(231頁)、一方、「中国では金と銀の価値の比率はいまでも1対10か12である。日本では1対8だといわれている」(231頁)と言っています。
 また、銀の一定量を供給することが困難になれば鉱山を深く掘ることになりますので、「深い地底の排水と換気に必要な経費がかさむために操業費が上昇してきている」(234頁)ので、銀に対する課税が引き下げられないと銀の価格が上昇します。1736年の税率の引き下げにもかかわらず、「銀の価値は18世紀初めから現在までに、ヨーロッパ市場である程度上昇をはじめたと考えられる。もっと正確にいうなら、そう憶測される」(235頁)と言っています。
 さらに、金と銀の年間の輸入量と消費量は等しくなると言っています。つまり、金と銀の輸入量の増加 → 金と銀の価格の低下 → 使用料の増加 から、結局、輸入量と消費量が等しくなるわけです。輸入量が減少した場合も同じように考えられます。「輸入量が増えつづければそうはならないが、現在のところ、輸入量が増えつづけているとは思えない」(235頁)とコメントしています。


 銀の価値が低下を続けているのではないかとする見方の根拠 (Grounds of the Suspicion that the Value of Silver still continues to decrease)

 ヨーロッパの富の増加とともに貴金属の量が増えて貴金属の価値が低下し土地生産部の価格が上昇するという見方があるが、「穀物など、人間の労働によってのみ生産される植物性食品を除けば、家畜、家禽、狩猟でとれる動物、有益な化石燃料や鉱物などの土地生産物 (rude produce) は、社会が発達し、富が増えれば、自然に高価になっていく」(236頁)ので、これらの価格が上昇するのは、銀の価値が低下したからではなく、これら商品の真の価値が上昇した結果高くなったのだ、とスミスは主張しています。


 社会の発達が3種類の土地生産物の真の価格に与える影響の違い (Different Effect of the Progress of Improvement upon three different Sorts of rude Produce)

 スミスは、土地生産物を三つの種類に分けて分析しています。
 第1の種類は、人間の労働によって増やすことができないもので、珍しい種類の鳥や魚、さまざまな野生動物、大部分の野鳥などの例を挙げています。
 第2の種類は、需要に応じて数量を増やせるもので、家畜等を挙げています。
 第3の種類は、労働の力が限られているか不確実なもので、羊毛や生皮 (wool and raw hides)、魚、貴金属等の例を挙げています。

   第1の種類(First Sort)
 社会の発達とともに需要が増えていきますが、供給を大幅に増やせないので価格が上昇し、価格の上限がないような場合を取り上げています。ローマの全盛期に、珍しい鳥や魚が高価だった理由として、「価格が極端に高かったのは当時、銀の価値が低かったためではなく、人間の労働によって思い通りに増やすことができないので、こうした稀少な商品の価値が高かったためである」(238頁)と言っています。

   第2の種類(Second Sort)
 スミスは、「ここに入る生産物は、有益な植物や動物のうち、耕作が進んでいない国では自然にきわめて大量に産出されるのでほとんど価値がなく、耕作が進むとともにもっと有利な商品の生産に土地が使われるようになって、生産量が減っていくものである。社会の発展とともに長期にわたって、これら動植物の量は減りつづけていくが、同時に需要は増えつづけていく」(239頁)もので、そのため価格は上昇すると説明しています。つまり、耕地が増加し野生の牧草地が減少 → 食肉量の減少と穀物で食肉を得る人の増加 → 家畜価格の上昇 → 耕地で飼料を生産 → 穀物生産と飼料生産が変わらないほど有利になったときに価格の上限がある、ということになります。「しかし、耕地が増えて家畜の価格がここまで高くなるのはかならず、社会の発達がかなり進んでからである」(240頁)と言っています。
 また酪農にも言及し、乳製品の質が高まれば乳製品の価格が上昇して酪農に使われる土地も増えるが、乳製品の価格も上で述べたと同じ理由で上限があると言っています。
 「どの国でも、土地の改良と耕作が完全に進むには明らかに、労働によって土地で生産する必要のある生産物のすべてで、完全な改良と耕作の費用を賄えるほど価格が高くなる段階に達していなければならない」(248頁)が、その条件として、良好な穀物畑で一般的な地代が支払われ、農業経営者が資本を回収し通常の利益が得られること、の二つをあげています。土地生産物の価格上昇は、土地が改良され耕作される前に起こるので、公共の利益を損なうものではないとコメントしています。また、土地生産物の価格上昇は銀の価値の低下の結果ではなく、「土地生産物と交換できる銀の数量が以前より増えただけでなく、交換できる労働と食料の数量が増えたのである」(249頁)と言っています。

   第3の種類(Third Sort)
 ここに分類される土地生産物は、「さまざまな偶然のために、生産量を労働で増やそうとする努力の成果が変わってくるので、真の価格が下がることもあるし、発達の段階が大きく離れていても価格が変わらないこともあるし、同じ時期に多かれ少なかれ上昇することもある」(249~250頁)と言って、いくつかの例を分析しています。
 ○ 羊毛と生皮
 これらは、牛や羊の量によって決まり、食肉価格の上昇とともに変化します。ところが、食肉の市場は多くの場合国内に限られますが、羊毛と生皮の市場は国内に限らず、商業世界全体に拡大します。そのため、「羊毛や生皮の価格は食肉と同じ比率で上昇するわけではないにしても、少なくとも自然に上昇するはずであり、下落することは確かにありえない」(251~252頁)はずですが、イングランドでは毛織物産業の発達にもかかわらず国内産の羊毛の価格は大幅に下落していると指摘しています。その理由として、イングランドの羊毛の輸出禁止、スペインからの羊毛を無税で輸入、アイルランドの羊毛のイングランド以外の輸出禁止という「暴力と策略の結果である」(252頁)と言っています。また生皮の価格は、18世紀初めと比べれば少し高くなっているが、数年前と比べると輸入関税の撤廃で少し安くなっている、と指摘しています。
 このように、羊毛や生皮の供給量は、他の国の生産の状況や他国の輸出や輸入の制限にも左右されるので、「この種の土地生産物を増やそうとするとき、労働の力は限度があるし、不確かである」(256頁)ということになります。
 ○ 魚
 経済の発展と人口増加のために市場への魚の供給量を増加させようとするとき、その国の地理的条件に左右されます。「労働の力は、国の富と産業の状態よりも、国の地理的条件に左右されるので、さまざまな国を比較したとき、・・・発展の状態との関連は不確実であり、ここで論じているのはこの種類の不確実さについてである」(257頁)と言っています。
 ○ 貴金属
ある国の保有する貴金属の総量は、地理的条件ではなく、その国の購買力とその時点で商業世界に貴金属を供給する鉱山の状態に左右されます。購買力だけで考えた場合は真の価格はその国の発展に依存しますし、鉱山の状況だけを考えた場合はその鉱山の程度に依存します。「しかし、その時点にたまたま商業世界に貴金属を供給する役割を担った鉱山の豊かさや貧しさは明らかに、個々の国の産業の状態とまったく関係がないことがありうる。世界全体の産業の状態とすらも、必然的な関連をもたないように思える」(258頁)と、かならずしも両方の関係がないと言っています。「金や銀の食器が安くなり豊富になることだけが、豊かな鉱山が発見されたときに世界が得られる利益であり、こうしたつまらない贅沢品が高くなり稀少になることだけが、貧しい鉱山しか発見できなかった場合に世界が被る不都合になろう」(259頁)ということになります。


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学生時代の思い出(15) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月 4日(月)11時14分50秒 返信・引用 編集済
以前、ひろせ君が学生時代に通っていたという名曲喫茶「柳月堂」のことを書いていましたが、小生は喫茶店より居酒屋へ行った回数のほうが間違いなく多かったですね。
そしてお酒が好きな学生はいつも金欠病でピーピーしておりましたのでコーヒー代の2~300円がなんとももったいない。それでも付き合いで喫茶店に入ったときは、飲み物なんかにお金を使うより4~500円出してでも食事をするようにしていました。
あの頃の喫茶店の食事のメニューといえば、カレーライスかピラフかスパゲティ。
あの頃の喫茶店のスパゲティ、今のパスタ専門店のそれとは全くの別物でした。
茹でおきしたものをケチャップで炒めたナポリタン、銀の皿にのっていて具はスライスしたウインナーソーセージに玉ねぎとピーマンでした。

スパゲティ・ナポリタンをひと口ほおばり、そのねちょねちょした食感を楽しみながら、窓の外に目をやると、街路樹の向こうを市電が通り過ぎて行くのでありました。ああ、昭和の風景だなあ。

ところでこの“ナポリタン”、現在のパスタ店のメニューにあります?無いですよね。
京都の喫茶店のメニューには今でもあるのでしょうか。

因みに少ないながらも小生が行った喫茶店は、クラブ活動がらみで団体でおしかけた烏丸今出川西入ルの「トリオ」、レトロな雰囲気の「わびすけ」、岡林信康(フォークシンガー)経営と言われていた「ほんやら洞」、デートの待ち合わせに利用した河原町今出川の「クィーン」、アカデミックな雰囲気の京大前の「進々堂」、そうそう加茂大橋東詰にあった「ゴゴ」はビタミン剤をサービスで出してくれるユニークなお店でした。


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追加経済対策・緊急経済対策 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 5月 3日(日)08時54分23秒 返信・引用 編集済
 2月頃から国の要請で予算や事業計画になかったものを次々と検討していますが,追加経済対策は効率性に疑問を感じます。

 皆さんはどのようにお考えでしょうか?


 いろいろなメニューがありますから,十把ひとからげに切って捨てることはできませんが,今国会に出ている21年度補正などは国会のスケジュールもさることながら,雇用や消費拡大に返ってくるのは来年の今頃になったりするのではないかと思ったりします。やらないよりマシかもしれませんが,不足している財源の使い方として適当なのやら。不足どころか,膨大な債務がある中で「埋蔵金」だからと言ってテキトーに放出してよいものやら。

 仕事で太陽光発電の大量導入も考えていますが,先日,シャープへのシリコンの納入の問題もありましたし,今年の後半になると太陽光パネルの資材が不足して政府が想定しているほど普及できないおそれもあります。太陽光パネルの生産量世界一復帰という別の目標もあるようですが,急にエコ,エコと言っても,「エコエコアザラク」(マンガ)のように黒魔術で太陽光パネルが出てくるわけでもありません。

 20年度補正で千円一律になった高速道路が混雑しているようで,ETCの普及が進み,一過性ながら高速道路のパーキングエリアは売り上げ増になっているそうで,観光地は少しはにぎわい,内需が少しは拡大するのでしょうか。
 しかし,以前からETCを設置していた(車を買う時に無料キャンペーンで付けてもらった)私としては,高い高速料金より,貴重な休日を渋滞で過ごすことの方が鬱陶しく感じます。これでは日帰り四国うどん紀行も大変になってしまいます。
 今晩実家に帰省しようと思っていますが,いつもは夜7:00くらいに出発するところ,10時くらいに出発して渋滞を避けようと思っています。

 これも20年度補正の定額給付金。私はまだもらっていませんが(4月に申請済),実家の親に10インチのデジタル・フォト・フレームとメモリーを買ってきました。日頃見せていない孫たちの様子をいつでも見られるようにするつもりです。写真をたくさんプリントするのが面倒,という自己都合もありますが(笑)。
 買ってきたフォトフレームはサムスン製ですから,量販店の売上には協力したものの,国内メーカーの売上向上にはつながりませんねぇ。ありゃ。

 なんと言っても心配なのは,高校生・中学生の息子たちが就職する時に雇用が回復しているかどうか。強い日本経済の復活を望んでいます。


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ダイヤモンド富士 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 5月 1日(金)22時21分49秒 返信・引用
先週、長女が撮ってきた田貫湖から見た富士山の写真。
年に2回頂上から日が昇り、これを“ダイアモンド富士”と呼んでいます。
(若干ずれていますが、日曜日しか行けないのでご容赦)



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最近観た同志社人 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 4月27日(月)21時46分19秒 返信・引用 編集済
 先日の「朝まで生テレビ」に村田晃嗣氏が出演されていましたが,論理展開のブレがないこと,説明が明快で,議論になって早口になってもカマないのが印象的でした。
 関西圏の人には「たかじんのそこまで言って委員会」でもお馴染みの人ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=CR3w2Hk7xk8

 ウィキペディアには,↓の人が列記されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E5%BF%97%E7%A4%BE%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.87.BA.E8.BA.AB.E8.80.85
 そういえば,児童文学の今江祥智氏は,細君のゼミの先生だった人で,昔お酒をご馳走になりました。
 細君のゼミ会では,朝まで飲み歩くことはありません(笑)。


 新島八重さんの番組で驚いたのは,会津藩の鉄砲手として射撃をしていたこと。
 本当に幅広い人です。


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きのうち君へ お詫び 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月27日(月)17時17分42秒 返信・引用
 昨日の山崎君のコメントから、もう一度テレビのヒストリアの内容を思い出して、僕がきのうち君の書き込みを誤解していたことが分かりました。お詫びします。山崎君は「読み」が深いと感心しています。僕の方、最近の趣味の囲碁の成績が悪く、「読み」が浅いためかと反省しています。

 山崎君が『同志社からの道』(朝日新聞出版サービス、1998年)から、同志社人の何人かを紹介していました。この本の中に、山崎舜平氏(1942年静岡市生まれ、1971年同志社大学工学博士取得)も紹介されています。「学生時代に百数十件の特許を取っているんです」、「己を捨てて、己を生かす」というような言葉がありました。山崎君と親戚関係にあると聞いたことがありますので、ついでながら書いておきました。


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新たな楽しみ 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月27日(月)09時59分54秒 返信・引用 編集済
先生、コメントをありがとうございました。
山崎先輩、言葉不足で誤解を生んだようですが、訂正ありがとうございます。
八重さんが批判された人で、批判しているのが熊本バンドの生徒たちという意味で書きました。
普段、このように書くことに慣れてないのと、仕事の合間にちょこっと書いたので舌足らずになりました。午前中に書いてる分も証券会社の株価ボードとこの掲示板を行ったり来たりしながら書いてますので、舌足らずを大目に見てください。

神仏習合で神道の神と仏教の仏は同じで呼び名が違うと高校の日本史で習った記憶があります。
それなら京都で神道と仏教が混在していても理屈がなりたちます。
イザナギとイザナミをアダムとイブだと解釈を変えれば通用するかもしれませんが、旧約聖書はそれで良かったとしても、新約聖書でのキリストの軌跡を神道に置き換えて説明することは無理です。
神道と仏教の中にキリスト教が入り込むには相当の苦労があったと想像します。
京都には伝統と文化が多数あり、それを保護し守るにはどうしても閉鎖的になってしまいます。
神戸には1回だけ、平清盛の時代に都が移されたことがありましたが、その期間は長くはなかったので、伝統と文化を京都並みに、守ろうとするような市民性はないようです。

市場のシェアと京都の市民性を考えると同志社が京都で成功したのは「奇跡」だと思います。
現代の我々が勝手にシェアだとかノルマだとか数字を弄り回しているだけで、当の新島先生はキリスト教主義的大学を建設という教育理念だけだったのかもしれませんね。
理念がシェアを飲み込んでしまった。
となれば、やはり奇跡です。

先生は京都と同志社をテーマに機会があればと書かれていましたが、母校の成功の秘密。
そして、その秘密を実行すれば現代にも応用することができます。
また、新たな楽しみができました。


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Re: きのうち君へ ひとこと 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月26日(日)22時54分4秒 返信・引用 編集済
> No.1027[元記事へ]

二村 重博さんの発言へのリプライです。

>  きのうち君の4月23日の「NHK歴史秘話ヒストリア」の書き込みの内容についてひとことコメントさせてもらいます。
>
>  1 「それから言えば直接的に批判しているので、やはり熊本の人なので出来たのでしょうか?」について
>  この「人」は新島八重のことだと思いますが、もしそうであれば、八重さんは、1845(弘化2)年に会津藩士砲術師範山本権八の三女として会津若松米代4ノ丁に生まれ、1871(明治4)年に兄山本覚馬を頼って京都に来ました。熊本とは関係がありません。


きのうち君のいう「熊本の人」というのは、八重さんを批判した生徒達、即ち徳富蘇峰たちのことですよね。

ところで、同志社大学出身者といえば、徳富蘇峰が最も有名なのかも知れませんが、『同志社からの道』(朝日新聞出版サービス)によると、作家の筒井康隆氏や歴史書を読んでいるとお目にかかる保坂正康氏、テレビによく出てくる軍事評論家の小川和久氏も同志社卒業生なんですね。また、この本に出ている人物の一人、下出祐太郎氏は京都迎賓館の一室を任された有望な京蒔絵師なんですが、彼は小生のクラブ(剣練会)の同期生です。
昨年彼からその作品をひとつもらいました。将来彼が人間国宝にでもなれば価値がでるかな、などと淡い期待をしております。


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『国富論』(16) 第1編 第11章 第3節 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月26日(日)18時15分35秒 返信・引用
 第3節 土地の生産物のうち、つねに地代を生じる部分の価格と、地代を生じる場合と生じない場合がある部分の価格との比率の変化(Part Ⅲ Of the Variations in the Proportion between the respective Values of that Sort of Produce which always affords Rent, and of that which sometimes does and sometimes does not afford Rent)

 「土地の改良と耕作が進んで食料が豊富になるとともに、土地の生産物のうち、食料以外の実用や装飾に使われるものすべてに対する需要がかならず増加する」(186頁)と言っています。つまり、食料以外のものの価格/食糧の価格(穀物価格)の比率は、経済の発展とともに上昇していくことになります。

 それでは、銀の価格との関係はどうでしょうか。一定量の銀と交換される穀物の価額の関係をみれば、
   穀物の価格×穀物量 = 銀の価格×銀の量
 あるいは、
   穀物の価格/銀の価格 = 銀の量/穀物量
の関係があります。「銀の市場は大きく、世界のうち文明化された商業地域の全体である」(187頁)ので、銀の供給量との関係が問題になります。この関係から3つの場合が考えられます。

(1) 銀の需要増加>銀の供給増加 の場合
 この場合は、銀の価格が上昇しますので、穀物価格の銀の価格以上の上昇がなければ、穀物価格/銀の価格 の比率は下落していくものと思われます。つまり、銀価格に対する穀物の平均価格は下落します。
(2) 銀の需要増加<銀の供給増加 の場合
 この場合は、銀の価格が下落しますので、穀物価格の銀の価格以上の下落がなければ、穀物価格/銀の価格 の比率は上昇していくものと思われます。つまり、銀価格に対する穀物の平均価格は上昇します。
(3) 銀の需要増加=銀の供給増加 の場合
 この場合は、穀物価格に大きな変化がなければ、穀物価格/銀の価格 の比率も大きな変化がなく、銀価格に対する穀物の平均価格も大きな変化がないことになります。

 スミスは、ヨーロッパ市場で4世紀の間(14世紀~18世紀)に、上の3つのことが同じ順序で現れたとして、つぎの「余論」で説明することになります。


  過去4百年の銀の価値の変動にかんする余論(Digression concerning the Variations in the Value of Silver during the Course of the Four last Centuries)

   第1期(FIRST PERIOD)
 スミスはイングランドで、1350年までは小麦1単位(1クォーター)の銀の量は銀4タワー・オンス(スミスの時代の通貨で約20シリング)を下回らなかったが、それ以降徐々に低下して1500年代の初めには、小麦1単位の銀は2タワー・オンス(スミスの時代の通貨で約10シリング)になり、その後は1570年ごろまで横ばいであった、と分析しています。
 小麦1単位(1クォーター)当たりの銀の量(タワー・オンス)は、銀の数量/小麦の数量 = 小麦の価格/銀の価格 で示されますが、この比率が4から2に下落し、2のまましばらく続いたことになります。つまり、14世紀半ばから16世紀初めまでは銀価格に対する小麦価格の比率が低下し、その後1570年頃までは横ばいであったということになります。
 スミスは、「金や銀の価格は、豊かな鉱山がたまたま発見されて低下するのでないかぎり、どの国でも富の増加とともに自然に上昇するので、どの時期にも鉱山の状態がどうであれ、貧しい国でより豊かな国での方が自然に高くなる。どの商品でもそうであるように、金や銀でも当然に、売り手はもっとも高い価格で売れる市場を求める。そして、どの商品でも、もっとも高い価格で売れるのは支払い能力がもっとも高い国である」(204頁)と説明しています。

   第2期(SECOND PERIOD)
 「1570年ごろから1640年ごろまでのほぼ70年にわたって、銀価格と穀物価格の関係はそれまでとまったく逆の方向に動いた」(207頁)とし、穀物価格は1クォーター当たり銀2オンス(スミスの時代の通貨で約10シリング)から1クォーター当たり銀6オンスから8オンス(スミスの時代の通貨で約30シリングから40シリング)になったと言っています。つまり、銀の数量/穀物の数量 = 穀物価格/銀の価格 の比率が2から6ないし8に上昇したことになり、この70年にわたって銀価格に対する小麦価格の比率が上昇したことになります。
 この理由として、「アメリカ大陸で豊かな鉱山が発見されたことが、穀物に対する銀の価値の低下をもたらした唯一の要因だったとみられる。・・・この時期、ヨーロッパの大部分で産業の進歩と社会の発展が続いていたので、銀の需要は増加していたはずである。しかし、供給の方が需要よりもはるかに急速に増加したために、銀の価値が大幅に低下したようだ」(207頁)と説明しています。

   第3期(THIRD PERIOD)
 アメリカ大陸での銀鉱山発見の影響は、1636年頃には終わり、1637年から1700年の64年間には、小麦の平均価格は小幅な上昇をしていると分析しています。その理由として、清教徒革命(1642年)に伴う内乱、1688年に作られた穀物輸出奨励金制度(the bounty upon the exportation of corn)、銀貨の削り取りや摩耗による銀貨の価値の低下を挙げています。
 銀については、「銀の価値は穀物の価値に対する比率でみて、17世紀末近くにおそらく若干上昇していたとみられる。そして18世紀の大部分にわたっても上昇が続いたようだ」(215頁)と分析しています。また、18世紀初めの64年間の穀物価格の変化は、気候の変化や銀の価値の上昇よりも輸出奨励金の影響を受けていると分析しています。
 アメリカの銀鉱山の発見が銀の価値を低めてきましたが、それは一時的なもので、銀の需要が高まり、「ヨーロッパ市場で銀の価値が維持されているうえ、おそらく17世紀半ばごろよりも若干高くすらなっている」(222頁)と言っています。銀の市場の拡大の理由として、ヨーロッパ自体が農業と製造業の大幅な生産増加で市場を拡大させたこと、アメリカ大陸自体が急速に農業と製造業を発達させ、人口も増加していること、そしてアジアが貿易を通じた市場になってきたこと、を挙げています。そして、「このように大幅に拡大した市場に十分に供給するには、鉱山の年間の銀産出量が、繁栄しているすべての国で増加を続けている硬貨と食器の需要を満たせるだけでなく、銀を使うすべての国でつねに起こる消耗と消費を補えなければならない」(227頁)と言っています。


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きのうち君へ ひとこと 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月25日(土)17時26分27秒 返信・引用
 きのうち君の4月23日の「NHK歴史秘話ヒストリア」の書き込みの内容についてひとことコメントさせてもらいます。

 1 「それから言えば直接的に批判しているので、やはり熊本の人なので出来たのでしょうか?」について
 この「人」は新島八重のことだと思いますが、もしそうであれば、八重さんは、1845(弘化2)年に会津藩士砲術師範山本権八の三女として会津若松米代4ノ丁に生まれ、1871(明治4)年に兄山本覚馬を頼って京都に来ました。熊本とは関係がありません。
 なお、NHKのヒストリアの番組にも取り上げられた、徳富蘇峰、徳富蘆花兄弟は熊本の人です。熊本洋学校でジェーンズの指導を受けていましたが、キリスト教に目を開かれ1876年に熊本郊外の花岡山で「奉教趣意書」に署名、騒動になり洋学校は閉鎖、そのときの学生の一団を同志社が受け入れ、「熊本バンド」と呼ばれています。この人たちが同志社の初期の礎を築きました。熊本へ行ったら駅の近くに花岡山があり碑が建っていますので、是非訪ねてみてください。ジェーンズ邸もお薦めです。もちろん、熊本城の石垣は必見ですが。

 2 「新島先生は何故、そのような環境(市場)で同志社を創立されたのでしょうか?」について。
 面白い問題設定だと思います。初めの計画は、木戸孝允の支援や豪商の磯野小右衞門の寄附もあり、大阪に学校を設立する予定でした。しかし、大阪の知事渡辺昇がキリスト教を教えないことを条件にしたために、実現しませんでした。その後京都を訪れ、京都府顧問の山本覚馬と出会い、同志社の設立が実現したわけです。木戸孝允が京都府知事の槇村正直にも影響力を持っていたことも他の要因でした。本願寺派は批判的だったようですが、臨済宗の相国寺の反対はなかったようです。なお、同志社の名称は、山本覚馬によると言われています。明治維新後の京都と同志社の関係は面白いテーマなので、機会があればどこかで取り上げてみるかもしれません。

* 二紫会の皆さんへ
 用事ができて、『国富論』読書会の書き込みを1週間とばしました。数日中に続きを書く予定です。


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雑感 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 4月25日(土)17時16分37秒 返信・引用
・今、officeのアクセスを勉強してます。1年掛かりかな?
・やえさんはわたしの病院に来てほしいものです。なぜならビションがあるからです。
・キリストはブッダでなく「神」であり、かつ「宗教」というのが私の私見です。それなら、御所=神の近くにある、かつ、「寺」が多くある場所に「同志社」を建てたのは「リーズナブル?」


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Re: NHK歴史秘話ヒストリア 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月23日(木)21時42分40秒 返信・引用 編集済
> No.1024[元記事へ]

NHK歴史秘話ヒストリア「新島襄の妻、八重の生涯」をビデオで録画して見ました。

> 新島襄が妻のことを「あなた」と呼び、妻は夫を「ジョー」と呼ぶ。

これが新しいものを何でも受け入れる神戸なら、受け入れられたと思いますが、閉鎖的な印象が強い京都で実行されてたのですから、当時を想像するとかなり進歩的だったんでしょうね。

> 彼女につけられた呼び名は"烈婦”または“鵺(ぬえ)”。

京都では遠回しに断わったり、批判する風習があると思います。
料亭で断わるときにお茶漬をすすめたりされます。
お茶漬を薦められたら、断わられているのだろうなと想像して客は引き下がります。
それから言えば直接的に批判しているので、やはり熊本の人なので出来たのでしょうか?

神道の本家本元の御所の隣、そしてお寺が乱立している京都にキリスト教の学校設立とは、大胆な発想だと思います。
現代のビジネス戦略で考えると、甲子園球場の隣に「巨人ファン」の居酒屋をオープンさせるようなもので、余程の度胸と信念がなければ出来なかったのではと考えます。
神道、仏教が市場の大部分を占めている中にキリスト教となると相当なこと。
しかも京都ですからね。
大阪や神戸ならまだしも・・・
新島先生は何故、そのような環境(市場)で同志社を創立されたのでしょうか?

晩年は女性として初めて戦場に看護婦として赴き、女性として始めて茶道の師範となり。
大胆な発想と誰も思いもつかないような行動を取られています。
新島夫妻は「人々の意識を変える」をテーマに生き抜いたように感じました。
1度の人生なので、新島夫妻のように何かを後年に残したいものです。


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Re: NHK歴史秘話ヒストリア 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月23日(木)13時09分32秒 返信・引用
> No.1016[元記事へ]

NHK歴史秘話ヒストリア「新島襄の妻、八重の生涯」見ました。

新島襄が妻のことを「あなた」と呼び、妻は夫を「ジョー」と呼ぶ。
彼女につけられた呼び名は"烈婦”または“鵺(ぬえ)”。

ウ~ム、元祖「上司」ですね。


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株式投資レポート(10) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月18日(土)10時02分29秒 返信・引用 編集済
日経平均は9000円を挟み、揉みあっています。

東京スカイツリー関連で巴コーポの株価が倍になり、羽田空港の滑走路延長に関わる建設業がゲームの「もぐら叩き」のように出たり、入ったりしてました。
(今日はA社、明日はB社、そして次の日は別の会社と、バラバラに上げて相場も1日で終わります。一斉に上がり、相場も1週間続いてくれれば、株も買いやすいのですが、どれが出てくるか分からないので悩ましい1週間でした)

中国需要拡大で鉄鉱石の需要が増えて、海運そして金曜日は鉄鋼関連も上がってきました。来週月曜日も低位鉄鋼関連が上がり、造船関連、石炭関連と一連に上げる流れに、どうもなりそうです。
この流れの中心が新日鉄なので、トヨタとの価格設定を市場がどのように評価するのか未知数です。
7000円割れが騒がれていたころは単発で株価が上がっても他へ波及することはなかったのですが、経済情勢は2ケ月前とはかなり変化しました。
一つが上がれば、それに追随する業種は分かっているのですが、どの会社が出てくるか分からない「もぐら叩き」みたいになるので、何を買うか悩ましい来週になりそうです。
直感が見事に当たるか、全く外れるか。どうなるでしょう?

工作機械の受注も増えて、日立建機、コマツなどが続伸してます。

K氏銘柄も復活し、虹枝、東日カーライフなどが暴騰したこともありました。
K氏自身は入院治療中なので、真偽は分かりませんが、活況を示し始めてます。

経済産業省が原発関連企業に支援を発表したことで東芝が上がってます。
今週に決算の中間発表で下方修正したばかりです。
以前であればマイナスの材料に飛びつき株価は下がっていたと思いますが、プラスとマイナスのニュースの両方が出ても、市場はプラスに働きだしたようです。

オバマ大統領の高速鉄道計画発表で鉄道関連も上がってます。
2ケ月前ならこのような材料にあまり反応もしなかった印象がありますが、しっかり反応していると言うことは経済情勢は好転しつつあると思います。(ただし、これから何もなければですが)

9000円の心理的は壁はありますが、これを超えて、10000円の壁も越えてくれれば、日本経済の見通しは明るくなってくると想定していますが・・・・・
そして、私の財布も厚みが増してくると想定していますが・・・・・・


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ケチャップとマスタード 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月15日(水)22時42分45秒 返信・引用 編集済
きのうち君の書込みを見て思い出した話をひとつ。

10年程前、アルゼンチンへイカの買付けに行ったときの話。
地方での仕事を終えて帰国までの一日を首都のブエノスアイレスですごす時間ができました。その日の朝、旅行会社の人に「アルゼンチンは“ケチャップ強盗”が横行しているから気を付けて下さい。」と言われたのです。

ケチャップ強盗・・・犯人が狙いをつけた旅行者の後ろに忍び寄り、こっそり背中にケチャップをかけた後、親切そうに「背中に何か付いていますよ。」と声をかけ、背中が真っ赤になっていることに動揺した旅行者が上着を脱ぐ時に財布を抜いたり、手から離した鞄を持ち去るというもの

何年も前に小生は『なるほど・ザ・ワールド』というテレビ番組(古いですねえ)で見たことがあり、そんな古典的な犯罪がいまだに行われているのかと驚いたものでした。
その日の午後、ホテルの近くをブラブラしているとなかなか立派なカトリックの教会があるのに気付きました。観光客も多く、薄暗い屋内ではミサのようなことも行われていました。言葉の分からない小生の興味は高い壁に飾られた見事な彫像群のほうへ移って行き、一つ一つをゆっくりと眺めていると、後ろから若いアベックに肩をつつかれました。小生のお尻を指差しなにやら囁きあっています。
「?」と思い、尻に手をやると黄色いものがベットリと付いているではありませんか。ギョッとして恐る恐る匂いをかぐと、これが何とマスタード!薄暗い中でよくよく見ると、小生の背中から腿までまっ黄色に染まっていました。
吃驚仰天、気は動転。顔は真っ赤で頭の中は真っ白になりました。
訳も分からず、アベックにいざなわれ人気の無いところに行くと、女性のほうが気の毒そうな顔をしてハンカチを取り出すと「拭いてあげるから、上着をお脱ぎなさい。」という仕種をしました。その親切心に感謝をし、上着を脱ぎかけたその瞬間、“ケチャップ強盗”という、その日の朝に聞いた単語が頭の中に浮かびました。
“マスタード強盗”だ!と思い、あわてて人ごみの中に駆け込むと、小生の背中を見た人たちが大騒ぎ。アベックはすばやく姿をくらませていました。

それにしても小生の後姿に余程スキがあったのでしょう。カモとして目を付けられたことが悔しいやら情け無いやら。
それでもこのことで、「人間、パニック状態になると判断力を失う」ということを身をもって体験しました。

昨今はやりの“振り込め詐欺”、お年寄りの被害が絶えないとの話を聞くに付け、「人事ではないぞ!」と自戒するこの頃であります。


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気ままに思い出した旅行記(3) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月15日(水)10時30分25秒 返信・引用 編集済
イタリアに行ったときのことです。
タイ航空で南周りでいったのですが、バンコクでの乗り継ぎでダブルブッキングになり、周りすべて白人の中で私だけが東洋人だった為か、ファーストクラスに移動を指示されました。多分これからもファーストクラスに乗れることは無いとおもいますが、足は伸ばせるし席は広いし最高の8時間でした。もちろんアルコールは飲み放題で酔っ払い状態で熟睡できました。

ローマに朝早くに着き、すぐ駅に直行し、ベニスまでのキップを購入。
ベニスに昼過ぎに着くはずが、途中の駅で車両を交換する際に線路と車輪が合わないとかで8時間ほど遅れ、ベニスに着いたときには夜8時ごろでした。
泊まるホテルを探しましたが、どこもいっぱいでウロウロしてたら、同じようにホテルを探しているアメリカ2人と一緒に探すことにしました。
結局、空いているホテルは無く、駅の待合で寝て夜を明かすことにしました。
アメリカ2人は190はあろうかという大男だったので、いざと言う時は助けてくれるだろうと彼らの横で守られて、ホームレス等と共に寝ました。
学生時代は「日米安保」反対なんて考えてましたが、このときばかりはアメリカ様様で、状態が変ればすぐに考えは変ってしまうのは人間の悲しい性でしょうか。

始めに覚えたイタリア語が「マンカ」(足りない)です。
彼らはすぐにつり銭を誤魔化すので、お釣りを計算しては100%の確率で「マンカ」と言ってました。

トレビの泉からスペイン階段まで歩いていると、地図の見かたを教えてくれと言う男に遭遇。
メキシコから鉄道技師の勉強に来たばかりとか。
しばらく話をしていると、どこかで飲みましょうと誘われて付いていきました。
地図の見かたも知らないのに狭い道をドンドン進んでいくので、「変だな」と思ってました。
パブに着くなり「ここがいい」と言いながら入り口に立っている、おじさんに「グッドイブニング」と話かけたので、完全におかしいと思い「用事があるから、帰るわ」と強引に帰ってきました。
あの時に「ボナ セーラ」とイタリア語で話かけてたら一緒に入ってたかもしれません。
挨拶くらいはその国の言葉で喋るのが旅行者のマナーなので、彼は旅行者では無いと直感で「ピーン」ときました。
知り合いの人は同じような場所、状況でついて行って、シャンペン1本飲んだら20万と言われ、半分の10万を払ったらしいです。
イタリア独特の詐欺だったんでしょうね。

電車は時間通りに着くし、買い物してもお釣りを誤魔化したりしない日本。
住んで暮らすには、やはり良い国だと思います。


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Re: 学生時代の思い出 御所&雪国編 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 4月14日(火)22時58分0秒 返信・引用
> No.1019[元記事へ]

 私は,アルバイトではそういうビックリ体験はなかったです。

 アルバイトで,財団法人京都御苑保存協会という環境庁(現・環境省)の外郭団体で働いていましたから,役所に縁があったのかもしれません。
 業務内容は,御所西駐車場の誘導係でした。
 御所の一般公開の時にはたくさんの車が来ますし,タクシーも駐車する場合がありましたが,運転手同士が場所の取り合いで小競り合いということもあって,「やめてください」と言って近づくと,「学生アルバイトが駐車場代だけ取るのに一所懸命やからや。」などと毒づかれることもありました。勿論,私も「駐車料金とってもとらなくてもバイト代は変わりません」と言い返していました。

 時々,カギを付けたまま車をロックする人がいて(オートロックがなかった時代なのでロックしてドアノブを引っ張りながら閉める方法),「傷が付いてもいいですか?」「かめへん。とにかく開けてくれ。」・・・って,エンジンも掛かっている場合もあったりして(ドジ!笑),太い針金をJの字に曲げたものをウィンドウのゴムの部分から差し込んで手探りでロックをはずすこともありました。今の車ではこの技は使えませんが。

 冬には,国鉄の除雪アルバイトもやりましたが,これはバイト代がいい割に「兄ちゃん,そんな一所懸命やらんでいい」と頻繁に言われました。ただ,トンネルの出入り口の雪庇や鉄橋の雪を落とすのは,高所に弱い私にはなかなかいい度胸試しでした。
 楽なバイトというと,スキー場の切符切りもやりましたが,これは楽でした。でも,バイト代も楽さに比例して安かったです。やっぱり国鉄のバイトは最高でした。


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学生時代の思い出(14) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月12日(日)22時26分53秒 返信・引用
南禅寺の近くの旅館で泊り込みのアルバイトをしていた時のこと。
普段、明るくテキパキとよく働いていたある仲居さんが夜遅く帰る時、誰もいなくなった厨房で一升瓶からお酒を一合徳利にトクトクっと移すとその徳利を自分の手荷物の中へ隠し入れるではありませんか。
それを見ていた小生に向かって、「うちの亭主の晩酌用。黙ってなきゃだめよ。」とニッコリ笑って颯爽と帰ってゆきました。

こういうのも社会勉強と言うのでしょうか。
先日、年度末の在庫調査を指示しながら、頭の中をかすめたシーンでした。


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第32回二紫会総会の日程 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 4月12日(日)21時09分30秒 返信・引用
 今年の二紫会総会は,10月31日(土)の予定です。

 会場は昨年と同じ「光悦」の予定です。
 多くの方の御来場をお待ちしています。

 それから,来年の二紫会総会は,二村先生の「古希記念総会」となる予定です。
 記念誌の発行も予定していますので,今年は来年に向けて寄付を再開させていただく予定です。



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『国富論』(15) 第1編 第11章 第2節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月11日(土)16時53分2秒 返信・引用
 第2節 土地の生産物のうち地代を生じる場合と生じない場合がある部分(PartⅡ Of the Produce of Land which sometimes does, and sometimes does not, afford Rent)

 この節では、「土地の生産物のうち、つねに地代を生じるのは食料だけのようだ。その他の生産物は、状況によって地代を生じることも生じないこともある」(171頁)と言って、まず衣服と住宅を取り上げています。
 衣服の材料として使われる動物の皮や、住宅のための採石や木材は、未開の社会では充分にあるので地代は生まれません。しかし、発達した社会では、「土地の改良と耕作が進んで一世帯で二世帯分の食料を生産できるようになると、社会全体の労働のうち半分で全員の食料を生産できる。残りの半分か、少なくとも残りの半分のうち大部分が、食料以外のものの生産に、つまり、食料以外の欲求や欲望を満たすために使えるようになる」(174頁)ので、この欲求は、衣服と住宅、家具、馬車やそれらの装飾に向かうようになりますが、食料の大きさは限度があるが、これらのものに対する欲求には限界がないと言っています。そして、「食料が増えるほど、土地の改良と耕作が進むほど、手工業や製造業の労働者の数が増える。そして、これら労働者の仕事は性格上、分業を最大限に進めることができるので、加工できる材料の量は、労働者の数よりはるかに高い率で増えていく」(174頁)ので、住宅、衣服、馬車、家具などの材料、地中の化石燃料と金属、貴金属、宝石などの需要が増え地代も発生することになります。

 食料は地代の源泉ですが、このように、食料以外の土地の生産物の需要が増加していくとともに地代が発生してくることになります。しかし、常に地代を生むとは限らないとして、いくつかの例を挙げています。
 ○ 炭鉱の場合
 炭鉱の中には、立地の条件や鉱物の量の多寡のために、事業主はある程度の利益が得られても地代を支払えないような場合があり、その場合は地主が事業主になると言っています。石炭の価格は、豊かな炭鉱で生産される石炭の価格によって決まるので、炭鉱によっては地代が得られない場合があることになります。
 ○ 木材の場合
 「農業が発展すると、森林の一部は耕作のために伐採されるし、一部は家畜が増えた結果、なくなっていく」(176頁)ので地代が発生しますが、木材を耕作の進んでいない国から輸入する方が安い場合もあり、「エディンバラの新市街地では、過去数年間に建てられた住宅におそらく、スコットランド産の木材はまったく使われていない」(177頁)場合もあると言っています。
 ○ 金属の場合
 「金属の市場は鉱山の近隣地域には限定されず、世界全体にわたる。日本で生産される銅はヨーロッパに輸出されている」(178頁)し、またスペイン産の鉄やペルー産の銀の例を挙げ、市場は世界全体にわたるので、立地条件より鉱山が豊かかどうかに左右されるとしています。また、金属の価格は世界でもっとも豊かな鉱山に左右されるので、「大部分の鉱山では操業の経費を賄うのがやっとであり、地主に高い地代を支払えることはめったにない」(179頁)と言っています。
 さらに金属の中でも貴金属、特に金と銀についても取り上げて、「有用性 (utility)、美しさ (beauty)、稀少性 (scarcity) という性格が、金や銀の価格の高さを支える基礎になっており、どの地域でも金や銀を大量の他の商品と交換できることの基本的な理由になっている」(183頁)とし、金や銀の需要は、他の商品の需要とは違っていることに言及し、このために硬貨に適しているのだと言っています。
 ○ 宝石の場合
 宝石は装飾以外に用途がないので、宝石に対する需要は美しさだけで決まり、その価値は稀少性からくる、としています。そして、「貴金属も宝石も、もっとも豊かな鉱山での価格によって世界中の価格が決まるため、鉱山の所有者が得られる地代は、鉱山の豊かさの絶対水準ではなく、相対水準とも呼べるもの (not to its absolute, but to what may be called its relative fertility) によってきまる」(184頁)と言っています。


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NHK歴史秘話ヒストリア 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月11日(土)09時41分55秒 返信・引用 編集済
4月22日(水)の午後10時からNHK総合で「新島襄の妻、八重の生涯」が放送されます。

大和民族は天照大神からの女系民族であること。
日本では、奥さんのことを「おかみさん」=「お神さん」と呼んでいること。
二紫会でも「奥さん」=「上司」と呼ばれていること。

日本三大私学「同志社」創設を影で支えた「お神さん」または「上司」。
どのような内容なのか楽しみです。


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推薦図書(26) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月10日(金)23時37分13秒 返信・引用 編集済
『人間通』(谷沢永一・新潮選書・08年5月)
人間の本質をえぐります。辛辣です。そして痛快です。
hosokawa君のモチベーションに関する質問に対するヒントとして一部紹介します。

・名誉
自分は世に認められていると思える手応えほど嬉しい喜びはない。ここまで来たのだから更にもっと励まなければと奮い立つ。そして目指すところは人から尊敬されていると感じる気持ちのゆたかな温もりである。ひとしお生きている張り合いが増す。人を成長させる動機は名誉を求める欲望である。誰もが名誉心を抱けば人間世界は活き活きと発展する。とげとげしく険しい攻撃衝動が薄められて、人の世はおだやかに滑らかに進行する。ゆえにひとびとの名誉心を満足させる装置が世の中には必須である。各種の位階勲等や褒章は人の心を健全な方向へ導き元気を出させるための餌である。(中略)
しかし、押しなべて褒章制度は人の尻を叩いて前へ前へと走らせる。勲何等が欲しい人は目標を遠きにおいて身を慎む。人に後指さされるような阿漕な真似はしないであろう。賞が欲しいという欲張り根性がいかに脂ぎっていようとも、卑しい動機が見え見えであろうとも、そのためせっせと社会に奉仕してくれれば、それはそれでまた結構ではないか。所詮、人間は欲の塊である。その欲を世間に役立つよう誘導するのが褒章の仕組みである。人間性を理屈で罵ったり否定せず、人間性が美徳に転化するように計る知恵が肝要であろう。


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株は儲かっても損してもテンション下がる 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月 9日(木)09時39分17秒 返信・引用 編集済
> No.1013[元記事へ]

> ①どんな時、モチベーションが上がりますか?

人、または社会から高い評価をされたときにモチベーションが上がります。

> ②逆に、どんな時、モチベーションが下がりますか?

人、または社会から低い評価をされたときにモチベーションが下がります。
仕事上、2,3月は収入が下がるので、この時期にもモチベーションが下がります。


> (きのうちさん、株価が下がった時はNGですよ!)

それが株は儲かっても、損しても気分は落ち込むんですよ。
損したときはお金を失うので、もちろんですが、毎日どの銘柄にするか「直感」を使いながら選んでますが、自分が選らんだ銘柄が下がり、迷って買うのをやめた銘柄が急上昇したりすると、ダブルでショックを受けます。
つまり、自分の直感は外れる。(株の世界から低い評価を受けたよう)
株価が下がってお金を失うのダブルです。

儲かっても、もう少し高く売れたんではないかとか、もっと安いところで買えば良かったとか反省と落ち込みに見舞われます。
選ぶときも自分が選んだ銘柄は5円しか上がらなかったけれど、悩んでやめた銘柄が30円上がることも日常茶飯事です。

では何故、株をするのか?
自分の直感を鍛えるためです。
猟師さんも多分、直感で「このあたりに仕掛ければ、獲物を取れるであろう」と漁をしていると思います。その直感はもちろん長年の経験に裏打ちされたものですが・・・
ビジネスにおいても、「この市場に仕掛ければシェアが取れるであろう」と直感を駆使しながら戦略を練っているのと同じかもしれません。
ただ、ビジネスはその結果を検証するのは、何日も先になりますが、株はその日、または半日で自分の直感の結果を検証できます。

自分の生活に影響しない程度に楽しんでます。

(追伸)
長期プライムレート上昇との噂もあり、銀行株注目してます。


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どんな時、モチベーション? 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 4月 7日(火)21時07分59秒 返信・引用
皆様のご意見を拝聴したく、メールしました。
①どんな時、モチベーションが上がりますか?
②逆に、どんな時、モチベーションが下がりますか?
単純なご回答をお願い致します。
(きのうちさん、株価が下がった時はNGですよ!)


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訂 正 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月 7日(火)10時54分44秒 返信・引用
 4月2日に「中立学区」の書き込みをしましたが、そのなかの「7 ついでに」の説明の二カ所に「西側」と書きましたが、「東側」の間違いなので訂正します。この書き込みのその部分は今日「東側」に訂正しておきましたが、間違って和宮生誕の地を探さないように念のためお詫びして訂正しておきます。

 2日は、朝に京都を離れる用事があり大急ぎで投稿し、昨日京都に帰って読み直して間違いを見つけた次第です。単純なミスですが、何かの思い込みのためだったのか、単純ミスをする年齢になったためかと、反省しているところです。


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お知恵を頂きありがとうございます 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月 7日(火)09時43分56秒 返信・引用 編集済
> No.1010[元記事へ]

> 「3人分」というのは誰々の分でしょうか?
> 自分の母親、妻の母親、妻の分という意味でしょうか?
> 仮にそうであるならという前提で小生の個人的考えを書きます。
>
> 自分の母親の分・・・これでよかった
> 妻の母親の分 ・・・妻の小遣いで買うべき
> 妻の分    ・・・将来子供が新婚旅行に行ったときに買ってきてもらいなさい
>
> したがって、きのうち君は間違っていないと思います。


3人分とは山崎先輩の指摘のとおりです。
やっぱり、そうですよね。
これからの口撃には「子供に買ってきてもらいなさい」と言ってやります。

父には羊の皮ジャケットを買いましたが、「これはええわ」と言いながら着倒してたので数年でボロボロになり、現在は押入れの底にあるように思います。
この辺は男女の感性の違いがあるようです。
男は寒さを凌ぐために服をきているようなものですが、女性に取ってはそれ以上の何かがあるんですよね。

海外に出ると上下関係が逆転します。
マドリッド、バルセロナの複雑な地下鉄の乗り方を教えましたが、理解せず。
多分、どこかではぐれてしまうとホテルにも帰ってこれない人ですから、海外にいるときは私に絶対服従で、素直で、優しいですがね・・・・


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Re: 気ままに思い出した旅行記(2) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月 7日(火)08時56分27秒 返信・引用
> No.1009[元記事へ]

> 新婚旅行最後の日はマドリッドのスペイン最大手百貨店で日本へのお土産を買ってましたが、土産を買いながら、ミンクのコートを思い出し、急に怒りだしました。
> 「マザコンや!」と言うのですよね。
> 3人分買えば、問題なかったのかもしれませんが、それが元で「成田離婚」ならぬ「マドリッド離婚」になるところでした。
> いまだに口撃されますが、自分を生み、育ててくれた親なのだから、ほかとは違うもの買っても良かったと思います。
> 母はいまでも宝物のようにして大切にしています。
> これを見ていると「これでよかった」と思うのですが、やっぱり、3人分買うべきだったのでしょうか?


「3人分」というのは誰々の分でしょうか?
自分の母親、妻の母親、妻の分という意味でしょうか?
仮にそうであるならという前提で小生の個人的考えを書きます。

自分の母親の分・・・これでよかった
妻の母親の分 ・・・妻の小遣いで買うべき
妻の分    ・・・将来子供が新婚旅行に行ったときに買ってきてもらいなさい

したがって、きのうち君は間違っていないと思います。
ただし、新婚旅行の時点ですでに奥さんが貴君の「上司」であったならば、3人分買うべきだったでしょうね。


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気ままに思い出した旅行記(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月 6日(月)10時24分37秒 返信・引用
数十年前に新婚旅行でスペインに行きました。
バルセロナまでとマドリッドから帰る飛行機のチケットだけで、グラナダのアルハンブラ宮殿の中にあるパラドール(古城を改造した国営ホテル)に泊まるなどは決めてましたが、あとは気ままにブラブラを決め込んでました。
学生時代には第二外国語はスペイン語を取っていましたが、当時はスペインに行くなんて想像もしてなかったので、ちゃんと勉強してませんでした。
それが最初に覚えたスペイン語が「ミクロンダ」(電子レンジ)で、レンジで「チン」するご飯を持って行ってました。
独身時代に上司は安いパックで行っては、変な食事でお腹を壊していたらしく、そのために持っていってましたが、あまり必要なかったみたいでした。

バルセロナは毛皮の生産で有名な町だと知らず、グエル公園近くでガウディの建築物をバックに写真を取っていると、一人のおじさんに声をかけられました。
なんでも毛皮の工場で働いていて、「買わなくてもいいから見学に来ないか」と誘われ、二人で行ってみることにしました。
確かに安いので、自分の母親にお土産としてミンクのコートを買いました。
日本では考えられないくらい安かったです。

新婚旅行最後の日はマドリッドのスペイン最大手百貨店で日本へのお土産を買ってましたが、土産を買いながら、ミンクのコートを思い出し、急に怒りだしました。
「マザコンや!」と言うのですよね。
3人分買えば、問題なかったのかもしれませんが、それが元で「成田離婚」ならぬ「マドリッド離婚」になるところでした。
いまだに口撃されますが、自分を生み、育ててくれた親なのだから、ほかとは違うもの買っても良かったと思います。
母はいまでも宝物のようにして大切にしています。
これを見ていると「これでよかった」と思うのですが、やっぱり、3人分買うべきだったのでしょうか?


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七重八重 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 4月 6日(月)00時37分51秒 返信・引用
 相国寺の塔は七重だったとの御指摘で確認してみると,確かに七重大塔とありますね。

 どこで勘違いしたのだろうと思い,法勝寺(岡崎にあった大寺)の塔と勘違いしたのかと思いましたが,法勝寺は八角九重の塔だったそうで,高さ80mくらいあったそうです。

 「相国寺の八重の塔」と言い回らずによかった・・・って,既に言い回ってる?


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白虎隊と新島襄? 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月 5日(日)23時10分11秒 返信・引用 編集済
先週読んだ『会津武士道』(中村彰彦・PHP・07年1月)より

(会津)藩の財政を立て直すために行われた殖産興業の事業の数々(中略)
とくに私がおもしろいと思うのは、徒士以上の家の女たちに機織りを奨励したその方法です。(中略)会津藩では、紬でも自分で糸を取って織ったものなら着てもいいことにしたのです。(中略)
これも幕末の例ですが、のちに同志社大学となる同志社英学校を創立した新島襄と結婚する山本八重は、会津藩の砲術師範山本権八の娘でした。だから鉄砲の撃ち方を知っていて、彼女自身も鶴ヶ城攻防戦では、当時最新鋭のスペンサー銃を持って戦っています。その山本家の隣が、白虎隊二番隊士として飯盛山で自刃した伊藤悌次郎の家でした。出陣前の悌次郎は、「お八重様、鉄砲の撃ち方を教えてください」とよく山本家へ駆け込んできた。そうすると八重は、「はいはい、じゃ、構えて」と機を織りながら教えたという話が残されています。

白虎隊と新島襄の奥さんはこんなに近い関係だったんですね。


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Re: 聚楽第 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 4月 5日(日)16時18分52秒 返信・引用
> No.1002[元記事へ]

>  御所を見下ろすといえば,同志社の校地ともなっている相国寺は足利義満が創建を言い出したとのことですが,旧・学館にあった花の御所で権勢を奮い,御所の北の相国寺の境内に八重の塔を建立して御所を見下ろしていたらしいです。これは前にも書きましたっけ。
>

お寺に建てられている塔って、普通三重塔とか五重塔のように奇数ですよね。上記の“八重の塔”に違和感を感じたので調べてみました。

以下、『逆説の日本史7』(井沢元彦・小学館)より

相国寺とは、一応は義満が後小松天皇の勅命を奉じて、つまり命令によって建立した寺だ、ということになっている。
しかしながら、その相国(左大臣以上の大臣、すなわち義満自身をさす)という命名から見ても、義満自身の発意による記念碑であることは明らかである。
その証拠に、相国寺に建てられた七重の塔は、当時「七重大塔」と呼ばれた日本史上最も高い塔なのである。それまでの最高記録は平安時代に白河上皇が建立した法勝寺の「九重大塔」(約86メートル)だが、相国寺大塔はそれを超える百九メートルの高さを誇っていた。まさにこれは「義満タワー」なのだ。

ということで、やはり奇数でした。
それにしても、木造建築で109メートルってにはものすごい高さですね。


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『国富論』(14) 第1編 第11章 第1節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月 2日(木)09時03分54秒 返信・引用
 第11章 土地の地代(Of the Rent of Land)
  * この章は、「余論」も含めて邦訳書で152~274頁の123頁がさかれています。

 スミスは地代について、「地代は、土地の利用に対して支払われる価格とみたとき、その土地の現状で借り手が支払える最高の価格になるのが自然である。地主は貸借の条件を取り決めるにあたって、土地の生産物に対する借り手の取り分の比率をなるべく低くしようと努力する。借り手が・・・資本を回収した後に、その地域で農業資本が通常得られる利益しか獲得できない比率にしようとするのだ。この比率は明らかに、借り手が損のない取引だと満足できる範囲で最低の比率であり、地主がこれ以上の比率を借り手に残そうとすることはめったにない」(152頁)と言い、この比率の地代が土地の地代の自然水準であり、土地の利用に対して支払われる価格とすれば独占価格である、と言っています。
 このような地代が発生するためには、土地の生産物が市場に出されるとき、必要な資本を回収して通常の利益を得られる以上に価格が高くなければなりません。その差額が地代となるからです。その差額である地代部分の大きさはその生産物に対する需要の程度によって決まります。このためスミスは、「地代が賃金や利益とは違った道筋で、商品価格の構成要素になることに注意すべきだ。賃金や利益の高低は、価格の高低の原因になる。これに対して地代の高低は、価格の高低の結果である」(154頁)と言っています。
 以上の説明の後、この章では三つの節に分けて具体的に地代の説明をすることになります。

 第1節 土地の生産物のうちつねに地代を生じる部分(Part Ⅰ  Of the Produce of Land which always affords Rent)

 この節でスミスは、食料の生産と地代について述べています。食料の需要はいつもありますので、「ほとんどどの土地でも、食料を生産すれば、労働者を最大限に優遇した場合ですら、市場に供給するのに必要な労働を維持できる量以上の食料を生産できる。そしてこの余剰はつねに、労働者を雇うために使われた資本を回収して利益を確保できる水準を上回っている。このため、地主が地代として確保できる部分がかならず残る」(155頁)と言っています。そして、「土地の地代は、生産物が何であっても、地味 (fertility) によって変わるし、地味が肥えていても痩せていても、位置 (situations) によって変わる」(156頁)とし、位置と交通網(道路、運河、航行可能な河川)の関係も述べています。

 つぎに、パン(穀物畑)と食肉(牧草地)について述べています。
 農業が始まった初期の時代には、農村の土地のうち大部分は未開の原野で家畜の放牧に使われていたので、食肉の方がパンより豊富にあり、パンの価格の方が相対的に高くなりました。しかし、農村の土地の耕作面積が大きくなってくると、食肉の需要を満たす原野が少なくなり、家畜の飼育と肥育に土地を用いるために家畜の価格が上昇してきます。このため、原野の所有者は地代を引き上げることになります。つまり、「社会が発達するとともに、未改良の牧草地の地代と利益はある程度まで、耕地の地代と利益によって決まるようになり、耕地の地代と利益は穀物畑の地代と利益によって決まるようになる」(158頁)ということになります。しかし穀物の収穫と家畜の肥育には年数の違いがあるので、同じ面積の土地の生産量に違いが出てきます。このため、食肉の「生産量の少なさは価格の高さで補われなければならない。補って余りある状況になれば、穀物畑の一部が牧草地に転換される。十分に補われていない状況になれば、逆に牧草地の一部が穀物畑に戻される」(158頁)と言うように、牧草(飼料を生産する土地)と穀物(食料を生産する土地)との間で、地代と利益が均衡することになります。
 しかし地代と利益は、牧草の方が穀物より高くなる場合もあると言っています。そのような例として、大都市の周辺を挙げ、「牛乳と馬草の需要が多いうえ、食肉の価格も高いために、牧草価格が穀物価格に対する自然な比率とも呼べる水準より高くなることが少なくない」(158頁)、また、人口が多いために、全体の土地を使っても住民に必要な牧草と穀物を生産できないような国では、「土地は主に牧草の生産に使われる。牧草は嵩張るので、遠くにある生産地から運搬するのが容易ではないからだ」(159頁)そして穀物は主に外国から輸入されると言っています。さらに、主に穀物を生産している農村でも、囲い込み(enclosure)が進んでいない地域では、「十分に囲い込みを行った牧草地の方が、同じ地域にある穀物畑よりも地代が高い場合が少なくない」(159頁)、とコメントしています。

 さらに、穀物か飼料の生産以外の土地の生産物にも言及して、「大国ではどこでも、耕地の大部分が食料か飼料の生産に使われている。これらの地代と利益によって、これら以外の用途に使われる耕地の地代と利益も決まっている。ある生産物で地代と利益が少ない場合には、その生産物に使われていた土地がすぐに穀物か牧草の生産に使われるようになる。ある生産物で地代と利益が多い場合には、穀物と牧草に使われていた土地の一部がすぐにその生産物に使われるようになる」(161頁)として、いくつかの例を挙げています。
 ○ ホップ園、果樹園、野菜畑の場合
 これらの生産物は、地代も利益率も穀物や牧草を生産する耕地よりも高いが、これらに適した土地の改良の費用、栽培の手間や熟練、収穫量の不確実さを考えれば当然だと言っています。また、ワイン生産のぶどう園を挙げ、「果樹のなかで葡萄はとくに土壌の影響を受ける。ある種の土壌では独特の風味のあるワインができ、耕作や手入れによっては同じ風味は出せないといわれている」(165頁)というような場合には、有効需要を満たす供給が不足し価格が高くなり地代も大きくなると言っています。
 ○ 砂糖農場の場合
 「西インド諸島のヨーロッパ各国の植民地にある砂糖農場は、貴重な葡萄園に似ているともいえる」(166頁)ので、つまり有効需要に対して供給が不足しているので価格が高くなっている、と言っています。
 ○ タバコの場合
 タバコの栽培はヨーロッパの大部分で禁止されているので、バージニアとメリーランドで穀物より利益率の高い作物として栽培されているが、「タバコの有効需要はヨーロッパで完全に満たされているわけでないものの、おそらくは砂糖よりも供給不足が小幅なのだろう」(167頁)から、タバコの価格は砂糖の価格ほど高くなく、タバコの栽培は砂糖の生産ほど有利ではないと言っています。
 ○ 米の場合
 「米を生産する田は、とくに肥沃な麦畑より大量の食料を生産できる」(169頁)ので地代の割合も多いと言っています。ヨーロッパでは食料として主に麦が生産されるので麦畑の地代が麦以外の用途に使われる耕地の地代を決めるが、「米に適しているのは年間を通じた湿地であり、一つの季節には水でおおわれる土地である。米以外には、麦や牧草、葡萄など、人間にとって役に立つ農産物のいずれにも適していない。・・・このため、米を主な食料にしている国でも、田の地代は、米に転作できない耕地の地代を決めるものにはならない」(169頁)と言っています。
 ○ ジャガ芋の場合
 ジャガ芋の単位面積当たりの収穫量も米と同じように小麦より多いので、農業労働者がジャガ芋を食べるようになれば人口が増え地代も大幅に上昇するだろうし、ジャガ芋は栄養があり健康にもよいが、しかし、「ジャガ芋は一年を通じて保存するのが難しく、穀物とは違って、二年から三年にわたって保存するのは不可能だ。売れる前に腐るのではないかという恐れが、作付の障害になっており、パンのように大国のすべての階層にとって主な植物性食料になるのを妨げる最大の要因になっているようだ」(171頁)と、言っています。


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中立学区 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 4月 2日(木)08時55分47秒 返信・引用 編集済
 3月30日のひろせ君の書き込みに、「先生のマンションは,土御門大路(現在の上長者町通)の東西の惣構と油小路及び御所の南北の惣構に囲まれたエリアにあって,土御門大路の町小路(新町通)の交差点にあった木戸から外部へ出入りしていたようです」という文章がありました。
 僕の住んでいる場所は、小学校の通学区域を基準に「中立学区」と呼ばれています。同志社や御所にも近いので、二紫会の会員の皆さんの中には学生時代になじみのあった人も多いかと思います。(同志社病院もこの地域にありました。2007年11月15日の書き込み「同志社病院」をみてください。)ここは、御所と聚楽第を結ぶ地域だったので、京都の歴史の何かの参考になるかと思い、手元にある、京都市教育委員会『閉校記念誌 中立―輝ける126年のあゆみ―』(平成11年3月)の「5.中立校区の歴史」(80~81頁)からの内容を引用しておきます。

 1 中立学区とは
 「中立校区は、東は烏丸通、西は東堀川通、南は下長者通、北を一条通に囲まれた地域である。・・・歴史資料によると、この地域は平安大内裏の東、現在の京都御所につながる土御門内裏の西室町御所(花の御所)の南、二条城の東北、京都府庁の北という時時の政治の中心地に近接しており、地域の構造や機能を規定する大きな要因となってきたようである。」

 2 平安時代
 「平安京では、左京北辺坊と桃花坊の一角を占め大半は下級官人や役夫の居住区だった。この状態は、律令国家の変質退潮の下で次第に崩れ、貴族邸などが進出している。9世紀後半には、清和天皇の皇子たちが縫殿町、帯刀町に居を構え、内膳町には藤原資良邸が造営されている。」

 3 鎌倉時代~室町時代
 「鎌倉末期(1284年)には烏丸川の水が溢れ、その被害は前代未聞といわれた。ついで南北朝の分裂時代は王朝衰退し、室町時代になって足利氏が室町に幕府を構えるに及んで、ふたたびこの地域も栄えた。一条花町第、日野裏松第、入江殿、昭慶門院室町殿、清浄院など、大内裏と幕府が相接したので、都の北東部は公家の邸宅が多くなり将軍膝元の武将の館が群集し、商工業者も多くなった。
 しかし、こうした公家、武家中心の町は、応仁元年(1467年)の兵火によって灰燼となり荒廃した。将軍の権威は地に落ち、土一揆や盗賊、飢饉、疾病などで復旧も容易でなかったが、町衆たちの自治への高まりは町組を組織し、一条革堂(一条小川)の鐘を合図に自治を行っていた。そして、たちまち小川御所、勧修寺一族の甘露寺、中御門・万里小路邸が造営され、讃州寺、真如堂、安禅寺、尊体寺なども創建あるいは移建されている。また、このころから立売に名を残す商工業者の進出が始まっている。」

 4 安土桃山時代
 「豊臣秀吉によって天正15年(1587年)に、大内裏旧跡に聚楽第が築かれ、天下統一の事業完成とともに京都の都市整理、寺院の統一、道路の整備も行われた。中立区内の街道も以前よりせまくなり、多くの寺は寺町に移転させられた。
 桃山時代の中立売通が、豊臣秀吉の聚楽第と内裏を結ぶ重要な道路であったことから、中立売通に大名屋敷が建ち並んでいたものと推定されていた・・・。」

 5 江戸時代
 「こうした地の利は、諸大名の京都屋敷構営や呉服所の設定を促すことにもなった。この武家と禁裏御用をつかさどる商工業者の街という様相は、宝永、天明、安政のたび重なる火災にもゆるぎはしなかった。」

 6 明治時代
 「明治になると廃絶の大名・公家屋敷が随所にみられ、公武を対象とする生業は転換を余儀なくされたが、しだいに上京区役所、中立売警察署など、地域行政の中心となる官庁や各種教育機関も設置され、文教・官庁街の趣を呈している。」

 7 ついでに
 烏丸通を隔てた「中立学区」の東側が御所です。京都御所の東側の京都御苑内に、「橋本家跡」という碑が建っていて、「皇女和宮生誕の地」と書いてあります。孝明天皇の妹の和宮はここで1846(弘化3)年に生まれ橋本家で14年間養育され、14代将軍徳川家茂に嫁ぎます。1877(明治10)年に療養先の箱根で没し、増上寺に葬られています。現在は松林しかありませんが、御所に来たら確認しみてください。


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株式市場はレモンの市場 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 4月 1日(水)10時06分25秒 返信・引用
個人投資家とファンドでは情報量が違うので、「情報の非対称性」が存在します。
どこが空売りをしているかの情報も証券会社はその日に分かっていると思いますが、個人が知るのは2日後です。
合併や経営統合などの発表が行われるときの朝は大抵ストップ安になってます。
寄り付きと同時にストップ高まで上昇するときもあります。
リコールなどの発表も大抵、週末にあります。週の中ほどだと売られて株価は下がってしまうからでしょう。
これらの情報は一部では存在しているのでしょうが、個人投資家はそのような情報を知らず、いくつかのサインをもとに株の売買をしています。
これが結構当たりません。

これからは多分、太陽光発電関連株に投資して、その企業に発展してもらうことが人類に取っては良いことだと思います。
外資系ファンドは国際石油資本と深い繋がりがあり、出来るだけ石油の代替エネルギーの開発の阻止をしているように見えます。
すると外資系ファンドが投資したところに人が集まり、将来的な繁栄より、ついつい儲かるところの株を買ってしまいます。
今はシャープ、東芝、サンヨー、明電舎などに株式投資して、それらの会社の資本比率を上げて、太陽光発電に努めてもらうべきです。
私のように午前中に買って、昼から売る。または最高でも1泊2日しか株を保有してないようなのは投資してるとは言えませんが・・・・
将来を考えるか、今の利益を優先するかで、どうしても「逆選択」をしているように感じてしまいます。

「情報の非対称性」と「逆選択」については、先生の講義
「市場と非市場(9)」「市場と非市場(10)」から引用しております。


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聚楽第 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月31日(火)22時59分41秒 返信・引用
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/73/Jurakudai_Byobuzu.jpg

 聚楽第は↑のような建物だったそうですが,天守閣は4層くらいのようです。でも,御所を見下ろすような感じだったのでしょうね。
 西本願寺の飛雲閣や大徳寺の唐門として残っていますが,何だそれだけと思われる一方,移設するほどのものであったというスケールの大きさを感じます。

 御所を見下ろすといえば,同志社の校地ともなっている相国寺は足利義満が創建を言い出したとのことですが,旧・学館にあった花の御所で権勢を奮い,御所の北の相国寺の境内に八重の塔を建立して御所を見下ろしていたらしいです。これは前にも書きましたっけ。


 「マイクロソフト、学生向けITオリンピックの日本代表を選出 ~同志社大学のチーム「NIS Lab++」がソフトウエアデザイン部門の代表に」というニュースが報じられていました。がんばれ,日本!がんばれ,同志社!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090331/327496/


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Re: 御所の位置 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 3月31日(火)18時40分20秒 返信・引用 編集済
> No.1000[元記事へ]

ひろせ君、色々お手数をおかけしました。ありがとうございました。
「17世紀後半に今の位置に移動した」というのは、建物だけの話かもしれません。

聚楽第というのは、“第”が“邸”と同義であることから、その名前こそ邸宅を意味しているそうですが、天守閣や堀をも併せ持っており、その実態は“城”だったようです。
晩年の秀吉はかなり傲慢になっていたので、ひょっとして御所に隣接したところに城を建て、御所を見下ろして喜んでいたのではないかと想像した上でのひろせ君への質問でした。
しかし、多少離れていたとはいえ、これ位の距離なら天守閣から御所の中を見下ろすことくらい出来たかも知れませんね。

ところで、その聚楽第は秀吉から秀次に譲られた後、秀次の切腹とともに秀次の痕跡を地上から消すべく破壊されたそうです(一部移築)。
また、この頃の秀吉は若い頃と打って変わって残酷になっており、聚楽第に住んでいた秀次縁の婦女子39名も三条河原で処刑されました。
聚楽第は豊臣家の栄華と悲劇のシンボルといえそうです。


二年前の二紫会の翌日、たまた立ち寄った繁華街のど真ん中、木屋町三条の瑞泉寺が秀次とその一族を弔っていることを知り、線香をあげてきました。


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御所の位置 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月30日(月)23時33分21秒 返信・引用
 そもそも御所は何度も火事に遭っていますし,門跡寺院である仁和寺に建物が贈られたりしていますから,何度も場所を変わり,火事の間は里御所(貴族の家に仮住まい)などしていましたので,今の場所にいつから,というのは特定が困難なようです。

 「京都時代MAP~安土桃山編」を見ると,既に現在の場所に御所があります。現在の紫宸殿には「院御所様」と表記があります。

 これではわからないままですから,Wikipedeiaを頼ってみますと,「現存の京都御所はもとは里内裏の一つで、土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)と言い、元弘元年(1331年)、北朝の光厳天皇が最初に使用したものである。当初は、一町四方の敷地であった。ここにあった内裏は江戸時代だけで8回再建されており(うち6回は火災焼失による再建)、現存する建物は江戸末期の安政2年(1855年)、平安様式にならって再建されたもので安政内裏と呼ばれるものである。」とあります。

 ちなみに,「京都時代MAP」で同志社今出川キャンパス辺りを見てみると,図書館の辺りに「伊勢守」,寒梅館(元学生会館)の辺りが正に「室町殿花の御所」,新町キャンパスは「近衛殿」の表記があります。
 先生のマンションは,土御門大路(現在の上長者町通)の東西の惣構と油小路及び御所の南北の惣構に囲まれたエリアにあって,土御門大路の町小路(新町通)の交差点にあった木戸から外部へ出入りしていたようです。
 我が家は,豊臣秀吉が築いた御土居の上です(笑)。

 「京都時代MAP」は,他に幕末維新編と,姉妹編の「京都・観光時代MAP」を持っていますが,3番目の本では現在の紫宸殿の位置に,室町時代は「土御門御所」があったとされています。Wikipediaに符合しますね。
 しかし,さらに平安時代のページをめくってみると,先生のマンションの近所のKBS京都辺りに「土御門内裏」の表記があります。当時の御所は大宮通以西・御前通以東にあったようですが,火事や風水害の度に里内裏に出ていたためでしょうか。
 先生のマンションは,現在で言うならば永田町か霞ヶ関に建っているようなものですね。


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桜 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 3月29日(日)13時46分48秒 返信・引用 編集済
まだまだ寒い日が続いていますが、静岡の桜も少しずつ少しずつ花開いてきました。

今日、本棚を覗いていたら『保存版 そうだ京都、行こう。』が目に付きました。
JR東海・京都キャンペーンのポスターの写真&文の10年間を収録したものです。
「春の章」を開くと、出てます出てます、京都の桜の名所の素晴らしい写真が。

醍醐寺、毘沙門堂、平安神宮神苑、高台寺、仁和寺、天龍寺、二条城に円山公園・・・。
京都に4年間住んではいても、考えてみるとこの時期はクラブの合宿などで京都にはいなかったんですね。残念ながら上記の名所、桜とセットでの記憶がありません。
さらに勝持寺、善峰寺(よしみねでら)ともなると、行ったことすらありません。

「’98春 勝持寺」の写真に添えられている文を紹介します。

「ねがわくは花の下にて春死なん、そのきさらぎの望月の頃」と詠み、
桜に生き、桜に死んだ歌人、
西行はここに庵を構えました。
彼自ら植えたといわれる「西行桜」をはじめ
約四百五十本の桜におおわれた別名「桜の寺」。
決して広くない境内だけに
お寺が花に埋もれているかのように思えます。

いや~行ってみたいですね。
(それにしても、JR東海、宣伝うまいなあ。)

ところで、ほそかわ君とひろせ君、聚楽第に関する情報どうもありがとうございました。
ついでに教えていただきたいのですが、現在の御所は17世紀後半に今の位置に移動したと何かの本で読みました。秀吉の時代にはもっと西にあったのでしょうか?平安時代と同じなら千本通りが中心ですよね。聚楽第とはかなり近かったんでしょうか。京都時代MAP見れば分かりますか?


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謎の飛行物体 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 3月28日(土)09時42分33秒 返信・引用
この2週間は株中毒から抜け出すために株価ボードを見ない。
そしてパソコンの前にも極力座らないようにしてきました。
やっと株の売買していなくても平気でいられるようになりました。
幸いにもNYダウが7700ドルに戻し、日経平均も7000円割れ寸前から8800円まで戻す場面もあり、ひとまず金融危機が去ったと楽観視しているので、来週から株を始めます。
ただし、今度は1日に昼飯代稼ぐ程度であまり入れ込まないようにします。

仕事帰りに夜の星を見上げていますが、やはり北斗七星はこの時期でも肉眼で確認できました。
10時くらいですが、北極星の丁度上あたりに「ひしゃく」を下に向けた形で輝いています。1時間に15度づつ反時計まわりに動くので、見る時間帯によって多少変化しているかもしれませんが。
その対極にあるカシオペアは地平線近くにあるので全くみえませんでした。

そこへ謎の飛行物体が飛来。
近くに伊丹空港があるので飛行機かもしれませんが、8時以降は離発着はできないので、
UFO かとも思いましたが、一定の速さで一機は西から東へ、もう一機は東から西へ移動していきました。
もしかしたら人工衛星かもしれません。
北朝鮮上空あたりには、今多数の人工衛星が飛び交っているのでしょうね。


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『国富論』(13) 第1編 第10章 第2節 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月27日(金)16時25分34秒 返信・引用
 第2節 ヨーロッパの政策から生まれる不均等(PartⅡ Inequalities occasioned by the Policy of Europe)

 スミスは、この章の第1節で労働の賃金と資本の利益率が業種間で違う理由を説明していますが、さらにこの第2節ではヨーロッパの政策によって業種間格差が生まれる理由に言及しています。
 それには主に以下の3つの理由があるとしています。

 (1)政策によって、いくつかの業種で、競争に加わるものの数を自然の状態より少ない数に制限しているため。
 これの主要な手段として、同業組合の排他的な特権(the exclusive privileges of corporations) を挙げ、「組合がある都市ではかならず、その業種で営業する権利をもつものの間だけに競争が制限される。この権利を得るには通常、その都市で資格を認められた親方(master)のもとで、徒弟(apprenticeship)として働くことが必要になっている」(126頁)と言っています。そして、親方一人がとれる徒弟の数を制限したり、徒弟奉公の最低年数を規定したりして競争を制限していると言います。
 *「同業組合は昔、ユニバ-シティ(universities)と呼ばれていた。この言葉はラテン語で団体を意味しているのだ。昔の都市の特許状をみると、鍛冶組合(the university of smiths)、仕立て組合(the university of taylors)などの言葉が普通に使われている。現在ではユニバーシティは大学だけを意味するようになったが、・・・」(127頁)

 イングランドの1562年に制定された徒弟法(the Statute of Apprenticeship)や、フランス、スコットランドの徒弟奉公の例を挙げた後、「誰でも自分の労働に対する所有権をもっている。これはすべての所有権の基礎であり、したがって神聖で侵してはならないものだ。・・・この権利の行使を妨げるのは、神聖な所有権に対するあからさまな侵害である。労働者と、労働者を雇おうとする人の正当な自由を明らかに侵害するものだ。各人が適切だと判断した仕事をするのを妨げ、適切だと考える人を雇うのを妨げる」(129頁)と言って、同業組合の法律に対するスミスの基本的な態度を表明しています。そして、長期にわたる徒弟奉公はまったく必要ないとして、できの悪い製品が頻繁に市場に出回るのを防ぐためという理由に対しては、製造工の腕が悪いのではなく詐欺を働くものがいるからであり刻印や検印のような別の法律が必要だ、長期の徒弟奉公では若者は勤勉に働く理由がないので怠惰になる、時計製造のような優れた技能を必要とする場合でも数週間を超える指導を必要としない、と長期の徒弟奉公の制度に反対しています。長期にわたる徒弟奉公を無くすると、「仕事を簡単に習得できるのであれば、競争相手が増え、一人前になったときに、賃金がいまよりはるかに低くなっているだろう。競争相手が増えるので、親方の利益が減り、労働者の賃金も下がる。どの業種もすべて損をするだろう。だが、社会全体には利益になる。この方法を使えば、すべての業種で製品が大幅に安く市場に供給される」(131頁)から、「すべての同業組合は、そして大部分の同業組合法は、まさにこの製品価格の低下を防ぎ、したがって賃金と利益の低下を防ぐために、これらの低下をまず確実に引き起こす自由競争を制限することを目的としている」(131頁)と言っています。

 さらに、スミスは都市と農村について言及し、「都市の商工業者は農村の地主、農業経営者、労働者より有利になり、都市と農村の間の取引で本来なら自然に成り立つ対等な関係がくずれている。・・・都市の住民の取り分が本来より多くなり、農村の住民の取り分が本来より少なくなる」(133頁)と言っています。つまり、都市は商工業者によって運営され、供給がいつも不足するような規則を作り、製品価格を高くしようとします。一方、都市は食糧と産業の原材料を農村から購入し、その代金を、原材料を加工した製品の一部を農村に販売するか、外国か国内の遠隔地から購入した原材料や製品の一部を農村に販売するかで支払っています。加工した製品の販売では都市は製造業による収入を得、外国や遠隔地からの販売では商業と外国貿易による収入を得ていることになります。「都市が商品を外部に高く売れるほど、都市は外部から商品を安く買えたことになる。都市の産業が有利になり、農村の産業が不利になる」(133頁)からです。
 これを可能にするのは、都市の住民は一か所に集まっているので簡単に団結できるが、農村の住民は広範囲に散らばっているので簡単には団結できなく同業組合が作られないこと、農業経営の資格を得るために徒弟修業が必要とされたことはないこと、農村の住民は一般に団結しようとしないが商工業者は声が大きく弁がたつので、私利にすぎないものを社会全体の利益だと言いくるめてしまうこと、等の要因を挙げています。
 さらに、都市における同業組合と同業組合法以外にも、外国からの輸入品に対する高率関税も都市の産業の優位を支えている、と言っています。

 (2)政策によって、いくつかの業種で、競争に加わるものの数を自然の状態より増やしているため。
 「ある種の職業については、適切な数の若者を教育し訓練することがきわめて大切だとみられているため、ある場合には公的な機関が、ある場合には慈善活動として民間人が、多数の助成金、奨学金、給付金などの制度をこの目的で設けている」(138頁)ので、これらの職業を目指す人の数が本来の数より多くなり、その結果報酬が本来のものより低くなっている、と言っています。
 このような例として、教会の聖職者の俸給、聖職者になるために教育を受けたが聖職に就けなかった人は文人や物書きになるがその貧しい報酬、教師の低い報酬等を挙げています。

 (3)政策によって、労働と資本の自由な移動が業種間と地域間の両方で妨げられているため。
  スミスは、「徒弟法によって、一つの地域の中ですら、一つの業種から別の業種への労働の自由な移動が妨げられている。同業組合の特権によって、同じ業種の中ですら、一つの地域から別の地域への労働の自由な移動が妨げられている」(143頁)、そしてこの労働の自由な移動を妨げる要因は「資本の移動を妨げる要因にもなっている。一つの産業に投入できる資本の総額は、その産業で雇用できる労働者の数に大きく依存しているからだ」(144頁)、と言っています。つまり、発展している産業で労働不足があり衰退している産業で労働過剰があっても、労働の移動が制限され、賃金の格差が解消されないことになります。
 このようにスミスは、同業組合法が労働の自由な移動を妨げているのは、ヨーロッパのどの地域でも一般的であるが、さらにイングランドでは救貧法 ( poor laws) がその障害になって、「この法律によって、貧乏人は自分の教会区以外の地域に居住する許可を得るのが難しく、働くことすら難しくなっている。同業組合法によって自由な移動が妨げられているのは、手工業や製造業の労働者だけである。ところが居住許可を得るのが難しいために、下層労働者の自由な移動すら妨げられている」(144頁)と、言っています。そして、1601年(エリザベス一世時代)に救貧法が制定されてから、1662年(チャールズ二世)、1685年(ジェームズ二世)、1691年(ウィリアム三世)、1696年(ウィリアム三世)、1712年(アン女王)の法律改正とイングランドにおける教会区の間の人工的な障壁の関係を説明しています。

 この章の最後に、「業種ごとにみた場合、労働の賃金と資本の利益の違いは、社会が豊かか貧しいか、発展しているのか停滞しているのか衰退しているのかにはほとんど影響されないようだ。このような社会全体の状況の激変は、賃金と利益の一般的な水準に影響を与えるが、その影響はどの業種でも同等になるはずである。したがって業種間の比率は同じであり、少なくともかなりの期間にわたって、こうした激変によっては変化しえない」(151頁)と結んでいます。


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三連休の過ごし方 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月22日(日)23時11分1秒 返信・引用
 19日(金)の夜,次男が塾から帰ってから晩御飯を食べて京都を車で出発,高速道路を西へ走行。三連休と言っても,子供たちと予定が合うのは20日(土)だけ。あとは子供の部活と私の仕事でバラバラ。細君はこの旅行すら行けない。月末からETCでは高速料金が1,000円になるとのことだが,行ける時に行かないことには話にならない。
1:00に小谷SA(広島市の近く)に到着,車中泊。
 20日(土)朝,SAで朝食を食べ,「だんだん」を観て出発。夜中に走ったので,高速料金は3割引だった。
 まず広島平和記念資料館を見学。私は資料館へ20年ぶりの訪問,子供は初めてで原爆の被害に驚いていました。戦争がもたらす災いへの警戒と,平和を大切にする気持ちを大切にしたい。
 原爆の直後の街の模型を見て,NHKの番組で野球解説者の張本氏が原爆の体験を語っていたのを思い出した。ハリさんは,爆心地から1.5kmの地点にいたが,山の陰の家に住んでいたために命を落とさずに済んだそうだ。なるほど,割と近くに小さな山があり,残っている家が少々ある。すばらしい記録を残したハリさんであるが,手に大きな障害を持っていることをテレビで語っていた。
 公園内を北上し,慰霊碑と平和の灯を見る。3年前,出張に来て,朝の散歩でやってきた時には石碑が傷つけられており,傷ついた石碑に墨を塗って拓本をとる作業が行われていたが,今回は平穏な風景。
 私がどこかへ出かけると,ほとんど晴天になる。前夜までの雨がウソのよう。
 散策を楽しみながら原爆ドームへ。ボランティアの人が20人ほどの人に講義をしていた。3年前に来た時に柵ができていて驚いた。昔は柵などなく,ドームの真下の瓦礫の上も歩けたのだが。子供にとって驚きの光景らしい。
 原爆ドームの北側に出ると,広島市民球場。次に来る時にはないかもしれない,と記念写真を撮った。
 資料館近くの駐車場に戻り,新天地近くへ移動。お好み村へ行って,WBCの日本対韓国戦を観ながら,広島風お好み焼きを食べた。席に座った途端にマー君が同点ホームランを打たれた。しかし,お好み焼きはとてもおいしかった。やはり関西風の方が好きだが,広島風はモタモタしていなくて食材の味がわかりやすい。
 野球は,韓国がピンチに若いエースピッチャーを出してきて,先日の原監督が岩田を出して失敗したのと同じや,と言っていたら,そのとおり自滅した。
 店の前に出たら,テレビのイベントらしく,急にすごい人出。
 車を宮島街道に向けて,走る。快調だ。
 宮島口に着いたら,駐車場が混雑。しかし,少し西に行ったら,空いている駐車場を発見。歩いても距離は変わらず,そのまま待たなくてよかった。
 宮島行きのフェリーに乗船。それまで暑かったのに,今度は寒くなった。
 天気がいいのには助かった。少しずつ赤い鳥居が近づいてくる。宮島へは行きたくないと言っていた長男も結構楽しそう。
 参道には鹿がウロウロ。餌をもらえると思ってか,馴れ馴れしい。
 干潮のため,厳島神社はすべて地上に出ており,鳥居も少し水に浸かっているだけ。丹塗りの拝殿や桧皮葺の屋根と青い空の対比が美しい。中学生の次男が平清盛が云々と講釈を垂れる。私も,負けずに先日病院の待合室で読んだ「サライ」の記事で知ったかぶりをぶつ。
 参道のみやげもの屋でできたてのもみじ饅頭を食べ,おみやげを買った。焼きちくわがおいしそうだったので買い,歩きながら食べていたら,鹿が肩にのしかかってくる。仕方なく少し分けてやったが,何でも食べる。よかったのだろうか。そういえば,拝殿に向かう時に,かばんに挿し入れていた観光マップも口で抜き取られて,数頭が奪い合うようにして食べていた。奈良のように鹿せんべいを売っているわけでもない。
 20年前も帰りのフェリーはなんだか物悲しかったが,今回もなんだか寂しい。夕方のためなのか,旅行が終わりであるためなのか。20年前に来た時には,山口百恵の「いい日旅立ち」がずっと鳴り渡っていたが,今回は静かである。不快な,割れ響く楽曲がないので,旅の風情も失われず,この方がいい。
 帰りは,廿日市ICから高速道路に入った。西宮あたりが渋滞しているとの情報で,小野SAで夕食。家には21:30に着いた。
 三連休に小さな思い出が作れてよかった。



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Re: 聚楽第・落日燃ゆ・株 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月22日(日)21時19分3秒 返信・引用 編集済
> No.993[元記事へ]

 ほそかわさんの母校には,現在,区の社会福祉協議会などが事務所を置いており,前の仕事で行ったことがあります。
 昭和をすごく感じさせる建物で,大事に使っていくべき建物だと思います。

 私は「京都時代MAP」という本を3冊持っており,昔の京都の町と現在の町との対比をして楽しんでいますが,「安土桃山編」に「聚楽第」の位置が記されています。
 その地図がどこまで正確かわかりませんが,聚楽第の範囲は,北は一条通の少し北,西は千本通と浄福寺通の間,南は下立売通の少し北,東は大宮通となっています。聚楽小学校は地図上は範囲に入っていませんが,塀や堀など何らかの構築物があったのかもしれません。
 正親(せいしん)小学校も聚楽第の本丸に掛かるかどうかの位置です。聚楽第のど真ん中らしき位置でわかりやすいランドマークと言えば,星の子スイミングスクール辺りでしょうか。


 ところで,今の職場に異動した直後に,正親(せいしん)小学校のことを「おおぎ小学校」と呼んだら変な顔をされました。だって,「正親町天皇」は「おおぎまちてんのう」ですよねぇ。
 「冷泉天皇」は「れいぜいてんのう」なので,就職してまもなく「冷泉通」を「れいぜいどおり」と呼んだらこれも変な顔を・・・。
 「勧修寺」は「かじゅうじ」なので,「山科区勧修寺東栗栖野町」の「勧修寺」を「かじゅうじ」と読んだら,「かんしゅうじ,です」と訂正されました。

 本来の読みがあるのに,常用的な読みを使う地名があるので,京都のように歴史の長い都市の地名はますますややこしいです。


 麻生さん(総理と呼ぶに値しないような・・・)の「株屋発言」,関連業界の人は理解するのだと解しても,やはり総理大臣の立場では配慮を書いているといわざるを得ません。私の知り合いの北浜のトレーダーも怒っています。


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『国富論』(12) 第1編 第10章 第1節 ② 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月20日(金)12時20分44秒 返信・引用
 前回では、労働の賃金の違いをもたらす五つの要因を挙げましたが、そのうち資本の利益の違いにも当てはまるものは、(1)の事業の快適さと不快さ、(5)の事業の安全性と危険の二つでした。

 スミスは、「一つの社会または地域でみて、資本の平均的で通常の利益率は、労働の賃金よりも業種ごとの違いが小さい」(117~118頁)と言っています。そして、賃金と利益が区別されない場合があると言い、薬屋の利益は高いとされているが利益とみなされる大部分は賃金である、小さな港町の小さな食料雑貨店ではわずかな資本で大きな利益を稼ぐがこの場合も利益の大部分は賃金である、という例を挙げています。また、投機的な商人の場合を挙げ、「この種の事業は大都市以外では行えない。大量の取引があり通信が発達していて、投機に必要な情報が得られるのは大都市だけである」(120~121頁)からだが、投機的な商人の場合の損失と利益は一定していないので安定した業種ではない、と言っています。

 スミスは、以上のように業種間格差について説明していますが、結論として、「以上の五つの要因によって、労働の賃金と資本の利益には大きな業種間格差があるが、実際上か想像上の有利な点と不利な点を総合した場合には、業種ごとに格差があるわけではない。業種ごとのさまざまな状況によって、金額の少なさが補われ、金額の多さが相殺されている」(121頁)と、真の格差はないと言っています。ただし、このような業種間格差がない状態のためには、各自が業種を完全に自由に選べるときでも、以下の三つの条件が必要であると言います。

 (1)その業種が、その地域でよく知られていて、はるか以前から確立していること。
 起業家が新しい製造事業を起こす場合には、他の業種から労働者を引きつけるために賃金は高くなります。「このため、労働の賃金は流行品の製造業の方が、必需品の製造業より高くなるとみられる」(121頁)し、大きな利益を得ることもあれば大きな損失を被ることもあるので利益率は一定比率ではないが、「その事業や方法が完全に定着してよく知られるようになると、競争によって利益率が他の業種と変わらなくなる」と言っています。

 (2)その業種が通常の状態、自然な状態にあること。
 需要の変動によって市場は自然な状態から乖離することがあります。「ほぼどの種類の労働でも、需要が通常より多くなる時期と少なくなる時期とがある。需要が多くなれば、その業種の有利さは通常以上になり、需要が少なくなれば、その業種の有利さは通常以下になる」(122頁)し、「商品価格が通常で平均的な水準を上回ったときに、利益率が本来の水準を上回り、逆に価格がこの水準を下回ったときに、利益率が本来の水準を下回る」(122頁)からです。
 *同じような内容は、「第7章 商品の自然価格と市場価格」の市場価格の一時的変動の説明にもあります。

 (3)その仕事に従事している人にとって、唯一の仕事か主要な仕事であること。
 これは、「一つの職業で生活を支えているが、働く時間がそれほど長くない人が、暇な時間に仕事の性格にふさわしい水準より低い賃金で働こうとする」(123頁)ことがないことを条件にしています。このような低賃金で働く例として、スコットランドの小屋住みの労働者、手編みの靴下、亜麻糸紡ぎの例を挙げています。
 さらに、「豊かな国では市場が一般にきわめて大きいので、各人は自分が従事する業種に、労働か資本をすべて投じることができる。一つの業種の仕事で生活費を稼ぎながら、別の業種の仕事で少しばかりの収入を得るのは、主に貧しい国でのことである」と言いながら、例外としてロンドンの家賃の例を挙げています。ヨーロッパの他の都市と比べ、ロンドンでは家一軒の家賃は高いが家具付きの部屋の家賃は安いと言い、それはイングランドでは住宅を借りるとき一軒を丸ごと借りるしかないことにあるとしています。そのため「ロンドンで商売をするとき、顧客が住む地域で一軒家全体を借りるしかない。店を一階に作り、家族は屋根裏部屋に住む。そして、その間にある二つの階を貸して、家賃の一部を取り戻そうとする」(125頁)からです。

 以上、この節では、各自が業種を完全に自由に選ぶことができ、上の三つの条件が満たされるときには、賃金と利益率の真の業種間格差は無いと言っています。しかし、次節では、ヨーロッパでは政策的に格差がつくられていることに言及しています。


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聚楽第・落日燃ゆ・株 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 3月20日(金)07時46分1秒 返信・引用
・聚楽第
山崎先輩!ひろせさんじゃないですが、ほそかわより知っている限りの聚楽第を…
たぶん文献には中立売 浄福寺 の正親小学校のあたりといわれているようです。(15年 以上の兄の 話ですが)
しかし、私の小学校は「聚楽小学校」でした。
場所は葭屋町中立売下る です。今は廃校になりましたが、昔は校長室の前に太閤さんの 肖像画が飾ってありました。そして、新年(もしくは新学期)に校長先生が「この学校は 太閤秀吉が建てた聚楽第の中心地」といっていました。
さて、真実やいかに?
落日燃ゆ
最近テレビでありました。
この小説は何回も読みました。「広田弘毅」カッコイイ!ですが、児島譲の「東京裁判」 では広田は情けない人物として描かれています。昔、吉田茂の秘書官の縁者と会話した際、
「落日」は書きすぎ…と言われました。でも、広田はカッコイイ!
・株
勉強のために…小遣いの範囲でやるのは賛成です。
やっぱり、買った株は動向が気になりますから…自然と経済に興味が湧きます。
日経平均は先週、26年前=私が社会人2年目の水準になったそうですが、株価は波があるのは当たり前です。ロングタームで考えるなら、そろそろパチンコの替わりに株もよいかも?


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学生時代の思い出(13) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 3月15日(日)19時31分2秒 返信・引用 編集済
樋上君の書込み以来、市電のことを時々思い出します。
二村先生が利用されていたという浄土寺という駅は銀閣寺道のひとつ南にありました。そのまた南が錦林車庫前、さらに真如堂道、天王町と続きます。
小生は若王子時代、この天王町から市電に乗って学校に通いました。
錦林車庫前がターミナル駅になっていたため、運転手の交代や時間調整の為待たされたり、「この電車は車庫に入りますので、次の電車にお乗換えください。」と降ろされたり、イライラすることがたびたびありました。

以前、ひろせ君の書込みの「烏丸車庫」でもふれられていましたが、「錦林車庫」の呼び方が「きんりんしゃこ」では無く、「きんりんしゃこお」だったのが妙に印象にのこっています。

「つぎは、きんりんしゃこお、きんりんしゃこお、きんりんしゃこおまえです。」

当時の「きんりんしゃこおまえ」の写真が出てきたので添付します。



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推薦図書(25) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 3月15日(日)10時06分41秒 返信・引用 編集済
①『代表的日本人』(内村鑑三・岩波文庫・95年7月)
西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮上人の5人を代表的日本人として外国人に紹介するために、そもそも英語で出版されたものです。私達はこの5人のことをどこまで知っていたのでしょうか。
「尊敬する日本人は上杉鷹山。」と言ったジョン・F・ケネディや映画「ラスト・サムライ」をつくったトム・クルーズはこの本を読んでいたと想像されます。
文芸春秋に藤原正彦氏の「名著講義」というシリーズがあるのですが、4月号ではこの本が取り上げられていました。大変読みやすい本です。年齢問わずお薦めします。

②『利休にたずねよ』(山本兼一・PHP・08年11月)
前にも書きました同志社大学出身作家の直木賞受賞作品です。
日本史ファンで、白洲正子さんの影響で骨董にちょっぴり興味を持ち始めた小生が、大学の後輩が書いたと言う京都を舞台にしたこの小説を面白く読まないはずがありません。
のっけからとてもスリリングな展開で、同窓生作家であることを差し引いても、また骨董に興味がない人にもお薦めできる作品です。
ところで、この小説に再々でてくる聚楽第はいったいどこにあったのでしょうか。正確な位置は分かっているのでしょうか。ひろせ君、教えてください。


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株式投資レポート(9) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 3月14日(土)09時54分24秒 返信・引用 編集済
日本は7500円で、NYも53ドル上げて7200ドルに戻したようです。
昨日はスイス連銀ショックで世界中パニックになり、スイスフラン3%の下落、それに連れて円安になる。
その前日は円高。
円安になると輸出産業の株価が上がり、円高になると下がりと
この2日は為替に翻弄されてました。
昨日は前日にNYが200ドルからの暴騰にも関わらず、日本での外国証券会社経由では金額ベースで売り越しになってました。
段々、複雑すぎて自分の頭で理解できる限度を超えてしまいました。

火曜日にエルピーダを501で購入しましたが、翌日はNYが爆上げして、日本の株式市場は寄り天を想定してたので、朝一番の寄り541で売り、損はしませんでしたが、NYが300ドルも上げても40円しか抜けないのですから、やり切れないです。

年始から合計するとまだ損してます。
今回は損しませんでしたが、しばらく休止することにして、木曜日、金曜日と株の売買はしてません。
すると、落ち着かないのですよね。
多分、株中毒だと思います。
タバコを辞めたときも口が寂しくなって、アメを舐めたり、割り箸を噛んだりしてましたが、株を辞めるにもリハビリが必要のようです。
これから株を始めようとされる方には注意が必要です。毎日ルーチンのように株価ボードを見て、入れ込まないこと。
株で資金ゼロになったとよく耳にしますが、通常で考えれば、負け続けて半分になったら辞めたらいいと思いますが、中毒のようになるので、途中でなかなか辞めれないかもしれません。


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『国富論』(11) 第1編 第10章 第1節 ① 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月13日(金)08時15分15秒 返信・引用
 第10章 業種による労働の賃金と資本の利益の違い(Of Wages and Profit in the Different Employments of Labour and Stock)

 この章では、第7章で予告された「労働の賃金と資本の利益の比率を決める要因を問うこと」が問題になります。
 同じ地域内での業種間の賃金と利益率は、「ものごとが自然の成り行きに任されていて、完全な自由があり、誰でも適切だと考える業種を完全に自由に選べるし、適切だと考えるときに業種を変えられるのであれば」(104頁)、業種間の差異がなくなるか、均等な方向に動いていくはずです。しかしヨーロッパでは実際には業種ごとに賃金と利益率の違いがあるので、これは業種自体の性格からきているものと、政策からきているものとに分けられるとスミスは言い、この二つの視点から二つの節に分けて分析を行っています。

 第1節 業種自体の性格から生まれる不均等 (Part I Inequalities arising from the Nature of the Employments themselves)

 業種自体の性格から生ずる賃金と利益率の違いについて、スミスは以下の5つの要因に分けて分析しています。
 (1) 業種自体が快適か不快かで生じる差異
 最初に、「労働の賃金は、仕事が楽なのか苦しいのか、清潔なのか不衛生なのか、肩身が広いものなのか狭いものなのかによって違っている」(105頁)という要因を挙げています。
 例として、仕立て工の収入<織工の収入<鍛冶工の収入<炭坑夫の収入、を挙げ、仕立て工の仕事は織工より楽であり、織工の仕事は鍛冶工より清潔であり、鍛冶工の仕事は炭坑夫の仕事ほど不衛生でなく危険も少なく、昼に地上で行われるからだ、と言っています。
 資本の利益については、労働の賃金の場合と同じであるとして、旅館や居酒屋の主人の利益の例を挙げ、「自分の家の中でも自由に振る舞うことができず、横暴な酔っぱらいの相手をしなければならないので、快適な仕事ではないし、名誉ある仕事でもない」(106頁)ので利益は大きいと言っています。

 (2) 仕事を習得する難易と習得に要する費用の多寡から生じる差異
 つぎに、「長い年数をかけて努力し、特別な技能や技術を必要とする職業のために教育や訓練を受けた人は、・・・単純労働で得られる通常の賃金以外に、習得に要した費用を回収したうえ」(106頁)と言うように、習得に要した費用がありますのでその分高くなります。この考え方を、機械工や製造工等の熟練労働と単純労働の賃金の格差に当てはめ、熟練工の賃金は、徒弟の年季奉公などの費用を考慮すればそれを補うほどには高くはないと言っています。
 また、精巧な技術や専門職の仕事の教育はより多くの時間と費用がかかるので、画家や彫刻家、法律家や医者の報酬は高いのが当然だと言っています。
 資本の利益の場合には、業種によってほとんど違いがないので、この理由による格差は当てはまらないとしています。

 (3) 仕事がいつもある業種なのか不安定な業種なのかで生じる差異
 スミスは、下層労働者の収入<製造工の収入<大工の収入<石工や煉瓦工の収入、を挙げ、石工や煉瓦工の収入は下層労働者の1.5倍から2倍あると言っています。その理由を、「石工や煉瓦工は、極寒の日や悪天候の日には働けないし、そうでなくても、ときおり仕事をくれる顧客から声がかかるのを待つしかない。・・・仕事がある日の稼ぎは、仕事がない日にも食べていけるものでなければないし、このような不安定な状況を思えばときどきは陥るはずの不安感や絶望感に対しても、なんらかの補償になるものでなければならない」(108頁)が、これらの仕事は簡単に習得できるものなので、「石工や煉瓦工の賃金が高いのは、熟練度の高さに対する報酬ではなく、仕事の不安定さを補うもの」(109頁)として、仕事の安定性に違いの要因の一つを求めています。
 また、出来高で働く炭坑夫の賃金は下層労働者の2倍から3倍であるが、石炭を荷揚げする労働者の賃金は4倍から5倍あるので、炭坑夫の賃金が高いのは仕事が苦しく、不快で、不健康な上記(1)の理由だが、石炭荷揚げの労働者の賃金がさらに高いのはこれに加えて、石炭運搬船の入港が不規則なためである、と仕事の不安定さを挙げています。
 資本の利益についてはこの要因は当てはまらないとしています。

 (4) 仕事をしている人に寄せる信頼の大小から生じる差異
 この場合のいくつかの例を以下のように挙げています。
 金細工工や宝石工の場合、高価な材料の加工を任せるので賃金は高い。
 医者の場合は、健康の管理を任せるし、法律家や弁護士の場合は財産の管理を任せるので、「こうした人の報酬は、信頼をよせられるほど高い社会的地位を得られるものでなければならない。この点に加えて、これらの職につくには長期間にわたって費用のかかる教育を受ける必要がある」(110頁)から賃金は高いといっています。
 資本の利益の違いについては、事業主が自己資本だけで事業を行っている場合は、業種という観点からはこの要因は当てはまらないとしています。

 (5) その業種で成功する可能性が高いか低いかによって生じる差異
 スミスは、富くじの例を出して、完全に公平な富くじ(利益の総額と損失の総額が完全に等しい富くじ)は無いこと、高額の金額が当たる確率がないと需要は少ないことを指摘しています。そして、法律家の例を挙げて、成功する可能性の低い専門職の場合は、その職業で働く人の年間の総収入とその職につくための教育や訓練に要した年間の総費用の差はわずかであり、報酬は適正水準より低い、と言っています。そして、このような不利な条件があるのに、上流階級や知識階級の若者が専門職に殺到していることに対して、「専門職が好まれる理由は二つある。第一に、専門職で卓越した地位を獲得できたときに得られる名声に魅力がある。第二に、人は誰でも自分の能力について、さらには自分の幸運について、多かれ少なかれ自信をもっているものである」(112頁)と説明しています。
 第一の名声については、それが報酬の一部になっており、「医者の場合には、賞賛が報酬のうちかなりの部分を占めている。法律家の場合には、さらに比率が高い。詩人と哲学者の場合には、大部分を占める」(112頁)と言っています。さらに、俳優、オペラ歌手、バレー・ダンサー等は、賞賛こそ得られるものの同時にその能力を利用して収入を得ることが金で買われて堕落したとみられるような不名誉を得るので、「収入のために芸術的能力を使う人が得る金銭的な報酬は、その能力を獲得するために費やした時間と努力、費用に見合うだけでなく、生活のためにこうした能力を使うことに伴う不名誉を補えるものでもなければならない」(112頁)と言っています。
 第二の自信については、「儲かる確率は、誰でも多かれ少なかれ過大評価するものだし、損する確率は、ほとんどの人が過小評価するものだ」(113頁)と言って、リスクを軽視するために損失の確率が過小評価されている例として損害保険事業の利益が少ないことや、若者が船乗りや兵士になりたがることの例を挙げています。
 資本の利益率については、収益が確実か不確実かで利益率も違っておりこの項は資本にも当てはまるが、「リスクが高いほど、通常の利益率はつねに多かれ少なかれ高くなる。しかし、リスクに比例して高くなるわけではなく、したがってリスクを完全に相殺できるわけではないようだ」(117頁)と言っています。


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お知らせ 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月13日(金)08時02分33秒 返信・引用
 二紫会第1期生の山田直孝君より、奥さんの勢津子さんの作品展の案内が送られてきました。作品展の期間と場所は以下のようです。

 第2回 パッチワーク教室作品展 (YAMADA SETSUKO PATCHWORK SCHOOL)

 [期間] 3月20日(金・祝)~22日(日) 午前11時~午後7時 22(日)は午後5時まで
 [会場] ぎゃらりー藤 (阪急の芦屋川駅を海の方に一筋下がったところ)
    芦屋市月若町8-6(TEL 0797-22-3826)

 内容はの詳細は、http://www.yamadasetsuko.jp を参照してください。

  パッチワークに関心のある人、芦屋川の自然を楽しみたい人、用事がなくても行ってやろうという人は展示会をのぞいてみてください。


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大学にも不況の波 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月10日(火)22時41分36秒 返信・引用
 京都新聞によると,「同志社大は前年比6・9%減の4万1359人にとどまった。心理学部の新設や社会学部、神学部の今出川キャンパスへの移転などの話題もあっただけに、入試課は「昨秋からの不況が影響したとしか考えられない」と残念がる。」とのこと。
 各大学から内定を断られる学生の救済策が出されていますが,親の懐具合が悪くなったのまではカバーしようがないですね。
 それにしても大変な時代です。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009031000037&genre=G1&area=K00


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株式投資レポート(8) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 3月10日(火)09時32分23秒 返信・引用 編集済
日本はバブル後の最安値を更新、アメリカも最安値を更新中でだんだんやり難くなってきました。
昨日も武田薬品がアメリカで新薬申請中の糖尿病治療薬の統計データが揃ってない指摘を受けたことが報道されて、寄り付きなしのストップ安になってました。
半年前なら、このように株価に反映されることがなかったとおもいますが、ほんの些細なことまで株価に反映されるほど、経済は神経質な状態にあるようです。
個人的には「信じられな~い」になりつつあります。

(この時期に政府から給付金をもらっても、経済効果があるでしょうかね?)

今日、エルピーダメモリを買い約定してしまいましたが、もし損するようなことがあれば、しばらく世界経済が安定するまで株の売買は休止の予定です。
ちなみに今回は本気です。
あまりにも異常な状況を肌で感じてます。


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Re: ありがとうございました 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月 8日(日)10時37分8秒 返信・引用
> No.983[元記事へ]

hosokawaさん

> 医師も介護老人保健施設は常勤1名は絶対要件ですが、特別養護老人ホームなら非常勤で可能です。

 そうですね。介護老人「保健」施設と介護老人「福祉」施設(=特別養護老人ホームなど)で基準が違っています。「だんだん」の場合は前者なので,医師は「常勤」(これも定義が曖昧)でなければならないのですが。
 ついでに,「特別養護老人ホーム」と「養護老人ホーム」も基準が違って,ややこしいですね。

> ひろせさんにお願いしたいこと=こんなややこしいこと、なんとか解決してしてください!
> ということです。

 地方自治体では国の基準を勝手に変えられませんが,国と同席する会議ではいろいろと問題点を指摘しますし,厚生労働省も最近は監査以外にも地方周りをして意見を聴いて帰る姿勢を見せています。

 私ですが,昨年福祉業界から教育業界に代わったので,今度は教育制度で悩んでいます。


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気ままに思い出した旅行記(1) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 3月 7日(土)10時09分47秒 返信・引用
> No.981[元記事へ]

「イギリスは北海道より北に位置しています。札幌で北緯43度くらいですが、ロンドンは北緯53度くらいになります。夏に比べて冬は寒く、夏は日照時間が長く冬は日照時間が極端に少なくなります。」


先生の書き込みを読みながら、始めて欧州に行ったことを思い出しました。
5月の連休の時期でしたが、夜9時でも夕方のように明るく、「何じゃ、これは」とビックリするんですよね。

ロンドンのユースホステルで友達になった南アフリカ人がいました。(名前は忘れました)
彼は1週間ロンドンに滞在して、アメリカに行き、ジャーナリズムを勉強するとのことでした。
その彼と2人でユース近くのパブで飲んでいたら、酔っ払いのアメリカ3人組みが、我々の会話に乱入してきて、日本の貿易政策に不満があったらしく、散々非難してました。
当時はバブルの時代で日本の輸入に比べて、輸出量が圧倒的に多かった時代で、今の不景気からは想像がつかない良かった時でした。

ネイティブが普通に喋るとほとんど理解できないのに、相手は完全に酔っ払い口調なので話の内容は1割も理解してませんでしたが、言うことは言わせてもらおうと思い、
「コンピュターのチップなど‘メイドインジャパン‘が無くなったら世界中の工場がストップして困るのでは」と言うと
「俺は日本の経済政策に put my foot down」と言ってました。
弁慶の泣き所というか弱い所を踏みつけにされたという意味かなと考えてました。
意外とあっさりアメリカ人が日本の経済政策を認めたと肯定的に取りました。
「put my foot down」の意味を知らなかったので、翌日に南アフリカの友達に尋ねましたが、
「アメリカ人のスラングだろ。俺の気分はノー モア アメリカン」とまともに答えてくれません。
それからは彼と顔を会わせると、お互いに合言葉のように「ノー モア アメリカン」と言って笑ってました。

日本に帰り、しばらくしてからアメリカ人女性と話をしていたら、彼氏の持ち物から知らない女性の写真が出てきて、「それで、どうしたの」と聞くと「I put my foot down」と言うではないですか。
意味を尋ねると大地に足を踏ん張って、腕組みをして、断固許さないというイディオムだと聞きました。
ロンドンでは意味を知らず、好意的に受け取っていましたが、現実は逆の意味のようでした。

言葉が分からないというのは、ある意味では幸せなのかもしれません。
しかし、言葉の違う国で仕事をされている方々に取っては大変なんでしょうね。
外国生活の苦労話などもお聞かせいただけたら幸いです。


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ありがとうございました 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 3月 7日(土)03時58分51秒 返信・引用
・先生のご回答と国富論10を拝読して、昔、不動産業務に従事していた頃を思い出しました。賃金と利益率の関係が不動産の価格はその地域での不動産の取引回数が上昇率を左右する、と上司に教わりました。年に1回しかない地方と1か月に1回取引がある地方の上昇率は違う!という趣旨でした。成長率の速さ=スピードは重要な要素なんだ、と20年前を回顧しました。先生の国富論、結構真面目に読んでいますよ!
・ひろせさん
嫌悪ともいうべき、だんだんへの投稿(笑)!
確かに、高校の指導はおかしいですね!
ただ、看護師より介護士のほうが、経営者にとっては良いかも?
医療と介護の違いは一般的にわかりにくいですが、ひろせさんのおっしゃる通り、介護老人保険施設は、利用者の1/3の介護職の内、2/7が看護師の要件ですが、特別養護老人ホームでは、利用者の1/25が看護師の要件です。つまり、同じ介護保険対象でも、介護療養型医療施設→介護老人保健施設→特別養護老人ホーム、の順で医療必要度が違うと算定されています。
医師も介護老人保健施設は常勤1名は絶対要件ですが、特別養護老人ホームなら非常勤で可能です。
ひろせさんにお願いしたいこと=こんなややこしいこと、なんとか解決してしてください!
ということです。


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『国富論』(10) 第1編 第9章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月 6日(金)12時51分28秒 返信・引用
 第9章 資本の利益(Of the Profits of Stock)

 この章では、第7章で予告されていた「利益率を自然に決定する要因を問うこと」が問題になります。
 スミスは、「資本の増加は、賃金の上昇をもたらす一方、利益率の低下をもたらす要因になる」(92頁)と言います。自由競争市場の産業に資本が投じられると、雇用が増加して競争によって賃金が上がり、資本の競争によって利益率が低下するからです。
 ところが、この利益率は変動が激しいので確認することは困難です。そこで、代わりに金利を使って利益率の動きを見ることになります。「資金を使って得られる利益が多い地域では、資金の使用料である金利(interest of money)は一般に高くなり、資金を使って得られる利益が少ない地域では、資金の使用料である金利は一般に低くなるのが原則だと思える」(93頁)からです。

 イギリスではヘンリー八世の1545年に金利の上限が10%に法律で規制され、その後幾多の変遷を経て、アン女王の1713年に5%に引き下げられました。スミスは、これらの上限金利は市場金利と連動したもので、「これらの金利上限の規制はいずれもきわめて適切だったようだ」(93頁)と言っています。

 この後スミスは、資本の変化と賃金と利益率の関係についていろいろなケースを取り上げていますので、以下に列挙しておきます。
 (1)農村と大都市の場合
 農村に比べて大都市の方が賃金は高く利益率は低い。大都市では人手を確保するために雇い主同士が競争して賃金は上がり利益率は下がるが、遠隔地では資本が充分にないので仕事を求めて労働者同士が競争して賃金が下がり利益率は上がるから。
 (2)スコットランドの場合
 イングランドと比べてスコットランドの利益率は高いが賃金は低い。ほとんどの産業で事業に必要な資本が少ないために利益率は高く、進歩のスピードがイングランドより遅れているので賃金が低いから。
 (3)フランスの場合
 イングランドと比べてフランスの利益率は高いが賃金は低い。フランスはスコットランドより豊かだが、それほど速く成長していないから。
 (4)オランダの場合
  イングランドと比べてオランダの利益率は低く賃金は高い。オランダはイングランドより豊かな国であり、イギリスとフランスの国債に巨額の投資をするほど資本が過剰になっているから。
 (5)北アメリカと西インド諸島のイギリス植民地の場合
  イギリスと比べてこれらの国では資本の利益率も労働の賃金も高い。新植民地では、領土の広さに比べて資本が少なく、資本の総額に比べて人口が少ないから。
 (6)ベンガルなど、アジアのイギリス植民地の場合
  資本の利益率はきわめて高く、労働の賃金はきわめて低い。社会の資本ストックが減少しているので、労働の賃金は下落して商品コストは下がり、販売価格は上がるので利益率が高くなるから。
 (7)その他の場合
  法律や制度の性格が違う国、貿易を無視するか蔑視している国、「貧乏人や小資本の所有者が安全に暮らすことができないばかりか、正義の名のもとに、下級官僚にいつ略奪され収奪されるか分からない国」(99頁)等では、投じられる資本の総額が可能な範囲の上限までに達していない、また、貧乏人が抑圧されていれば金持ちが市場を独占して、利益率を高い水準に維持できる、とスミスは言っています。さらに、契約の履行を強制できないような法律に欠陥がある国の金利も高いといっています。

 利益率と金利の関係についてスミスは、「通常の純利益率(the ordinary rate of clear profit)に対する通常の市場金利の適正比率は、利益率が上下するとともに変わるはずである。イギリスの商人の間では、利益率は金利の二倍であれば、低すぎず高すぎず、適切だとされている」(101頁)とし、「事業に投じた資本のリスクを負担しているのは借り手であり、借り手はいうならば、貸し手向けの保険を引き受けていることになる」(102頁)からだと言います。

 この章の最後では、利益率の上昇と賃金の上昇のどちらが商品価格の上昇に影響を与えるかを論じ、「高利益率の方が高賃金より商品価格の上昇をもたらす力がはるかに強い」(102頁)と言っています。賃金の上昇の場合には、「商品価格のうち賃金にあてられる部分は、製造の各段階を経ていくとともに、賃金の上昇幅にしたがって等差数列的に上昇していく」(102頁)が、利益率の上昇の場合には、「商品価格のうち資本の利益にあてられる部分は、製造の各段階を経ていくとともに、利益率の上昇幅にしたがって等比数列的に上昇していく」(102頁)からです。そして、「商人や事業主は賃金の上昇によって価格が上昇し、国内でも国外でも商品の販売が落ちると、その悪影響を声高に主張する。だが、利益率上昇の悪影響については何も語らない。自分の収入を増やしたときの悪影響については沈黙し、他人の収入が増えたときの悪影響については騒ぎ立てる」(103頁)と、この章を結んでいます。

 * 等差数列とは、隣り合う二項の差が一定(公差)の数列をいいます。たとえば、初項1、公差2の場合は、1, 3, 5, 7, 9, 11, ・・・のようになります。
   等比数列とは、隣り合う二項の比が一定(公比)の数列をいいます。たとえば、初項1、公比2の場合は、1, 2, 4, 8, 16, 32, ・・・のようになります。


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夏の賃金 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 3月 6日(金)12時39分9秒 返信・引用
 ほそかわ君の質問の箇所を書いておきます。
 「第一に、イギリスの大部分の地域では、最下層の労働ですら、夏と冬で賃金が違っている。夏の賃金の方がつねに高い。しかし、冬には燃料費が余分にかかるので、家族の生活費が高くなる。賃金が高い季節は生活費が安い季節にあたっているわけで、賃金が生活費に左右されておらず、仕事量と仕事の価値に関する見方に左右されているのは明らかだと思える。・・・」(翻訳77頁)

 質問は、イギリスでなぜ夏の賃金が高いのかという点です。気候と時代の二面から考えてみます。
 イギリスは北海道より北に位置しています。札幌で北緯43度くらいですが、ロンドンは北緯53度くらいになります。夏に比べて冬は寒く、夏は日照時間が長く冬は日照時間が極端に少なくなります。このため、労働時間と環境は夏の方が恵まれていると考えられます。
 『国富論』が書かれた時代は、イギリスのいわゆる産業革命が始まりだした頃でした。したがって、工業が充分に発達していたわけではなく、多くの労働者は第一次産業とそれに関係する製造業や商業の仕事をしていたものと思われます。したがって、夏に多くの仕事があり、労働の需要も多く、賃金も高かったと思われます。

 以上は、データや資料によるものではなく、直観による返事であることを断っておきます。


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だんだんだん 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月 5日(木)23時14分24秒 返信・引用
ほそかわさん

))だんだんは見ていませんが、看護師のほうが介護福祉士より条件は良いし、ケアマネを取得しても、看護師の資格を持っているほうが、有能なケースはあります。

 そのとおりです。
 もっと言うならば,↓
http://8429.teacup.com/nishikai/bbs?M=ORM&CID=943&BD=8

))介護の仕事をしたいから、看護師をあきらめる。と思ったなら、その時、そういう知識がなかったのでは?なんせ、高校生!我々の高校時代は何も考えず、ただ大学に入ろう…のパターンだったのを考えると、立派なものです。

 そうですね。私は高校を卒業する時に絶対にやりたい仕事というのはなかったです。
 しかし,山奥の実家に住んで仕事をするなら,公務員か教師か電力・電話会社しか無理かなぁなどと思っていました。

 でも,本人に知識がないのは仕方ないのですが,高校の進路指導や訪問していた介護老人保健施設からアドバイスがなく,せっかく看護師をめざしていたのを介護福祉士に変更したのです。高校の責任は大きい。
 それに,ドラマで出てきた老健施設は,医療スタッフの陰が薄く,ひょっとしたら医師が常勤基準を満たしていない違反施設かもしれないと思いました(笑)。

 介護施設の人材確保や待遇改善が何かと話題になっているのに,あのドラマの設定はおかしく,関係者から苦言も出ているように思います。
 介護福祉士はいい仕事だぞ,というイメージ作りにはなったかもしれませんが。


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先生への質問とそこがだんだん 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 3月 5日(木)19時47分43秒 返信・引用
先ほどは、カラ投稿ですみません!
二村先生への質問
イギリスの賃金で
1)賃金が生活費に左右されていない。夏と冬をくらべれば、生活費の安い夏の方が賃金は高く、生活費の高い冬の方が賃金は低いという関係から。
とありますが、なぜ夏は高いのでしょうか?

ひろせさんへ
だんだんは見ていませんが、看護師のほうが介護福祉士より条件は良いし、ケアマネを取得しても、看護師の資格を持っているほうが、有能なケースはあります。
介護の仕事をしたいから、看護師をあきらめる。と思ったなら、その時、そういう知識がなかったのでは?なんせ、高校生!我々の高校時代は何も考えず、ただ大学に入ろう…のパターンだったのを考えると、立派なものです。


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(無題) 投稿者:hosokawa 投稿日:2009年 3月 5日(木)19時38分16秒 返信・引用
1)賃金が生活費に左右されていない。夏と冬をくらべれば、生活費の安い夏の方が賃金は高く、生活費の高い冬の方が賃金は低いという関係から。


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ヒヤリ 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月 4日(水)22時42分7秒 返信・引用
 昨日,同志社の近くで火事がありました。
 室町小学校の近くで火事との情報で,職場の屋上に上がってみたら,御所の向こうに結構大きな煙の束。
 室町上立売上るのアパートが焼けたそうです。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009030300123&genre=C1&area=K00


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株式投資レポート(7) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 3月 4日(水)10時04分15秒 返信・引用
昨日、NYが6800ドルをあっさり割ってしましました。
日本はその影響で外国人投資家が日本市場で14日連続で大幅売り越しとなってます。
日経平均が7000円前後で動いてます。

今のこの状況を見ていると、世界同時株安が負の連鎖で悪化するのか、
何かのきっかけで好転するのか、丁度その分かれ道にあるように感じてます。
どちらの方向に向かうのかは分かりませんが、歴史的な転換点を体験できるのですから、そう考えると今の厳しい時代に生きていることは意味がありますね。
そうは言っても厳しい現実と向き合ってますが・・・・

中国の鉄鉱石の需要拡大で造船業にかすかな光が見えてきてます。
バルチック海運指数も上昇しています。
これらから鉄鋼関連が上昇して~(これは個人的な希望です。ついでに日本電工も上がって~)
それに太陽光発電などの新エネルギー関連に光がさしだすと、経済も好転するのではないかと、数字で証明はできませんが、希望的な見かたをしています。(ついでに明電舎も上がって~)

好転した結果を実感できるまで、どのくらいの期間がかかるか分かりませんが、厳しい経済環境のもと、もうしばらく辛抱し、次の好景気に期待したいと思います。

本業も株もしばらく辛抱が続きそうです。


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Re: そこが変だよ「だんだん」 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 3月 1日(日)22時43分16秒 返信・引用
> No.943[元記事へ]

>  ですから、めぐみが老人ホームで働くために、看護師志望を介護福祉士志望に切り替える必要はなかったのです。そして、京都に来る必要はなかったのです。また、大学でなくても、専門学校や短大でも介護福祉士の資格は取れます。

 結局,ドラマでは,介護福祉士の仕事をしながら看護師の資格も取得しようとしています。なんのこっちゃ。
 しかも,体調をくずして老人ホームを退職し,病院で実習をしています。
 なぜ,めぐみは京都の大学へ行ったのでしょう(笑)。


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Re: 駆け抜けた蒼龍 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 3月 1日(日)22時11分41秒 返信・引用 編集済
> No.973[元記事へ]

>
> (1)長岡を中立国にしたい
> (2)町民を武士の争いに巻き込みたくない
> の両方が継ノ助の「理念」のように思います。
>
小生は河井継之助に関しましては、その情報の大部分は司馬遼太郎氏の『峠』に頼っています。従いましてそのスタンスからの意見しか持ち合わせていません。

河井継之助の理念は将に上記二点だったと思います。
彼の悲劇は官軍側の交渉の窓口の代表者(土佐の岩村某?)の人間的レベルの低さにあったと思います。
奥羽越列藩同盟を結んでいた立場において、官軍に従うことは昨日の友藩に先鋒として攻め入ることを意味します。信義としてそんなことはできなかった。苦渋の訴えが「武装中立」です。会津を説得するとの話もすべて却下されました。
これが仮に西郷隆盛が相手なら、こんなことにはならなかったと思います。

政治は結果責任、河井は無能だと言う考え方も一方にはあるかと思います。
しかし同時に河井は最善を尽くし筋を通した、という考え方もはあると考えています。
人としてのあり方、政治家としての責任、きにうち君の言うように重い課題ですね。


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駆け抜けた蒼龍 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月28日(土)09時57分33秒 返信・引用
先週末に「駆け抜けた蒼龍、河井継ノ助」のDVDを見ました。
ドラマのあらすじは
http://www.tvdrama-db.com/drama info/p/id-38797
で見ることができます。

長岡藩をスイスのような平和な中立国を目指した改革者だったのか
戦局を見誤り、長岡藩を戦火にさらした失政の張本人なのか?

皆さんはどっちらだと考えられますか?

(1)長岡を中立国にしたい
(2)町民を武士の争いに巻き込みたくない
の両方が継ノ助の「理念」のように思います。

現代社会に於いても、理念を変えずに突き進もうとすると、逆の結果になることもあります。
その結果を考えて、なかなか進むべき方向の決断ができないこともありますが、継ノ助のように決断できる能力が欲しいというのが本音です。
ただ、経営戦略的な見方で判断するには重たい内容でした。


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Re: カニフグ三昧 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月28日(土)09時14分3秒 返信・引用 編集済
> No.968[元記事へ]

> フグは浜松が有名とか?

浜松の沖、遠州灘にトラフグの漁場が形成されていると話題になったのは今から15年ほど前だったでしょうか。当初は地元でフグの目利きが出来る人がいないため、わざわざ下関の南風泊(はえどまり)港まで運ばれてセリにかけられました。
南風泊港はフグの扱い数量日本一であると共に“袋セリ”というユニークなセリ方法で有名です。
セリ人と買参人が布袋の中に手を入れて、指先で値段を伝えるとういうものです。

いい年をしたおっちゃん達が袋の中で手を握り合う姿を想像するとこっけいですね。


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『国富論』(9) 第1編 第8章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月27日(金)17時35分51秒 返信・引用
 第8章 労働の賃金(Of the Wages of Labour)

 この章では、前章で予告されていた「賃金水準を自然に決定する要因を問うこと」が問題になります。
 原始的な社会を離れて発達した社会になると、土地が私有財産になり、資本を蓄積する人が出てきて、雇い主と労働者の違いが出てきます。雇い主と労働者が同じ人の場合もありますが、スミスは、「そのようなことはめったになく、ヨーロッパのどこでも、雇い主のもとで働く労働者二十人に対して、自営の人は一人しかいない。そして、労働の賃金はどこでも、資本を所有する雇い主と労働者とが別の人物である通常の状態で、労働者に支払われるものと理解されている」(70頁)と言います。
 そして、「労働者は賃金をできるかぎり高くしたいと望むし、雇い主はできるかぎり低くしたいと望む。労働者は賃金を引き上げるために団結しようとし、雇い主は賃金を引き下げるために団結しようとする」(70頁)が、雇い主は人数が少ないので団結することは容易でありまた争議が長引いても蓄えがあるので長期的に持ちこたえられるが、労働者の団結は法律で禁止されているしまた長期的には暮らしていけない、と言って労働者の不利な立場に言及し、「賃金には最低の水準があって、最下層の労働でも、通常の賃金を長期にわたってこの水準以下にすることはできないように思える」(72頁)と、賃金は生存水準以下にはならないと言っています。

 しかし、労働者に対する需要が増え続けているような場合は、「人手不足によって雇い主が競争しあうようになり、賃金を引き上げて人手を確保しようとする。その結果、普通なら賃金を引き上げないように自然に共同行動をとる雇い主が、みずから団結を乱すようになる」(73頁)ので労働者が有利な立場に立つ、と言っています。
 この状態がどのようなときに可能かについては、「賃金によって生活している人に対する需要は、国富(national wealth)の増加とともに増えていくのであり、国富が増加しなければ増えることはない。労働賃金の上昇をもたらすのは、国富の大きさではなく、国富の増加が続くことである」(73頁)として、経済成長と結びつけます。そのような例として北アメリカを挙げ、イングランドほど豊かではないが勢いがあるとし、「イギリスをはじめ、ヨーロッパのほとんどの国では、人口が二倍になるには五百年以上かかるとみられている。北アメリカのイギリス植民地では、人口が二十年から二十五年で二倍に増えてきている。・・・労働者への需要、つまり賃金の支払いにあてられる資金が急速に増えつづけ、雇用できる労働者が増えても追いつかない状況にあるようだ」(74~75頁)と言って人口増加とも関係させています。

 他方、国富が大きくても長期にわたって停滞している国では、人手が不足することはなく雇い主が賃上げ競争をする必要もないので、「労働者の間の競争と雇い主の利害とによってすぐに、普通の人道的観点からみて最低の水準まで賃金が低下する」(75頁)とし、そのような例として中国を挙げています。

 さらに、衰退している国では、「職をめぐる競争が極端に激しくなり、労働の賃金は労働者がきわめてみじめな生活をしてようやく食べていけるかどうかという水準まで下がる。これほど厳しい条件でも職にありつけない人がたくさんいて、餓死するか、そうでなければ、物乞いか極悪の犯罪によって食べていくしかなくなる」(76頁)と言い、そのような例としてベンガルをはじめアジアのイギリス植民地を挙げています。

 イギリスの賃金については、「労働者が子供を育てるのにぎりぎり必要な水準を明らかに上回っているように思える」(77頁)として、その根拠を以下のように挙げています。
 (1)賃金が生活費に左右されていない。夏と冬をくらべれば、生活費の安い夏の方が賃金は高く、生活費の高い冬の方が賃金は低いという関係から。
 (2)賃金と食料品価格は関係して動いていない。過去十年、イギリスの食料品価格は高かったが労働の金銭価格は上昇していないから。
 (3)賃金の地域格差は大きいが、人の移動が少ない。イギリスの中で賃金が最も低い地域でも家族を養っていけるから。
 (4)賃金の違いは、地域ごとでも時期ごとでも、食料品価格の違いに対応していない。
 そして、「労働の真の報酬、つまり賃金を受け取った労働者が購入できる生活の必需品と利便品の量は、今世紀中に、おそらく賃金の金額以上の率で増加してきた。穀物が若干安くなっただけでなく、勤勉な下層労働者がおいしくて健康によい料理をつくるのに使うさまざまな食料品も、はるかに安くなった。たとえばジャガ芋はイギリスの大部分の地域で、三十年から四十年前の半分以下の値段になっている。蕪、人参、キャベツもそうだ。・・・最下層にまで贅沢が広まって、昔なら満足していた食料、衣服、住居に下層労働者が満足しなくなったという非難をよく聞くことからも、労働賃金の金額だけでなく、真の報酬も上昇していることが確認できるだろう」(82頁)と言います。

 つぎにスミスは、下層の人々(the lower ranks of the people)の生活の向上が社会にどのような影響を与えるかを、人口と勤勉さに関係させて論じています。
 「動物のどの種も、自然のなかでは食物の量に比例してしか増殖せず、・・・ところが、文明社会では、食料の不足によって人口の増加が抑制されるのは、下層の間でだけだ」(84頁)として、労働の需要が増えれば、労働の報酬が良くなるので、労働者の結婚と元気に育つ子供の数も増えて人口の限界も広まる、と言い、さらに、「人間の場合も商品と同様に、需要がかならず生産を左右している。人口の増加が遅すぎる場合には増加を速める力がはたらき、人口の増加が速すぎる場合には増加を止める力がはたらく」(84頁)と言っています。
 勤勉さとの関係では、労働の報酬が高ければ庶民は勤勉になるとし、「賃金が高い地域ではかならず、賃金が低い地域よりも労働者が元気で、勤勉で、能率的に働いている」(86頁)と言います。また、「出来高制で高い手間賃がもらえるとき、労働者は働きすぎて、数年もすると身体をこわしてしまうことが多い」(86頁)と言い、人は休みたいという強い欲求を持つが、「これは身体が自然に求めるものであり、ときにはただ休息をとり、ときには気晴らしをしたり遊んだりするなど、何らかの方法で発散する必要がある。発散しないのは危険であり、ときには命にかかわるほどだ。そして、遅かれ早かれ職業病にかかる」(86頁)と言って働き過ぎを戒めています。

 さらに、「労働の金銭価格は二つの要因に左右されるはずである。第一が労働に対する需要であり、第二が生活の必需品と利便品の価格である」(89~90頁)と言って、賃金と食料品価格の関係を述べています。
 スミスによれば、豊作の年は、食料品価格が下がるので、自分で生活ができると思う人は雇い主のもとを離れるし、雇い主の方は豊富な資金で人を雇いたいと考えますので、労働者に対する需要は増えますが、働こうとする労働者の数は減ります。このため賃金は高くなります。不作の年は、食料品価格が上がるので、生活のために雇われに戻る人が増えますが、雇い主は雇用のための資金が減るので、雇用を減らそうとします。このため賃金は下がります。
 このように、食糧が豊富な年は、食料品価格が下落して賃金を押し下げる要因になりますが、他方では労働に対する需要が増加して賃金を押し上げる要因になります。食糧が不足する年は、食料品価格が上昇して賃金を押し上げる要因になりますが、他方では労働に対する需要が減少して賃金を押し下げる要因になります。したがって、「食料品価格の変動が通常の範囲内であれば、この二つの要因が相殺しあうとみられる。おそらくはこの点が一因になって、労働の賃金はどの地域でも、食料品価格よりはるかに変動が少なく、一定の水準を維持している」(91頁)と言っています。

 この章の最後では、「労働の賃金が上昇すると、商品価格のうち賃金にあてられる部分が増加するので、多数の商品の価格が上昇し、これら商品の消費が国内でも海外でも減少する要因になる」(91頁)が、賃金の上昇をもたらす資本の増加のため、発明や改良による労働生産性の向上があるので、「多数の商品が以前より少ない量の労働で生産されるようになり、労働の価格の上昇よりも、ある商品の生産に必要な労働量の減少の方が影響が大きくなる」(91頁)と言っています。


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Re: 太王四神記 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月26日(木)22時32分6秒 返信・引用 編集済
> No.966[元記事へ]

>  山崎君やひろせ君の書き込みを読みながら、またこのドラマをみながら、平安遷都のころは朝鮮半島の影響が大きかっただろうと思っていますが、この四神の信仰はどこでどのように起こって、人々にどのような影響を与えてきたのだろうと、探求心がわいているところです。

二村先生が四神信仰に興味を持たれるとは、意外でした。
四神信仰は風水がもとになっているようです。そして風水と言うのは道教の占術のこと。
では、道教とは何なのかと言うと、中国三教(儒教・仏教・道教)の一つだと言うのですが、これがどうにも訳が分かりません。宗教のような医学のような単なる迷信のような・・・。
風水やら陰陽道やら易学やら修験道やら庚申信仰、十干十二支、二十四節季・・・、これらすべて道教がもとのようです。大安や仏滅といった六曜も道教だと言う人もいました。
ここはひとつ二村先生に研究していただき、「国富論」とともに解説していただければ幸いです。

因みに、戊辰の役で有名な会津の合戦では少年兵の非業な死で“白虎隊”ばかりが有名になりましたが、会津の部隊には他にも青龍隊、朱雀隊、玄武隊があり、ここにも四神信仰があったことが伺えます。


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出た~ 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月25日(水)12時57分32秒 返信・引用
 ついに、上田さん登場。

 確かに今年の実施は難しいですね。
 では、上田さんちでカニフグ三昧。。。というわけにも行きませんし、ここの掲示板で呼びかけに応じた人を対象にやりましょうか。

 いずれにしても、二紫会運営について打ち合わせが必要かなどと思っております。


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カニフグ三昧 投稿者:1期生上田俊男 投稿日:2009年 2月25日(水)12時33分38秒 返信・引用
1期生のうえっちです。
カニフグ三昧、賛成ですが、カニは3月10日で終わりだと思いますが?
セイコガニ、大好きです。雄よりセイコの方が美味しいです!!
来年の企画になりますかね?
フグは浜松が有名とか?

富士山の画像を添付します。
うまくいけばよいですが?
JALからの写真です!!



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株式投資レポート(6) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月25日(水)10時01分30秒 返信・引用 編集済
前日のNYが230ドルも上がったので、今日の東京は寄り天になりそうなので、指をくわえて眺めています。

オバマ大統領がGS関係者をアメリカ政府の表舞台から引きずり出してしまったので、NYの株価がなかなか上がりません。
そのために外国人投資家が売り越しているので、日本の株価も上下の差がなかなか出ないので、我々個人投資家は儲かりません。

為替が不穏な動きをしていたようですが、落ち着いてやっと円安に向かいつつあり、自動車などの輸出産業に元気が出てきそうですが、今のところ
「これ」というのはないですね。

今日は雨が降っているので、夜に星は出ないと思いますが、晴れれば
「福井の三方の民宿でカニフグ三昧に参加できますように」と祈ってみます。


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太王四神記 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月24日(火)20時51分25秒 返信・引用
 2月16日、2月22日の山崎君の書き込み、2月17日、2月20日のひろせ君の書き込みに、京都における四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の話がありましたので、ついでに朝鮮半島の話を書いておきます。

 最近の日曜の夜は、NHK大河ドラマ「天地人」をみた後、9時からBS2で韓国のドラマ「太王四神記」をみています。高句麗のチュシンの王とそれを守る四神の話です。内容について関心があれば、以下のアドレスを参考にしてください。
   http://www9.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/index.html

 「神話」の世界のような意外さのあるストーリーのおもしろさ、各役の人物の個性と演技のうまさ、久石譲のテーマミュージックのすばらしさ等で、結構楽しんで鑑賞しています。一昨日の日曜が全24話の20話でしたので、番組は終わりに近づいていますが。

 山崎君やひろせ君の書き込みを読みながら、またこのドラマをみながら、平安遷都のころは朝鮮半島の影響が大きかっただろうと思っていますが、この四神の信仰はどこでどのように起こって、人々にどのような影響を与えてきたのだろうと、探求心がわいているところです。


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かに 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月24日(火)12時32分24秒 返信・引用
 越前の山奥出身のひろせです。
 山奥だったので、近くで海産物が穫れるわけでもなんでもなかったのですが、40年くらい前は港の駅から来る国鉄の直通列車があって、トロ箱をたくさん重ねて背中に担いだおばさんが朝穫れた魚を売りに来ていました。
 冬にはカニもあって、うちで買うのはセイコガニばかりでしたが、身を出してもらうとおいしかったです。小さい子どもには食べるのが難しい食べ物でしたが、おやつ代程度で買える値段でした。

 同志社に進学して京都に出てきたら、やっぱりセイコガニを売っていたのですが、京都では「イ」が抜けて「セコガニ」として売られています。小さいからセコいの意味なのでしょうか。
 確かに身は少ないのですが、味噌汁に入れるとカニの味が濃厚に出ます。
 京都ではセイコガニも安くないので、味噌汁に半身をポイポイ入れることもできませんが、昔は捨てるような扱いもされたセイコガニ、私は大好き。
 勿論、身がずっしり入った越前ガニ(ズワイガニ)も好きです。我が家ではロシア産の冷凍ものを時々鍋にしています。

 福井の三方の民宿でカニフグ三昧宴会をやりたいなぁ。上田先輩。


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星に祈る 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月23日(月)22時01分45秒 返信・引用 編集済
星に願いを捧げる場合、どの星に願えばいいのでしょうか。
古来よりの言い伝えによれば、北斗七星などの「本命星」と今年のご自身の運勢を左右する「当年星」を供養することで開運招福などの願い事が叶えられるのだそうです。
きのうち君の「当年星」とはいったいどれなのでしょうか。

毎年2月28日に大原・三千院で星供(ほしく=星祭)という行事があるとのことです。
以前読んだ内容によると、お堂の中を真っ暗にして星座を映し出し(プラネタリウムみたいなもの?)、祈りを捧げるのだそうです(占星術と密教が合わさったものなのでしょうか)。

きのうち君、ここでお星様のことを学んでからお祈りください。
「どうぞ、明日は株価が上がりますように。」と。

小生も一緒に祈りましょう。
「どうぞ、輪違屋に連れて行ってください。」と。


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Re: 四神と四天王 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月23日(月)11時07分29秒 返信・引用 編集済
> No.959[元記事へ]

数年前に始めてリトリートを利用した時に、近くの「元気村」に行きました。
そこで生まれて始めてプラネタリウムを体験しました。
そこで夏の大三角、冬の大三角を勉強してから、夜空を眺めて星を探す習慣になり、
今の時期、仕事を終えて帰ってくると夜空を眺めて、オリオンを見つけると、今日も無事に何事もなく過ごせたという安堵感とほんのちっぽけな幸福感を味わってます。
そのときに「明日はいいことがありますように(株価が上がりますように)」と星に祈ってます。

4月になるとオリオンは西の地平線に沈んでしまうので、次は夏の大三角を探してます。
そのときに近くにカシオペヤが見えています。
北極星の周りを等距離でカシオペアと北斗七星が反時計で回っています。
冬の間は北の星は見えにくいのですが、先週北極星の周りを見てみたら、時間は午後10時ごろです。北極星の上あたりに北斗七星らしき星が見えました。
その対極にあるカシオペアは北東の地平線に隠れていたようです。
そこで昨日、星座早見表を買ってきました。
今日は雨なので確認できませんが、晴れて確認できれば、またご報告させていただきます。
山崎先輩が言われるように北斗七星は一年中見える星かもしれませんね。


> テレビの「天地人」は見ておりませんし、原作も読んでいないので全くの想像なんですが、きのうち君の言う、冬の夜空にくっきりと輝いていた北斗七星(または北極星)はひょっとして北の守護神・毘沙門天=上杉謙信を象徴しているのではないでしょうか。
> ・・・ちょっと考えすぎかな。

昨日の放映を見ていると、北極星の周りをいつも回って守っている北斗七星で、
北極星=上杉、北斗七星=直江兼続で、殿を常に守る家臣(兼続)という意味のようでした。


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物欲を満たす 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月22日(日)20時37分31秒 返信・引用
 昨日で2月株主総会(?)の前半のヤマが終わったので,ふらふらと楽器屋に。
 すると,木製リコーダー・フェアという催しがされていました。
 現在,私は琵琶湖に生えているヨシを使ったアンサンブルの世話役をやっていまして,笛と関わりがあり,張り紙を見てイベント会場へフラフラ。

 リコーダーというと,小学校の時に吹いた方も多いと思います。今でも1,000円くらいで同等品が買えますし,ホームセンターで500円のや百均で105円のを見かけます。それらは皆樹脂製です。
 しかし,木製のは安くても1万円以上します。そして,さすがに値段相応の音。響きが全く違いますし,ずっしりとした質感がたまらない・・・。
 ということで,安い部類に入りますが,ソプラニーノ(教育用のソプラノでいえばファから始まるF管の少し小さい笛)とクライネ・ソプラニーノの2本を買いました。値引きしてもらって5万円少々。安物ですが,値段以上の音がすると思って買いました。満足です。
 ストレスの解消には,物欲を満たすのも効果的であるようです。

 ところで,消費税が導入される前は(また消費税かよ!),高額の楽器には物品税が課税されていました。免税もあって,学校が購入すると免税になっていました。
 物品税,懐かしいでしょう? 料理飲食税というのもありましたね。



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消費税::個別方式 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月22日(日)20時03分39秒 返信・引用
ほそかわさん

 消費税が3%から5%に値上げになった時に,帳簿方式から伝票方式に変更するとの説明がされていたと思います。帳簿方式とは一括処理,伝票方式とは個別方式をイメージできると思います。
 コンピューターによる会計処理が一般的ではなかった時には,個別処理は面倒なものでしたが,今はそうでもないようにも思いますが。
 自由診療は課税取引になりますよね。これは,仕入分の税を抜いて計算したいですよね。


山崎先輩
 消費税は国内取引が対称なので,そういうことになるのですね。その代わり,関税がかかるのですね。
 そういうグローバルな実例の話を当事者からお聞きするとは思いませんでした(笑)。
 上田幹事長の会社もそういう取引をされていますね。


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消費税 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 2月22日(日)19時11分54秒 返信・引用
山崎先輩
輸入業者は、その部分は計算方式が違うはずです。

ひろせさん
個別方式にしても、自由診療及び保険診療以外の売上が必要です。これは、医療機関に求められているでしょうか?

きのうちさん…簡単に言うと、消費税で儲けることは、医師会でも許さん!その前に必要な使途が一杯ある!という、政府の考えかな?

かに
3月に越前ガニをたべに行きます。
これは最高! でも せいこガニ も最高!
みなさんは、どちらがすきですか?


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四神と四天王 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月22日(日)13時14分16秒 返信・引用 編集済
ひろせ君の書込みにあったように、四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)は東西南北の守り神です。四神の姿は高松塚古墳やキトラ古墳の壁画が有名ですね。
一方、仏教の世界では四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)が四方を守っています。

ところで、上杉謙信は信仰心が篤く自身を毘沙門天の生まれ変わりと信じていたようです。軍旗の「毘」は毘沙門天をあらわしています。
そして、毘沙門天=多聞天で玄武と同じく北方の守り神なんですね。

テレビの「天地人」は見ておりませんし、原作も読んでいないので全くの想像なんですが、きのうち君の言う、冬の夜空にくっきりと輝いていた北斗七星(または北極星)はひょっとして北の守護神・毘沙門天=上杉謙信を象徴しているのではないでしょうか。
・・・ちょっと考えすぎかな。

因みに、京都の鞍馬寺には国宝の毘沙門天がおわしまし、北方をしっかりと鎮護されています。

ついでながら、直江兼続については昔読んだ藤沢周平氏の『密謀』がとっても面白うございました。推薦します。


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消費税 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月22日(日)10時30分39秒 返信・引用 編集済
消費税の議論、大分ややこしくなってきましたね。
実は小生の会社は、遠洋マグロ船を相手にしております。

遠洋マグロ船=外国往来船=消費税免税、です。

従ってほそかわ君の病院同様、「売上にかかる仮受消費税」が「仕入や一般管理費等にかかる仮払消費税」を下回っています。

(仮受消費税)-(仮払消費税)=△

毎年このマイナス分を請求し、還付されています。勿論課税売上の比率は全体の95%未満のはずです。病院と弊社との違いは何なんでしょう。
ひょっとすると、これは「非課税」と「免税」の違いでしょうか。

ここはいよいよ樋上君の出番ですね。


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消費税 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月21日(土)23時39分48秒 返信・引用
>ほそかわさん

 う~む,書き込みがすごくレベルアップ!

 さて,病院での保険診療も対価あるサービスですから,消費税の課税対象だと考えていましたが,国税のHPを見ると,非課税の項目に「公的な医療保険制度に基づいて行われる医療の給付等」に入っています。診療報酬は特定収入として不課税の可能性があるかと思っていましたが,ほそかわさんの前発言のとおり非課税ですね。
 となると,保険医指定を受けている病院だと非課税割合が95%未満になりますね。
 しかし,課税収入に応じた仕入税額控除は可能ですね。

 病院のように,コンピューターで個々の取引(診療・仕入)を管理しているところでは,個別方式が可能ですし,有利ではないかと思うのですが,一括処理方式(年度末に計算)をするのはなぜなのでしょう。やっぱり事務処理負担とコストの軽減なのでしょうか。

 診療報酬の積算は不明の点が多いのですが,消費税が導入された時に消費税分の単価積み上げはされたそうですから(理屈だけかもしれませんが),病院が最終消費者になるような形で持ち出しにはならないことになっていると思います。

 病院が保険指定取消しになる例がありますが,消費税のことを考えるとこれまた大変ですね。

 それから,消費税の導入の頃に,食料は非課税にすべきだという議論がありましたが,とんでもないことです。食品が販売される対価を構成するまでにどれだけのサービスが積み重なっていることか。それがどこかで非課税になると,仕入れ控除できなくなり,それこそどこかで誰かが消費税を変に負担することになります。


>きのうちさん

 すぐ上,食料の例で書いたように,消費税が非課税というのは聞こえがいいけれども,非課税取引となると,サービスや財の仕入れに係る経費の分の消費税が控除できなくなって持ち出しになるのではないか,というようなことです。
 病院の場合は,売上げが特殊な形なので,より話が難しくなってしまいます。

 消費税の話は,顔を突き合わせて,通達集を傍らに置いて,絵を描きながらしないと,論点が合っているのか合っていないのかわからなくなります(笑)。


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消費税 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月21日(土)09時43分54秒 返信・引用
ひろせ先輩とほそかわ先輩のやり取りから、消費税は面倒なものと始めて知りました。
途中から両先輩の内容が専門的になり、話の筋についていけなくなりました。
この問題について、もっと知りたいと思いますが、自分なりに理解しているところは

(1)課税対象となるものがある。また反対に課税対象にならないものがある。
      例えば従業員の給料や失業保険は消費税の課税対象でない
(2)保険診療は3割は患者に請求し、残りの7割は国民健康保険組合か社会保険健康組合     に請求する。(一対象者に対して請求できないのが課題なのですか?)
(3)病医院は仕入れの消費税は負担するが、保険診療での収入は消費税抜きで請求する。    (医師会は政治家に多額の献金をしているはずですから、病院に不利になることは改善を求めて、実現しているはずですが、他に何か妨げる要因があるのでしょうか)

というところまでなのですが、専門的な手続き上のことまで説明いただいて、知りたいとは言いませんが、何が課題になっているのでしょう?
レベルの低い質問で、申し訳ありませんが、素人でもわかるように説明いただけませんか?

このホームページでは一般に報道されていないことまで勉強できるので、有難いですね。


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お礼と疑問Ⅱ 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 2月20日(金)19時54分13秒 返信・引用
・二村先生
昨日は理解した気になりましたが、本日、実際に計算してみて、本当に理解できました。
ありがとうございました。国富論はこの投稿が終了し次第、読ませて頂きます。
・ひろせさん
消費税の件ですが、課税売上が全体の売上の95%未満の場合、仕入に係る消費税は控除できません。この場合、売上に係る課税売上の割合のみ、控除できます。
従って、課税売上50 非課税売上950、仕入に係る消費税50 の場合、仕入に係る消費税の5%しか控除できませんので2.5しか控除できないのです。ちなみに、残りの45は費用として計上されます。
もちろん、これは、一括比例配分方式ですが、個別対応方式は、実際計算不可能です。
もし、消費税が10%になれば、多くの医療機関が破綻するでしょう。
なぜなら、保険医療を中心とする医療機関は課税売上は、ほとんどありませんから…


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『国富論』(8) 第1編 第7章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月20日(金)11時36分3秒 返信・引用
 第7章 商品の自然価格と市場価格(Of the Natural and Market Price of Commodities)

 この章では、第4章で予告されたように、「商品の市場価格と自然価格の一致を妨げている要因を問うこと」が問題になります。
 まず、自然価格とは何か、ということになります。スミスは、どの社会、どの地域にも、労働の賃金と資本の利益と土地の地代には、相場になっている(naturally regulated)通常で平均的な水準(an ordinary and average rate)があり、これを自然水準(natural rates)と呼ぶこともできる、と言っています。そして、自然水準にしたがって過不足なく払える価格を、自然価格と呼んでいます。「ある商品の自然価格とは、その商品の値打ち通りの価格であり、その商品を市場に供給した人にとって、実際に要した額に等しい価格である。ここでいう実際に要した額は、日常の言葉で原価や元値と呼ばれているものとは違って、資本の利益をふくんでいる」(58頁)と言います。
 *現代の経済学で解釈すれば、スミスの自然価格は、「完全な自由があり、職業をいつでも変えられるのであれば」(59頁)と言っていますので、自由競争市場での長期均衡価格と考えられます。そこでは、正常利潤は存在しますが、もはや企業の参入も退出もない状況を示しています。

 つぎに、市場価格とは何か、ということになります。「ある商品が実際に売買される一般的な価格を、市場価格と呼ぶ。市場価格は、自然価格より高い場合も低い場合もあり、自然価格に一致する場合もある」(59頁)と言い、「個々の商品の市場価格は、実際に市場に供給される量と、その商品の自然価格を支払う意思のある人の需要との比率によって決まる。こうした意思のある人は有効需要者と呼ぶことができ、その需要は有効需要(effectual demand)と呼ぶことができる」(59頁)と言っています。
 *現代の経済学で解釈すれば、スミスの市場価格は、自由競争市場の短期均衡価格と考えられます。

 スミスは、この市場を以下のように分析しています。
 市場に供給された商品の量<有効需要 の場合
 このときは、全員が商品を手に入れることはできないので競争によって、市場価格は自然価格より高くなります。この場合、価格の構成要素のどれかが自然水準を上回っていますので、たとえば、地代ならば他の地主が土地の一部をこの商品にあてる、賃金か利益ならば、労働か資本を増加させますので、市場への供給が増えて、商品の価格は自然価格まで低下します。
 市場に供給された商品の量>有効需要 の場合
 このときは、商品を売りつくすことができないので、競争によって市場価格は自然価格より低くなります。この場合、価格の構成要素のどれかが自然水準を下回っていますので、地代ならば地主は土地の一部をこの商品にあてなくなる、賃金か利益ならば、労働か資本を減少させますので、市場への供給が減って、商品の価格は自然価格まで上昇します。

 このように、「自然価格はいうならば中心価格であり、すべての商品の価格がたえず自然価格に引き寄せられている」(61頁)のであり、自然価格=市場価格になる力が働いていることになります。

 商品の市場価格の一時的な変動(occasional and temporary fluctuations)について、スミスは、穀物、ワイン、種子油、ホップなどの農産物の価格は、年によって生産量が大幅に変化するので有効需要の変化だけでなく供給量によって市場価格は変化するが、亜麻布や毛織物などの労働量が等しければ生産量もほぼ等しい工業生産物の価格は、有効需要に変化がなければ市場価格も変化せず自然価格に近いものになる、と言っています。
 さらに、「商品の市場価格の一時的な変動は主に、価格のうち賃金と利益にあてられる部分に影響を与える。地代部分への影響は少ない」(62頁)としています。また、「賃金と利益のどちらに影響を与えるかは、そのとき市場で供給が過剰か不足になっているのが商品なのか労働なのか、つまりすでに行われた仕事なのか、今後に必要な仕事なのかによって決まる」(63頁)として、公の喪(a public mourning)の例を挙げています。

 すべての商品の市場価格は自然価格に引き寄せられるけれども、以下のような偶然の動き(particular accidents)や自然要因(natural causes)や政府の法律(particular regulations of police)によって、長期にわたって自然価格より高いときがあると言っています。
 (1)偶然の動きの場合
 市場価格が自然価格を大きく超えたとき、異例の利益を得ている商人はそのことを秘密にしておこうとするし、このことは商人の住居が市場から遠く離れた場合はとくに長期にわたって可能だが、この種の秘密を長く維持できることはめったにない、と言っています。
 製造業での秘密、例えば、発明による利益は、うまく管理すれば長期にわたって維持でき、その利益は、「一般には資本の特別利益(extraordinary profits of stock)だと考えられている」(64頁)と言っています。
 (2)自然要因の場合
 自然の産物の生産には、フランスの一部のぶどう園のように、特殊な土壌や場所を必要とするものがあり、「この場合、市場価格が自然価格を上回っているのは明らかに、有効需要を満たすまでに供給量が増えるのが自然要因によって妨げられている結果であり、このため、その作用がいつまでも続く可能性がある」(65頁)と言い、この場合、価格のうち地代にあてられる部分が自然水準以上になると言っています。
 (3)政府の法律による場合
 個人や貿易会社に与えられる独占権の場合、独占者は供給を有効需要以下に制限し、市場で供給が不足している状態で自然価格以上の市場価格を維持できます。スミスは、「独占(monopoly)価格はいつでも、買い手からしぼりとれる最高の価格、買い手が同意すると考えられる最高の価格である。自然価格は売り手が一般に受け入れることができる最低の価格、事業を継続できる最低の価格である」(65頁)としています。
 また、同業組合の特権(the exclusive privileges of corporations)や、徒弟法( statutes of apprenticeship)など競争を少人数に制限する法律も独占の一種であり、「何世代にわたって、その業種のすべての部門で商品価格を自然価格より高い水準に維持し、その業種に使われる労働の賃金と資本の利益を、それぞれの自然水準よりある程度高い水準に維持することも少なくない」(65頁)と言っています。

 それでは、自然価格とそれを構成する賃金、利益、地代そのものは、どのように変化するのでしょうか。スミスは、この章の最後に、「それぞれの自然水準は、社会の状況によって、つまり社会が豊かか貧しいか、発展しているのか停滞しているのか衰退しているのかによって違っている」(66頁)として、以下のように、これからの四つの章を予告しています。
 第一に、賃金水準を自然に決定する要因を問うこと。
 第二に、利益率を自然に決定する要因を問うこと。
 第三に、労働の賃金と資本の利益の比率を決める要因を問うこと。
 第四に、地代水準を自然に決定する要因を問うこと。


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Re: 北斗七星と玄武 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月20日(金)00時15分29秒 返信・引用
> No.946[元記事へ]

> そしてその道場の名前が玄武館。「玄武(蛇と亀を合わせたような想像上の生物)」というのは北方の守り神と言うことで、北斗七星つながりで付けられた名前だと思われます

子供が時々遊びに行く,烏丸鞍馬口西入る辺りの公園は「玄武公園」と呼ばれています。
 また,私が時々飲みに行く出町の居酒屋がある辺りは「青竜町」と呼ばれており,四神相応の関連を感じます。
<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E5%8A%A0%E8%8C%82%E5%B7%9D&sll=35.030304,135.769896&sspn=0.002003,0.00611&ie=UTF8&ll=35.030304,135.769896&spn=0.002003,0.00611&t=h&output=embed&s=AARTsJoYTEBbm6E0TlAIj8mZ3l5YMGbxNQ"></iframe>
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Re: お礼と疑問 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月20日(金)00時00分31秒 返信・引用
> No.951[元記事へ]

ほそかわさんの発言へのリプライです。

> ひろせさん、保険診療の場合、預かり消費税は「0」、支払消費税は「100」とした場合、100が還付されるはずですよね!でもそれがないんです。おかしいですよね!

 保険診療だけを捉えると,一見仕入れに係る経費が掛からないかのように見えますが,実際には建物の建設費,機器の購入費,光熱水費,薬品費,職員の交通費(給料や他の手当は消費税は非課税)など(の仕入れ)には消費税が含まれています。
 ほそかわさんの例では,実際には,逆に100を納税しなければなりませんが,借受消費税を仕入税額控除できるので,100納めなくてもいいことになります。

 消費税の申告は事業全体で行うので,保険診療の収入だけで見るのではなく,他の経費や収入とトータルで計算するので,建設費は還付,保険診療は納税,などとイチイチ申告しません。これをやりだしたら,ただでさえ面倒な消費税の事務が大変です。

 病院では,施設の建設費や医療機器が高額なので,開業当初は仕入れに係る消費税が売上げに係る消費税を上回る例もあると思いますが,その場合,仕入れに係る消費税と売上げに係る消費税の差額が還付されます。つまり,赤字のような状態では(赤字とは限りませんが),さすがに消費税を取らないのです。また,それが消費税の転嫁方式の理屈にも合致しています。


 病院の建物や医療機器に国などの補助金が出ていたりすると,それが不課税収入となるのですが,これに借入金償還などが絡んでくるとすごくややこしい消費税計算になって,税務署もわからん(!)世界になります。
 診療報酬って,お金の性質が変わっているので,ひょっとしたら不課税収入?そんなことはないですよね。


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お礼と疑問 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 2月19日(木)19時48分33秒 返信・引用
二村先生、ありがとうございました。私の推測では、何かの割引率もしくは、時間加重をしているのかと思っていました。ちなみに、やはり、回答していただけたのは、先生ですね!
明日、職場で、講演してしまいます…
ひろせさん、保険診療の場合、預かり消費税は「0」、支払消費税は「100」とした場合、100が還付されるはずですよね!でもそれがないんです。おかしいですよね!


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年率換算 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月19日(木)09時37分27秒 返信・引用
 細川君の質問について、ひろせ君の直観の鋭さに感心しつつ、四半期データの成長率を年率換算にする方法を書いておきます。

 例えば、今100円持っていて10%の金利で貸し出す(あるいは預金する)とします。1年後には110円になります。そのまま貸し続ければ2年後には複利で121円になります。同様に3年後には133.1円に、4年後には146.41円になります。一般に、t年後の元利合計Ytは、Yt =100(1+0.1)t (このtは、t乗です)で求めることができます。
 経済の成長率も同じように考えればよいことになります。毎年10%で成長する経済は、4年後には約1.46倍になります。つまり、初期値をY0としt期後の数値をYtとし、各期の成長率をrとすれば、Yt = Y0(1+r)t(このtもt乗です)で示されます。したがって、t期間の成長率は、Ytを代入してつぎのようになります。(以下のtもt乗です。)

   成長率=(Yt-Y0)/Y0×100=(Yt/Y0-1)×100
      ={(1+r)t-1}×100

 昨年の7-9月期と10-12月期の実質季節調整系列の数値は、以下のアドレスの4頁でみることができます。
   http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe084/jikei1.pdf

 このデータから2008年の7-9月期の数値は、559070.6、10-12月期の数値は540391.5でした(ただし、数値の単位は10億円で年率で表示)。この数値から計算すると、前期比の成長率は、-3.3411%でした。また、上の式のrにこの数値を入れ、t=4を入れて計算すると、年成長率は、-12.7094%になります。
 したがって、前期比が-3.3%、年率換算が-12.7%になります。


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Re: GDPと船岡山 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月18日(水)23時40分39秒 返信・引用
> No.948[元記事へ]

 実はわかっていませんが,

> 10月~12月のGDPが▲3.3%で年率換算がなぜ、12.7%でしょうか?
> 3.3×4=13.2のはずですが…

 羊かん(1個=3箇月)が4個というのではなく,マラソンの途中経過で結果を予想するようなものではないのでしょうか。下降線を直線で捉えるのではなく,曲線で補正する,統計学的な手法ではないのでしょうか。「数字を作る」際には,たいてい理屈付けにやっているような。

 以前のほそかわさんの消費税の話が実は気になっていました。
 「問題は,消費税=病院で消費税を払ったことはないでしょう?でも、病院は仕入れの消費税を払っています。つまり、利益の5%は消失。」というお話でしたが,消費税は転嫁方式になっています。
 ここに出入りの国税専門官の方が説明されると説得力があると思いますが(笑),800円の品物を仕入れると40円の消費税が賦課されており,840円です。
 これを税別1,000円で売る時には,1,050円で売ることになります。
 この場合,売り上げに係る消費税(正確には消費税及び地方消費税)は50円です。
 一方,仕入れに係る消費税は40円です。
 消費税の納税を行う場合,売上げに係る消費税50円から仕入れに係る消費税40円を控除できますから,当該事業者の消費税の納税額(負担額)は10円となります(仕入れ税額控除)。
 ですから,この例では,1,050円の品物を売った場合の消費税の負担は10円です。
 800円で品物を卸した事業者も仕入れをしているでしょうから,仕入れ税額控除ができます。このように,転嫁された消費税により流通過程で消費税額が膨れ上がりますが,仕入れ税額控除を行うので,事業者ごとに純粋の売上げに応じた消費税の賦課となるのです。


 ちなみに・・・,なぜか,税務署に消費税の詳細を尋ねても答えてくれません。わかっていないようです。でも,申告は受け付けてくれる。
 消費税には,非課税や不課税のケースがありますが,特に不課税のケースなどは「国税局に訊いてくれ」と言われますし,国税局に尋ねたらナシのつぶてで,あげくの果てに税務調査にやってきて,「還付します」などと言われ,法人では返ってくればいいというものではなく,正確な納税が必要なので,「このケースを○○事務官に聞いていたが,答えがなかったじゃないか」と言うと,「記録にない」。こちらの記録を見せると,「調べてみる」。で,またナシのつぶて。結局,還付してもらったりして。でも,納付のケースだと大変ですよねぇ。
 「不課税」のことをシンプルに説明できる人も少ないと思いますが。「非課税」は皆知っていますよね。

 今日は久しぶりにヨッパライ・・・


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GDPと船岡山 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 2月18日(水)20時06分33秒 返信・引用
①誰か教えてください
10月~12月のGDPが▲3.3%で年率換算がなぜ、12.7%でしょうか?
3.3×4=13.2のはずですが…
②船岡山
懐かしいですね!展望台にほんとに小さい動物園(確か、鳥だけ)がありました。近所の人々の憩いの場です。


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Re: 北斗七星と玄武 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月17日(火)23時51分38秒 返信・引用
> No.946[元記事へ]

 1級は難しいので,目指す意欲が今のところ湧いていません。敵前降伏状態です(笑)。


 船岡山は,中世以前は葬送の地であったと言われています。千本通という通りがありますが,卒塔婆が千本立っていたということから付いた通り名だとのこと。
 しかし,平安京建都の頃には,朱雀大路は千本通に相当する位置にあり,千本一条から千本丸太町あたりは大極殿跡だと言われています。
 今はもうないと思いますが,千中ミュージックホールというストリップ小屋や千本日活というエロ映画館も中世以前は御所の中だったのです。都の北部に御所がある都市を北闕都市というとか。

 船岡山のことはあまり知らないので誤魔化していますが,麓に建勲神社という神社があります。織田信長を祭った神社ですが,豊臣秀吉が船岡山を織田信長の霊地として定めたことから始まった神社だそうです。

 平安京造営の際に,藤原小黒麻呂が地相占いにやってきたそうですが,船岡山から展望し,「四神相応之地」と認識し,都に適し吉との判断を下したようです。
 「四神」とは,北に「玄武」(大岩=船岡山),南に「朱雀」(大池=巨椋池),東に「青龍」(大川=鴨川),西に「白虎」(大道=山陰道)を指しています。

 知っているのはこれくらい。

 そういえば,広田警部補の事件,覚えてます?
 千本丸太町上がるの国友銃砲店でボウガンを買って,船岡山で人殺しをしたのでした。警官なのに見るからに凶悪そうな顔でした。


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北斗七星と玄武 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月16日(月)22時24分9秒 返信・引用 編集済
北斗七星は北極星の近くにある、一年中見える星座ですよね。

ところで、北極星と北斗七星からなる“北辰信仰”というのがあるそうです。
北斗七星を家の守り神にしていた剣豪・千葉周作が開祖となったのが北辰一刀流(幕末の志士、坂本龍馬や清河八郎、伊東甲子太郎などもこの北辰一刀流を学んでおりました)。
そしてその道場の名前が玄武館。「玄武(蛇と亀を合わせたような想像上の生物)」というのは北方の守り神と言うことで、北斗七星つながりで付けられた名前だと思われます(これは小生の勝手な想像で間違っているかも知れません)。

話は変わりますが、京都の北の守護神・玄武にあたるのが船岡山であると何かの本で読んだことがあります。
ということで、船岡山に関する薀蓄を京都検定1級を目指すひろせ君にお願いしたいのですが・・・。


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天地人 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月14日(土)09時44分29秒 返信・引用 編集済
NHK大河ドラマ「篤姫」の前は「風林火山」で武田方からの見かたで歴史を見させていただき、今度は上杉方から歴史を見させていただいてます。
それぞれの立場で描かれることで、2年前は武田を応援し、今は上杉を応援する自分の見方も変ってしまうのが不思議ですね。

NHK大河ドラマを戦略思考で見ることができ、今年も楽しみです。
ただ、兼続が幼少の頃に寺から抜け出して、冬の夜中に家に逃げて帰るところがありましたが、北斗七星が夜空にくっきりと立って輝いていましたが、北斗七星は夏の星で時期の設定に無理があったのが残念でした。オリオンなら時期的には不思議ではないのですが・・・

仕事帰りに夜空を眺めて季節を感じながら自転車で帰ってきますが、去年の夏は一回も北斗七星を肉眼で見ることができませんでした。オリオンも南中から少し西に傾きつつありますが、年々見えにくくなっているように感じます。
自分の老眼がすすんだのか?
地球環境が悪化しているのか?
こちらの危機もすすんでいるようなんですが・・・・

冒頭の放映で金銀をちらつかせて兼続に「家来になれ」と迫る秀吉に拒否するところがありました。
利の秀吉と「義と愛」の兼続の対比が描かれていました。
これを見ながら今の株主利益優先の米国型経営
社員、地域の利益優先の日本型経営の対比を見たように感じました。
この100年に一度の危機の前で、日本はわが国の「原理・原則」である経営型を見直す時期にあるのかもしれません。
兼続の「ノー」と言い切った場面を見てて、そんな気がしました。

企業は経営を通じて、どのように地域社会に貢献していくのかの経営理念
派遣切りなどを見ていると、個人は仕事を通じて何をこの世に貢献するのか人生哲学
企業は利益さえ上げれば良い。個人は給料さえもらえれば良いというのではなく、
それぞれの立場で「原理・原則」に立ち返ることを迫られているようです。

「古典」=「原理・原則」が見直されるかもしれません。
それで先生は「国富論」を選ばれた意図もあったのかなと推測しながら、意義深く読ませていただいてます。


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『国富論』(7) 第1編 第6章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月13日(金)15時06分29秒 返信・引用
 第6章 商品価格を構成する要素(Of the Component Parts of the Price of Commodities)

 この章では、第4章で予告された「真の価格を構成する要素を問うこと」という問題に入ります。結論的には、労働者の賃金と資本の利益(利潤)と土地の地代になりますが、スミスはこの意味を初期の未開社会から順に説明しています。

 資本の蓄積も土地の占有もない初期の未開社会では、労働だけが生産要素ですから、必要な労働量の比率が交換比率になります。スミスは、「たとえば狩猟民族で、ビーバーを仕留めるために通常、鹿を仕留める際の二倍の労働が必要だとすると、ビーバー一頭は鹿二等と交換され、鹿二頭の価値があるとされるのが当然である」(50頁)という例を挙げています。そして、「ある商品を獲得するか生産するために通常必要になる労働の量が、その商品によって通常購入でき、支配でき、交換できる労働の量を決める唯一の要因である」(51頁)と言っています。

 しかし、「資本を蓄積する人が登場するようになると、・・・労働が原材料に付け加えた価値によって、利益を得ようとする人が出て」(51頁)きて、事業に資本を投じることになります。つまり、「労働者が原材料に付け加えた価値はこの場合、二つのものにあてられる。一つは労働者の賃金であり、もう一つは雇い主が原材料と賃金の支払いに使った資本の利益である」(51頁)と言います。このときなぜ利益が必要かと言えば、事業主が単に投下した資本を回収するだけで利益を予想しなければ、労働者を雇うことに関心を示さないだろうし、利益が資本の大きさに比例しなければ、資本を増やすことにも関心を持たないだろう、と言っています。
 資本の利益も、監督と指揮という労働の賃金にすぎないという見方に対しては、「商品価格の構成要素のうち、資本の利益は労働の賃金とは性格が違い、まったく違った原理によって決まっている」(52頁)とし、「ある商品を獲得・生産するために通常必要になる労働の量は、その商品によって通常購入・支配でき、交換できる労働の量を決める唯一の要因ではなくなる。もう一つの要因として、労働の賃金を支払い、原材料を提供した資本の利益を加えなければならない」(52頁)と言います。

 さらに、「ある国の土地がすべて私有財産になると、地主は他の人たちと同様に、・・・自然の産物に対しても地代を要求する」(52頁)ので、「発達した社会では、商品の大部分でこの三つがすべて、多かれ少なかれ価格の構成要素になっている」(53頁)と言います。そして、いくつかの例を挙げていますので、以下ではそれを列挙しておきます。

(1)穀物価格の場合
 これは、地主の地代、穀物生産の労働者の賃金と家畜の維持にあてられた部分、農業経営者の利益の三つによって、穀物価格が構成されている、と言います。第四の部分として農業に使われる家畜や用具の消耗を補う部分が必要かもしれませんが、これらも三つの部分から構成されているので、「穀物価格には農耕馬の価格と維持費が含まれているとしても、価格の全体が直接的にか最終的に、地代、賃金、利益という同じ三つの部分にあてられることに変わりはない」(53頁)と言います。
(2)小麦粉の価格の場合
 これは、穀物の価格に粉屋の従業員の賃金と利益を加え、さらに農業経営者から粉屋まで穀物を運ぶ労働者の賃金とその雇い主の利益を加えたものである。
(3)パンの価格の場合
 これは、小麦粉の価格にパン屋の従業員の賃金と利益を加え、さらに粉屋からパン屋まで小麦粉を運ぶ労働者の賃金とその雇い主の利益を加えたものである。
(4)亜麻の価格の場合
 亜麻を材料とする亜麻布の価格には、亜麻仕上げ工、紡績工、織工、漂白工などの賃金とそれぞれの雇い主の利益を加えたものが入る。

 「どの商品でも加工段階が進むとともに、価格のうち賃金と利益にあてられる部分の比率が高くなり、地代にあてられる部分の比率が低くなる」(54頁)と言っていますが、これは加工段階が進むと資本が多く必要となるからです。

(5)魚の価格の場合
 海水魚の価格の場合は地代があることはめったにないが、淡水魚の価格の場合はヨーロッパの大部分では地代が含まれている。

 さらに、「ある社会で一年間の労働によって生産されるもの、言い換えれば生産物の総額はまず、この三つの部分にあてられ、社会の構成員に分配される。賃金(wages)、利益(profit)、地代(rent)の三つがすべての収入の源泉であり、すべての交換価値の源泉である。その他の収入はすべて、最終的にこの三つの源泉のうちどれかに由来している」(55頁)と言い、資本から得られる収入のうち他人に貸して得るものは資金の使用料であり利子と呼ばれ、「利子(interest)は借り手が貸し手に支払うものであり、借りた資金を使って利益を獲得する機会を得たことに対する報酬である。その利益の一部は当然、資金を使うことに伴うリスクと手間を負担した借り手のものになる。そして一部は、この利益を得る機会を与えた貸し手のものになる」(55頁)と説明しています。また、「すべての税金(taxes)と、税金に基づくすべての収入、たとえば各種の俸給(salaries)、恩給(pensions)、年金型国債(annuities)による収入は、いずれも最終的にこれら三つの収入の源泉のうちどれかに由来して」(56頁)いると説明しています。

 また、地主が農業経営をする場合、通常の農業経営者の場合、製造業の自営業者の場合、自分の土地で園芸をする農家の場合等は、この三つの収入が日常用語では混同されていることがあるとコメントしています。そして最後に、「どの国でも生産的な労働にたずさわらない人がかなりの部分を消費する。そして、生産物が毎年、この二種類の人の間に分配される比率によって、生産物の通常価値、平均価値が毎年増加するか、減少するか、横ばいになるかが決まる」(57頁)と言っています。


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そこが変だよ「だんだん」 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月11日(水)13時59分15秒 返信・引用 編集済
 「だんだん」の双子の主人公の1人「めぐみ」は、看護師志望でしたが、老人ホームへ行ったことをきっかけに介護福祉士を志すことになり、京都の大学に進学することとなったのですが(ロケしているキャンパスはなぜか立命です)、看護師だったら老人ホームで介護の仕事ができないのか。
 いいえ、できます。むしろ、老人ホームの介護職員の7分の3は看護師でなければならないのです。

 ですから、めぐみが老人ホームで働くために、看護師志望を介護福祉士志望に切り替える必要はなかったのです。そして、京都に来る必要はなかったのです。また、大学でなくても、専門学校や短大でも介護福祉士の資格は取れます。介護職員になった後、ケアマネージャーをめざす等、後のことを考えたら、大学進学も無駄ではありませんが、卒業後の給与が厳しいことを考えると、京都までわざわざ来て4年生の大学に入るのはいかがか。また、島根でも介護福祉士の資格が取れる学校はありそうです。
 むしろ、島根の地元で看護師の資格を取得して、高給の看護師として老人ホームに就職したらよかったのです。
 最初は看護師志望だったなどとせずに、OLとか教師志望とかにしておいたらよかったのに。

 少し設定に無理があったなぁ、イヌアッチイケー(○HK)。

http://www9.nhk.or.jp/asadora/cast/cast.html
http://愛



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輪違屋・司太夫(わちがいや・つかさだゆう) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月 8日(日)19時13分33秒 返信・引用
昨日、「江戸・清水・京都 芸のコラボレーション 桜川ぴん助in清水」を観てきました。
江戸芸かっぽれ踊りと清水芸妓衆の踊りと京都島原の司太夫の京舞。
清水で島原の太夫の舞を観る事ができるとは・・・。京都の人でもそういうチャンスはそうそう無いのではないでしょうか。

京都の花街というと普通、祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町・上七軒の“五花街(ごかがい)”を指しますが、これに島原を加え“六花街”という言い方もあるそうです。
そして、五花街と島原の違いは客層の違い、即ち五花街が一般の人に対し島原は大名やお公家さんが主体だったとのこと。さらに、太夫と舞妓・芸妓との違いは芸事の広さと深さにあるようです。歌舞音曲は勿論、茶道・書道・香道・和歌なども習っているそうで高い教養を極めた女性にしかなれないそうな。昔は正五位の官位にあり、帝に接見を許された地位にありました。
よく太夫と花魁(おいらん)と混同されますが、太夫は「芸は売っても身は売らぬ。」そうです。くれぐれも勘違いしないように。

今や京都島原には太夫は3人しかいないとのこと。いなくなる前に一度二紫会を輪違屋でやりましょうか。
えっ?費用がかかるって?
それは、きのうち君が株で稼いだ“あぶく銭”で賄いましょうよ。



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お久しぶりです 投稿者:細川 投稿日:2009年 2月 6日(金)19時17分48秒 返信・引用
①静岡のおでん
 バナナもおでんにするとか…でも、一度は食べたいですね!
②医療制度
 医薬分業は、インサイダーよりも厳格で、処方箋を病院が書いても外来患者の利益は薬局 に帰属します。ジェネリックは安全性が保障されれば賛成です。問題は、消費税=病院で 消費税を払ったことはないでしょう?でも、病院は仕入れの消費税を払っています。つ  まり、利益の5%は消失。
③国富論
 まだ、結論は早計ですが、経済理論としては正しいのですが、その理論を国策として応用 するには、どうしたらいいのか!が課題なのかも?あくまで、2009年とアダムスミスの時代と比較しての話です…


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『国富論』(6) 第1編 第5章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月 6日(金)18時53分24秒 返信・引用
 第5章 商品の真の価格と名目価格、労働価格と金銭価格(Of the Real and Nominal Price of Commodities, or of their Price in Labour, and their Price in Money)

 この章では、前章で予告された「交換価値の真の尺度と商品の真の価格を問うこと」という問題に入っていきます。分業のために、人々は自分で消費し使用する以上のものを持つわけですから、それを他人が生産したものと交換して生活することになります。この章は、「人が豊かだとか貧しいとかいうとき、それは生活の必需品(necessaries)、利便品(conveniencies)、娯楽品(amusements)を手に入れる力がどこまであるのかを意味する。そして、分業が確立すると、・・・大部分は他人の労働の成果なので、どれだけの量の他人の労働を支配できる(command)か、あるいは購入できる(purchase)かによって豊かさと貧しさが決まることになる。このため商品の価値は、・・・その商品で支配・購入できる労働の量に等しい。したがって労働こそが、すべての商品の交換価値をはかる真の尺度である」(32頁)という文章から始まります。
 さらに、労働については、「ものの真の価格、つまり、ものを入手したいときに本当に必要になるのは、それの生産に要する手間であり、苦労で(toil and trouble)ある。入手したものを売るか、他のものと交換しようとする場合、そのものの真の価値は、それを持っていれば節減できる手間であり、他人に負担してもらえる手間である」(32頁)と言い、また、「富の所有によって直接にもたらされる力は購買力である。・・・富の大小は、この購買力の大小に正確に比例する。つまり支配できる労働の量、言い換えれば、購入できる労働生産物の量に正確に比例する。すべてのものの交換価値はつねに、所有者にもたらされるこの力に正確に一致する」(33頁)と言っています。

 しかし、商品の価値は労働の量によって測られているわけではありません。違った種類の労働や労働の創意工夫の程度を正確に反映した労働の尺度を見出すのは困難です。「商品の交換価値は、それによって購入できる労働の量より、他の商品の量によって考える方が自然である」(34頁)ので、物々交換の時代が終わり、交換手段として通貨ないし貨幣(money)が用いられると貨幣の量で考えるようになります。
 ところが貨幣として用いられる金と銀は他の商品と同じように価値が変化します。例えば、「十六世紀にアメリカ大陸で豊かな鉱山が発見された結果、ヨーロッパの金と銀の価値はそれ以前の約三分の一に下がった」(34頁)、また「国王や政府は、硬貨に含まれる金属の純量を減らせば一時的な利益になると考えることが少なくないが、・・・このため、硬貨に含まれる金属の純量はどの国でも、かならずといっていいほど減りつづけており」(36頁)というように。このため、価値が変化する貨幣としての金や銀を尺度にしたのでは商品の価値を正確に測ることはできません。他方、労働は、「時期や場所が違っていても、量が同じなら、労働者にとっての価値は等しいといえるだろう。健康、体力、気力が普通であり、技能や技術が普通程度であれば、ある量の労働のために犠牲にする安楽、自由、幸福の量は、労働者にとっていつも同じだといえる。つまり、ある量の労働のために労働者が払う対価はつねに同じだといえるのである。・・・労働だけは価値が変化せず、商品の価値を測定し比較する際の最終的な尺度として、真の尺度として、時期や場所の違いを超えて利用できる。労働を尺度にした価格こそが真の価格であり、通貨を尺度にした価格は名目上の価格にすぎない」(35頁)とし、労働を尺度にした実質価格と名目価格を区別します。
 このような考え方は労働に当てはめて考えることができ、「労働の真の価格は労働に対して支払われる生活の必需品と利便品の量であり、名目価格は労働に対して支払われる金銭の量であるといえよう。労働者が豊かか貧しいか、労働の報酬が高いか低いかは、労働の名目価格によって決まるのではなく、真の価格によって決まる」(36頁)と言っています。

 つぎにスミスは、このことから賃金単位を示す安定した基準を求めることになります。そして、「ある量の労働を購入するのに必要な量を長い年数を隔てて比較する場合、銀や金よりも、おそらくどの商品よりも、労働者の必需品である穀物(corn)の方が違いが小さい。このため、長い年数を隔てて比較する場合、同じ量の穀物は真の価値の違いが小さい。つまり、同じ量の穀物を持っている人が購入・支配できる労働の量は違いが小さい」(37~38頁)として、穀物を尺度として取り上げます。
 つまり、同じ時期と同じ場所であれば、実質価格と名目価格の比率は同じですが、時期と場所の異なる実質価格を比較しようとするときには、同じではなくなります。このときスミスは、穀物の平均価格は銀の価値に左右されるけれども、「銀の価値は、世紀ごとにみればときに大きく変化するが、年ごとに大きく変動することはめったになく、半世紀から一世紀にわたってほとんど変化しない場合も少なくない」(38頁)ので、「年ごとにみていく場合には、穀物より銀の方が正確な尺度になる。ある量の銀で支配できる労働の量は毎年ほぼ一定だからである」(39頁)と言って、短期では貨幣賃金率を容認しますが、しかし、「世紀ごとの比較では、銀よりも穀物の方が正確な尺度になる。世紀ごとにみれば、ある量の銀よりある量の穀物の方が、支配できる労働の量の変動が小さいからである」(39頁)と言っています。

 さらに、時期と場所の異なった商品の実質価値を比較するような場合には、「商品を売って通常得られる銀の量の違いではなく、その違った量の銀で購入できる労働の量を比較する必要がある。しかし、遠い時代、遠い場所については、労働の価格を多少なりとも正確に知ることはまずできない。これに対して穀物の価格は、・・・一般的にいうなら、労働の価格よりよく知られている・・・このため通常は、穀物の価格を尺度にすることで満足するしかない。穀物価格は労働の価格といつも正確に比例しているわけではないが、よく知られている価格のなかでは、正確な比例にもっとも近いからである」(41頁)と言って、実質賃金を穀物で表示された賃金単位に求めています。

 この後、イングランドの金貨と銀貨と銅貨の法定交換比率や改鋳について、多くの紙数を使っています(41~49頁)。

 * なおこの章は、スミスが価値を決定するものは何かという問題と価値を測定する方法は何かという問題を同時に議論しているために、理解するのが困難なところがあります。また、スミス以降の経済学者に問題を提起することになりました。これらの点については、「読書会」が終わってから、改めて取り上げる予定です。


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医療制度と経済 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 2月 6日(金)09時52分56秒 返信・引用 編集済
先週と今週は家族のインフルエンザ、溶連菌、中耳炎で病院通いの日々を送りました。
私だけ何ともないのですが、健康に生んでくれた両親に感謝してます。

7,8年前にも同じことがありましたが、子供の上気道感染に第3世代のセフェム系抗生物質が処方されましたが、1週間飲んでも効かず、ペニシリンに変えた途端に3日で完治してました。
患者が3割負担なので、新薬よりも古典的なペニシリンの方が安いので、帰りに会計をしたときには驚くほど安くなりました。
新薬は高いので古典的な安い薬が患者としては有難いのですが・・・

医療用医薬品の薬価は需給の関係で決められるのではなく、前年度までにどのくらいの値引きで販売されていたのかで、年々下がっていく。例えば、100円の薬価のものが3割引きで売られていると、薬価改定で70円になり、また3割引きだと49円になり、例えよい薬でも数年もすると安くなってしまいます。
病医院(医薬分業しているところはどうかわかりませんが)ではその薬価差益が利益になるので、新薬で薬価の高いものを処方するほうが利益が上がります。
また、小児科や耳鼻科では薬の投薬日数が5日分で少なく、高齢者の高血圧などの慢性病の時は2週間分の薬が出ます。
逆に余り多くの薬を出しすぎるとレセプトカットのリスクがあるかもしれませんが・・
そのような点では慢性疾患を扱う科より、例え患者数が多くて忙しかったとしても、薬の量が小児科などでは少なくなるので、利益率が低くなるのでしょうね。

医薬品の薬価を需給の関係で決めるほうが良いのか?
薬価差益により利益を生み出す医療制度に問題があるのか?

この不況で国保の収入が来年度は極端に減ってしまうことが予想されます。
このような事が繰り返し続くと、社保と国保はどうなってしまうことでしょう。

毎日、病院通いした者の独り言でした。


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静岡おでん② 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 2月 2日(月)22時34分20秒 返信・引用 編集済
ひろせ君、京都検定2級合格おめでとうございます。
これから1級目指して頑張ってください。

さて、前回「静岡おでん」について書き込んで以来、無性におでんを食べたくなり、静岡おでんフェスタ居酒屋の部に優勝したと言う店に行ってきました(他には駄菓子屋の部というのもあったそうです)。
他府県の人に受け入れられるかどうかは別として、とっても美味しかったですね。

真ん中に鎮座しているのが「黒はんぺん」です。



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Re: ひろせ君、祝 合格 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月 2日(月)22時09分5秒 返信・引用
> No.936[元記事へ]

 先生、ありがとうございます。

 しかし、今、もうひとつの検定に取り組んでいます。
 昨年、琵琶湖に生えるヨシを使った笛のアンサンブルに関わるようになったのですが、今月指導者の認定試験を受けます。
 滋賀県に大勢の愛好者がいるのに、指導者に認定されているのはたった3人。京都にはいません。
 ある音楽家に勧められて受験するのですが、古参の人をあっと言わせるために(笑)、難曲を選んで練習しています。私はまだ4箇月の経験しかないので、キャリアの代わりにスキルで勝負しようとしているのです。
 さすがに一度でパスは難しいと思っていますが、歯が立たないような難曲に立ち向かって練習するのは結構楽しいものです。

 ちなみに、指導者になっても、仕事の関係で報酬をもらうわけにはいかないので、他の受験者と動機が違っています。無欲の強みが出るか・・・


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ひろせ君、祝 合格 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 2月 1日(日)22時52分9秒 返信・引用
 ひろせ君、京都検定試験2級の合格通知が正式に届いたとのこと、おめでとうございます。忙しい仕事の合間に、それなりの努力をしたことと思います。よく頑張ったと敬意を表します。
 僕も京都に長く住んでいますが、定年退職して改めて、京都のことを知らない自分を実感しています。清水の山崎君のほうがはるかに京都のことをよく知っていると感じたりしています。このホームページ等でまたみなの知らない京都のことを教えてください。お祝いまで。


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本当に合格だった 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 2月 1日(日)10時41分34秒 返信・引用
 木曜日に京都検定の合格通知が来ました。
 自己採点どおり73点で2級を通過しました。
 知り合いは自己採点68点で悔しがっていました。あと2問だったのにねぇ。私とも5問しか変わらない。

 しかし、検定を受けたのは、京都をよく知るための動機にするためだったので、テキストを熟読もしていない状態で終わってしまっては意味がありません。まだ1級がありますが、これに合格するのは困難。
 今後もぼちぼち京都の本を読んだり、いろいろな所を訪問してみることにします。


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危惧は現実に・・・ 投稿者:ひろせ 投稿日:2009年 2月 1日(日)10時07分41秒 返信・引用
 以前、ここで非正規雇用契約の増大を危惧して書き込みしていましたが、景気後退が顕著な今、危惧は現実のものになったように思います。
 それにしても、去年の9月ごろは、「日本は金融危機の経験が生きているので、アメリカの金融危機の影響をさほど受けない」と楽観的な政治家もマスコミコメントもあったが、一転して非常に悲観的。
 私の業界(?)でも、夏頃の税収予測で予算編成を始めましたから、予算が成立しても執行留保が掛かることは必至です。

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ホワイトカラー・エグゼンプション 投稿者:5期生ひろせ 投稿日: 2007年1月 6日(土)22時17分15秒
に係る労働基準法改正法案について,与党は「サラリーマンを敵に回して選挙は戦えない」と尻込みしているようです。どうあるべきかという主張以前に保身を優先だなんて政治家として情けないと思います。
 企業にとっては残業手当の節約は歓迎でしょうが,逆に消費意欲の減退も気になるところ。会社としては法改正を歓迎し,社会的には法改正を斜視するというところでしょうか。
 この法案には,条件も付いていて,管理職直前の高収入の社員が対象ということですが,はっきり言ってそんなことは他の労働法規の規定同様,企業の都合のいいように操作がされることでしょう。
 私自身は,今更なぜこんな法改正が行われなければならないのか,動機に疑問を感じますが,それより,景気が後退したときに正規雇用率が下降したものが,景気が回復してもそれほどの上昇がみられないという状況の方に不安を感じます。これも,企業が「自社は正規社員を増やさないが,社会全体で正規雇用が増えれば,所得増大・消費拡大が期待できる」という考えを持っているのでしょうか。経団連も,さすがにこれには危惧を感じているようで,先頃正規雇用を拡大するようコメントがありました。これから団塊の世代が大量退職する時代を迎えるのに,技術力の継承の問題もさることながら,正規雇用社員が大量に非正規雇用に置き換わることになったら,大変な問題です。現行の社会保障制度も財政面から危機を迎えますし,社会保障の対象外となる人も増える可能性があります。
 私自身は正規雇用で管理職ですから,いずれも関わりがありませんが,ミクロ的には子供の将来に不安を感じますし,マクロ的には日本は勝ち組と負け組みがさらにはっきりするとともに,戦前の生活状態をレベルアップしたに過ぎないダメ社会になってしまうのではないかと,うそ寒い感じがしています。

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泳ぎを止めたら死ぬ? 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2007年 9月26日(水)00時43分27秒   返信・引用
 今日,テレビで(子どもがモノマネ番組を観ていたので2画面分割した右画面で無音声状態),家電量販店の業務提携や業界再編のニュースをやっていました。字幕を含む画面を少し観ただけですが,流通業界もメーカー同様,利益が挙がらなくても赤字にならなければ走り続けるしかないのだなぁ,などと思いました。
 走り続けるためには,ライバルに勝たないと,経費さえも回収できず赤字になり,給水補給の切れたランナーは倒れます。利益の増大は勿論至上課題ですが,今は価格競争に勝たないと売れない。売れないと売上げが低下し,結果として利益どころか,原価の回収さえも困難になる。そのため,商品原価・人件費・管理費・設備費等の原価が回収できるギリギリの価格でどんどん売り続け,企業としては走り続けなければならない。

 ミナミマグロは泳ぎ続けないと死んでしまうそうです。停まったら楽なはずなのに,停まったら呼吸ができないそうです。
 企業も同じで,停まったら(仕事をしなかったら)楽なのに,停まったら倒産してしまうのでしょう(全ての業種がそういうことではないのでしょうけど)。

 心配なのは,販売価格を原価に近づける作用と並行して,原価の抑制が進行する結果,人件費の抑制策として非正規雇用が増加することです。非正規雇用が増加する結果,所得が減少し,特定の商品の消費が困難になったり,代替財へのゆがんだ移行が進んだりし,結果として日本の経済市場自体が低迷しないか。その結果として,さらに雇用が悪化し社会が不安定にならないか。
 取越し苦労かもしれないですが,小・中学生の親としては,息子たちが家庭を持てるような仕事に就けるかどうかを案じ,将来に少し不安を感じます。

(所得の減少は新たな市場構造の変化を生み出し,「それなり」の市場社会を形成するのかもしれませんが,不勉強な私にはどうなるのかわかりません)
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株式投資レポート(5) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月31日(土)10時04分1秒 返信・引用 編集済
水曜日にNYが200ドルからの爆上げになり、木曜日の日本の株式市場は寄り天(午前の早い時間帯が高値)を予想してました。
それで商船三井は木曜日の午前に、昨日はコニカミノルタが日経に逆行して異常に上げたので思わず売ってしまいまいました。それで今保有しているのはニチアスとユアサ商事になっています。

金曜日に決算の中間発表が数社でありましたが、下方修正ばかりで、経済情勢は相当に悪いようです。
来週にニチアスとユアサ商事が中間発表しますが、楽しみどころか、このような経済情勢を見ていると毎週が綱渡りしているようで、この時期に株をしているのは
ポジティブに表現すれば「刺激的」
ネガティブに表現すれば「愚か者」

バルチック海運指数が上昇していたので、海運業から他に影響を及ぼして、景気が回復するかとも思いましたが早計でした。(株もやってみると世の中の仕組みを自然に勉強できるものですね)

来週は電気自動車関連と環境関連、原発関連株に注目して、下がったら買う予定です。
株から感じられる次の経済を引っ張る需要は今のところは「環境関連」「新エネルギー関連」というところでしょうか。


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『国富論』(5) 第1編 第4章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月30日(金)17時05分18秒 返信・引用
 第4章 通貨の起源と利用(Of the Origin and Use of Money)

 これまでみてきたように、分業が発達すると生産性が高まりより多くのものが生産できるようになります。自分で消費する以外の生産物は他の生産物と交換することになり、「全員が交換によって生活するようになり、ある意味で商人(merchant)になる。社会全体も商業社会(commercial society)と呼べるものになる」(25頁)と言っています。この場合、物々交換の不便をさけるために、「自分の仕事で生産したもの以外に、他人が各自の生産物と交換するのを断らないと思える商品をある程度もっておく」(25頁)ことが必要になります。
 このような交換の手段として用いられたものの例として、スミスは未開社会での家畜、エチオピアでの塩、インド沿岸部での貝殻、ニューファウンドランド島での鱈の干物、バージニアでのタバコ、西インド諸島イギリス植民地での砂糖、その他生皮やなめし皮等を挙げています。

 しかしどの国でも、交換の手段の役割を果たすものとして金属が用いられるようになります。「金属ほど腐りにくいものはほとんどないので、どの商品よりも保存による損失が少ない。そのうえ、どれだけ分割しても価値が下がることはなく、溶解すれば分割したものを一つにまとめられる」(26頁)という利点があるからです。
 しかし、金属を加工しないで地金のままで使うと不便な点が二つあり、「第一に重さを測るのが厄介であり、第二に純度を調べるのが厄介である」(27頁)とスミスは言います。そのために、「社会がある程度発達した国では、その国で取引の手段として一般に使われている金属の決まった重さのものに、公的な刻印(public stamp)を押す必要があると考えられるようになった。これが硬貨(coined money, or coins)の起源であり、造幣局の起源である」(27~28頁)と書いています。
 さらに、ローマ、イングランド、スコットランド、フランスの硬貨の名称や制度について説明しています。

 この章の最後で、スミスは、これから取り上げる三つの章で商品の交換価値を決める原理についての予告をし、価値について、「この『価値(value)』という言葉に二つの意味があることに注意すべきだ。ときにはあるものがどこまで役立つか(どこまで効用(utility)があるか)を意味し、ときにはあるものを持っていることで他のものをどれだけ買えるかを意味する。この二つを『使用価値(value in use)』と『交換価値(value in exchange)』と呼ぶこともできる。使用価値がきわめて高いが、交換価値はほとんどないものも少なくない。逆に、交換価値がきわめて高いが、使用価値がほとんどないものも少なくない。水ほど役立つものはないが、水と交換して得られるものはほとんどない。これに対してダイヤモンドは、ほとんど何の役にも立たないが、それと交換してきわめて大量のものを得られることが多い」(30~31頁)と言っています。
 * この「価値のパラドックス」の現代経済学での説明については、このホームページの「需要と供給(10)、(11)、水とダイヤモンド①、②」(2006/11/18、11/21)を参照してください。

そして、以下の三つの章で明らかにしようとする点は、
 (1) 交換価値の真の尺度(the real measure)と商品の真の価格(the real price of all commodities)を問うこと、
 (2) 真の価格を構成する要素を問うこと、
 (3) 商品の市場価格(market price)と自然価格(natural price)の一致を妨げている要因を問うこと、
であると予告しています。


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静岡おでん 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月26日(月)22時40分28秒 返信・引用
> No.929[元記事へ]

> 関西では冬限定でコンビニでもおでんを売ってますが、なんと静岡では駄菓子屋さんでも「おでん」を年中売っているとのこと。
> 静岡おでんの特徴は牛すじでとった黒いスープと串に刺した具(黒はんぺんは欠かせない)、青のり、魚のだし粉をかけること。

(答)すべて本当です。

> 静岡市内におでん屋さんが100以上もあり、

(答)これは数えたことがないので知りません。しかし、小生の感覚でいうと100軒どころではないと思います。もっとも最近は駄菓子屋さん自身が減ってしまっていますが。

夏はかき氷と一緒に食べるらしいのです

(答)そういう人もいます。なんの抵抗もありません。

小生は小さい頃から“おでん”とはそういうものだと思っていました。京都に住み、静岡のおでんとの違いに気がついても京都が特殊なんだと思っていました。
最近になって静岡のおでんが特殊なんだと気がついた人達によって「静岡おでん」という名前が付けられるようになりました。(因みに静岡の人間は静岡のことを「しぞーか」と発音しますので「しぞーかおでん」と読んでください。)
とは言え、所詮B級グルメ、静岡の人間には無くてはならないものですが、他府県の人に自慢できる代物ではありません。

それでも「黒はんぺん」に対する思い入れは強いですね。静岡県(それも中部)以外では売っていないことを知ったときは本当にショックでした。
そもそも「黒はんぺん」なんて食べたことが無い人がほとんどだと思います。鯖や鰯のすり身で作ったツミレにつなぎをいれて薄くのばし、半円形にしたものだと思ってください。色は黒というより灰色です。
おでんの具材としては勿論、生でも焼いてもフライにしても美味しく食べられます。

初めて親元を離れた娘が久し振りに帰省したときの第一声が「はんぺん(黒はんぺんのことです)、たべたーい!」でした。


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Re: 今 清水にいます 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月26日(月)10時59分46秒 返信・引用
> No.925[元記事へ]

今月、JAFから送られて来たマガジンに「おでん特集」が組まれていて、静岡の清水や焼津は「おでん王国」なんですね。
関西では冬限定でコンビニでもおでんを売ってますが、なんと静岡では駄菓子屋さんでも「おでん」を年中売っているとのこと。

静岡おでんの特徴は牛すじでとった黒いスープと串に刺した具(黒はんぺんは欠かせない)、青のり、魚のだし粉をかけること。
静岡市内におでん屋さんが100以上もあり、夏はかき氷と一緒に食べるらしいのですが、
山崎先輩、ホントですか?


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紅殻格子 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月24日(土)08時15分50秒 返信・引用 編集済
犬矢来(いぬやらい)や虫籠窓(むしこまど)と並んで京町屋の外観上の要素の一つである紅殻格子(べんがらごうし)、中から外は良く見えるけれど外から中は容易に見えない仕組みになっているそうですが、“紅殻(べんがら)”という名前は格子に塗られる塗料に含まれる顔料の産地がインドのベンガル地方であることに由来しているそうです。

ジャカルタいも→じゃがたらいも→じゃがいも
カンボジア→かぼちゃ

と同じ類の話ですね。

二村先生の『国富論』(4)のなかの「3 インドのベンガル地方・・・」を見て思い出したどうでも良い豆知識でした。


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『国富論』(4) 第1編 第3章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月23日(金)14時12分49秒 返信・引用
 第3章 市場の大きさによる分業への制約(That the Division of Labour is Limited by the Extent of the Market)

 前章でみたように、スミスは分業を引きおこす力は交換である、と言っています。この章では、それ故に、分業の程度は交換の大きさ、つまり市場の大きさによって制約される、ということを述べています。つまり、つぎのような図式になるかと思います。

  市場の大きさ → 交換の力の強さ → 分業の程度=労働生産性の大きさ

 また、スミスは市場の大きさを説明するためにいくつかの例を挙げています。
 都市と農村の場合、職業のなかには取引の多い大都市でなければ成り立たないものもあるといいます。荷かつぎ労働者は、大都市以外では生活できるほどの仕事はないし、「スコットランドの高地地方のうち内陸の奥地では、釘職人のような職業すら成立しない。釘職人は一日に1千本の釘を作り、年に300日働くと1年に30万本を作る。しかしそのようなところでは、年間に1千本、つまり一日分の釘を売ることすらできないだろう」(21頁)というように、市場の大きさと分業の関係を示しています。

 市場の大きさと水上輸送の関係も取り上げています。列挙しますと、
 1 200トンの貨物をロンドンからエディンバラまで運ぶのに、陸上輸送では50台の荷馬車、御者100人と400頭の馬で片道3週間かかりますが、水上輸送を使えば200トン積みの船と6から8人の乗組員でほぼ同じ日数で輸送できるので、陸上輸送だけの場合より両都市の価格は安くなり、取引も多く行われるようになるという例を挙げています。また、ロンドンとカルカッタの間でも水上輸送のおかげで、「この二つの都市の間で大量の取引が行われており、市場を提供しあうことによって、それぞれの都市の産業を大いに刺激している」(22頁)という例も挙げています。
 2 最初に文明が発達したのは地中海沿岸だったようだ、として、その中でももっとも早い時期に農業や手工業が発達した国としてエジプトをあげています。その理由として、下エジプトではナイル川の多数の支流を使って水上輸送ができたことをあげています。
 3 インドのベンガル地方と中国の東部地域の一部も、ガンジス川や中国の東部のいくつもの大河が多くの支流に分かれていて、広範囲な内陸航行を可能にして、農業と手工業が早くから発達していたようだ、と書いています。
 4 アフリカの内陸地域や近代のタタールとシベリアには大河があるが、北極海が凍結したり、大河がそれぞれに距離が離れすぎていたり、内海がなかったりして、海上輸送による商業を行き渡らせることができないために未開の状態にある、といっています。

 このようにこの章では、分業は制限なく行われるのではなく、その大きさは、したがって労働生産性は、どれくらいの市場があるかによって制約されるという関係を説明しています。


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今 清水にいます 投稿者:五期生 ひろせ 投稿日:2009年 1月21日(水)13時27分50秒 返信・引用
と言っても新幹線の車内。 文部科学省の会議に行く途中。夜にはまた京都に戻ります。
京都より天気がいいですが、富士山は見えません。


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推薦図書(24) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月20日(火)22時08分47秒 返信・引用 編集済
『奇跡のリンゴ』(幻冬社・石川拓治・08年7月)

本を読んでいて、感動のあまり胸が苦しくなるということはそうそうあるものではありません。
この本は久し振りにそんな思いにさせてくれました。
NHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演した人物、「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則氏の記録を改めて本にしたものです。
内容の面白さもさることながら非常に読みやすい文章で、一気に読みきってしまうこと請合いです。

これを読んで一緒に涙を流しましょう。


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寛永寺 投稿者:ひろせ 投稿日:2009年 1月19日(月)22時51分47秒 返信・引用
 山崎さん

 今読んでいる本に寛永寺のことが出てきます。

「彰義隊」(吉村昭)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BD%B0%E7%BE%A9%E9%9A%8A-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%90%89%E6%9D%91-%E6%98%AD/dp/4101117500

 吉村昭氏の本は大部分読んでいますが、最後の長編といわれるこの本もおもしろいです。

 幕末の政権の転移については、もやもやとよくわからない部分がありますが(私は)、年末に終わったNHK大河ドラマ「篤姫」で少しわかったような気がしました。しかし、この本は、いきなり「篤姫」のクライマックスの部分から始まって、徳川慶喜と朝廷(有栖川宮)・薩長の駆け引きがよくわかるように書いています。徳川慶喜の人となりまでわかりそうだし、有栖川宮がフィアンセの和宮を徳川に取られたことで執拗なまでに徳川を憎み、徳川討伐隊長になったことにも人間臭さを感じます。
 この本では、寛永寺の住職だった輪王寺宮が幕府方について、慶喜の弁護をしたり、榎本武揚と行動を共にしたことなどが書かれています。
 幕末の混乱と王政復古の大号令の歴史上の意味がよくわかる1冊です。

 上七軒の尚鈴さんのホームページによれば、上七軒のきれいどころが節分に北野天満宮で舞や豆まきをするようです。
http://www.nakazato.net/gyozi.html


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きのうち君への答えになっているかどうか? 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月19日(月)18時48分53秒 返信・引用
 きのうち君のいつもながらの鋭い(僕の手に余る)質問、ありがとう。答えになっているかどうか分かりませんが、今の知識で以下のように書いておきます。

 1「日本ではまだ墨を摺って手紙を書いていた時代背景に当時の人がスミスの書いた内容を理解することができたのでしょうか?」について
 グーテンベルクの活版印刷機の発明は1445年でした。したがって、日本の江戸時代と違い、当時のヨーロッパでは相当印刷技術が発展していたと思われます。読者は、現在のようにすべての人ではなく、ある階層の人たちだったと思います。参考までに、以下の文章を引用しておきます。
 「1776年3月9日に、『国富論』は四つ折版二巻1097ページの大著として、ロンドンのストラハン書店から、出版された。・・・売れ行きは、おなじ書店からおなじ年にでた、ギボンの『ローマ帝国滅亡史』第一巻にはおよばなかったが、内容のむずかしさを考えてストラハンが予想したよりも、はるかに好成績であった。」(水田洋著『アダム・スミス』講談社学術文庫、124頁)
 「初版約一千部を半年で売りつくした。かならずしも一般むきではない、しかも比較的たかい本にしては、おどろくべきことであったが、「ひろい視野」とか「多くのめずらしい例証」とか「絵にみちている」とか、当時さまざまな人が指摘した特徴が、この売れゆきの理由であったのだろう。」(水田洋、227頁)

 2「当時の経済学会での反発や足を引っ張るような動きはなかったのでしょうか?」について
 現在のような「学会」組織はなかったと思います。しかし、『道徳感情論』で好評を博したスミスはすでに有名人でした。『国富論』自体が重商主義政策の批判の書です(第4編まで待って下さい)。

 3「当然教会から圧迫を受けそうなのですが、ルネッサンスで教会からの反発を受けなかったのでしょうか?」について
 イギリスのルネッサンスの最盛期は16世紀で、スミスの時代(18世紀)にはすでに終わっています。スミスの「利己心」は、なんでもありの世界ではなく、社会と関係された概念でした。これを理解するためには、『国富論』の前に出版された『道徳感情論』を理解する必要があります。『国富論』の読書会が終わったら『道徳感情論』の読書会をしても良いかな、と思っています。

 4「カレソンにあるように・・・、この点では聖書と国富論は相容れないのでしょうか?
」について
 相容れないものではないと思っていますが、この点については勉強しておきます。『国富論』の読書会が終わったあとに、他の問題とも関係させて取り上げる予定なのでそれまで待ってください。ただし、この点について理解のある人があれば、是非このホームページに投稿して教えてください。


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先生、質問です 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月19日(月)13時08分28秒 返信・引用
> No.917[元記事へ]

「国富論」を細川先輩と同じく、楽しみに読ませていただいてます。

スミスの生きた時代は日本の江戸時代ということですから、日本ではまだ墨を摺って手紙を書いていた時代背景に当時の人がスミスの書いた内容を理解することができたのでしょうか?
また、内容的に凄すぎると、当時の経済学会での反発や足を引っ張るような動きはなかったのでしょうか?
例えば、ケネーの重農主義を持論としている学派はスミスの理論を潰しにかかったとか。


「われわれが食事ができるのは、肉屋や酒屋やパン屋の主人が博愛心(benevolence)を発揮するからではなく、自分の利益を追求するからである。人は相手の善意に訴えるのではなく、利己心に訴えるのであり、自分が何を必要としているのではなく、相手にとって何が利益になるのかを説明するのだ」(17頁)と言うように。」


となるとキリスト教の教えに反するように見えるのですが、当然教会から圧迫を受けそうなのですが、ルネッサンスで教会からの反発を受けなかったのでしょうか?

カレソンにあるように
同志社よ、その名は一つの目的を意味する。
その学徒の精神的、肉体的に
神のため、祖国のため、生きんという。
一つの崇高な目的を。

という自己の利益を追求しないという精神により、キリスト教の発展があったと考えられますが、この点では聖書と国富論は相容れないのでしょうか?


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節分 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月17日(土)10時30分58秒 返信・引用 編集済
節分の行事と言えば、吉田神社の豆まきと壬生寺の狂言が有名ですが、それぞれが御所の鬼門・裏鬼門にあたるからだとは知りませんでした。こういうことを知っていると、京都の色々な行事も楽しめますね。
「四方まいり」のことも今回始めて知りました。さすが“京都検定2級合格予定者”。

ところで、節分には八坂神社では祇園や先斗町などのきれいどころが豆を撒いたり、舞ったりするようですが、北野天満宮では上七軒のお姐さんがたは登場しないのでしょうか。
はたまた、江戸城(現在の御所ですよね)の鬼門封じに上野の寛永寺が、裏鬼門の方角には芝の増上寺が建てられたと聞いていますが、ここでも節分の行事は行なわれるのでしょうか。

興味は尽きませんね。


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直木賞 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月17日(土)09時06分32秒 返信・引用
先月、小生が推薦図書で“応援したい作家”として紹介した同志社大学文学部出身の山本兼一氏がこの度、第140回直木賞に決まりました。
同志社大学OBとして、また一ファンとして拍手を送りたいと思います。
受賞作品『利休にたずねよ』、早速読んでみたいと思います。


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ネアンデルタール人 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月16日(金)13時48分14秒 返信・引用
 アダム・スミスが『国富論』の第2章で、「ものを交換しあうこの性質が人間の本能の一つであって、それ以上の説明が不可能なものなのか、それとも、この方が正しいように思えるが、理性と言語という人間の能力によるものなのかは、ここで論じようと思わない。この性質は人間に共通しており、他の種の動物にはみられない」(訳本16頁)と言っています。これとの関連で「人間」とは何かに関心を持ち、2004年のNHKスペシャル、「地球大進化 46億年・人類の旅」の複製をとって保存していました。タイミング良く今週の1月12日に、ハイビジョン特集、フロンティア「ネアンデルタール人の謎~最新情報・ゲノム解読の試み~」(Wall to Wall Media (イギリス)2008年制作)がこの問題の一部について別の角度から取り上げていましたので、内容を紹介しておきます。(なお、この番組は、1月20日(火)午後2時からハイビジョンで再放送されます。)

 「地球大進化」の「第6集 ヒト 果てしなき冒険者」(2004年11月14日放送)によれば、人類は、約700万年前にアフリカで猿の祖先から別れて二本の足で歩き始めました。今日のわれわれのホモ・サピエンスまでには20種類の人類がありましたが、ホモ・サピエンス以外は絶滅しました。人類は地球の変動に対応して進化してきました。
 30万年前にはネアンデルタール人が登場し、氷河期のヨーロッパに進んで繁栄しました。ネアンデルタール人は、ホモ・サピエンスと同じくらいの脳をもち、石器も同じように作り、頑丈で筋肉質でずんぐりしていましたが、ホモ・サピエンスとよく似ていました。しかし、3万年前に「絶滅」しました。他方、ホモ・サピエンスは、約20万年前にアフリカで誕生し、4万年前にアフリカから世界各地に移動し、地球上で今日の繁栄をおう歌しています。問題は、ホモ・サピエンスが進出した時期に、なぜネアンデルタール人が「絶滅」したか、ということです。

 仮説1 言語能力が劣っていた
 これは、両人類の頭蓋骨の調査から、アメリカのジェフリー・レイトマン博士が提案した仮説で、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスとくらべて、脳の裏側の中央の窪みが平らであり、喉仏が上の方についている。つまり、声帯が短く母音がうまく発音できないので、氷河期の最後のピークを乗り切ることができなかった。それに対してホモ・サピエンスは、複雑な言葉をうまく話すことによって、仲間や子供に伝達することができ、これが人類の新しい進化の原動力になった、というものです。(「地球大進化」より。)

 仮説2 大きな差があった
 ネアンデルタール人は、どちらかというと猿に似た野蛮人で、知性もなく、下等な種でホモ・サピエンスとは大きな差異があり、滅亡する運命にあった、というものです。しかしその後の調査で、ネアンデルタール人は知性も高く、創造性もあり、道具も使い、ホモ・サピエンスと同じような人類であることが分かってきました。(「ネアンデルタール人の謎」より。)

 仮説3 イブ仮説
 1987年にカリフォルニア大学の研究者たちが、ミトコンドリアDNAの遺伝情報を解析し、ホモ・サピエンスは20万年前にアフリカにいた一人の女性から生まれ、4万年前にアフリカから世界に移動した、という研究を発表しました。これは「アフリカ単一起源説」をサポートするものでもありました。この説は、アフリカを離れたホモ・サピエンスは、それぞれの地域で古代の人類に会うと、交じり合うことなく彼等に取って代わってその地域を支配したという説です。この説によれば、ホモ・サピエンスがネアンデルタール人に取って代わったことで、ネアンデルタール人が絶滅したことになります。(「ネアンデルタール人の謎」より。)

 仮説4 同化吸収された
 その後の骨格等の調査から、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は、両方の特徴が入り交じった混血の可能性がある、つまり異種交配の可能性があるという仮説が主張されはじめました。両人類は異種交配して今日のホモ・サピエンスに進化している、ということになります。これを証明するために、現在、ネアンデルタール人の骨からのゲノム解読が行われていますが、生き残っているDNAが少ないこと、非常に古いこと、汚染されていること等で、大変な作業のようです。このゲノム解読の結果が待たれます。この仮説が正しければ、おそらく人類史が書き換えられると思います。なお現時点では、考古学者たちは、このようなDNAの発見は新しく不完全なので混血を証明できないと言いっている、ということでした。(「ネアンデルタール人の謎」より。)
 *僕はこの分野に関する充分な知識がありませんので、番組のまとめ方に誤解があればお詫びします。


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『国富論』(3) 第1編 第2章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月16日(金)13時38分57秒 返信・引用
 第2章 分業の起源(Of the Principle which gives Occasion to the Division of Labour)

 第1章で見たような分業がどのようにしておこってきたのかを、この章で問うことになります。スミスによれば、人間にはものを交換しあう性質(the propensity to track, barter, and exchange one thing for another)、つまり交換性向があり、この性質が分業を生み出してきたと言います。この性質が人間の本能の一つか、理性と言語という人間の能力によるものなのか、と問いながらそれ以上は言及していません。ただ、「この性質は人類に共通しており、他の種の動物にはみられない」(16頁)ものだと書いています。

 動物が交換をしているように見えても、それは約束や合意の結果ではないから交換ではありません。「動物はほとんどの種で、それぞれの個体は成長すると独立し、自然の状態では他の生き物の助けを必要としない」(17頁)が、人間はいつでも他人の助けを必要とします。そのとき、他人の善意だけに頼っていても助けは得られないので、相手の自愛心に訴えた方がよい結果を得られことを知るようになります。「わたしがほしいものをくれれば、希望するものをあげようというのが、そうした提案の意味なのだ。そして、人間はほとんどの場合、自分が必要とする他人の助けをこの方法で得ている。われわれが食事ができるのは、肉屋や酒屋やパン屋の主人が博愛心(benevolence)を発揮するからではなく、自分の利益を追求するからである。人は相手の善意に訴えるのではなく、利己心に訴えるのであり、自分が何を必要としているのではなく、相手にとって何が利益になるのかを説明するのだ」(17頁)と言うように。

 このようにして、「人は交渉や交換、売買によってそれぞれが必要とする助力のかなりの部分を手に入れており、分業がはじまったのもやはり、ものを交換しあうこの性質のためである」(18頁)と言い、さらに、狩猟や遊牧を営む部族に、弓矢を誰よりもうまく速く作る人がいれば、作った弓矢を牛や羊、鹿の肉と交換しているうちに、弓矢を作っていた方が多くの肉を手に入れられることを知り、狩猟具職人になり、同じように、小屋や住居の骨組み、屋根、壁を作るのがうまい人は、自分の利益を考えて大工になる、というような例を挙げています。つまり、「各人が自分で消費する以上のものを生産し、余った部分を交換して確実に必要を満たしあえることから、各人がそれぞれ一つの仕事に専念するようになる。そして、その仕事の能力や才能を伸ばし、完成させるようになる」(18頁)ということになります。これは、社会的分業(職業分化)、前の章のピン製造の例は技術的分業(作業内分業)といわれていますが、スミスは二つの分業をとりあげていることになります。
 *なお、職業分化の例と証明は、このホームページの「市場と非市場、交換の利益 ①、②、③」(2008/3/21、3/26、4/4)を参照してください。

 人間にはそれぞれの天分や才能の違いがあるように思いますが、スミスによればそれは、「たいていの場合、分業をもたらす原因というより、分業の結果である。たとえば、仕事の性格がまったく違うと思える学者と荷かつぎ労働者の差は、生まれつきの天分よりも習慣や教育の違いによるものだと思える。生まれたときから六歳から八歳までの間はおそらくほとんど差がなく、・・・それぞれ違う職業につく。そうなると能力の違いがあらわれ、拡大していき、やがて学者は虚栄心から、荷かつぎ労働者と似た点があるなどとは認めたがらなくなる」(18頁)と書いています。
 また、スミスは、人間の天分や素質の差より、たとえば犬の亜種の違いの差の方がはるかに大きいが、犬は交換する性質がないために種全体の利便性を向上することはできないと言い、一方人間は、「能力の大きな違いを互いに役立てることができる。取引と交換を行う人類共通の性質によって、各人がそれぞれの能力を活かして生産したものを、いわば全員が共用でき、全員が必要に応じて購入できるのである」(19頁)と言っています。他の動物にはない人間だけが持っている交換性向が、分業を生み出し生産を拡大させる原動力になっている、ということになります。


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株式投資レポート(4) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月15日(木)09時23分31秒 返信・引用
中国需要拡大で鉄鉱石などを運ぶバラ積船相場が上昇しています。
それに伴って商船三井などの海運業の株価が上がりそうなので、この資金の流れに乗ってみます。

世界経済は不思議です。
全体で落ち込んでいるにもかかわらず、一部では上昇しているところがあります。
この資金の流れが他にも波及していけば、経済を引っ張る需要となってくれるのでしょうが、短期的な資金の動きで終わるのかもしれません。

やはりこの世界的な不景気を解消してくれるのは中国経済ですかね、上田先輩?


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気が早いです 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2009年 1月13日(火)22時42分12秒 返信・引用
 山崎さん,まだ合格通知が来ていません。新聞に載った解答で自己採点したら73点だったので,合格見込だと思います。70点で合格のところ73点とは,何という省エネ受験でしょう。去年も70点台で合格でした。この要領の良さは二村ゼミで培われたのでしょうか(笑)。

 さて,京都検定の公式テキストで深泥池と吉田神社のところを見てみましたが,関連するする記述がありませんでした。
 ネットを探してみたら,節分について記述したページがありまして,なるほど深泥池が節分のルーツに大きく関わりがあることがわかりました。
http://med.honnet.co.jp/metro/rekisi/r194/rekishi28.html
 貴船神社と深泥池がつながっているという伝説もおもしろいです。
 また,深泥池に弥勒菩薩が現れて「御菩薩池」(みぞろがいけ)と呼ばれていたという説もおもしろいです。

 節分に御所の表鬼門(北東)の吉田神社,裏鬼門(南西)の壬生寺,南東の八坂神社,北西の北野天満宮へ「四方まいり」するとよいとされていますが,なぜ貴船神社は「四方」には入っていないのでしょうね。

↓1月11日の大文字です。1月10日には白半紙に書いた筆文字のように見事な「大」が見えていました。



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『新島襄検定100問』 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月13日(火)18時52分5秒 返信・引用 編集済
先に“京都検定2級(?)のひろせ君”という書き方をしてしまいましたが、ひろせ君のリプライを見ると2級合格したんですね。誠におめでとうございます。

さて、その“京都検定2級合格者・ひろせ君”ご紹介の『新島襄検定100問』(らくたび文庫・同志社大学編・08年12月)を読み始めました。知らないことだらけで良い勉強になります。
この本によると新島先生は1843(天保14)年1月14日(旧暦)生まれ。

「幼名を七五三太(しめた)といい、(中略)命名の由来には、四姉妹に続く待望の男子誕生に祖父の弁治が『しめた!』と叫んだからという説と、1月14日が正月の七五三縄(しめなわ)を外す日だからという説があります。」

なにはともあれ、明日は新島先生の誕生日。ひろせ君の合格祝いとかねて一杯飲んでお祝いしましょう。


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学生時代の思い出(9) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月13日(火)09時51分21秒 返信・引用
昨日は「成人の日」で祝日でした。
ついこの前なんですが、今から28年前は確か1月15日が成人式だったと思います。
当時、市民会館で成人式に出席してから、数人で三田市まで「ボタン鍋」を食べに行きました。その時はまだビールを飲むよりも食い気で、始めて食べる猪を必死で食べていたように思い出されます。

では、あの頃は何を考えていたのでしょうか?

多分、異性の事とバイトがメインで何も考えてなく、精神年齢は小学生と同じかも。(笑)
成人式は迎えて身体は大人になっていても、精神年齢は大人にはなってなかったようです。
精神年齢も成人したのは子供が出来て、職場でどのようにサポートして人材を育てようか考え始めたころが成人式だったかもしれません。
成人してたらもっとマシな卒論を書いていたはずです。
今、書くなら多分(?)です。 バッチリ想像できるでしょ。
そのような状態なので、昨日の成人式に関与されたひろせ先輩のご苦労を推察申し上げます。


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Re: 深泥池 投稿者:五期生ひろせ 投稿日:2009年 1月12日(月)10時31分0秒 返信・引用
> No.911[元記事へ]

73年度生山崎博之さんの発言へのリプライです。

成人式の式典の仕事で みやこメッセに来ています。
さて、深泥池の読みですが、これで京都人かどうかがわかります。
「みぞろがいけ」と読んだら京都人。

以前、市バス4系統が深泥池行きでしたが、車内アナウンスは「みどろがいけ」だったような気がします。京都市交通局のホームページはどうなっているでしょう。
いずれにしても、正しくは「みぞろ」です。


吉田神社との関係は私の頭には入っていません。
一級レベル?


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深泥池 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2009年 1月12日(月)09時54分48秒 返信・引用 編集済
昨日、ある本を読んでいたら深泥池に関する文章にいきあたりました。
氷河時代の生き残りと考えられる動植物が生息しているとの紹介とともに、「地元京都では心霊スポットとしても有名な場所だ。」とのこと。
そういえば小生が学生時代にも、「深泥池で女性客を乗せたタクシーが目的地に着いて、運転手が振り向いてみるとその客はおらず、座席はびっしょりと濡れていた。」という怪談めいた話を聞いたことがあり、深泥池という妖しげな名前とともに小生の記憶にインプットされました。
この本によると、そもそもここ深泥池では平安時代より貴船に住む鬼が毎晩出没し人々の生活を脅かしていたそうで、心霊スポット(?)としての歴史は古いんだそうです。そしてある時鬼の嫌がる豆を投げ込んだところ鬼が出なくなり、これが後の節分の豆まき発祥になったとのことです。

さて、そこで京都検定2級(?)のひろせ君に質問です。
①節分の豆まきと言えば吉田神社が有名ですが、吉田神社と深泥池の鬼(貴船の鬼)は関係あるのでしょうか?
②「深泥池」は「みどろがいけ」と読むのだと思っていましたが、この本では「みぞろがいけ」と読み仮名がふってありました。どちらが正しいのでしょうか。


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『国富論』(2) 第1編 第1章 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月 9日(金)17時27分36秒 返信・引用
 第1編 労働の生産性の向上をもたらす要因と、各階層への生産物の分配にみられる自然の秩序(Of the Causes of Improvement in the productive Powers of Labour, and of the Order according to which its Produce is naturally distributed among the different Ranks of the People)

 第1章 分業 (Of the Division of Labour)
 この章では、分業が労働生産性を上昇させ、大量生産を可能にするという認識のもとで、その要因を分析することになります。第1章は、「労働の生産性が飛躍的に向上してきたのは分業の結果だし、各分野の労働で使われる技能や技術(the skill, dexterity, and judgment)もかなりの部分、分業の結果、得られたものだと思える」(7頁)という文章から始まっています。

 分業の例として、以下のようなよく引用されるピン(裁縫用の待ち針)製造の例がでてきます。
 「一人目が針金を引き伸ばし、二人目が真っ直ぐにし、三人目が切り、四人目が先をとがらせ、五人目が先端を削って頭がつくようにする。頭を作るのも、二つか三つの作業に分かれている。・・・このようにして、留め針製造の仕事が十八ほどの作業に分かれている。」(8頁)スミスは10人が働いて、一日に48,000本以上を製造している小さなピン製造所を見たことがある、と書いています。一人当たりになおすと一日に4,800本を製造していることになりますが、一人でピンを製造すれば、一日に20本を作ることはできないといっています。つまり、分業によって労働生産性が240倍増加したことになります。

 このように、分業によって労働生産性が向上するから、産業が分化し、職種が細かく分かれてきました。「分業がとくに進んでいるのは通常、産業と社会がとくに発達している国である。未開の社会で一人がこなしている仕事が、発達した社会では何人もの仕事に分かれている。発達した社会では、農民は普通、農業以外の仕事はしない。製造業で働くものは、製造業の仕事しかしない。そして、一つの製品を作るのに必要な労働がほとんどの場合、多数に分割されており、それぞれを別の人が担うようになっている」(9頁)のです。
 しかし、農業と製造業を比較してみると、分業については同じように考えるわけにはいきません。農業の場合は、作業が四季の中で必要となる時期が異なるために、製造業のように労働を細かく分割できないし、仕事を完全に分離できないからです。そのため、「労働の生産性が製造業と同じ程度に向上するとは限らなくなっている」(9頁)と言っています。

 それでは、なぜ分業によって生産量が大幅に増加するのでしょうか。その要因をスミスは3つ(three different circumstances)挙げています。
 一つ目は、各人が一つの単純な作業を担うようになれば、技能が大幅に上昇し生産性を上げることができるからです。
 二つ目は、一つの種類の作業から別の種類の作業に移る際に必要な時間を節約できるからです。「たとえば、農村の織工が小さな畑を耕している場合、織り機から畑に、畑から織り機に移るだけで、相当な時間を無駄にする」(11頁)し、「人は誰しも、一つの作業から別の作業に移るとき、少しはだらだらする。新しい作業をはじめた瞬間から、熱心に仕事に打ち込むことはまずない」(12頁)といっています。
 三つ目は、多数の機器が発明される要因になることです。「人は誰しも、一つの目標に注意をすべて集中していると、さまざまな点に注意を分散しているときより、目標の達成を簡単にし速くする方法を見つけ出す可能性がはるかに高くなる。そして分業の結果、各人はごく単純な目標に自然に注意を集中するようになる」(12頁)として、友達と遊びたい一心で蒸気機関を改良した少年の例や、機械の製作者による改良、学者や研究者によるものなども挙げています。
 このようなことは、以下のように図式化できます。

   分業 → 個々人の技能の向上、仕事を移動する時間の節約、機器の発明
      → 労働生産性を高める → 生産量の増加

 分業の結果、生産量が増加しているのでその恩恵を受けることが可能になります。「人はみな、自分が必要とする以上に大量のものを生産していて、処分できるようになっている。そして、他人もみな、同じ状態になっているので、自分が生産した大量のものを、他人が生産した大量のものと交換できる。つまり、他人の生産物を大量に買える価格で売却できる。人はみな、他人が必要とするものを大量に供給でき、自分が必要とするものを大量に供給されるので、社会のすべての層に豊かさがいきわたっていく」(13~14頁)、と言っています。

 一つのものがどれだけの人とかかわっているかの例として、労働者が着ている毛織物の上着を挙げています。この上着を生産するめには、羊飼い、羊毛の選別工、梳き工、染色工、あら梳き工、紡績工、織工、仕上げ工、仕立て工・・・さらに原材料の輸送にかかわる商人や運送人・・・等多くの人がいます。さらに、羊飼いが羊毛を刈るためのハサミだけをとってもその生産には、鉱夫、鉄鉱石を溶かす炉の建設工、木材を売る樵、製鉄に使う木炭の炭焼き、煉瓦製造工、煉瓦積み工、製鉄工、機械工、鍛造工、鍛冶工のように多くの人がかかわっています。
 このようにして、日常生活を調べるだけでも「これらすべてのそれぞれにどれだけの職種の人が働いているかを考えれば、何千人、何万人もの人が助力し協力しない限り、文明国ではごく下層の庶民の一般的な生活すら維持できないことが分かる・・・ヨーロッパの王侯の生活と勤勉で質素な農民の生活との間には、確かに大きな差がある。だがこの差も、ヨーロッパの農民の生活と、未開の国の国王のもっと単純な生活との間にある差にくらべて、大きいとはかぎらない。未開の国の王は何万人もの未開人の生命と自由を完全に支配しているのだが」(15頁)というように、分業の利点を書いています。


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株式投資レポート(3) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月 9日(金)10時36分49秒 返信・引用 編集済
米次期大統領オバマ氏が景気刺激、成長戦略の一環としてクリーンエネルギーに取り組む姿勢を示しており、「環境」が株式市場のテーマとなっています。シャープや明電舎などの太陽光発電関連株が大幅高になったこともありました。
それで予想通り、待っていました太陽光発電のパネルを作っているガラスの会社の株も上がって来ました。

食料自給率の見直し検討から農業関連も上がっています。
ガソリン下落で環境エネルギー関連も少し上がる気配があります。

ただ、ファンドが一定のところにおらず、ウロウロしているので、電気関連もファンドが入ると上がるし、離れたところは下がる乱高下状態で、個人的にはファンドが動き、マネーが動く波に乗っているほうが無難かなと考えてます。

この不況を「どの需要が引っ張るのか」について、株式相場からはまだはっきりしたものは見えてきません。
しばらくは環境関連株に注目し、ファンドに合わせて売買を続けます。


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そうなんですよね! 投稿者:ほそかわ 投稿日:2009年 1月 6日(火)20時24分24秒 返信・引用
何が?と言うと、今年はチャンス!ということです。

今朝、ラジオを聴いていると…
「丑年は過去、色んなことがあった。それを克服してきた。」という趣旨でした。
振り返ると、1997年、金融崩壊。1985年、円高不況。1973年、オイルショック。

すべて、ピンチをシャンスに変えた日本人の能力を、今また発揮できると信じています。

私は、しがないサラリーマン、ですが、うえださん、やまざきさん、きのうちさん、奈良のLPガス役員さんで京都散策の名人!…今年儲けてください!


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新年のご挨拶 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2009年 1月 5日(月)11時34分29秒 返信・引用
明けまして、お芽出とうございます。
昨年に蒔いた種がどのように芽を出してくれるでしょう。

東京株式市場の大発会は先ほど183円高で終了しました。
昨年は616円安で終了したので、納会ともにプラスで引けたので
今年の日本経済の立ち直りに期待しています。


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『国富論』(1) 序論 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月 5日(月)09時59分5秒 返信・引用
 はじめに
 今回から、アダム・スミス(Adam Smith)の『国富論』(An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations, 1776)の学習をしようと思います。すでに予告しましたように、以下の最近の邦訳を使うことにします。
   アダム・スミス 山岡洋一訳『国富論~国の豊かさの本質と原因についての研究~』
                (上)日本経済新聞出版社、2007年(3600円+税)
   アダム・スミス 山岡洋一訳『国富論~国の豊かさの本質と原因についての研究~』
                (下)日本経済新聞出版社、2007年(4000円+税)
 なお、『国富論』の原文については以下のアドレスで読むことができます。
http://www.econlib.org/library/Smith/smWN20.html#B.V,%20Ch.1,%20Of%20the%20Expences%20of%20the%20Sovereign%20or%20Commonwealth

 これまで、(1)いま、なぜ『国富論』か(2008年11月22日)、(2)アダム・スミスの時代(2008年12月12日)、(3)アダム・スミスの生涯(2008年12月19日)、(4)『国富論』の日本語訳(2008年12月30日)、についてかんたんに取り上げてきましたので、これからの学習の参考にしてください。
 *なお、2008年12月20日、12月26日、12月30日の番外編も参考になるかもしれません。

 ところで、これからの書き込みについては、上記の邦訳を使いますが、その都度上記の本を明記しませんのでご承知下さい。他の翻訳を参考にするばあいがあれば、それは明記します。また、邦訳では原文の英語はありませんが、必要に応じて原文の英語を挿入します。その時の英語は、上記アドレスの原文か手持ちのE. Cannan, Modern Libraryを使いますが、これも明記しません。
 取り上げる方法としては、これもすでに書きましたように、二紫会の皆さんと「読書会」をするような形式で、それもできるだけ『国富論』の中で取り上げられている具体的な例を中心にして、できるだけコメントをせずに本文に沿って取り上げてみたいと思っています。そして「読書会」が終わってから、改めて、『国富論』以降の経済学やそれにまつわるいくつかのテーマを「アカデミック」に考えてみたいと思っています。
 さらに、これも繰り返しになりますが、『国富論』の構成は以下のようになっています。
  序論と本書の構成
  第1編 労働の生産性の向上をもたらす要因と、各階層への生産物の分配に
      みられる自然の秩序     (第1章~第11章)
 第2編 資本の性格、蓄積、利用   (はじめに、第1章~第5章)
 第3編 国による豊かさへの道筋の違い(第1章~第4章)
 第4編 経済政策の考え方      (はじめに、第1章~第9章)
 第5編 主権者または国の収入    (第1章~第3章)

 それでは、最初の短い「序論と本書の構成」から内容に入っていきます。


 序論と本書の構成 (Introduction and Plan of the Work)

 「どの国でも、その国の国民が年間に行う労働こそが、生活の必需品 (necessaries)として、生活を豊かにする利便品(conveniencies)として、国民が年間に消費するもののすべてを生み出す源泉である。」(1頁)という文章から始まります。
 さらに、「狩りと漁で生活している未開の民族では、働ける人はみな、多かれ少なかれ役立つ労働を行っており、自分自身のために、そして家族や部族のなかで歳を取りすぎているか、幼すぎるか、身体が弱いかで狩りにも漁にも行けない人のために、生活の必需品と利便品を手に入れようと懸命に働いている。それでも悲惨なほど貧しく、ものが足りないという理由で、幼児や老人や長患いの人を殺すか、原野に放置して飢え死にしたり動物に殺されたりするに任せるしかなくなることが多い。・・・これに対して繁栄している文明国では、労働をまったくしていない人がきわめて多いのに、その多くは労働をする人の大部分とくらべて、労働の生産物を十倍も、ときには百倍も消費する。それでも、社会全体の労働の生産物がきわめて多いので、誰でもものを豊富に供給されていて、最下層の貧しい労働者でも、倹約し勤勉に働いていれば、未開の民族では考えられないほど大量に、必需品と利便品を手に入れることができる。」(1~2頁)という例が書かれています。

 第1編では、「このように労働の生産性が向上してきたのはどのような要因があったからなのか、社会のさまざまな階層に労働生産物が分配されていくときの自然な秩序はどのようなものなのか」(2頁)を問題にすることになります。

 第2編では、「後に明らかにするように、役に立つ生産的な労働を行っている人の数は、・・・資本(capital stock)の量に比例し、資本の使い方に左右されるようだ」から、「資本がどのような性格をもち、どのように蓄積され、資本の使い方によって、雇用される労働の量にどのような違いがあるのかを扱う。」(2頁)ことになります。

 第3編では、労働を全体としてどの産業に振り向けるかが問題となりますが、「ローマ帝国が崩壊して以来、ヨーロッパでは都市の産業である商工業を、農村の産業である農業より優遇する政策がとられてきた。どのような状況を背景にこの政策が生まれ確立したとみられるのか」(2頁)を取り扱っています。

 第4編では、これらの経済政策に関して、大きく異なる理論が生まれてきたので、「これらの理論を、さらにはこれら理論がさまざまな時代にさまざまな国に与えた影響を、できるかぎり十分に明確に説明するようにつとめる。」(3頁)ということになります。

 第5編では、「第1に、国王または国が必要とする経費は何なのか・・・、第2に、社会全体が負担すべき経費を賄うために、社会全体で拠出する方法にはどういうものがあり・・・、第3に、・・・政府が税収の一部を担保にして資金を借り入れるようになったが、その理由と原因はどこにあり・・・」(3頁)というような財政の問題を扱うことになります。


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今年の計画 投稿者:二村 重博 投稿日:2009年 1月 5日(月)09時40分7秒 返信・引用
 京都へ帰ってきました。二紫会の皆さん、遅ればせながら、

 新年おめでとうございます

 2009年の幕が開きましたが、それぞれに新年の計画を立てて決意を新たにしていることと思います。
 サブプライムローン問題が引き金になって、世界同時株安が実体経済にも影響を及ぼし、世界同時不況の状態で年が明けました。今年も先行きの見えない年になりそうです。株安は、逆資産効果で消費にマイナスの影響を与えます。株安と先行きの見えない不確実な将来は設備投資を減少させます。世界の需要減少と円高は輸出を減少させます。これらの要因は、総需要曲線を左方にシフトさせます。他の需要要因である政府支出がこの需要減少を相殺できるかどうかははっきりしません。一方、円高と世界同時不況は輸入価格を低下させるので、総供給曲線を右にシフトさせる可能性があります。しかし、総需要曲線のシフトの方が大きいと思われます。この結果、経済の縮小と物価の下落、雇用の減少が予想されます。
 民間経済で働いている皆さんは、直接・間接にこの影響を受けて大変だろうと思います。しかし、経済は「生き物」です。いつか好転するときが来ます。どのような需要が引っ張るのかははっきりしませんが、「ビジネス・チャンス」のときでもあります。「いつか」の時に向けて、今こそ勉強して前向きな姿勢で備えるときと思います。がんばって下さい。

 ところで、二紫会の幹事がこのホームページを立ち上げてくれましたので、勝手に(一方的に)経済学の書き込みをしてきました。昨年は、「市場と非市場」のタイトルで、2月28日から11月4日まで、27回の書き込みをさせてもらいました。新年からは、すでに予告していますように、市場の基本的な問題について、アダム・スミスの『国富論』の読書会のような書き込みで挑戦してみようと計画しています。

 皆さんのご協力に期待しつつ、新しい年が皆さんにとって、健康に恵まれて可能性にみちた年であるように祈っています。


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新年です 投稿者:五期生 ひろせ 投稿日:2009年 1月 1日(木)10時15分25秒 返信・引用
あけましておめでとうございます。
本年も二紫会ホームページをよろしくお願いします。

福井の実家に帰省していますが、雪がしんしんと降り積もっています。


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株式投資レポート(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月30日(火)11時22分40秒 返信・引用
大納会が前日比112円高で終わりました。
昨年が256円安で終わり、今年初めに616円安で始まったらしいです。
そして今年、日経平均株価が半分になってしまいました。
去年の納会と比べると、状況は改善しています。
1月5日の発会が気になるところですが、
とりあえず、来年の日本経済が上向きになる希望が持てる終わり方になりました。

今年はこの掲示板で好き放題書かせて頂き、
また先生にはご心配やご指導を頂きありがとうございました。
株価ボードとこの掲示板を行ったり、来たりしたことも多々あった一年でした。
来年も宜しくお願い致します。


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『国富論』に入る前に(4) 『国富論』の日本語訳 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月30日(火)09時52分25秒 返信・引用
 アダム・スミス『国富論』の日本語訳には、明治以来さまざまなものがあります。今回は、日本語訳の歴史を、大河内一男「『国富論』邦訳小史」、大河内一男監訳『国富論』Ⅲ付録(中公文庫)1978年、453~469頁に沿って列挙しておきます。時代的背景等の詳細については、この付録を参照してください。

 最初は、1870(明治3)年に、小幡篤次郎『生産道案内』(尚古堂)によって、分業に関する部分の紹介・抄訳がなされました。
 1882(明治15)年には、石川暎作訳『冨国論』が「東京経済学講習会講義録」に連載され始めました。
 全訳は、1884(明治17)年~1888(明治21)年にかけて刊行されました。
1884(明治17)年には、英国 亜当斯蜜氏著 日本 尺振八先生閲 同 石川暎作訳『冨国論 第一巻』として刊行され、1885(明治18)年には、英国 アダム、スミス氏著 日本 石川暎作訳『冨国論 第二巻』として、1888(明治21)年には、英国 アダム、スミス氏著 日本 石川暎作 嵯峨正作分訳『冨国論 第三巻』として出版されました。
 1910(明治43)年には、理論的部分のみを抜粋した、三上正毅訳『アダム・スミス 富国論』があります。

 大正になり、1914(大正3)年には、永雄策郎訳『富国論』(アカギ叢書)が刊行されましたが、抜萃訳でした。1923(大正12)年は、アダム・スミス生誕200年になりそれを記念して、盛大な催しがなされました。
 1921(大正10)年~1923(大正12)年に、竹内謙二訳『全訳 富国論』全三巻、が出版されました。1925(大正14)年には、『全訳 国富論』と改称して出版されました。1926年(大正15)年には、気賀勘重訳『アダム・スミス 国富論』(岩波書店)が出ましたが、訳者の死去により上巻のみでした。

 昭和にはいると、1928(昭和3)年~1929(昭和4)年に、青野季吉訳『国富論』上下二巻、(春秋社)が、1940(昭和15)年~1944(昭和19)年に、大内兵衛訳『国富論』(岩波文庫)が出版されました。1949(昭和24)年には、堀経夫訳『国富論』(春秋社)が出版されましたが一巻だけでした。
 1959(昭和34)年~1966(昭和41)年に、大内訳の改訂版として、大内兵衛・松川七郎共訳『諸国民の富』(岩波文庫)が刊行されました。さらに1965(昭和40)年には、水田洋訳『国富論』(河出書房)が刊行されています。1968(昭和43)年に、部分訳として、大河内一男編『国富論』(中央公論社)が刊行されました。また、1978(昭和53)年には、大河内一男監訳『国富論』(中公文庫)が出版されました。

 平成になり、2000(平成12)年~2001(平成13)年に、水田洋監訳・杉山忠平訳『国富論』(岩波文庫)が、そして2007(平成19)年に、山岡洋一訳『国富論』(日本経済新聞出版社)が刊行されました。

 以上、『国富論』の日本語訳の歴史をかんたんに見てきましたが、次回からの『国富論』の読書会では、すでに予告したように最新の山岡洋一訳を用いることにします。


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『国富論』に入る前に(番外編その2) 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月30日(火)09時38分56秒 返信・引用
 ほそかわ君が12月26日に、「『国富論』に入る前に(番外)」という書き込みをしていましたので、ここでは同じ趣旨で「番外編その2」を書いておきます。

 多くの皆さんがすでに承知と思いますが、12月28日の日本経済新聞に、「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10 資本主義再考に高い関心」という記事がありました。「日ごろ書評欄などでおなじみの著名な経済学者、経営学者、エコノミストら三十三人に今年一番のお薦めの経済・経営書、古典を挙げて」もらったところ、堂目卓生著『アダム・スミス 「道徳感情論」と「国富論」の世界』中公新書、2008年(880円+税)が断トツで一位でした。

 堂目卓生(どうめ・たくお)氏は1959(昭和34)年生まれの比較的若い研究者で、現在は、大阪大学大学院経済学研究科教授です。堂目氏の『アダム・スミス』の内容は、「本書は、『道徳感情論』におけるスミスの人間観と社会観を考察し、その考察の上に立って『国富論』を検討することで、これまでとは異なったスミスのイメージを示す。最近のスミス研究では、『道徳感情論』を『国富論』の思想的基礎として重視する解釈が主流になりつつある。しかしながら、二つの著作の全体的な論理関係については、必ずしも十分明らかにされているわけではない。本書において私は、『道徳感情論』と『国富論』において展開されるスミスの議論を、社会の秩序と繁栄に関する、論理一貫したひとつの思想体系として再構築する。」(「はじめに」頁)というものです。
 この点については、『国富論』の読書会が終わったあとでもう一度取り上げようと思っていますが、そこへいくまでに堂目氏の本をぜひ一読することを薦めます。


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年末なんですね 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月29日(月)10時32分2秒 返信・引用 編集済
今年はクリスマス前に駅前をウロウロしてもクリスマスソングをあまり聞いた覚えがありません。お店もモノが売れなく諦めムードで浮かれ気分ではなかったのでしょうか?
年賀も早く書かなくていけないのですが、毎年31日に書いてますので、今年も同じようになりそうです。

今年は正月休み明けで、書き込み者が少ない時期にオーストラリア旅行記を書きましたが、来年は新婚旅行記でも書きましょうか?
この年末の書き込み量を見ていると、年始に書き込みが減りそうにないので、そのような隙はなさそうです。

今年は株を始めて、テレビ新聞報道とは違うことを体験もさせて頂きました。
自分が株を始める前は「日経平均が700円も暴落しました」なんてキャスターが伝え、証券会社で株価ボードを見ている人が「大損ですわ」なんて絵を見るたびに、この時期に株をする人はみんな損してるのだなと思ってました。
(内心は株をする人に対して偏見を持っていました)
ところが自分がしてみると、大暴落した日には1日でウン十万の利益がありました。
また、その逆もありました。
NYが爆上げした次の日の東京は朝1番が最高値をつけて、3時にかけてジワジワ下げて行き、前日比500円くらい上がった日、朝1番の高値で買って、3時前の一番安い時に売って大損したこともありました。
このときは「寄り天」の意味を理解してなかったですね。

このような報道では伝えられていないことを体験して、その体験を分かち合えることもできるかなと考えて株について書いたこともありましたが、さて来年はどのようなことを始めて、どのような事が書き込みできるでしょう?


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ユニクロ  新キャラ 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月28日(日)16時24分35秒 返信・引用
>山崎先輩
私も『ユニクラー(ユニクロの服を着こなす人)』のひとりです。“ヒートテック”が欠品気味で広告にお詫びを掲載しています。昨日も、ユニクロで超目玉品を買いました。

>ひろせさん
新キャラの最新情報ありがとうごうざいます、使えませね。
学内再編は、今出川学舎の伝統と地域経済への学校法人同志社としての社会的貢献のためには必要ことです。
京都市内の私学が、滋賀県へとキャンパスを展開している中で、大きな方向展開決断に母校を誇りに存知ます。


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ここにもキャラクター 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月28日(日)09時06分7秒 返信・引用 編集済
 このキャラクターは何でしょう?千都君の飼い犬ではありません。
 答えは↓に。
http://www.doshisha.ac.jp/news/index.php?i=3059
 私は「キテレツ大百科}(アニメ)を想像しました。


 ↓こんな本も出ていますが,受検してみます?
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%90V%93%87%81@%8C%9F%92%E8
 最近,新島襄のマンガも本屋に並んでいます。


 そのほか,気になる記事。

 同志社人は賢いというかセコいというか・・・
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%90V%93%87%81@%8C%9F%92%E8

 同志社のキャンパス再編
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008120400045&genre=G1&area=K00
京都新聞 平成20年12月4日朝刊記事から「 ■同志社大の学部移転 1986年の京田辺校地の開設に伴って学年別に1、2年が京田辺、3、4年が今出川校地としてきたが、文系学部は今出川に、理系は京田辺に再編成する。2009年春に神学、社会学の2学部と同志社女子大の2学科を今出川に移転、学生2300人が移る。13年春には同大文、法、経済、商学部の7200人が移り、うち3000人が1人暮らしとみられる。 」



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寒波到来 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月27日(土)23時52分55秒 返信・引用 編集済
今月は年末の挨拶回りで、北は岩手県から宮城県・福島県・富山県、そして南は宮崎県・鹿児島県と行ってきました。
北はさぞかし寒かろうと、ユニクロの“ヒートテック”を購入し準備万端で出かけたのですが、先週までの東北・北陸は意外に暖かく、結果的には今週末に訪れた鹿児島県が一番寒い日にあたり、ここで初めて“ヒートテック”が役立ちました。
この日(12月26日)は全国的にも冷えたのでしょうか。札幌から帰省予定の息子が雪による飛行機の大幅な遅れにより、帰りつかず東京泊となりました。

そういえば、札幌在住の一期生の山田直孝君、たまには北海道の様子を知らせてください。
鳥取で剣道を続けている山崎雅道君、一度書き込み、お願いできませんか?
徳島在住の渡邉康雄君、お元気ですか?太閤酒造場の『瓢太閤』、とってもおいしゅうございました。

最近5期生ばかり活発な書き込みをしていますが、1期生も頑張りましょう。


岩手県宮古市でみた新巻鮭を干している写真を添えます。



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今日の比叡山 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月27日(土)23時13分48秒 返信・引用
♪仰げ~ば 比叡~
は,立命館大学校歌でした。。。

 比叡山にも雪が積もりました。
 昨日のニュースで雪の金閣寺が映っていましたが,急に寒くなりました。
 昨日,外勤の時に七条千本から西大路御池まで市バスに乗りましたが,円高なにものぞ,白人でバスは満杯。円高だからタクシーじゃなく市バスなのかな。
 それにしても外国人の観光客が目立ちます。今日,福袋を買おうと烏丸御池のスポーツ用品店の前で並んでいたら,外国人観光客が断続的に通っていました。観光客が多いのはいいことなんですが。

 明日夜から北陸へ帰省します。京都からのおたよりは,しばしお休み。。。

♪比叡の嵐 な~にものぞ 緑陰深し 延暦寺



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モチ論Ⅲ 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月27日(土)08時23分26秒 返信・引用
>5期生 ほそかわさん

おはようございます。今日から1月4日まで冬季休暇に入りました。ようやく、冬らしい寒さの朝になりました。
さて、
①「のしもち」=つきたての餅をビニール袋に入れて、平たくして固ます。それを、食べやすい適当な大きさに切ります。見た目が熨斗のような形なので「熨斗餅」と言います。

②「あんもち」=餡子を餅の中に入れた丸餅が「餡餅」です。

まだまだ、全国にはいろいろな餅があるのでしょうね。


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読み方とどういうものかを教えてください! 投稿者:ほそかわ 投稿日:2008年12月27日(土)07時07分44秒 返信・引用
熨斗餅・餡餅


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モチ論Ⅱ 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月26日(金)22時08分19秒 返信・引用
私の実家の福岡では、「丸餅」と「角餅」の両方です。雑煮は丸餅で、餅は焼きます。かしわ(鳥)ダシの濃い口醤油味です。
家内の実家の高知は、「熨斗餅」です。雑煮の餅は茹でて、鰹ダシの薄口醤油味です。

餅の話から雑煮に話になってしましました。地域、家族でそれぞれの雑煮がありますよね。

香川では、「餡餅」雑煮です。まだ、食べたことはありませんが。


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「国富論」に入る前に(番外) 投稿者:ほそかわ 投稿日:2008年12月26日(金)20時22分48秒 返信・引用
本日、日経の「大機小機」に「アダムスミス」の持論が記載されていました。
先生の言われるとおり彼は「道徳者」で「必要な政府の事業を容認し、特定の商工業者が金や銀を国富と称し、その蓄財のために政府を利用して経済活動の自由を阻んでいたことを批判したのだ。」そして「民への対抗」
改めて、教訓にしたいですね!
来年から始まる、先生と長編、ますます、楽しみになりました。

大量保有報告書は、本来は違法=変な動き、をしていないかの監視だったと記憶していますが、つい最近までは、たとえば「スチールパートナーズ」が大量報告を出せば、みんなが買う、という構図に利用されたのでは?

自作自演はたぶん、日本だけじゃなかったのでしょうね。
「バブル」のときは日本だけかと思ったこともありましたが、それ以上に欧米は何でもあり、と、ここ最近、思っています。

FX やってはダメ! と思います。

餅、(ここまで、書き込みを読んでいてくれる人は、ほとんど皆無とおもいますが)餅は「角餅」か「丸餅」のどちらですか?


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ツリーの向こうにチャペルとクラーク館 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月24日(水)22時30分58秒 返信・引用
 同じく西門のクリスマスツリー付近から。

 皆さんはいいクリスマスですか?
 我が家も家でクリスマス料理を楽しみ,ケーキを食べ,プレゼントを交換しました。
 クリスチャンではありませんが,お祭りは好きです。

 結石の手術の確認検査に行くため昨夜準備をしていたら,健康保険証がないっ!
 あちこち探してもないっ!
 先週木曜日夜に次男を休日夜間診療所に連れて行って点滴をしてもらいましたが,その時に落とした?
 ヤバいっ!保険証が悪用されたらどうする!診察券がないと検査に時間がかかるぞ!
 今朝,木曜日に着ていたスーツの脇ポケットを探したら,ありましたありましたありました。
 普段スーツの脇ポケットには物を入れませんが(ダンディな紳士のきまり),かばんも持たずに診療所に掛け付け,次男にコートを掛けてやったので落としたらアカンと用心して脇ポケットに入れたのでした。チャンチャン!
 昨夜は青ざめて2時半頃やっと眠りましたが,おかげで今日は検査の後の仕事も気分よく,寝不足もふっとびました。いいクリスマスイブだなぁ(笑)。



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同志社の巨大クリスマスツリー 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月24日(水)22時20分52秒 返信・引用 編集済
 今出川キャンパス西門付近です。
 昨日撮影しました。

 顔を左に傾けてご覧ください(笑)。

 画像をクリックすると大きくなるぞう。



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FX(為替) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月24日(水)09時49分24秒 返信・引用 編集済
ほそかわ先輩

5期生の先輩で盛り上がっているのに乱入させて頂きます。
ご指名を頂き、ありがとうございます。

もともと株を始めようと思ったのはサブプラ問題が発端でGSだけが逆張り投資して損失がゼロでした。これも米国の問題なのにノーザンロック銀行(ロンドン)の破綻で公になりましたが、舞台がロンドンというのは自作自演ではと疑っています。
彼らの動きを観察しようと思い、金融庁で公表される「大量保有報告書」に基づいて同じように投資しているつもりです。
どちらかと言うと儲けようとしているより、外資が日本経済で如何に暴れて、儲けを搾取しているのか「シッポ」をつかんでやろうとするものです。
シッポどころか袋小路に入り込んでます。(笑)

北京五輪の際も中国の株をやろうとしましたが、中国語が分からずに断念しました。
結構、外資が派手にやっていただろうと推測します。

ただ、正直なところ「大量保有報告書」の意味が分からなくなってきてます。
保有割合を増やして、株価が上がるのか、空売りのための売り玉を増やしているのか?
専門家の方々、いかがですか?
ついでにもう一つ質問です。
証券会社がレーティングを出してますが、売買も証券会社は行い利益を出しています。
下げようと思えばレーティングを下げて、個人が投げたところを買う。そして上げようと思えばレーティングを上げる。このような繰り返しで自作自演で儲けることができます。レーティングを出す人とプレヤーが同じになっていますが、こんな制度になっているのは日本だけですか?

FXは値幅制限がないので、下がるときは底抜けに下がるし、上がるときは天井なしに上がります。
私は買った瞬間に下がるのではないかと不安に悩まされるので、値幅制限があって、そこで止まってくれる方が安心です。
先の7000から6450もストップ安で止まってくれたので、諦めて損失を承知で売りましたが、あれが値幅制限なければヘラクレスだったので4000まで下がっていたかもしれません。
FXは損してもスパッと切ってしまえる胆力のある人向きではないかと思います。

株はマーケット開始まえの「気配」の段階で今日は上に行くか、下に行くか大体想像がつきます。
また特売、特買で大口が目安にしている株価が想像できる利点も株にはあります。
毎日株価ボードを見ているのは8時50分から10時30分くらいです。
FXは24時間でしょう。これには体力がついて行きません。
個人のライフスタイルや相性で株かFXを選ぶ基準になるかもしれませんね。

5月に40万で始めた株ですが、一時は時価総額で7桁を越えたときもありました。
たとえ日経が下がっても、乱高下してくれて、値幅さえ出てくれれば、個人にもチャンスはあると思います。
月曜日はやる気なしの日でした。
今日も値幅が出そうな雰囲気は無いです。
と書いている間に5550(2株)買い約定していました。5950くらいで売りたいな~。


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モチ論 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月23日(火)10時41分41秒 返信・引用
 5期生で盛り上がっています(笑)。

 ほそかわさん,今宮神社の「あぶり餅」ですが,「一和」と「かざりや」のものがありますね。北側にある「一和」は「一・○」の語呂で西暦千年創業などと覚えています。「かざりや」さんの餅は食べたことがありません。どちらがおいしいのでしょうね。
 北野天満宮の大黒さんと同様に,今宮神社にも「阿呆賢さん(あほかしさん)」という運気占いのものがありますね。
 京都三大奇祭といわれる「やすらい祭」も一度観てみたいものです。

 お餅の好みで言うならば,山崎さんが書かれていた「ふたば」の豆餅と「満月」の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」が好きです。「豆餅」はその日に食べないといけないので,実家への帰省にはよく「阿闍梨餅」を買って帰ります。これも出町商店街で買えるのですが,百万遍の駿台予備校の寮の近くにあるお店へお昼にいくとホカホカの阿闍梨餅が買えます。
 あまり知られていないですが,寺町今出川上るの十念寺近くの「鎌餅」もおいしいです。あんこの香ばしさ,お餅の柔らかさ。ちょっと高いですけどね。
 神社の近くで売っているものというと,上賀茂神社近くの「神馬堂」の「焼き餅(葵餅)」が好きです。
 こう並べてみると,自分の家から行きやすい所のものばかりで,地元びいきかな(笑)。

 北野さんの「長五郎餅」は,豊臣秀吉が大絶賛だったというのですが,どんなお餅だったか記憶にないです(笑)。来年は久しぶりに梅園に行ってみようかな。駐車場が広々としているので,いつでも思い付いた時に行けます。
 豊臣秀吉が築いた御土居(京都を城塞都市に改造した)の遺構もあり,梅のシーズンでも外界と遮断されて静かです。ぼんやりするのにいいです。御土居と言えば,御土居の専門家の話では我が家も御土居の遺構の上に建っているのだそうです。かろうじて,「洛中」というところでしょうか。
 北野さんへ行って思い出したのは,出雲の阿国。四条の南座付近に,阿国の像と石碑がありますが,阿国が歌舞伎を初めて興行したのは北野天満宮です。五条河原でも興行をしていたらしいとのことですが,四条河原で行われていたのは遊女歌舞伎だったそうです。勘違いがかなり広まってしまったということなのでしょう。


 「引用」については,著作権法にも規定がありますが,実際には判例に注目する必要があります。
 ここで「コピペ」する場合,作者・著作権者・出典を明らかにすることが必要であることは勿論,引用が主となる記述となった場合はだめです。判例でもそう記述されています。
 ここは営利目的に運営していないので,大目に見てもらえますが,「引用」とはいえない単なる「コピペ」で不当利得が発生した場合は,ネットで映画を公開するのと同様,刑事事件になり得ます。
 学術論文においても引用の取扱いには慎重ですね。

 同志社大学の図書館も卒業生が登録するだけで自由に利用できますし,最近は,大学の図書館の一般開放が進んでいます。数行の引用で済むようなことであれば,「コピペ」も有用ですが,原典を広く読む方が理解が進むのならば,お近くの大学図書館を探してみるのも一手です。


 投稿者名について,早速の協力,ありがとう。


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(無題) 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月23日(火)06時37分51秒 返信・引用
>ほそかわさん
宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)は、福岡県福津市に所在する神社。神功皇后を主祭神とし、勝村大神・勝頼大神を配祀する。宮地嶽神社の創建は約1600年前にさかのぼるといわれる。息長足比売命(神功皇后)が、三韓征伐の前にこの地に滞在し、宮地岳の頂に祭壇を設け祈願して船出したのが始まりといわれる。
現在の境内は祭壇を設けたとされる宮地岳の山腹に位置する。また、宮地岳山頂には宮地嶽古宮の祠、日の出参拝所がある。宮地嶽神社は開運商売繁昌の神社として知られている。「松ヶ枝餅」が売られている。餅の表面には宮地嶽神社の神紋・三階松紋がある。

小豆餡を薄い生地でくるんだ餅を鉄板で焼き、軽く梅の刻印状の焼き目をつけた焼餅である。その名称は梅の刻印に由来しており、梅の味や香りがする訳ではない。同一の製造方法で、大宰府天満宮門前以外の福岡県内の著名な神社である筥崎宮や宮地嶽神社や宗像大社などの門前で売られている「松ヶ枝餅(まつがえもち)」もある。

宮地嶽神社の創建は約1600年前にさかのぼるといわれる。息長足比売命(神功皇后)が、三韓征伐の前にこの地に滞在し、宮地岳の頂に祭壇を設け祈願して船出したのが始まりといわれる。
現在の境内は祭壇を設けたとされる宮地岳の山腹に位置する。また、宮地岳山頂には宮地嶽古宮の祠、日の出参拝所がある。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということは、太宰府天満宮は梅の木が多く植えられていた。宮地嶽神社は松の木が多く植えられていた。ということでしょうか。


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反省 投稿者:ごきせい ほそかわ 投稿日:2008年12月23日(火)05時37分18秒 返信・引用
幹事さん、ゴメンナサイ。本名で書きます。
・先生へ 水田さんの件、ありがとうございました。著書を買う気持ちはないので、引用し ていただけるとありがたい反面、著作権の問題はないのでしょうか?(少し心配)
・きのうちさんへ 今は、株より為替と思います。(まだまだ、円は…)
・「餅」 長五郎餅もいいけど、今宮神社の「あぶり餅」いいですよ!ちなみに、「今宮さ ん」は実家の氏神さんです。
 ところで、ささぐりさん、なぜ、宮地嶽神社は、同じ餅で「松」枝餅なのですか?
 (小生、福岡時代は、3社参りに奔走していました)
・「ORANGE RANGE」 16日にライブに行きました。
 今年2回目ですが、いつもながら、観客のパワーに圧倒され、元気をいただきます。
 …でも来年は、もう卒業したいです。


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水田先生について 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月20日(土)19時58分42秒 返信・引用
 「道真」君から「水田さん て誰ですか?」という質問がありました。
 正直言いまして、水田先生とは全然面識がありませんし、同じ経済学の領域ですが、研究領域が違い学会も違いますので、学問的なコメントはできません。ただ、アダム・スミスについての英語での著書もあり、外国の文献でもよく引用されていますので、アダム・スミス研究では、日本だけでなく世界でも第一人者の一人であると思っています。
 とりあえず、「書き込み」で用いた、水田洋『アダム・スミス 自由主義とは何か』(講談社学術文庫、1997年)の後ろにある著者紹介の箇所を以下にコピーしておきます。

 水田 洋(みずた ひろし)
 1919年東京生まれ。1941年東京商科大学卒業。名古屋大学教授、名城大学教授を経て、現在、名古屋大学名誉教授。
 専攻は、社会思想史、経済学史。
 主な著書には『近代人の形成』『アダム・スミス研究』『社会思想史概論』(共著)、『社会主義思想史』(共著)。訳書にアダム・スミスの『国富論』『道徳感情論』。

 以上は1997年現在の紹介ですが、その後2005年にアダム・スミス著、水田洋訳『法学講義』(岩波文庫)があります。これは「アダム・スミスがグラーズゴウ大学の道徳哲学の教授として行った法学講義の、学生のノートによる翻訳に、その後発見された関係資料の翻訳をつけ加えたものである」という内容です。


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讃岐うどん 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月20日(土)18時26分11秒 返信・引用
香川県立高松高等学校:県下随一の国公立大への進学校で、地元では『高高(たかこう)』と言います。吹奏楽部の中に「うどん部」があり、伝統的に活動しています。UDONブームの前から歴史のある部です。

最近は、各高校・短大・大学に「うどん同好会」ができているようです。ちなみに『恐るべし!讃岐うどん』の著書は、四国学院大学の教授をしています。

>東海林さだお著『ゴハンの丸かじり』より、のとおりです。

今日の昼食は、『しっぽくうどん』を食べました。


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「投稿者」名について 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月20日(土)13時58分6秒 返信・引用
 この掲示板は誰でも書き込みができますが,それだけにイタズラも多いです。
 また,過去に重大なネットトラブルに巻き込まれたこともあります。

 したがって,ここでは「○期生 □△」のように,誰が投稿したかわかるようにお願いします。
 「□△」の部分は,漢字でもひらがなでも結構ですが,漢字のフルネームはネット上で検索を掛けられて不利益を被る可能性もありますので,避けた方がいいです。

 過去には,「○期生 □△」の形式で外部の者が,この掲示板に繰り返し不当な投稿を行ったことがありますが,そのような行為は「なりすまし」としてサイバー犯罪に強い京都府警に通報して対応してもらうことも可能です。
 そうした危害の抑止・対応のためにも,「○期生 □△」の形式での御発言に努めていただきますようお願いします。


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re:天神さんの餅 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月20日(土)13時47分42秒 返信・引用 編集済
 ささぐりさん,久しぶり。

 北野天満宮の梅園の中にも茶店があります。
 「長五郎餅」という,有名なお餅があります。

 ところで,以前,山崎先輩から下記の質問が出ていましたので,よろしく。
 BSの番組で,高松高校の吹奏楽部が「うどん部」としても活躍している番組を観ました。自転車で香川県のうどん屋巡りをして,黄色いステッカーを貼っていました。ささぐりさんもそのステッカーを目にされていることでしょう。
===================================================================
四国の高松、いわゆる讃岐ですね、この一帯はうどんの街であるということ。
街中うどん屋だらけ、交差点の数よりうどん屋の数のほうが多いといわれている。
(中略)
讃岐では、一日二度、うどんを食べる人がざらにいる。
讃岐では、誰でも最低二軒のひいきの店を持っている。
讃岐では、三人寄ればひいきのうどん屋の品定めをしている。
讃岐では、年間七百玉のうどんを食べる人もいる。
(以上、東海林さだお著『ゴハンの丸かじり』より)

笹栗君、これって本当なのでしょうか。
===================================================================

 ラグビー大学選手権をテレビ観戦していました。

    同志社31-8流通経済大

 今年の同志社は,フォワードの平均体重が私の体重をはるかに下回るほど小さいのですが,よく走りこんだフィットネスで終盤まで足が止まらず,前半0-3で苦戦していたのがウソのように勝ちました。
 DOshisha wins, today!


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株式投資レポート(1) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月20日(土)10時07分48秒 返信・引用 編集済
> No.873[元記事へ]

>世界的な不況を実感しつつ、じっくり古典を読んでみるという年になるかもしれません。

ということは来年1年はまだ不況が続くと先生は考えておられるのですね。
この不況を背景に本業の方がだんだん厳しくなってます。
原油価格が高騰したときにも影響を受け、さらにじわじわと差し迫ってきている印象があります、なんとか早く立ち直って頂きたいものです。

この「100年に一度の金融危機」と言われる中、愚かにも株で一喜一憂してます。
今の時期はインフルエンザ関連が上昇しているので、来年のこの時期はインフルエンザ関連を買うことに決めてます。

ガラス関連に350で2000株買ってしまい、保有したままになってます。
一時、330まで上がってきたときに損切りしたら良かったのですが、できませんでした。
このような性格だとFXに手を出すと大損するでしょうから、FXはやりません。
資金がガラスに張り付いたままで小額の資金しかないので、12月は不動産と消費者金融を売買してます。
この低金利と円高では輸出や電機関係は上がりません。
不思議に輸入も上がっていません。(なんでもJカーブ効果とかの理由らしいです)
毎日、250円からウン千円の利益でやっています。
負けたのは12月は1回だけで、7000円(2株)で買ったものが6450円まで急落したときだけ。
損失は1100。
このような小さな売買が自分には合っているようです。
勝っても1000円、負けても1000円なら全然ストレスになりません。
ただ、何百円を馬鹿にできないですよ。毎日毎日1ケ月もすると、ちりも積もればで・・・・

上司が資格試験に合格し、「記念に何か買え」と言われているので、換金が必要になりました。米国のビッグ3が救済されて、ガラス会社が500まで上がれとは言いませんが、せめて400まで急騰してくれることを年内に希望します。
400でも500まで上がっても全部が自分の懐には入ってきませんが・・(泣)


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菅原道真公 投稿者:5期生 ささぐり 投稿日:2008年12月19日(金)22時12分12秒 返信・引用
私の生まれ育った福岡では、受験の神様を祀っている『太宰府天満宮』があります。お正月の初詣と、受験生が合格祈願で賑わうところです。その参道の茶店で売っている『梅ケ枝餅』の焼きたてを食べるのが、美味しかったことを今でも覚えています。この餅を売っている茶店には、本家・元祖等どこがどうか分かりません。ただ我が家では、つぶ餡派なのでおのずと食べる茶店は決まっていました。

全国いたるところに、菅原道真公が祀られています。どこの天満宮が本家か分からないですね。

写真は、香川県から岡山県へフェリー通勤(通勤時間は片道2時間半のリゾート通勤です)のフェリーのデッキから見た朝日です。瀬戸内海のリゾート通勤で、乗船時間はおおよそ1時間です。この時期は、早朝まだ日の出前に乗船して、フェリーのデッキから朝日を拝みます。



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神さま~! 投稿者:道真 投稿日:2008年12月19日(金)20時50分55秒 返信・引用
アダム・スミスの経歴は存じませんでした。
「道徳」が「生い立ち」なら、「すべての人が、経済合理性のある行動をとる(仮定)」というのも納得できます。

その当時の背景と彼の行動を理解知ると、現在の解決策が生まれるのでは? と、思い、先生には、「早く~」と無理を申しております。

ペン ネーム 今後「道真」に替えます。(左遷されるかな?、太宰府に!)

ところで、水田さん て誰ですか?


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『国富論』に入る前に(3) アダム・スミスの生涯 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月19日(金)13時59分15秒 返信・引用
 前回に触れたように、スミスは1723年にイギリス、スコットランドのカーコーディ(Kirkcaldy)という町に生まれ、晩年はエディンバラで生活し1790年に67歳で他界しました。今回は、スミスの生涯についてかんたんにみてみます。

 スミスは地元の高校を卒業した後、1737年、14歳の時にグラスゴー大学(Glasgow University)に入学し、1740年、17歳の時グラスゴー大学を卒業します。ここでの道徳哲学(Moral Philosophy)の教授ハチスン(F. Hutcheson)から多くの影響を受けました。つまり、「神は、教会の保守派がいうように人間の犠牲を要求しているのではなく、人間の幸福をねがっているのだから、人間の幸福がどうして実現されるかを考えれば、神の意図にかなうことになる」(水田、24頁)という考え方です。
 その後、スネル奨学資金(Snell Exhibitioner、国教会の牧師になるための奨学金)を得てオックスフォード大学のベリオル・カレッジ(Balliol College)に入学し6年間いて1746年、23歳の時故郷のカーコーディに帰ります。スミスのオックスフォードでの生活は必ずしも楽しいものではなかったようですが、完備された図書館で多くの本を読むことができたようです。(スミスの帰郷の翌年にハチスンは死去します。)
 *ところで、ヨーロッパの大学はキリスト教の発展とともにイタリアで生まれ、各地に広まったといわれています。11世紀後半のボロニヤ大学、12世紀後半のパリ大学、オックスフォード大学、サレルノ大学、13世紀前半のケンブリッジ大学、バレンシア大学、パドゥア大学、ツールーズ大学、サラマンカ大学などです。なお、スミスの頃のスコットランドには、セント・アンドルーズ、アバディーン、エディンバラ、グラスゴーの4つの大学がありました。

 スミスは、1748年にエディンバラでの一連の講義に招待されて名声を得ます。そして、1751年、27歳の時、グラスゴー大学の論理学教授(the Chair of Logic)になりましたが、翌年の1752年に道徳哲学の教授(the Chair of Moral Philosophy)に替わり、1764年に辞任するまでの13年間をグラスゴー大学の教授として過ごしました。1750年頃には生涯の親友であるヒューム(D. Hume、ハチスンの友人でもある)に会いました。また1758年に器具修理工としてグラスゴー大学にきたジェームズ・ワットにも会っています。

 1759年に出版されたスミスの最初の本は道徳哲学の本で、『道徳感情論(The Theory of Moral Sentiments)』でした。この本がスミスを有名にし、青年侯爵の後見人としてのタウンゼンド(C. Townshend、植民大臣や大蔵大臣をした政治家)から、バックリー侯爵(Duke of Buccleuch)の大陸旅行の家庭教師を依頼されました。1764年に大学を正式に辞任した後は、1765年から1766年にかけて、バックリー侯爵に付き添ってヨーロッパ旅行にいきました。1765年には、ジュネーブでヴォルテール(Voltaire、モンテスキューとともにフランス啓蒙思想の最長老)に会い、1766年にはパリに滞在して多くの文化人に会いました。前に書いたケネー(F. Quesnay)にも会っています。ケネーの『経済表』は1757年にすでに世に出ていました。

 1767年に約20年ぶりで故郷のカーコーディに帰り6年間を過ごしてから1773年にロンドンに出て出版の準備をし、1776年に『国富論(An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations』を出版することになります。この本も好評をもって迎えられました。

 1778年にはスコットランドの関税委員(Commissioner of Customs)に任命され、エディンバラに居を移します。1787年に母校グラスゴー大学の名誉総長に選出されます。1790年にスミスの依頼で未定稿が焼却され、その後間もなくして死去しました。

 なお、水田氏は道徳哲学と二つの著書の関係を以下のように説明しています。「道徳哲学とは、・・・スミスのばあいには、経済学ととくにつよくむすびついていた。だからかれは、1776年に『国富論』を出版したあと、最初の著作である『道徳感情論』の増補の仕事を続け、1789年に『国富論』第五版、1790年に『道徳感情論』第六版を出版して、死んだのである。『道徳感情論』の最後の増補部分には、『国富論』によって深められた経済的な認識がにじみでている。」(水田、62頁)

 *水田洋著『アダム・スミス 自由主義とは何か』講談社学術文庫(1997年)とA. S. Skinner, Smith, Adam(1723-1790), in The New Palgrave: A Dictionary of Economics, 1987、を参考にしました。


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感想 3点 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月19日(金)13時43分9秒 返信・引用
 最近の「書き込み」を見て感じたことを3点書きます。
1 古希の祝いについて
 もうそんな歳になりましたか。まだまだ先のことだと思っていましたが。皆さんのご提案うれしく思いますが、満年齢で考えてもらうか無視していただいて結構です。精神年齢の方は、まだまだその歳にふさわしい程度に達していませんので。

2 発送作業について
 二紫会の最初のころは、現役のゼミの学生諸君に手伝ってもらっていましたが、後半は僕の方が忙しくなったのと数が増えたので印刷を頼んだ業者に、ついでにお願いしておりました。退職後は時間ができたのと案内状だけなので、僕の方で担当しています。パソコンの印刷技術等の進歩で、皆さんが考えるほどの負担ではありません。印刷屋さんは、技術進歩のお陰で仕事が無くなって大変だろうな、と思いながら作業をしていました。

3 『国富論』について
 北野天満宮に比較的近い場所で生を受けた「道真」君の「早く『国富論』が読みたい」という書き込み、うれしく読みました。今日の「アダム・スミスの生涯」と次回の「『国富論』の日本語訳」の書き込みをしてから、模索しながら『国富論』の「読書会」に入りたいと思っています。新年からになりそうですが、世界的な不況を実感しつつ、じっくり古典を読んでみるという年になるかもしれません。


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プレ=前戯 投稿者:細川 道真 投稿日:2008年12月18日(木)20時50分36秒 返信・引用
1.早く「国富論」を読みたいです。その前にが2回あるとは…(「あの世でなく、この   世」のために!)
2.私も、封入手伝います!時間は自由になりますので!
3.「黒部の太陽」いいですね!でも私は16日にORANGE RANGE のコンサートを家族で行 きました。(今年 2回目)
 で、「いけない太陽」も、いいですよ!
4.もう今年も終わりですね! 新年のメールを投稿して、100人目に商品を授与する…  て無理ですかね?同期のHさん?


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プレ総会に賛成 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月18日(木)09時53分44秒 返信・引用 編集済
来年の発送作業は京都近隣や時間がある会員は手伝いに行くことに賛成します。
特にその後の飲み会に賛成です。
作業手伝わずに、飲み会だけに参加も認めますか? もちろんOKですよね。

飲み会と言えば昨年は新年会を幹事でされていたと思いますが、今年はしないのですか?
会合の写真は総会以外では、あの時アップされた写真ぐらいで、あれを見て楽しんだ会員も多かったと思います。
来年、もし作業兼飲み会兼プレ総会をするのであれば写真をアップすると楽しむ会員もおられると思います。
それを見て、作業に参加するかもしれないし、参加すれば卒年を超えた会員相互の親睦を深めることになると思います。

同期に手紙を同封する件は手伝いに行ったときに同期分を予めコピーして行き、手伝いに行った者が折り込んで同封しますか。
総会に行っても同期がいないと、どうしようと不安になる会員もあると思います。
(決してそのような心配はないのですが・・・)
その不安解消のためにしてみてはと思いましたが、効果は保障できません。


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Re: 古希のお祝い 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月17日(水)22時38分25秒 返信・引用
> No.867[元記事へ]

 きのうちさん

> 素朴な疑問ですが、毎年500通以上もの二紫会総会の案内の折込、発送の手間を先生一人にご負担をかけていることになっているのですか?
> 今年はひろせ先輩がこの掲示板で予定をアップされてから、すぐに案内状が届いてましたので、それから推測するに大変な作業だったことが予想されるのですが・・・

 そうなんです。
 先生が御退職以来,先生と奥様で発送作業をやっていただいているのです。以前は学生も手伝っていたとのことですが,それにしても先生に御負担がかかっていました。
 今年の場合,ここで総会の予告をしてから皆さんの御手許に届くまでの期間で御準備をいただいているのです。
 私も大量発送をやった経験がありますが,紙折がすごく大変です。

 来年は寒梅館のフリースペースに集まれる人が集まってやりましょう,などと声も掛けさせていただいていますが,本当に申し訳ないです。
 発送作業をプレ総会とし,作業をしてから一杯飲むのもいいかもしれませんね。


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Re: 古希のお祝い 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月16日(火)09時36分8秒 返信・引用 編集済
> No.865[元記事へ]

>  「え!?先生が古希!」と思いましたが,それならば来年は「冠付」二紫会総会ですね。
>  そういう触れ込みで大勢に来ていただきましょうか。
>  「二紫会経済学 古希記念号」の発行も検討・・・と。

私のしょうもない先生への質問は記念号に載せないようにお願いします。
載らなくて当然ですね。余計な心配でした(笑)

「二村先生の古希を祝う会」ということであれば、卒年ごとに同期の誰かが手紙を書いて二紫会総会案内状に同封してはいかがでしょう?
8期性であれば私が同期に向けて手紙を書いて同封していただく。
1期生には一期生の誰かが、2期生は2期生の誰かがという風に。
別に一人ではなく複数人で書いて、それぞれの同期に参加の呼びかけをしてもいいと思います。
ただ、そうなると発送作業のお手伝いに行かなくてはいけません。
素朴な疑問ですが、毎年500通以上もの二紫会総会の案内の折込、発送の手間を先生一人にご負担をかけていることになっているのですか?
今年はひろせ先輩がこの掲示板で予定をアップされてから、すぐに案内状が届いてましたので、それから推測するに大変な作業だったことが予想されるのですが・・・

また、「これからの二紫会」について来年の記念総会で提案させて頂きたい事案があります。
来年のことを言うと何かが笑うのですよね。
来年の記念総会も和やかに行われると思いますので、青い人と赤い人に今から笑ってもらいましょう。
それで来年も一層賑やかな二紫会総会になるのかな。


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推薦図書(23) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月15日(月)18時24分40秒 返信・引用
①『いっしん虎徹』(山本兼一・文芸春秋・07年4月)
②『狂い咲き正宗』(山本兼一・講談社・08年8月)

昔から日本刀には興味がありました。
「折れず 曲がらず よく切れる」というのが日本刀の最大の特長です。ところが、この“折れない”ことと“曲がらない”ことは実は相反する性質なんですね。
針金のように折れにくいものは軟らかく曲がりやすいし、カミソリのように硬く曲がりにくいものは折れやすい。では、日本刀はそんな問題をどのように克服したか。実は軟らかく折れにくい鋼を中心部に使い、硬く曲がりにくい鋼で外側を包むという二重構造になっているのです。その上姿かたちや地金・刃文も美しく美術品としても優れているんです。日本刀って素晴らしいと思いませんか?
ところが、そんな魅力ある日本刀をテーマにした読み物は今までほとんどありませんでした。このほどようやく見つけたのが上記の2冊。
著者の山本兼一氏は同志社大学文学部出身。しかも1956年生まれとのことで我々の世代に非常に近く、もしかしたらキャンパス内ですれちがっていたかもしれません。宏江先生の講義も聞いていたかも?
ちょっと応援したい作家です。


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Re: 古希のお祝い 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月15日(月)00時07分14秒 返信・引用 編集済
> No.864[元記事へ]

 「え!?先生が古希!」と思いましたが,それならば来年は「冠付」二紫会総会ですね。
 そういう触れ込みで大勢に来ていただきましょうか。
 「二紫会経済学 古希記念号」の発行も検討・・・と。

 今日,「京都検定」で至誠館に行ってきました。
 天気がよくて,隣のクラーク館が晴天にくっきり! ↓
 帰りにアーモスト館を撮ろうと思ったら,改修中で建物全体が養生シートで覆われていました。
 肝心の試験ですが,やはり2級は難しい。全く勉強せずに,高校の日本史や古典の知識で望んだら10問も解けないでしょう。
 今年はちゃんと勉強しようと思っていたのですが,結局プライベートで忙しくなって,テキストを全部読むことすらできずに当日を迎えました。
 それでも今日朝に勉強したことが2問も出たりして,確実に正解できたものが50門。残りの50問のほとんどは4択中2択まで絞り込みはできたと思うので,正解の確率は50%くらい。すると,75問くらいの正解に達するので,ひょっとしたら合格かもしれません。
 この程度の勉強で合格したら「ナメてる」と怒られそうですが,試験は「運」です(笑)。
 しかも,解答のあとで1回見直したら考えてもムダ,と90分の試験時間を45分で退出しました。でも,4択問題で知らないことを3回以上考えても仕方がないです(持論)。

 試験の前のお昼ごはんは,長男と一緒に寒梅館でランチを食べました。



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古希のお祝い 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月14日(日)21時56分14秒 返信・引用 編集済
先の二紫会で小生が、
「二村先生が2年後、満70歳になられるのでその時は古希のお祝いをしましょう。」
と、話したところ、一期生の小山君より、
「古希のお祝いは満ではなく、数えやで。」
と、言われました。成る程、調べてみるとそのとおり。
先生は正確にいえば来年正月に数えで70歳になられるわけですが、次回の二紫会は「二村先生の古希を祝う会」ということで幹事の皆様に提案したいと思います。

「古希のお祝いは基本的には還暦と同じだが赤色が紫色になる」とのこと。
ふむふむ。“赤いちゃんちゃんこ”が“紫色のちゃんちゃんこ”ですか。
将に同志社カラー、二紫会にふさわしいですね。あれ、染め直しますか。

当然、実行委員長は上田代表幹事。是非宜しくお願いします。
打ち合わせは清水でやりますか?


ということで、先週の清水港から見た富士山です。



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『国富論』に入る前に(2) アダム・スミスの時代 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月12日(金)16時22分9秒 返信・引用
 *個人的な用事のためこの連載がしばらく中断しましたので、もう一度「『国富論』に入る前に(1)いま、なぜ『国富論』か」(11月22日)から読んでください。

 すでに述べたように、『国富論』は1776年にアダム・スミスによって書かれました。今回はスミスの生きた時代がどのような時代であったかを簡単に見てみます。
 スミスは1723年にイギリス、スコットランドのカーコーディ(Kirkcaldy)という人口1500人ほどの町に生まれました。地図で見るとカーコーディは北海に面したフォース湾の北側でエディンバラの対岸に位置します。スミスの生涯については次回に述べるとして、晩年はエディンバラで生活し1790年に67歳で他界しました。

 スミスの生まれるすこし前の1707年に、イングランドとスコットランドが併合して大ブリテン連合王国が誕生しました。「この合同は長い恋愛関係をへた結婚というよりは、性的関係が発覚してやむをえず成立した結婚のようなものだった」(スペック、邦訳30頁)という解説がありますが、ここはイギリス史をみる場所ではないので詳細は割愛します。その後のスミスの時代は、大ブリテン連合王国の時代で、イギリスの君主はハノーヴァー家のジョージ1世、2世、3世の時代でした。
 スミスの頃のスコットランドは、「十八世紀スコットランドの教育、とくに大学教育は、完全にイングランドをひきはなしていたし、経済は、急速に発展して部分的には(アメリカ貿易で)イングランドをおいこしつつあったが、一般的な文化水準(たとえば芸術や評論)は、まだまだであった。・・・第一に、スコットランドの人びとは、これまで日常生活ではゲール語をつかっていたので、英語を身につけるのがたいへんであったし、第二に、印刷や出版の事業もたちおくれていた。」(水田、38頁)という状態でした。
 *イギリスはその後1801年にアイルランドを併合して大ブリテン・アイルランド連合王国となりましたが、1922年に北アイルランドを残してアイルランドが独立し、その後「大ブリテン・北アイルランド連合王国(the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」になり現在に至っています。

 また、イギリスはアメリカを植民地としていましたが、1775~1783年にはアメリカの独立戦争がありました。『国富論』が出版された1776年はアメリカの独立宣言が公布された年でもあります。スミスの亡くなる1年前の1789年にはフランス革命があり、経済ばかりでなく世界が大きく動いていた時代でした。

 このような時代に、スミスが何を問題にしようとしたかという背景について、水田洋氏の本から引用しておくことにします。
 「・・・道徳というのは、本来、人間のこの世での幸福に役だつものであり、たとえば、社会生活をうまくいとなむための規則であって、古代の道徳哲学はそのことをおしえていたのであるが、中世になって、キリスト教神学が、すべての学問を召使にしたために、神学上でいう幸福、すなわちあの世での幸福が、人間にとって最高の価値であるかのように、道徳哲学がおしえるようになったのである。
 いうまでもなく、この神学の支配は、まずルネサンスのヒューマニズムによってくずされ、ついで、宗教改革の内面的信仰の重視によってくずされるのであって、スミスはそれらの思想史的変革をうけついで、ふたたび、この世の幸福を優先させようとする。世界を創造した神は、人間のこの世の幸福をのぞんでいるめぐみぶかい神なのだということを、スミスは直接にはハチスンから学んでいた。
 道徳哲学が、人間のこの世での幸福についての学問であるとすれば、それから分化してきた経済学も、そうであるはずであった。この世での幸福は、たしかに精神的なものもふくむけれども、その精神的幸福を享受するためにさえ、人間は生きていかなければならないのだから、生活資料の調達という物質的な条件を確保しなければならない。だから、生活資料がゆたかにえられるという物質的な幸福を、無視することができないのである。」(水田、128~129頁)
 それでは、道徳哲学(moral philosophy)とは何かということになります。再び、水田氏の説明を引用すると以下のようです。
 「社会科学の外枠としての道徳哲学が、姿をあらわすのは1651年に出版されたホッブズの『リヴァイアサン』のなかにおいてであり、そこでは「道徳哲学とは善悪についての学問である」と、かんたんに定義されている。・・・
 ホッブズは、すべての人間が生まれながらに、「生きる」という基本的な、ゆずることのできない権利(自然権としての生存権)をもっていると考えた。・・・
 ・・・すべての個人が平等の立場で、生きる権利をつらぬこうとすると、どうしてもあらそいがおこり、ついには殺しあいがおこる。・・・したがって、善悪はすべて人によってちがっていたのである
 これでは、生活が安定しないし、いつ殺されるのかわからないのだから、「生きる権利」はどこかへいってしまう。・・・そこで、ホッブズによれば、人びとは、生きる権利を実現するために、社会をつくり、その秩序の維持を政治権力にまかせる。社会(このばあいは国家といってもいい)のなかでは、各人の利益が各人の善だというわけにはいかない。・・・社会のなかで(つまりすべての個人が)平和に生きていくには、何をするべきであり、何をしてはならないか、それが道徳である。」(水田、57~59頁)
 「ホッブズは、生活資料の生産の問題にあまり注意を払わなかった(というより1650年ごろには、まだその問題が大きくなっていなかった)ので、行為の規則すなわち道徳は、主権者がきめればいいと考えたが、スミスは、生活資料を獲得するしかたが、社会のしくみをきめ、したがって、道徳をきめると考えたのである。」(水田、59~60頁)

 この問題は、「読書会」が終わってから再度より詳しく取り上げてみたいと考えています。

 *水田洋著『アダム・スミス 自由主義とは何か』講談社学術文庫(1997年、税別900円) アダム・スミスの全体像を知るのに適した本と思います。手軽に読めるので一読を勧めます。
 *W. A. Speck, A Concise History of Britain 1707-1975, Cambridge University Press,1997(月森佐知、水戸尚子訳『イギリスの歴史』創土社)
 *ところで、スミスの生きた時代の日本は江戸時代の半ばで、スミスの誕生の年は享保8年の徳川吉宗、亡くなった年は寛政2年の徳川家斉のときで、吉宗の享保の改革、重商主義的な政策をとった田沼意次の時代、松平定信の寛政の改革の時代でした。


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学生時代の思い出(8) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月12日(金)09時56分21秒 返信・引用 編集済
2年前に経営戦略セミナーを受講しました。
そのとき隣に座っていた女性(化粧品のマーケティング担当)と話をしていたら大学時代の話題になり、彼女はダム女出身とのことで、「兄弟校ですね」と言われてしまいました。
誰ですか? ダム女の人から兄弟校と言われるまで合コンした人は手を挙げて下さい。
ちなみに私は一回もダム女の方々と合コンした記憶はありません。

幼なじみに関大が多く、学生時代は彼らに混じって合コンに連れ出されました。
関大生のなかに「同やん」が混じるのですから異様ですよね。
それでも平気で行けたのは、やはり若かったのでしょう。
彼ら関大生の間では合コンの席であまり喋ることができない大人しい男に「地蔵」と呼んでました。
「黙っている」=「地蔵」ということだったとおもいます。

先日、その彼らと一緒に飲む機会がありましたが、その地蔵と呼ばれていた彼が180度
変身して、ひとりで喋りまくっていました。
30年という時間は人の性格も変えてしまうものなんですね。


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黒部の太陽 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月12日(金)00時01分58秒 返信・引用 編集済
 「黒部の太陽」って知っています?

 (一桁)期生の方ならご存知でしょう。
 三船敏郎と石原裕次郎が出演した大作。黒部川第四ダムの建設工事をドラマチックに映画にしていました。
 破砕帯で水が噴出する場面が有名ですね。おかげで,「破砕帯」や「フォッサマグナ」を社会で習う前から知っていました。

 あの映画がなぜDVDにならないのか,○○映画劇場で放映されないのか,と思っていましたが,理由があったそうです。
 Wikipediaには「後に文部省の推薦映画に選ばれ、現在の40~50代の人の中にはこの映画を小学校の校外学習で見たという人も多く見られる。現在版権は石原プロが所有している。ビデオ化については、石原裕次郎自身が「こういった作品は映画館の大迫力の画面・音声で見て欲しい」と断ったため見送られ、その後何度もビデオ化の打診はあったが、現在もソフト化されていない。近年の、大迫力の画面・音声が家庭で楽しめる大画面テレビ、ホームシアター、次世代DVDの普及にも全く配慮されてないため、本作がパブリックドメインとなる2039年まではソフト化は絶望的である。」と記述されており,要するに,裕ちゃんが「小っこい,画質の悪いテレビで観ちゃダメ!」と言ったためにお蔵入りになっているわけです。
 家庭でも40インチ,50インチのハイビジョンテレビを買う人もいるし,HDディスクの規格がブルーレイディスクで固まったし,そろそろリリースしてもいいのになぁ。
 このままでいくと,著作権切れになる制作後70年経過まで観られないということで・・・。

 ↓テレビのニュースで流れていましたが,それが先日大阪で上映されたそうで,福岡から観に来た人もいたそうです。知っていたら絶対に応募したのになぁ。。。
http://mainichi.jp/sp/kurobe/index.html?link_id=TK000


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大黒さん 投稿者:菅原 道真 投稿日:2008年12月10日(水)19時53分26秒 返信・引用
‥のつもりだったのですが…(細川です)
なかなか難しいでしょう、あの鼻に石をいれるのは。
でも、ひろせさん自身の「石」のほうが、ご利益があるかもしれませんね!

もうすぐ、終い天神ですね。
昔はよく、陶器と盆栽を買いに行きました。


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北野天満宮の大黒天? 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月 9日(火)23時18分10秒 返信・引用 編集済
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Kitanotenmanguu-ookuro.JPG
 知りませんでしたが,こういう大黒天だそうです。
 この大黒天の鼻の穴にうまく載せた小石を財布に入れておくとお金に困らないのだそうです。今週,もう1回行くべきか!?

 石,と言えば,今日第二日赤で検査を受けたところ,総会で話していました24mmの石の破片がまだ出てしまわずにいるので,12日に再入院ということになりました。1泊だけなので,金曜日に1日休暇を取り,土曜日に退院です。14日の京都検定の勉強をしていないので,ちょうど勉強にいいかも(笑)。
 そして,出てきた「石」を北野さんへ・・・。やっぱりバチが当たる?


前の発言は,IPから推測すると,私の同期のHさん?


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(無題) 投稿者:北野天満宮 投稿日:2008年12月 9日(火)20時48分46秒 返信・引用
本殿を参拝後、右に歩くと、大黒天がいらっしゃいます。
この鼻に石を置くと、幸せになれるそうです。
昔(40年前)に比べ、年々難しくなっています。


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学生時代の思い出(7) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月 8日(月)09時44分47秒 返信・引用
株の話題に集中していたら、いつの間にか山崎先輩に随分先を越されてしまっていました。
しばらく株の話題は止めて、食べることが好きなので「食べ歩記」でも書こうかな~。

学生時代は幾つかのバイトをしていましたが、その中で大阪の人は誰でもよくご存知の
「住之江競艇」で警備員のバイトをしたことがあります。
ただ、警備員の制服を着て、場内をぶらぶらするだけのものでしたが、警備員の数が多ければ犯罪などの抑制効果があると説明されたような・・・・
それで大学生の我々が駆り出されてました。
昼の弁当がついて、当時として日当8000円だったでしょうか。

3年前の二紫会の総会で同期のS君と話をしていたら、彼も同じところでバイトしていたとのこと。学生時代は同じゼミで顔見知りでしたが、バイト先で一度も顔を合わしたことはありませんでした。
彼の方は同じ大学生のバイトでも相当偉くなっていたようで、正社員並みの仕事をしていたそうです。
ただ、日当は私と同じ(笑)
真面目だった学生時代の私(?)は授業に出席してましたが、彼は大学をサボってバイトして偉くなってしまっていたようです。
これは冗談で彼も授業に出ていました。多分・・。ただ、よくマージャンに誘われましたが・・・
学生時代に同じところでバイトしてたのを、卒業して20数年してから始めてお互いに知りました。
こんな偶然もあるんですね。


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北野天満宮 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月 7日(日)23時49分54秒 返信・引用
 そろそろ年賀状のデザインの準備をと,晴天の北野天満宮に出かけました。
 なぜ,北野天満宮か?
 北野天満宮には,牛の造形物が多いのです。
 イノシシ年には護王神社(御所の西側)の狛猪を,ネズミ年には大豊神社
(哲学の道あたり)の狛鼠(こまねずみって同音異義語がありますが)の前
で子供の写真を撮って年賀状に組み込んでいます。
 今年は・・・と考えたら,メジャーなところで思いつくことができました。

 受験が近いためか,参拝の人が意外に多く,本殿前には行列ができていたのですが,数体ある牛を撫でている人はあまりいませんでした。
 子供2人ともおみくじは「大吉」だったので,学問の神の思し召しで少しは成績が上がるかもしれません。私は年末ジャンボ宝くじが当たるかも(笑)。
 寒かったので,次男は参拝後の大判焼きを喜んでいました。

 高校生と中学生の子供なので,写真を一緒に撮りに付いて来るだけでも感謝ものかもしれませんが,自分たちの年賀状は別デザインにして,子供たちと干支が載っている年賀状は親戚や大人の知り合い用になります。


 先生の行かれた「播磨屋」。京都新聞に記事が載ってしまいましたねぇ。
 隠れた存在であってほしかったのですが,あんまり客が増えるとサービスが変わってしまわないか心配です。火曜日の午前中に第二赤十字病院の検査に行きますが,その後行ってみようかな。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008120500058&genre=I1&area=K00



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今日の富士山 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月 6日(土)11時12分44秒 返信・引用
あたまを 雲の 上に出し
四方の山を 見下ろして
雷様を 下に聞く
富士は 日本一の山

富士山はその姿かたちの美しさは勿論ですが、やはり標高(3776M)で「日本一」と言われていると思います。
ところで、富士山が「日本一」ではない時代があったことはご存知でしょうか。
日清戦争以後約50年間日本の領土になった台湾に玉山(ユイサン)という山があり、標高が3952Mで富士山を凌いでおりました。新しく日本一高い山になったと言うことで、明治天皇により「新高山」と名づけられました。
ということで、この間は富士山は日本で二番目だったんですね。

因みに歴史好きの方はもうお気づきのことと思いますが、日米開戦の暗号に使われたと言われている「ニイタカヤマノボレ一二〇八」のニイタカヤマはこの玉山のことです。
そういえば開戦記念日、間もなくですね。



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祝 2万の大台 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月 5日(金)22時10分54秒 返信・引用
 先ほどこのホームページを開いたら、ホームページのアクセスカウンターが2万の大台にのっていました。二紫会幹事の皆さんに、そして特にひろせ幹事に感謝の意を表したいと思います。

 一昨年の8月6日にひろせ君が二紫会のホームページと掲示板を開設してくれました。その年の9月はじめに、二紫会総会の案内状のなかでホームページのアドレスを会員の皆さんにオープンにしました。2年3ヵ月で2万の大台にのるまでになりました。しかも、アクセスカウンターは一日(多分)のうちならば同じパソコンで何度開いてもカウンターが計算してくれないという仕組みになっていますので、実質的な大台だと自慢できます。

 日経平均株価もこのように上昇することを期待しつつ、つぎの3万の大台に向けて、このホームページがますます発展していくことを祈っています。


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残念(2) 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月 5日(金)21時26分18秒 返信・引用
私のアクセス数も20001でした。
残念!
意識してたんですが、運は向かなかったようです。


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残念 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月 5日(金)19時55分33秒 返信・引用 編集済
残念!!
小生のアクセス数は“19999”でした。


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学生時代の思い出(12) 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年12月 4日(木)22時53分35秒 返信・引用
学生時代、一人旅が好きでリュックサックを背負ってよく出かけました。
大学が休みになると前半はアルバイトをし、後半はそのお金で旅行というパターンでした。
特に細かい計画は立てず、例えば九州に行こうと決めると九州全土の周遊券を買い、宿はもっぱらユースホステルを利用し、そこの宿泊者から聞いた情報をもとに翌日の行き先を決め、2~3週間してお金が無くなると帰ってくるという、いたって気ままな旅でした。

1回生の夏、九州に行った時のこと。
長崎市内の諏訪神社の大きな鳥居の前の小さなお店で昼食をとっていた時、隣のテーブルで70歳がらみの痩せて小さなお婆さんがかき氷を食べながら、一人ごちていました。

婆  「まだ富士山にはこんな雪があるのかしらねぇ。」
小生 (高校時代に登った時には頂上に少し残っていたなあ。)
婆  「あ~あ、死ぬまでに一度でいいから富士山をみてみたいねぇ。」
小生 (えっ?!)

静岡で生まれ、当たり前のように富士山を見てそだった小生は、富士山を見たことがない日本人がいることなど考えてみたこともなかったのでこの言葉に本当に驚きました。でも良く考えてみれば、当時は勿論今でも見た事がない日本人って少なくないんでしょうね。
今でも綺麗な富士山を見るとあのお婆さんのことを思い出します。


この写真は昨日会社の応接間から見えた富士山です。



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ゼロからの発想 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年12月 4日(木)11時46分45秒 返信・引用
 11月27日のこのホームページにひろせ君が「二村先生,お近くのお菓子屋さんがおもしろいことをやっていますよ。」という書き込みをしてくれました。先日、そのお菓子屋さんに行ってきました。場所は烏丸通りに沿って丸太町を上がった平安女学院の南隣、店の名は「播磨屋本店」といい、実際の本店はなんと我が「上司」の郷里、兵庫県豊岡市にあるおかきを売る店でした。

 店に入ると、ドリンク各種(コーヒー、紅茶、ジュース、ほうじ茶)¥0、おかき・せんべい¥0、とありました。広いこぎれいな喫茶店で、そこで本を読んでいる若いお客もいて驚きました。おかき・せんべいは、瓶に入って5~6種のものがあり、タダで自由に食べることができます。最初、喫茶をタダにして客集めか、くらいにしか考えていませんでしたが、実際おかきを食べてみると実にうまい。店には、単品として500円のパック、味のふきよせなどいろいろな商品が並んでいました。帰りに、1500円の「味のふきよせ」を買って帰りました。中身は、はりま焼、御やきもち、のりおかき、朝日あげ、助次郎、童げんこつ、華麗満月、柚子せんべい、氷砂糖せんべい、海苔せんべい、コウノトリ煎餅の詰め合わせで、なかなか楽しいものでした。

 店長と話をしてみました。ここのおかきやせんべいは直売店(生野、東京、札幌、京都、大阪、神戸、姫路、豊岡、岡山、広島、福岡)でしか販売していないこと、若い人におかきやせんべいの味を知って欲しいこと、そのため喫茶をタダにしていること、この販売方法は福岡で始めてそのあと京都で試みていること、等を説明してくれました。自分の商品に誇りと自信を持った積極的な販売方法だと感心した次第です。

 ところで、話が変わりますが、急に忙しい用事が入ってきました。そのため、このホームページの『国富論』の書き込みを中断していますが、用事が片付いたらまた続ける予定です。


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次はデフレ? 投稿者:8期生 きのうち 投稿日:2008年12月 4日(木)09時53分44秒 返信・引用 編集済
このHPのアクセス数が2万に近づきましたね。
誰がそのカウンター数を獲得するのでしょう?

もし私が獲得したときは獲得宣言します。
そして幸運を信じて今持っているガラスの会社の株の買い増しをします。
350で2000株買ったものが一時はMSによる空売りで231まで下落してました。
ただ最近、GSが保有割合を減らしたので、もしかしたら上がるかもしれないと期待してます。

米国はリーマンは潰して、シティは救済するようですが、これはロスチャイルドは潰して、ロックフェラーは救済という意味なんだろうなと妄想してます。
まさかビック3は潰さないでしょうね、もし潰されるとガラス関連は暴落してしまいます。そうすると損切りすることになるので、私は幾ら損するのでしょう(泣)

さて日本ですが、原油価格が下落して、それに乗じて穀物価格が下落。
それで物価高は免れそうなのですが、そうすると次に想定される日本経済は「スタグフレーション」ではなく「デフレ」ということでよろしいのでしょうか?


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京都検定の受験会場は・・・ 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年12月 3日(水)22時37分8秒 返信・引用 編集済
 昨年,京都検定の3級を受けましたが,申し込み期限ぎりぎりだったため,同志社・大谷大・龍谷大の3会場のうち,よりによって龍谷大が試験会場になってしまいました。合格はしましたが,会場が遠い・・・。
 今年は,申込み初日に手続きしたところ,試験会場が同志社大学今出川キャンパス至誠館になりました。至誠館・・・,二村研究室があった建物。商学部事務室があった建物。私が同志社大学を受験した建物。
 これだけ因縁があれば,今度も合格するはずです(笑)。

 ちょっと気になるのは私生活が忙しいこと。今日の京都新聞朝刊23面に私の氏名・年齢やら,写真(シマシマのラガーシャツ姿)が載っています。そちらの準備も忙しいし,14日の検定の前日は吹奏楽部の後輩達の演奏会があるし・・・。
 まぁ,何とかなるでしょう!


 二紫会HPのアクセスカウンターが19946になりました。
 週末には2万に達するのでしょうか。


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修行僧 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年11月30日(日)00時04分43秒 返信・引用
 今朝は,朝から修行僧の托鉢の声がにぎやかでした。
 数人の修行僧が歩きながら,「おぅぉ~~~~っ,おぅぉ~~~~っ」と声を出しています。腹式呼吸で体がよく共鳴するよう意識して声を出しているようで,声を出すのは読経の修行にもつながりそうに思われます。
 平日によく歩いているようですが,私が家でこの声を聞くのは随分久しぶりです。
 僧が托鉢をしていても,あまりお金や物品を差し出している姿は見かけませんが,僧達は声を途切れさせずに歩いていました。私も,2階の窓からのぞき見ただけでした。



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市電の件ありがとうございました 投稿者:12期生 樋上 投稿日:2008年11月27日(木)23時45分5秒 返信・引用
先生、山崎先輩、ひろせ先輩、投稿の記事の中で詳しく教えていただきありがとうございました。
山崎先輩の写真貴重ですね。大文字が背景に撮れているというのがいいですね。先生も学生時代市電を利用されていたんですね。また、ひろせ先輩から紹介していただいた京都コンピュータ学院のホームページの京都市電の写真も拝見しましたが、山崎先輩の写真同様貴重なものだなと思いました。この市電、京都の中心部を走り、「古都 京都」に溶け込んでいてとてもいいですね。一度見たかったでです。先生、先輩方にこれだけ投稿いただき感謝感激です。二紫会総会で山崎先輩の美声を聞かせていただける事、私も楽しみにしております。


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市電(続々) 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年11月27日(木)22時12分5秒 返信・引用
 山崎さんの写真は,加茂大橋西詰めでしょうか。
 毎日見かけているような景色。

 京都コンピューター学院が京都市電に関するおもしろいホームページを作っています。
http://www.kcg.ac.jp/museum/shiden/index.html

 それから,二村先生,お近くのお菓子屋さんがおもしろいことをやっていますよ。
 二村先生を訪ねる時には,ここで待ち合わせをするといい?
http://karasuma.keizai.biz/headline/619/


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市電(続き) 投稿者:二村 重博 投稿日:2008年11月27日(木)09時21分38秒 返信・引用
 最近のホームページは京都の市電の話題で賑やかですので、僕も山崎君の「書き込み」の続きをひとこと。
 京都の市電は1895(明治28)年に始まり、1978(昭和53)年に廃止されました。僕の学生時代と同志社に就職した初期は、市電に世話になりましたので懐かしく思い出していました。(京都の初期の市電は現在でも明治村で動いています。明治村に行ったとき、料金を払って乗ってきました。)

 市電を利用した「市電物語」の一つが、山崎君が書いていた同志社小唄です。このホームページの「宴会ソングの世界」→「同志社小唄」で読むことができます。ただし、「物語」のような場所は1956(昭和31)年の法律により1958(昭和33)年に廃止されましたので、僕の学生時代には「物語」のように利用した学生はいません。中に出てくる天保10年の大飢饉は1839年で江戸時代後期になります。そのころ市電が走っていて同志社があったかということになり、歌詞のおもしろさがありますが、同時に貧しかった日本の歴史の一こまを表現しているのかもしれません。
 当時は、カラオケもなく、ゼミやサークルのコンパなどでは、酒を飲みながら皆でこの種の唄を歌って青春を謳歌していた時代でもありました。山崎君はこの唄の歌詞とメロディーを正確に歌える数少ない人の一人なので、次回の総会では、山崎君の美声でもう一度聞かせてもらうのを楽しみにしています。


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市電 投稿者:73年度生山崎博之 投稿日:2008年11月26日(水)23時05分45秒 返信・引用 編集済
我々73年度生の青春時代の思い出と京都の市電は切っても切り離せません。京都市内何処へ行くにも市電を利用していました。
先の二紫会の翌日烏丸今出川から京都駅まで地下鉄を利用しましたが、そのあまりの速さに同志社小唄にあった京都駅から「市バスで行ったら20分 市電で行ったら30分 着いた所が烏丸今出川」と歌っていた頃からの違いに驚いた次第です。

77年卒業の年を迎え、間もなく市電が無くなると知り、小生のアルバムにはこんな写真が貼ってありました。



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ひろせ先輩へ 投稿者:12期生 樋上 投稿日:2008年11月26日(水)22時21分21秒 返信・引用
京都の市電の歴史を詳細に教えていただきありがとうございました。これだけ詳しく教えていただきとても参考になりました。市電の動向はちょうど、ひろせ先輩の節目の年だったのですね。5期生6期生以前の方は市電が走っていた時代をご存知なのですね。市電が七条川端で踏み切り待ちを
するというのは貴重な光景なのでしょうね。私も市電が走っている「京都」を見たかったです。
また、広島で京都で活躍した市電の車両がまだ走っているんですね。早計でした。
今回の記事本当にありがとうございました。


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市電の廃止 投稿者:5期生 ひろせ 投稿日:2008年11月25日(火)22時58分6秒 返信・引用 編集済
 市電と地下鉄の動向は,私の同志社入学と就職の年と重なり,覚えていますので,書いてみます。

 1977年度生の私が京都に来た時,まだ河原町線が動いていました。
 河原町三条あたりに飲みに出て,市電で帰ることもありました。京都駅から乗ると「高野行」(6系統?)でした。その河原町線がその年に廃止されました。
 そういえば,現在のバス停にはありませんが,河原町今出川の南の電停は「白梅図子」という名でした。

 北大路・東大路・西大路などの外周を走る電車は,翌年1978年に廃止になりました。市電最後の日は鮮明に覚えています。
 部活の関係で